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「アイク」の版間の差分

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故郷であるクリミア王国が隣国デインの侵攻を受け滅んだ際、辛くもデインの手から逃れたクリミアの王女「エリンシア」と出会い、最早頼るものが無い彼女から助けを乞われる。 <br />
 
故郷であるクリミア王国が隣国デインの侵攻を受け滅んだ際、辛くもデインの手から逃れたクリミアの王女「エリンシア」と出会い、最早頼るものが無い彼女から助けを乞われる。 <br />
 
紆余曲折を経て、クリミア王国軍は再興・蜂起。将軍の地位を与えられ、同時に爵位を得る。<br />
 
紆余曲折を経て、クリミア王国軍は再興・蜂起。将軍の地位を与えられ、同時に爵位を得る。<br />
戦いの末、デインの王"アシュナード"を討ち果たし、英雄として称えられる。
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戦いの末、デインの王“アシュナード”を討ち果たし、英雄として称えられる。
  
続編『暁の女神』では第三部以降の事実上の主人公を務める。<br />
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続編『暁の女神』では、第三部以降の事実上の主人公を務める。<br />
 
貴族生活に嫌気がさし、爵位を返上して傭兵業を再開した彼の元に、 先の戦からの友人が姿を現す場面から始まる。<br />
 
貴族生活に嫌気がさし、爵位を返上して傭兵業を再開した彼の元に、 先の戦からの友人が姿を現す場面から始まる。<br />
 
友から伝えられた戦乱の勃発。友への協力を約束した彼は、再び戦いに身を投じる。
 
友から伝えられた戦乱の勃発。友への協力を約束した彼は、再び戦いに身を投じる。
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熟慮が苦手で猪突猛進、食欲旺盛、色恋沙汰にも縁がない…と、シリーズ中でも異色な存在。 <br />『蒼炎の軌跡』では17歳。『暁の女神』では21歳と推測できる。
 
熟慮が苦手で猪突猛進、食欲旺盛、色恋沙汰にも縁がない…と、シリーズ中でも異色な存在。 <br />『蒼炎の軌跡』では17歳。『暁の女神』では21歳と推測できる。
  
手に持つ剣は"神剣ラグネル"。原作では反則的な性能を誇る伝説の武器である。<br />
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手に持つ剣は“神剣ラグネル”。原作では反則的な性能を誇る伝説の武器である。<br />
専用のスキルである"天空"も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。
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専用のスキルである“天空”も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。
  
 
●神剣ラグネル<br />
 
●神剣ラグネル<br />
英雄″オルティナ″が使っていた双剣の片割れ。アイクの宿敵である"漆黒の騎士"が持つ"神剣エタルド"とは対になる関係である。<br />
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英雄“オルティナ”が使っていた双剣の片割れ。アイクの宿敵である“漆黒の騎士”が持つ“神剣エタルド”とは、対になる関係である(ラグネルの刀身の金に対し、エタルドは銀となっている)。<br />
使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、至れり尽くせりの性能である。<br />
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使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、さらに『蒼炎の軌跡』でのみ、相手の必殺を封じる隠し効果まで備えているなど、至れり尽くせりの性能である。<br />
 
代わりにゲーム中で最も重い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。
 
代わりにゲーム中で最も重い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。
  
 
●天空<br />
 
●天空<br />
″奥義″と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。<br />
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「奥義」と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。<br />
"太陽(HP吸収)"と"月光(蒼炎では防御力半分無効化、暁では防御力無効化)"というスキルの連続攻撃。<br />
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“太陽(HP吸収)”と“月光(蒼炎では防御力半分無効化、暁では防御力無効化)”というスキルの連続攻撃。<br />
 
最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ高くバク転しながら元の位置に戻る。<br />
 
最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ高くバク転しながら元の位置に戻る。<br />
スマブラでは"月光"に該当する攻撃が無く、最後のきりふだ"大天空"では『上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける』などのアレンジがされている。
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スマブラでは“月光”に該当する攻撃が無く、最後のきりふだ“大天空”では、『上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける』などのアレンジがされている。
  
 
スマブラXでは『蒼炎の軌跡』のアイクがモデルであったが、スマブラ4では『暁の女神』の姿がモデルであり、原作通り父親似の筋肉質になっている。
 
スマブラXでは『蒼炎の軌跡』のアイクがモデルであったが、スマブラ4では『暁の女神』の姿がモデルであり、原作通り父親似の筋肉質になっている。
  
『ファイアーエムブレム覚醒』には、「異界のアイク」としてDLCマップにて登場する(厳密には本人ではない)。さらに、彼の子孫を名乗る人物も登場する。<br/>なお、同作ではクロムとルキナが天空を習得することが可能である。
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『ファイアーエムブレム覚醒』には、「異界のアイク」としてDLCマップにて登場する(厳密には本人ではない)。さらに、彼の子孫と思しき人物も登場する。<br/>なお、同作ではクロムとルキナが天空を習得することが可能である。
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== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
『[[スマブラX]]』から登場。『[[スマブラX]]』には2007年8月1日に公式サイトで、『[[スマブラ4]]』には2013年5月23日に公式サイトで参戦が明らかにされた。
 
『[[スマブラX]]』から登場。『[[スマブラX]]』には2007年8月1日に公式サイトで、『[[スマブラ4]]』には2013年5月23日に公式サイトで参戦が明らかにされた。

2014年12月11日 (木) 18:25時点における版

アイク
デビューファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005年4月20日/GC)

アイク(Ike)は『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』および続編『暁の女神』に登場するキャラクター。

概要

『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の主人公。グレイル傭兵団団長、グレイルの息子。
故郷であるクリミア王国が隣国デインの侵攻を受け滅んだ際、辛くもデインの手から逃れたクリミアの王女「エリンシア」と出会い、最早頼るものが無い彼女から助けを乞われる。
紆余曲折を経て、クリミア王国軍は再興・蜂起。将軍の地位を与えられ、同時に爵位を得る。
戦いの末、デインの王“アシュナード”を討ち果たし、英雄として称えられる。

続編『暁の女神』では、第三部以降の事実上の主人公を務める。
貴族生活に嫌気がさし、爵位を返上して傭兵業を再開した彼の元に、 先の戦からの友人が姿を現す場面から始まる。
友から伝えられた戦乱の勃発。友への協力を約束した彼は、再び戦いに身を投じる。

貴族が主人公を務めてきた『FE』シリーズにおいて、初めての平民出身の主人公。 性格は落ち着いていて無愛想だが、根本的には熱血漢。
熟慮が苦手で猪突猛進、食欲旺盛、色恋沙汰にも縁がない…と、シリーズ中でも異色な存在。
『蒼炎の軌跡』では17歳。『暁の女神』では21歳と推測できる。

手に持つ剣は“神剣ラグネル”。原作では反則的な性能を誇る伝説の武器である。
専用のスキルである“天空”も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。

●神剣ラグネル
英雄“オルティナ”が使っていた双剣の片割れ。アイクの宿敵である“漆黒の騎士”が持つ“神剣エタルド”とは、対になる関係である(ラグネルの刀身の金に対し、エタルドは銀となっている)。
使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、さらに『蒼炎の軌跡』でのみ、相手の必殺を封じる隠し効果まで備えているなど、至れり尽くせりの性能である。
代わりにゲーム中で最も重い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。

●天空
「奥義」と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。
“太陽(HP吸収)”と“月光(蒼炎では防御力半分無効化、暁では防御力無効化)”というスキルの連続攻撃。
最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ高くバク転しながら元の位置に戻る。
スマブラでは“月光”に該当する攻撃が無く、最後のきりふだ“大天空”では、『上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける』などのアレンジがされている。

スマブラXでは『蒼炎の軌跡』のアイクがモデルであったが、スマブラ4では『暁の女神』の姿がモデルであり、原作通り父親似の筋肉質になっている。

『ファイアーエムブレム覚醒』には、「異界のアイク」としてDLCマップにて登場する(厳密には本人ではない)。さらに、彼の子孫と思しき人物も登場する。
なお、同作ではクロムとルキナが天空を習得することが可能である。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラX』から登場。『スマブラX』には2007年8月1日に公式サイトで、『スマブラ4』には2013年5月23日に公式サイトで参戦が明らかにされた。

桜井政博によると、アイクのスマブラ初参戦である『スマブラX』の制作を発表した2005年7月には、Wiiで『ファイアーエムブレム』の新作が制作されているという情報が彼の元に届いていたが、キャラクターなどのゲーム内容までは全くわからない状態だったため、『スマブラX』の企画書には『ファイアーエムブレム』からの参戦候補としては「アイク」ではなく「ファイアーエムブレムの誰か」と表記がなされいた。
その後アイクを参戦させる方針に決まると、原作の開発者から「見た目に反して重い感じにしたい」という要望が出されたため、動きは遅いがパワーのある性能になったと発言している。
なお、原作では使用可能だったラグネルの衝撃波による遠距離攻撃を外した理由については、「『スマブラX』で目指すべきアイク像と相容れるのか。また、キャラクター性という意味ではなくて、ゲーム上でキャラクターらしさを体現するときに、受け入れられるバランスになるのかどうかということを考えて外しました」と述べている[1]

デザインは『スマブラX』では『蒼炎の軌跡』の"レンジャー"クラスのものを、『スマブラ4』では『暁の女神』のものをベースになっている。そのため、『スマブラX』と『スマブラ4』では服装や顔つきだけでなく、体格も大きく異なる。

『スマブラX』でのキャラクターコンセプトは、「うなる剛剣」[2]。同シリーズからのマルスのスタイルがスピード重視の「流麗な剣術」であるのに対し、アイクのスタイルは『スマブラDX』におけるロイのスタイルを尖らせたパワー重視となっている。巨大な両手剣を片手で豪快にふるい、それ故に動作が重たいのが欠点だが、それを補って余りある攻撃力とリーチを誇る。

公式イラスト

亜空の使者

マルスとメタナイトが追撃していた、亜空軍の幹部であるエインシャント卿の持つ亜空間爆弾を「天空」で破壊して登場し、その直後2人と共に行動をする。
また、荒野に登場したボスキャラクター「ガレオム」を発見したとき、最初に追撃を開始したが、このシーンで原作同様の熱血さが強調されている。

ゲーム中の解説

フィギュア名鑑(X)

アイク

クリミア王国に拠点を置くグレイル傭兵団の一員。口数は多いほうではなく、無愛想な印象を相手に与えるが、実際は心の奥に熱いものが流れている熱血漢である。クリミア王国復興の立役者。
『暁の女神』では義に厚く、芯の通った立派な青年へと成長を遂げ、グレイル傭兵団の長としてラグズ連合に加勢する。

  • (GC)ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
  • (Wii)ファイアーエムブレム 暁の女神

ワザ

テンプレート:歴代ワザリスト

動作などの元ネタ

[icon] この節の加筆が望まれています。

主な登場作品

備考

  • 『スマブラX』のアイクはその豪快さから人気が高く、スマブラXまとめWIKIが2008年4月頃に実施したおきらく乱闘でのキャラクター使用数調査では1位だった[3]

脚注

  1. 2008年2月29日ファミ通増刊号「直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く後編」
  2. 桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ
  3. 大乱闘スマッシュブラザーズX まとめwiki - 小ネタ その3

外部リンク


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