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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

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スマブラのロゴ。線がクロスしていることでクロスオーバーを、4つに割れていることで4人対戦を表している[1]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(だいらんとうスマッシュブラザーズシリーズ、英題:Super Smash Bros.)は、任天堂が発売した対戦型アクションゲームのシリーズ名である。「スマブラ」の略称で知られる。

開発は2作目の『スマブラDX』まではHAL研究所、3作目の『スマブラX』ではソラ、ゲームアーツ、4作目・5作目の『スマブラfor』と6作目の『スマブラSP』ではソラ、バンダイナムコゲームスが手がけた。ディレクターは『星のカービィ』の生みの親でもある桜井政博が担当している。

概要[編集]

『スーパーマリオブラザーズ』シリーズのマリオや、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウなどの著名なキャラクター達が、彼らの登場するゲームの世界観をモチーフにしたステージ上で戦う2D対戦アクションゲームであり、コンピュータによる自動作も含め、1~8人(『スマブラX』までは1~4人)がゲームに参加できる。

毎作、累計販売数が出した任天堂プラットフォームの中で上位に入るヒットタイトルであり、このシリーズの影響で登場キャラクターおよび原作ゲームの知名度が上昇する効果も見られている[2]

対戦型格闘ゲーム的な性格を持つこのシリーズを一際特徴づけているのは、ゲームの勝利条件である。それぞれのプレイヤーは各キャラクターに割り当てられた体力を奪い合うのではなく、いわばおはじきやベーゴマのように、ゲームの舞台から場外へ落下した(させられた)者が敗れ、最後まで舞台に残っていた者が勝者となる。

格闘ゲーム的な印象があるが公式の分類は「対戦アクションゲーム」である。
このゲームはシステムの複雑化が著しく初心者が入れる余地が無くなっていた格闘ゲームへのアンチテーゼとして作られたゲームであることを制作者はしばしば述べている[3]。全ての技が1方向入力+1ボタンで出せる等で操作の単純化されていてアクションゲームに不慣れなプレイヤーでも取っ付きやすい。また、第三者の存在やアイテムなどの不確定要素によってアクシデント性が大きく、対戦者間の実力差があっても常に一方的な展開にはなりにくいため、強い方が必ず勝てるとは限らないようになっている。加えて、ダメージ量でリアクションが異なることや地形効果などで戦いの中で大きくアドリブ性が効くようになっているため、覚えたことを忠実に再現することが重要な従来の格闘ゲームとは一線を画したゲーム性になっている。また、「闘い」よりも「スポーツ」であることを目指しており、「体力が失われてキャラクターが崩れ落ちることが基本的に無い」「声援を送る観客がいる」「対戦が終わるとリザルト画面で敗者が勝者を称えて拍手を送る」などといったことでそれは表され、同時にプレイヤーに暴力性を感じ難くさせている[4]。タイトルの「ブラザーズ」にも、殺伐としていない仲良くケンカしている様であるという意味が込められている[5]

シリーズ[編集]

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ[編集]

シリーズ1作目。ニンテンドウ64用ソフトとして1999年1月21日に発売した。

「スマッシュ(操作スティックのはじき)」を中心とした操作システムの体系や、基本となるゲームシステムの大半はすでにこの時点で確立されていた。後の作品で追加されたシステムはあるが、この時点で定められたシステムに関しては後もほとんどが変更されていない。

ファイターの数は12体。この12体は全員後の作品にも参戦し続けている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX[編集]

シリーズ2作目。ニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして2001年11月21日に発売した。

題名から「ニンテンドウオールスター!」が外れたが、オープニングムービー中にその文字が表示されるシーンがあり、前作同様に登場するキャラクターは全て任天堂が販売を手掛けるものである。

スマブラシリーズでは最も売れなかった(『スマブラfor』を『Wii U』と『3DS』とで別々に計算した場合では2番目に売れなかった作品)が、ゲームキューブでは最も売れたソフトである。このソフトの初週推定販売本数が約35万本に対して、発売以前のゲームキューブの推定販売台数は約30万台であった。

『アドベンチャー』や『フィギュア名鑑』など一人用モードが大幅に充実。ファイターの数は倍以上の26体(キャラクターセレクト画面上では25体)に増え、“DX”の名にふさわしいボリュームになっている。

大乱闘スマッシュブラザーズX[編集]

シリーズ3作目。Wii用ソフトとして2008年1月31日に発売した。

本作のタイトルにつけられた「X」は、「交差」および「交わり」などの意味から付けられている。
シリーズ初めてのサードパーティーソフトのキャラクターの参戦、同時収録されたアドベンチャーモード『大乱闘スマッシュブラザーズX ~亜空の使者~』上での任天堂のキャラクターのドラマ的なストーリーでの競演、多数の著名なゲーム音楽作曲家の製作への参加、ニンテンドーWi-Fiコネクションによる従来のスタンドアローンの枠を越えたプレイヤーの交流など、本作での様々なクロスオーバーが構成されている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U[編集]

シリーズ4作目で、初の2作同時展開・初の携帯ゲーム機進出。『3DS』は2014年9月13日に、『Wii U』は2014年12月6日に発売した。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL[編集]

2018年12月7日にNintendo Switch用ソフトとして発売を予定している、シリーズ最新作。

システム[編集]

赤い線を越えたキャラクターはミスになる。(この線は説明のために描いたものでゲーム中には無い)

各プレイヤーは自分の選択したキャラクターの持つ能力を駆使し、対戦相手を対戦ステージの外へ放り出して撃墜することを目的とする。足場の外に出ると即ミス扱いになるわけではなく、ステージの上下左右に設定されたライン(画面外などと称される)への到達によって判定される。したがって、たとえ足場よりも遠くへと吹き飛ばされても、画面外に到達する前に空中ジャンプや必殺ワザを使い、足場まで復帰することができればミス扱いにはならない。

キャラクターは他のキャラクターに攻撃してダメージを与えることが可能であり、ダメージを受けるとその値(%で表現される)が蓄積されていく。一般的な対戦ゲームの体力のような、ダメージを受けると減少していくステータスは基本的に無く、対戦相手の攻撃を受けるだけではミスになることはない(一部の特殊なルールを除く)。
ただし、ダメージの蓄積量と攻撃を受けたときのふっとびやすさは比例する。つまり、多くのダメージを受ければ、それだけふっとびやすくなり、そのキャラクターの能力では足場まで復帰できない場所や、画面外に到達しやすくなるということである。

対戦ルール[編集]

キャラクター[編集]

『スマブラ64』と『スマブラDX』では、本シリーズに登場するキャラクターは全て任天堂が発売したゲームからの引用となっている。『スマブラX』からはサードパーティーからのゲスト出演があり、『スマブラX』ではコナミとセガから、『スマブラfor』ではセガとカプコンとバンダイナムコゲームス、スクウェア・エニックスのキャラクターが出演している。 キャラクターの出演の形はファイターと呼ばれる操作キャラクターの他に、アイテム、ステージの一部、フィギュアとして等、様々な形がある。

ファイターの数は『スマブラ64』では12体、『スマブラDX』では26体(キャラクターセレクト画面上では25体)、『スマブラX』では39体(キャラクターセレクト画面上では35体)、『スマブラfor』では51体(Miiファイターは3体とし、色替えによる別キャラクター変化と追加コンテンツは除く)が参戦しており、シリーズを重ねるごとに着々と増えている。『スマブラDX』と『スマブラfor』にはモデル替えキャラと呼ばれる、制作コストを省くために、モーションの大部分が他のファイターからの流用で構成されているファイターがいる。それらはファイターを1体でも多く登場させることを目的として[6]制作負担を抑えて作られたものであり、全てカットしたとしても新規のファイターは1体も増やせないとされている[7][8]。『スマブラfor』のモデル替えキャラは元々カラーバリエーションとして制作が進められたもので、途中でバランス的な個性がついたために枠が設けられたものである[9]

キャラクターのデザインは、全員一定の同じ水準まで引き上げられている。各キャラクターの原作におけるデザインの描き込みの深さや色使いや感触は千差万別であり、それらがそのままのキャラクター達が並ぶと違和感が生じるためである。 キャラクターのサイズは、ゲームとして成立させるために再現は割り切られている。例えばオリマーの身長は原作の設定では3cmだが、スマブラにおいてはマリオより頭一つ小さい程度になっている。

世界観[編集]

『スマブラ64』ではコピーライターの糸井重里の案[10][11]により各キャラクターを模した「人形」、『スマブラDX』以降では「フィギュア」がイメージの世界で戦う[12]という設定になっている。

一人用モードの「シンプル」モードでは全作品共通して、"スマブラ世界"から見て"現実世界"に最も近い空間である"終点"でラスボスとして待ち受けているマスターハンドがフィギュアに倒され、フィギュアがイメージから抜け出し元の存在に返るという筋立てになっている[13]

本シリーズそのものの世界観は1人用モードで断片的に描かれるのみだが、『スマブラX』の「亜空の使者」においては、"この世界"と呼ばれるスマブラ世界を舞台とした本格的なストーリーが展開される。

スマブラオリジナルの要素[編集]

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ[編集]

キャラクター[編集]

アイテム[編集]

ステージ[編集]

音楽[編集]

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大乱闘スマッシュブラザーズDX[編集]

太字はスマブラ初登場。ただしフィギュアでの登場は除く。

キャラクター[編集]

ステージ[編集]

アイテム[編集]

音楽[編集]

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フィギュア[編集]

  • タル
  • ビームソード
  • カプセル
  • コイン
  • たまご
  • たべもの
  • はりせん
  • ホームランバット
  • くす玉
  • レイガン
  • サンドバッグくん
  • ターゲット
  • 戦場
  • 終点
  • 謎のザコ敵軍団♂
  • 謎のザコ敵軍団♀
  • 謎のザコ敵軍団♂♀
  • ギガクッパ
  • マスターハンド
  • クレイジーハンド

大乱闘スマッシュブラザーズX[編集]

キャラクター[編集]

ステージ[編集]

アイテム[編集]

音楽[編集]

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フィギュア[編集]

  • スマッシュボール
  • アシストフィギュア
  • シール
  • CD
  • キャリアーつき箱
  • 爆薬箱
  • サンドバッグくん
  • たべもの
  • タイマー
  • ビームソード
  • ホームランバット
  • はりせん
  • レイガン
  • クラッカーランチャー
  • センサー爆弾
  • チューインボム
  • ケムリ玉
  • バンパー
  • チーム回復だま
  • タル
  • カプセル
  • くす玉
  • コイン
  • ザコレッド
  • ザコブルー
  • ザコイエロー
  • ザコグリーン
  • プリム
  • ソードプリム
  • ブーメランプリム
  • バズーカプリム
  • ビッグプリム
  • メタルプリム
  • ファイアプリム
  • ガルファイア
  • ガルアイス
  • ガルサンダー
  • ポッパラム
  • バイタン
  • ローダ
  • ボンヘッド
  • ギラーン
  • ブチュルス
  • タウタウ
  • フロウス
  • アロアロス
  • ボトロン
  • ジャキール
  • ギャムギャ
  • パッチ
  • ファウロン
  • デスポッド
  • スパー
  • コッコン
  • ジェイダス
  • マイト
  • シェリー
  • シェリー (本体)
  • ンガゴグ
  • サイマル
  • テキン
  • アラモス卿
  • ブーバス
  • キャタガード
  • アーマン
  • ロボットアタッカー
  • ロボットランチャー
  • ロボットブラスター
  • ミズオ
  • ガレオム
  • ガレオム (戦車形態)
  • デュオン
  • タブー
  • タブー (羽根)
  • マスターハンド
  • クレイジーハンド
  • ダークキャノン
  • カーゴ
  • 影虫
  • エインシャント卿
  • 亜空砲戦艦
  • 亜空間爆弾
  • スマッシュプレート
  • 生命の珠
  • カギ

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U[編集]

太字はスマブラ初登場。ただしフィギュア、シールでの登場は除く。

キャラクター[編集]

ステージ[編集]

アイテム[編集]

フィギュア[編集]

3DS[編集]
Wii U[編集]
フィギュアボックス[編集]
  • 格闘タイプ
  • 剣術タイプ
  • 射撃タイプ
  • アイテムやごほうび
  • マスターハンドへの道のり

音楽[編集]

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備考[編集]

  • 1992年発売の初代『星のカービィ』はスマブラのように画面外にふっとぶとミスになるシステムにする予定だったが没になった[14]

注釈[編集]


出典[編集]

  1. アンケート集計拳!!
    “線がクロスしていることでクロスオーバー(アメコミなどに見られる、別々の世界を持つ作品を併せる手法)を、4つに割れていることで4人対戦をあらわし、縦横の線の太さがちがう理由は・・・うーん、わすれた。”
  2. 桜井政博さんが訊く 『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』
    “成広 でもホント、『スマブラ』には感謝してます。おかげでマルスやアイクの知名度がすごくアップしましたし。”
  3. 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』 他多数。
    “当時の狭いところに入り込もうとしている2D格闘ゲームに対するアンチテーゼというものがありました。”
  4. アンケート集計拳!!
    “このゲームは、スポーツであることを目指しています。体力を奪われて崩れ落ちることがなかったり、ダメージが増える数値で制御されていたり、制限時間があったり、得点制だったり、敗者が勝者をたたえたりと、いろいろあると思います。誤解されがちなゲームでもありますが、プレイされているがわは暴力表現を忘れていると思っています。いかがでしたでしょうか? ”
  5. アンケート集計拳!!“ブラザーズは、殺伐としていない、仲良くケンカしている様を象徴しています。 ”。
  6. ニンドリアンケート集計拳前編
    “前回のモデル替えキャラクターっていうのは、非常に苦しい開発の中で、なんとかキャラクターを増やしたい、ユーザーの要望に応えたい、というふうに思って作ったものなんです。”
  7. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
    “モデル替えキャラを消して新キャラを増やすという選択肢はありませんでした”
  8. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
    “モデル替えキャラはあくまでサービスであり、それをカットしたところで新規のキャラは1人も増やせません。”。
  9. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.463
  10. The64DREAM 2000年5月号
    参考:MOTHER-INTERVIEW
  11. Nintendo DREAM スマブラの歴史
  12. 速報スマブラ拳!! : フィギュア名鑑
    “今回のスマブラは、フィギュアどうしがイメージの世界の中で戦うという設定になっています。”
  13. 『スマブラDX』の終点のフィギュアの解説より。
  14. CEDEC 2012 桜井政博の講演「あなたはなぜゲームを作るのか」
    桜井“カービィは最初ダメージで死ぬ、というような感じではなくて、画面外にふっとぶと死ぬ、みたなことだったということですね。勿論それは没になりましたけども、ゲームボーイの小さい画面を活かすという意味では、良かったアイデアなんだろうなと思っています。”


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの要素
ファイター Miiファイター(Mii):for/SP (格闘タイプ:for/SP - 剣術タイプ:for/SP - 射撃タイプ:for/SP)
ステージ メタ・クリスタル - デュエルゾーン - 終点 - 戦場 - 大戦場
アイテム
一般 アシストフィギュア - カプセル - キャリアーつき箱 - くす玉 - クラッカーランチャー - ケムリ玉 - サンドバッグくん - スマッシュボーム - スマッシュボール - センサー爆弾 - タイマー - たべもの - タル - チーム回復だま - チーム回復フィールド - チューインボム - ドリル - 爆薬箱 - - はりせん - バンパー - ビームソード - ブラックボール - ホームランバット - リベンジシューター - レイガン
その他 CD - 生命の珠 - カスタムパーツ - コイン - シール - スマッシュプレート - たまご
ボスキャラ マスターハンド:64/DX/X/for - クレイジーハンド - ギガクッパ - ガレオム:X/SP - デュオン:X - タブー:X - マスターコア
敵キャラ 謎のザコ敵軍団 (謎のMii軍団) - 亜空軍
音楽 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの音楽の一覧