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使うワザは『スマブラDX』当時のままで、マリオと異なるワザは『スマブラX』のマリオで変更された[[#下空中攻撃]]と[[#下必殺ワザ]]のみ。<br />
 
使うワザは『スマブラDX』当時のままで、マリオと異なるワザは『スマブラX』のマリオで変更された[[#下空中攻撃]]と[[#下必殺ワザ]]のみ。<br />
マリオとの違いは、全体的な火力が向上<ref>前/後空中攻撃を除くワザの攻撃力が1.12倍に上昇している。</ref>しており、撃墜手段が豊富になっていること。特に分かりやすいのは「[[#上必殺ワザ|スーパージャンプパンチ]]」で、[[ガードキャンセル]]からの反撃に加え、撃墜も兼ねた高い性能になっている。<br />
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マリオとの違いは、全体的な火力が向上<ref>前/後空中攻撃を除くワザの攻撃力が1.12倍に上昇している。ただし、[[反射]]と[[基本性能比較#アイテム投擲能力|アイテム投擲能力]]には適用されない。</ref>しており、撃墜手段が豊富になっていること。特に分かりやすいのは「[[#上必殺ワザ|スーパージャンプパンチ]]」で、[[ガードキャンセル]]からの反撃に加え、撃墜も兼ねた高い性能になっている。<br />
 
下必殺ワザの「ドクタートルネード」はボタン連打で横に大きく動け、マリオにはない横復帰の手段も持っていることも大きい。<br />
 
下必殺ワザの「ドクタートルネード」はボタン連打で横に大きく動け、マリオにはない横復帰の手段も持っていることも大きい。<br />
 
ほか、同じ動きのワザでも、吹っ飛ぶ[[ベクトル]]などにも違いがあり、立ち回りやコンボにも変化をもたらしている。
 
ほか、同じ動きのワザでも、吹っ飛ぶ[[ベクトル]]などにも違いがあり、立ち回りやコンボにも変化をもたらしている。
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**運動不足らしく、移動性能が低いうえ、着地隙はマリオより伸びている。そのため追撃や着地狩り、ガードからの反撃が難しく、マリオに可能な一部コンボも利用出来ない。
 
**運動不足らしく、移動性能が低いうえ、着地隙はマリオより伸びている。そのため追撃や着地狩り、ガードからの反撃が難しく、マリオに可能な一部コンボも利用出来ない。
 
**復帰力が低い。さらに復帰ルートの自由度も低く、復帰妨害にとても弱い。<BR>また、復帰ワザである「スーパージャンプパンチ」の上昇がマリオより低い。無敵も付いておらず、復帰時は相手に潰されやすい。
 
**復帰力が低い。さらに復帰ルートの自由度も低く、復帰妨害にとても弱い。<BR>また、復帰ワザである「スーパージャンプパンチ」の上昇がマリオより低い。無敵も付いておらず、復帰時は相手に潰されやすい。
**一部の通常ワザに付けられたクリーンヒット判定が終わり際や根元の部位とかなり独特で、全体的に狙いにくい。
      
=== 運動技能 ===
 
=== 運動技能 ===
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カベジャンプも上昇距離が低くなっているが、復帰距離を稼げる数少ない手段なので重要性が高くなっている。
 
カベジャンプも上昇距離が低くなっているが、復帰距離を稼げる数少ない手段なので重要性が高くなっている。
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ちなみに、立ち姿勢はマリオと同じだが、モーションが遅くなっている。
 
{{運動技能
 
{{運動技能
 
|ジャンプ回数=2
 
|ジャンプ回数=2
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== 前々作からの主な変更点 ==
 
== 前々作からの主な変更点 ==
今作のマリオの運動性能が『スマブラDX』に近い高水準になっているのに対し、こちらは逆に低下したことが大きい。また、「スーパーマント」で復帰距離を稼げなくなったり、「スーパージャンプパンチ」が根元を当てれば撃墜できるルイージのような性能になるなど、パワーがあるが復帰は苦手なドクターマリオの個性が強くなり、マリオとの差別化がより進んだ形になった。一方で、カベジャンプができるようになったことで復帰妨害が少し狙いやすくなっている。
+
今作のマリオの運動性能が『スマブラDX』に近い高水準になっているのに対し、こちらは逆に低下したことが大きい。また、「スーパーマント」で復帰距離を稼げなくなったり、「スーパージャンプパンチ」が根元を当てれば撃墜できるルイージのような性能になるなど、パワーがあるが復帰は苦手なドクターマリオの個性が強くなり、マリオとの差別化がより進んだ形になった。
       
*運動性能が少し低下した。
 
*運動性能が少し低下した。
 
*[[カベジャンプ]]ができるようになった。
 
*[[カベジャンプ]]ができるようになった。
*以下3つの変更点は部位による判定追加や攻撃持続により威力が変化するようになったもの。しかし、出始めや先端が強力である一般の物とは逆に、終わり際や根元がクリーンヒットになる設定の影響でクリーンヒットしにくいものになった。
+
*[[#下強攻撃]]と[[#横スマッシュ攻撃]]に部位判定が設けられた。根元の方が威力は高い。
**[[#下強攻撃]]と[[#前スマッシュ攻撃]]に部位判定が設けられた。根元の方が威力は高い。
+
*[[#下スマッシュ攻撃]]の威力は出だし(前)が低く、後半(後)が高くなり、『スマブラDX』と逆転した。
**[[#下スマッシュ攻撃]]の威力は出だし(前)が低く、後半(後)が高くなり、『スマブラDX』と逆転した。
+
*[[#前空中攻撃]]の攻撃持続による威力の変化は前々作では[出始め-終わり際]で出始めがクリーンヒットだったが、今作では[出始め-中間-終わり際]になり、中間がクリーンヒットになった。
**[[#前空中攻撃]]の攻撃持続による威力の変化は前々作では[出始め-終わり際]で出始めがクリーンヒットだったが、今作では[出始め-中間-終わり際]になり、中間がクリーンヒットになった。
   
*[[#弱攻撃]]はマリオ同様、誰もいない場面で攻撃ボタンを押し続けると1段目を連発するようになった。
 
*[[#弱攻撃]]はマリオ同様、誰もいない場面で攻撃ボタンを押し続けると1段目を連発するようになった。
*全体的に空中攻撃の威力が低くなった(前空中攻撃は[[#更新履歴|更新]]により改善)。
   
*[[#下空中攻撃]]
 
*[[#下空中攻撃]]
 
**[[ベクトル#365~367|オートリンクベクトル]]になった(抜けられにくくなった)。
 
**[[ベクトル#365~367|オートリンクベクトル]]になった(抜けられにくくなった)。
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*[[#アピール]]が2つ追加された。前々作の物は横アピールに。
 
*[[#アピール]]が2つ追加された。前々作の物は横アピールに。
 
*対戦開始時の[[#登場演出]]が追加された。
 
*対戦開始時の[[#登場演出]]が追加された。
*[[#勝利・敗北演出|対戦勝利時の演出]]の一つ(今作での十字ボタン→に相当)のモーションが、唸ったあと回転ジャンプするもの(マリオと共通モーション)から、手を顎に添えてこちらを見つめるものになった。
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*[[#リザルト演出|対戦勝利時の演出]]の一つ(今作での十字ボタン→に相当)のモーションが、唸ったあと回転ジャンプするもの(マリオと共通モーション)から、手を顎に添えてこちらを見つめるものになった。
    
== 更新履歴 ==
 
== 更新履歴 ==
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*'''ダメージ:''' 2.8%→1.68%→4.48% [1段目→2段目→3段目]
 
*'''ダメージ:''' 2.8%→1.68%→4.48% [1段目→2段目→3段目]
 
*'''発生:''' 2F-3F (1段目)
 
*'''発生:''' 2F-3F (1段目)
*誰にも当たっていない場合、攻撃ボタンを押しっぱなしで1段目を連発する。
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*誰にも当たっていない場合、攻撃ボタンを押しっぱなしで1段目を連発できる。
 
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*発生は変わらないがマリオに比べ全体硬直がやや長く、キャンセル可能なタイミングもやや遅めになっている。<BR>そのぶん、威力やふっとばし力は強い。
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*発生は変わらないがマリオに比べ全体硬直がやや長く、キャンセル可能なタイミングもやや遅めになっている。
*出が早く、接近戦で使いやすいのはマリオと同じだが、のけぞりがわずかに大きいため{{for|プリン}}のような軽量級だと途中で抜けられてしまう。
+
*1・2段目はヒットした相手が少し浮くようなっており、マリオより[[テクニック#しゃがみ仕込み|しゃがみ仕込み]]が有効。主に各種強攻撃や上必殺ワザに繋げられる。
 
+
*反面、マリオでは可能だった[[ダウン連]]は成立できない。また、軽量級相手だと脱出されやすい。
 
{{-}}
 
{{-}}
   118行目: 115行目:  
*'''発生:''' 6F-9F , 10F-25F
 
*'''発生:''' 6F-9F , 10F-25F
 
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*威力がそこそこで当てやすい。
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*マリオのものは斜めに飛ばすが、こちらは垂直に飛ぶので連携しやすい。
**ただしガードされると痛い反撃を貰いやすく、多用は禁物。
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*威力がそこそこで当てやすい。ただしガードされると痛い反撃を貰いやすく、多用は禁物。
 
{{-}}
 
{{-}}
   161行目: 158行目:  
*'''発生:''' 5F-7F
 
*'''発生:''' 5F-7F
 
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*程よく飛ぶ為追撃に向いている。少しダメージが溜まってから繰り出すと最適。<br />追撃につながるワザは上シフト前強攻撃、上・下スマッシュ攻撃、上必殺ワザと手段が豊富。しかし、軽量級相手には簡単に避けられて追撃にならない。
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*程よく飛ぶ為追撃に向いている。少しダメージが溜まってから繰り出すと最適。<br />追撃につながるワザは上シフト横強攻撃、上・下スマッシュ攻撃、上必殺ワザと手段が豊富。しかし、軽量級相手には簡単に避けられて追撃にならない。
    
{{-}}
 
{{-}}
178行目: 175行目:  
*[[シフト]]対応。
 
*[[シフト]]対応。
 
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*マリオのものとはダメージだけでなくリーチも異なる。<br>また、マリオのものは根元がカス当たりで先端がクリーンヒットだが、こちらはその逆。
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*マリオのものとはダメージや[[属性]]だけでなくリーチも異なる。<br>また、マリオのものは根元がカス当たりで先端がクリーンヒットだが、こちらはその逆。
 
*強い威力を持つマリオの横スマッシュを更に強化したものだけあって、かなり強力。カスあたりでもよくふっとぶ。
 
*強い威力を持つマリオの横スマッシュを更に強化したものだけあって、かなり強力。カスあたりでもよくふっとぶ。
 
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**【ホールド最大】  
 
**【ホールド最大】  
 
*'''発生:''' 9F-13F (頭部無敵も同じ)
 
*'''発生:''' 9F-13F (頭部無敵も同じ)
*マリオとはふっとばしベクトルが異なり、キャラの向きに関係なくドクターマリオがいる方向に45度の角度で飛ぶ。
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*マリオとはふっとばしベクトルが異なり、後ろでヒットすると前に、前でヒットすると後ろに飛ばす。
 
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*マリオより持続に優れる。
 
*マリオより持続に優れる。
237行目: 234行目:  
*持続が長く、回避されても当たりやすい。<br>また、持続部分のほうが高威力なため、置きワザとして使うにはこちらのほうが都合が良い。
 
*持続が長く、回避されても当たりやすい。<br>また、持続部分のほうが高威力なため、置きワザとして使うにはこちらのほうが都合が良い。
 
*出がかなり早く、攻撃範囲は狭いが、下方、前方をカバーしており、割り込みに使いやすい。
 
*出がかなり早く、攻撃範囲は狭いが、下方、前方をカバーしており、割り込みに使いやすい。
*着地硬直が短いため、着地際に当てると次の攻撃に連係しやすい。
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*着地硬直が短いため、着地際に当てると次の攻撃に連携しやすい。
    
{{-}}
 
{{-}}
264行目: 261行目:  
*'''発生:''' 6F-8F / 9F-13F [始/終]
 
*'''発生:''' 6F-8F / 9F-13F [始/終]
 
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*マリオより持続が大幅に延長されている。
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*マリオより持続が大幅に延長されている。また、かなりふっとばし力が上がっており、フィニッシュに使える。
*マリオよりかなりふっとばし力が上がっており、フィニッシュに使える。
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*モーションの見た目に反して持続がかなり長めとなっており、当てやすさも抜群。ただし着地硬直は伸びている。
**また、モーションの見た目に反して持続がかなり長めとなっており、当てやすさも抜群。ただし着地硬直は伸びている。
   
*序盤のダメージ稼ぎから終盤のフィニッシュまで重宝するので、常に打てるよう体得しておきたい。
 
*序盤のダメージ稼ぎから終盤のフィニッシュまで重宝するので、常に打てるよう体得しておきたい。
   278行目: 274行目:  
*'''発生:''' 4F-12F
 
*'''発生:''' 4F-12F
 
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*マリオと違って、ヒットするとななめ上に飛ばす。
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*マリオと違って、ヒットすると斜め上に飛ばす。
 
*マリオ同様に連携の要の一つ。動作が短く、軽くふっ飛ばすので連携しやすい。  
 
*マリオ同様に連携の要の一つ。動作が短く、軽くふっ飛ばすので連携しやすい。  
   303行目: 299行目:  
*'''発生:''' つかみ: 6F-7F / ダッシュつかみ: 8F-9F / 振り向きつかみ: 9F-10F
 
*'''発生:''' つかみ: 6F-7F / ダッシュつかみ: 8F-9F / 振り向きつかみ: 9F-10F
 
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*マリオと変わらず平均的な発生と範囲で使いやすい掴み。投げた後の展開もほとんど同じ。
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*マリオと変わらず平均的な発生と範囲で使いやすい掴み。
    
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377行目: 373行目:  
*'''発生:''' 17F-44F / 45F-69F [始/終]
 
*'''発生:''' 17F-44F / 45F-69F [始/終]
 
*物理系の[[飛び道具]]。
 
*物理系の[[飛び道具]]。
*一定時間経過するか、3回バウンドして少しすると、自然消滅する。
+
*一定時間経過するか、2回バウンドして少しすると、自然消滅する。
 
*ダメージは変わらないものの、出始め(17-20F)と中間(21-44F)ではふっとばし能力がわずかに異なる。<br>出始めのほうがヒット時の怯みが大きい。
 
*ダメージは変わらないものの、出始め(17-20F)と中間(21-44F)ではふっとばし能力がわずかに異なる。<br>出始めのほうがヒット時の怯みが大きい。
 
===== 解説 =====
 
===== 解説 =====
 
*空中から地上の相手を牽制できる点が便利。<br>相手との間合いが離れたら、とりあえずジャンプしながら撃って牽制や攻めの起点として利用する。
 
*空中から地上の相手を牽制できる点が便利。<br>相手との間合いが離れたら、とりあえずジャンプしながら撃って牽制や攻めの起点として利用する。
 
*ただ撃つだけでは避けられやすいので、高度やタイミングを適度に変えつつ撃っていくとなお良い。
 
*ただ撃つだけでは避けられやすいので、高度やタイミングを適度に変えつつ撃っていくとなお良い。
*マリオの「[[マリオ (3DS/Wii U)#通常必殺ワザ1|ファイアボール]]」と比べて高く跳ねるので小ジャンプでの回避がしにくくなっている。<br>反面、しゃがみやダッシュで掻い潜りやすくなっている。<br>カプセルを掻い潜って接近されると、下を取られる格好になって危険。直接ダッシュ攻撃などで差し込まれることもある。<br>常に相手の手前に落とすことを意識するといい。  
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*マリオの「[[マリオ (3DS/Wii U)#通常必殺ワザ1|ファイアボール]]」と比べて高く跳ねるので小ジャンプでの回避がしにくくなっている。<br>反面、しゃがみやダッシュで掻い潜りやすくなっている。<br>カプセルを掻い潜って接近されると、下を取られる格好になって危険。直接ダッシュ攻撃などで差し込まれることもある。<br>常に相手の手前に落とすことを意識するといい。
 +
**また、[[吸収]]されない、「ファイアボール」よりも1回バウンドするといった違いがある。
 
*バウンドが高いぶん、高身長の相手には十二分に機能するが、低身長の相手にはさほどプレッシャーを与えられないことも。
 
*バウンドが高いぶん、高身長の相手には十二分に機能するが、低身長の相手にはさほどプレッシャーを与えられないことも。
 
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422行目: 419行目:  
*'''反射倍率:''' 1.5倍
 
*'''反射倍率:''' 1.5倍
 
*'''発生:''' 12F-14F / 6F-22F [打撃/反射]
 
*'''発生:''' 12F-14F / 6F-22F [打撃/反射]
*[[飛び道具]]に当てると1.5倍で反射。相手に当てると反対向きなり、約一秒間操作が反転するので、復帰妨害に非常に優秀。
+
*シーツを当てた対象によって異なる効果を発揮する。
*マリオの「[[マリオ (3DS/Wii U)#横必殺ワザ|スーパーマント]]」もなのだが、反射判定自体はシーツ(マント)展開前から発生している。<br>少々早めに出しても問題はない。<br>さらにどうやらドクター自身にも反射判定があるらしく、後ろ向きでも反射できる模様。<br>保険にはなるが、あえて背面での反射を狙う価値はあまりない。
+
**[[飛び道具]]の場合は、威力を1.5倍にして[[反射]]する。
*「スーパーマント」と違い、空中で使っても浮かないので注意。判定は「スーパーマント」と比べて縦に長く横に短い。
+
***反射判定の持続時間は、攻撃判定の持続時間よりも長く、マントを翻し終わった後もしばらく続く。<br>少々早めにワザを振ってしまっても問題ない。<br>また、反射範囲が広く、背後からきた飛び道具でも反射することができる。
 +
**相手ファイターの場合は、相手の向きを左右反転させ、方向入力も少しの間左右反転する。なお、攻撃を当てても[[ノーリアクション]]で怯まない。
 +
***空中にいる相手にヒットすると、相手は少し上昇する。
 +
*判定はマリオの「[[マリオ (3DS/Wii U)#横必殺ワザ|スーパーマント]]」よりも若干上に位置している。
 
===== 解説 =====
 
===== 解説 =====
*反射・反転の効果は「スーパーマント」と同じだが、あちらと違って空中での使用時にブレーキがかからないという特徴がある。<br>それを活かせばダイナミックに動きながらシーツを翻し相手を翻弄することができる。
+
*反射・反転の効果は「スーパーマント」と同じだが、あちらと違って空中での使用時にブレーキがかからないという特徴がある。<br>そのため、滞空時間を稼いで復帰のタイミングをずらす使い方はできないが、ダイナミックに動きながらシーツを翻し相手を翻弄することができる。
*マリオと違い、使用時に浮上する効果はない。そのため、マリオのように滞空時間を稼いで復帰のタイミングをずらす使い方はできない。
  −
*反射時間はマントを翻し終わった後もしばらく続く。また、反射範囲は広く、背後からきた飛び道具でも反射することができる。
   
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Dr SB 02.JPG|飛び道具を反射可能。
 
Dr SB 02.JPG|飛び道具を反射可能。
476行目: 474行目:  
*空中版より地上版の方が上昇量が大きい。
 
*空中版より地上版の方が上昇量が大きい。
 
*[[テクニック#振り向き必殺ワザ|振り向き必殺ワザ]]をした場合の向きの反転は、出始めの13%部分の攻撃判定が出切ったあとに行われる。  
 
*[[テクニック#振り向き必殺ワザ|振り向き必殺ワザ]]をした場合の向きの反転は、出始めの13%部分の攻撃判定が出切ったあとに行われる。  
   
===== 解説 =====
 
===== 解説 =====
*マリオと同じように斜め上に飛び上がってパンチを繰り出す。
+
*他のワザより性質が大きく異なり、出始めが強力な単発ヒットワザで、マリオと{{for|ルイージ}}のものを足して割ったような性質になっている。<br>なお、上昇量はマリオのものよりやや小さい。
*出始めが強力な単発ヒットワザで、マリオと{{for|ルイージ}}のものを足して割ったような性質になっている。<br>なお、上昇量はマリオのものよりやや小さい。
   
*発生が早く出だしは高威力。加えて上必殺ワザなので繰り出せる状態が多く、様々な場面で使用できる。<br>割り込みで使ったり、コンボの〆にしたり、[[ガードキャンセル]]で繰り出したり、相手のみせた隙にダッシュで近寄ってから放ったりなど。
 
*発生が早く出だしは高威力。加えて上必殺ワザなので繰り出せる状態が多く、様々な場面で使用できる。<br>割り込みで使ったり、コンボの〆にしたり、[[ガードキャンセル]]で繰り出したり、相手のみせた隙にダッシュで近寄ってから放ったりなど。
 
*マリオやルイージのものとは違って、発動直後に無敵はない。<br>加えてあまりリーチが長くないので、攻撃を重ねられると負けたり相打ちになったりしやすい。<br>ステージ外でガケめがけてこのワザを使ったところを潰されると、そのまま落下してしまいやすい。<br>なお、出始めが相手にヒットして[[崖メテオ]]になりラッキーな得点になる、というケースもある。
 
*マリオやルイージのものとは違って、発動直後に無敵はない。<br>加えてあまりリーチが長くないので、攻撃を重ねられると負けたり相打ちになったりしやすい。<br>ステージ外でガケめがけてこのワザを使ったところを潰されると、そのまま落下してしまいやすい。<br>なお、出始めが相手にヒットして[[崖メテオ]]になりラッキーな得点になる、というケースもある。
 
*{{for|ネス}}の「PKファイヤー」や一部キャラの百裂攻撃など連続攻撃を喰らっているときにこのワザを連打すると、<br>攻撃判定出現→相手の攻撃を受けて中断→攻撃判定出現・・・となって連続ヒットすることがある。<br>初見でしか通用しないが、当たればかなりのダメージソースになる。
 
*{{for|ネス}}の「PKファイヤー」や一部キャラの百裂攻撃など連続攻撃を喰らっているときにこのワザを連打すると、<br>攻撃判定出現→相手の攻撃を受けて中断→攻撃判定出現・・・となって連続ヒットすることがある。<br>初見でしか通用しないが、当たればかなりのダメージソースになる。
 
*発生が早いので、一部の連続攻撃に割り込むことができる。以下に割り込みの見込みがあるワザを列挙する。<br>なお、こちらの蓄積ダメージや相手の蓄積ダメージ([[ほかほか補正]])によって割り込みやすさは変化する。
 
*発生が早いので、一部の連続攻撃に割り込むことができる。以下に割り込みの見込みがあるワザを列挙する。<br>なお、こちらの蓄積ダメージや相手の蓄積ダメージ([[ほかほか補正]])によって割り込みやすさは変化する。
**反撃が非常に簡単 ネスの横必殺ワザ、クッパJr.、ルフレの弱攻撃百裂。
+
**反撃が非常に簡単:ネスの横必殺ワザ、クッパJr.、ルフレの百裂攻撃。
**大体安定する キャプテン・ファルコン、カービィ、フォックス、ファルコ、ピット、ピカチュウ、ブラックピット、ディディーコング、メタナイト、ダックハントの弱攻撃百裂。
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**大体安定する:キャプテン・ファルコン、カービィ、フォックス、ファルコ、ピット、ピカチュウ、ブラックピット、ディディーコング、メタナイト、ダックハントの百裂攻撃。
**少し難しい デデデ、パルテナ、ロゼッタ&チコ(ロゼッタのみ。チコ単体に関しては未検証)、ゲッコウガの弱攻撃百裂。
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**少し難しい:デデデ、パルテナ、ロゼッタ&チコ(ロゼッタのみ。チコ単体に関しては未検証)、ゲッコウガの百裂攻撃。
**非常に難しい リトル・マック、シークの弱攻撃百裂。
+
**非常に難しい:リトル・マック、シークの弱攻撃百裂。
 
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Dr UB 02.JPG|出始めが強力。フィニッシュ狙いなら必ず至近距離で出すこと。
 
Dr UB 02.JPG|出始めが強力。フィニッシュ狙いなら必ず至近距離で出すこと。
533行目: 529行目:  
*巻き込み部分は地上版・空中版ともに固定ふっとばし。<br>[[ベクトル#365~367|オートリンクベクトル]]になっているのは空中版のみ。
 
*巻き込み部分は地上版・空中版ともに固定ふっとばし。<br>[[ベクトル#365~367|オートリンクベクトル]]になっているのは空中版のみ。
 
===== 解説 =====
 
===== 解説 =====
 +
*マリオの下必殺ワザは『スマブラX』で変更された<ref>「マリオトルネード」は『スマブラX』以降も使うが、性能は異なる。</ref>が、ドクターの下必殺ワザは当時のままで変わらない。
 
*判定が強いので暴れに優秀なワザ。ただし低%でこのワザを使うと、最終段に割り込まれることもある。
 
*判定が強いので暴れに優秀なワザ。ただし低%でこのワザを使うと、最終段に割り込まれることもある。
 
*最終段のふっとばしはそこそこ強く、画面端で当たればフィニッシュも可能。
 
*最終段のふっとばしはそこそこ強く、画面端で当たればフィニッシュも可能。
540行目: 537行目:  
*<b>コントローラーのボタン連射機能を利用すると、凄まじい上昇力を発揮するようになる</b>。<br>ワザの使い勝手が大きく異なるため、使用することに抵抗がなければぜひ。
 
*<b>コントローラーのボタン連射機能を利用すると、凄まじい上昇力を発揮するようになる</b>。<br>ワザの使い勝手が大きく異なるため、使用することに抵抗がなければぜひ。
 
*「[[シンプル]]」ホンキ度9.0の[[Mii#謎のMii軍団|謎のMii軍団]]も一撃でふっとばせる。困ったときにどうぞ。
 
*「[[シンプル]]」ホンキ度9.0の[[Mii#謎のMii軍団|謎のMii軍団]]も一撃でふっとばせる。困ったときにどうぞ。
*ちなみに、『スマブラDX』までのマリオの下必殺ワザもこれだった。ただし、ワザ名は「マリオトルネード」で吹っ飛び角度はやや異なる。<br>『スマブラX』以降は下空中攻撃になり性能も異なるものになっている。
   
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Dr DB 03.JPG|最終段はフィニッシュにもなる。
 
Dr DB 03.JPG|最終段はフィニッシュにもなる。
576行目: 572行目:  
*'''ダメージ:''' 大きなカプセル:3.36% / 小さなカプセル:2.24%
 
*'''ダメージ:''' 大きなカプセル:3.36% / 小さなカプセル:2.24%
 
==== 解説 ====
 
==== 解説 ====
*マリオの「マリオファイナル」に似たワザ。<br>マリオに比べ若干抜け出しにくく、ダメージもわずかに大きく、そちらより若干強力。
+
*単純にドクター版「[[マリオ (3DS/Wii U)#横必殺ワザ|マリオファイナル]]」だが、ダメージ量が若干増えている。
*ドクター自身にも攻撃判定が発生し、ヒット後カプセルに巻き込むため、背中側の相手にも至近距離であれば効果を発揮する。<br>中心に巻き込むので脱出もされにくい。
  −
 
   
{{-}}
 
{{-}}
   626行目: 620行目:     
== [[待機モーション]] ==
 
== [[待機モーション]] ==
*
+
*拳を打ち鳴らす。
*
+
*首をぐるりと回す。
 
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