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手に持つ剣は"神剣ラグネル"。原作では強力な性能を誇る伝説の武器である。専用のスキルである「天空」も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。
 
手に持つ剣は"神剣ラグネル"。原作では強力な性能を誇る伝説の武器である。専用のスキルである「天空」も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。
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* 神剣ラグネル
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**英雄オルティナが使っていた双剣の片割れで、女神アスタルテの加護を受けた伝説の剣である。アイクの宿敵である漆黒の騎士が持つ"神剣エタルド"とは、対の関係である(ラグネルの刀身の金に対し、エタルドは銀となっている)。<br />作中最高クラスの攻撃力に加え、使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、さらに衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、おまけに『蒼炎の軌跡』でのみ相手は必殺の一撃が出なくなる隠し効果まで備えているなど、至れり尽くせりの性能である。<br />代わりにゲーム中で最も重量値が高い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。
  
●神剣ラグネル<br />
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* 天空
英雄オルティナが使っていた双剣の片割れで、女神アスタルテの加護を受けた伝説の剣である。アイクの宿敵である漆黒の騎士が持つ"神剣エタルド"とは、対の関係である(ラグネルの刀身の金に対し、エタルドは銀となっている)。<br />
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**「奥義」と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。<br />「太陽」(HP吸収)と「月光(『蒼炎の軌跡』では防御力半減状態での攻撃、『暁の女神』では防御力無視攻撃)」というスキルの連続攻撃。最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ、高くバク転しながら元の位置に戻る。
作中最高クラスの威力に加え、使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、さらに衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、おまけに『蒼炎の軌跡』でのみ、必殺の一撃を無効化する隠し効果まで備えているなど、至れり尽くせりの性能である。<br />
+
**スマブラでは「月光」に該当する攻撃が無いが、[[最後の切りふだ]]「大天空」では、「上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける」点で通じるものがある。
代わりにゲーム中で最も重い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。
 
  
●天空<br />
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*蒼炎
「奥義」と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。<br />
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**元々はテリウスで巻き起こる戦乱によって多くの人々が発する負の気に、負の女神ユンヌを封じたメダリオンが呼応して放つ青白い光を指す。<br/>"炎の紋章"とも呼ぶことから、陽炎のように揺らめき光るそれが蒼い炎に見立てられたのだと思われる。よって通常の火炎のような燃焼はしない。
「太陽」(HP吸収)と「月光(『蒼炎の軌跡』では防御力半分無効化、『暁の女神』では防御力無効化)」というスキルの連続攻撃。最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ、高くバク転しながら元の位置に戻る。<br />
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**ユンヌが鳥に姿を変える、加護を授けるといった力を行使する際にも放ち、正の女神アスタルテとの決戦では自らが蒼炎となってアイクに憑依した。
スマブラでは「月光」に該当する攻撃が無いが、[[最後の切りふだ]]「大天空」では、「上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける」点で通じるものがある。
 
 
 
『ファイアーエムブレム 覚醒』には、"異界のアイク"としてDLCマップにて登場する(設定上、厳密には本人ではない)。さらに、ラグネルを持った"パリス<ref>"パリス"は、アイクの開発初期段階での名前である。</ref>"という名の、アイクの子孫と思しき人物も登場する。<br/>なお、同作では[[クロム]]や[[ルキナ]]が天空を習得できる。
 
  
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『ファイアーエムブレム 覚醒』には、"異界のアイク"としてDLCマップにて登場する(設定上、厳密には本人ではない)。さらに、ラグネルを持った"パリス<ref>"パリス"は、アイクの開発初期段階での名前である。</ref>"という名の、アイクの子孫と思しき人物も登場する。<br/>なお、同作では[[クロム]]や[[ルキナ]]が天空を習得できる。<br/>
 
余談だが、『覚醒』の主人公であるクロムは、シリーズ内でも人気の高いアイクのキャラクターを一部意識してデザインされている。王子でありながら自警団の団長を務めていることや、訓練で壁を壊すという豪快ぶりに、アイクの面影がみられる。
 
余談だが、『覚醒』の主人公であるクロムは、シリーズ内でも人気の高いアイクのキャラクターを一部意識してデザインされている。王子でありながら自警団の団長を務めていることや、訓練で壁を壊すという豪快ぶりに、アイクの面影がみられる。
 
●蒼炎<br />
 
元々はテリウスで巻き起こる戦乱によって多くの人々が発する負の気に、負の女神ユンヌを封じたメダリオンが呼応して放つ青白い光を指す。炎の紋章"とも呼ぶことから、陽炎のように揺らめき光るそれが蒼い炎に見立てられたのだと思われる。よって燃焼はしない。 ユンヌが鳥に姿を変える、加護を授けるといった力を行使する際にも放ち、正の女神アスタルテとの決戦では自らが蒼炎となってアイクに憑依した。
 
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
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“原作では、衝撃波みたいなもので遠くの敵を攻撃するシチュエーションもあるんですが、『スマブラX』で目指すべきアイク像と相容れるのか。また、キャラクター性という意味ではなくて、ゲーム上でキャラクターらしさを体現するときに、受け入れられるバランスになるのかどうかということを考えて外しました。やっぱり、ワザなどは原作のまま突っ込めばキャラクターらしさが出るのか、と言えば決してそうではないんですね。”</ref>。
 
“原作では、衝撃波みたいなもので遠くの敵を攻撃するシチュエーションもあるんですが、『スマブラX』で目指すべきアイク像と相容れるのか。また、キャラクター性という意味ではなくて、ゲーム上でキャラクターらしさを体現するときに、受け入れられるバランスになるのかどうかということを考えて外しました。やっぱり、ワザなどは原作のまま突っ込めばキャラクターらしさが出るのか、と言えば決してそうではないんですね。”</ref>。
  
『スマブラX』でのキャラクターコンセプトは、「うなる剛剣」<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ</ref>。同シリーズからのマルスのスタイルがスピード重視の「流麗な剣術」であるのに対し、アイクのスタイルはパワー重視となっている。巨大な両手剣を片手で豪快に振るい、それゆえに動作が重たいのが欠点だが、それを補って余りある攻撃力とリーチを誇る。また、『ファイアーエムブレム』からの参戦ファイターの中では唯一、手足による殴打攻撃を持つ。
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『スマブラX』でのキャラクターコンセプトは、「うなる剛剣」<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ</ref>。同シリーズからのマルスのスタイルがスピード重視の「流麗な剣術」であるのに対し、アイクのスタイルはパワー重視となっている。巨大な両手剣を片手で豪快に振るい、それゆえに動作が重たいのが欠点だが、それを補って余りある攻撃力とリーチを誇る。この「剛剣」と言う表現は、後の『ファイアーエムブレム』シリーズにおいてアイクの習得するスキル名として逆輸入された。また、『ファイアーエムブレム』からの参戦ファイターの中では唯一、手足による殴打攻撃を持つ。
  
 
『スマブラX』で一部ワザで表示されていた赤い炎のエフェクトは、『スマブラfor』では蒼炎を意識してか蒼色に変更された。
 
『スマブラX』で一部ワザで表示されていた赤い炎のエフェクトは、『スマブラfor』では蒼炎を意識してか蒼色に変更された。
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ファイル:公式絵 X アイク.jpg|『スマブラX』
 
ファイル:公式絵 X アイク.jpg|『スマブラX』
 
ファイル:公式絵 4 アイク.png|『スマブラfor』
 
ファイル:公式絵 4 アイク.png|『スマブラfor』
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| 下スマッシュ攻撃  
 
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| ニュートラル空中攻撃  
 
| ニュートラル空中攻撃  
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| 後空中攻撃  
 
| 後空中攻撃  
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| 上空中攻撃  
 
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==== ワザ ====
 
==== ワザ ====
 
*弱攻撃など
 
*弱攻撃など
**現実世界における「ドイツ流剣術」。両手剣を使った基本剣術である。彼の剣技は基本的にこれをベースに原作の味付けをしたものとなっている。
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**現実世界における「ドイツ流剣術」。両手剣を使った実戦向け基本剣術である。彼の剣技は基本的にこれをベースに原作の味付けをしたものとなっている。
 
*ダッシュ攻撃:斬り上げ
 
*ダッシュ攻撃:斬り上げ
 
**クラス「ロード」の時の必殺。剣を構えた後、滑るように近付きジャンプして斬り上げる。スマブラではジャンプがカットされている。
 
**クラス「ロード」の時の必殺。剣を構えた後、滑るように近付きジャンプして斬り上げる。スマブラではジャンプがカットされている。
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|色=008000
 
|色=008000
 
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*上空中攻撃: 振り回し
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*上空中攻撃: 振り回し{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
 
**『蒼炎の軌跡』の漆黒の騎士の必殺の前動作に少し似ている。ちなみに、漆黒の騎士とアイクは同一の剣術の師匠を持つ。
 
**『蒼炎の軌跡』の漆黒の騎士の必殺の前動作に少し似ている。ちなみに、漆黒の騎士とアイクは同一の剣術の師匠を持つ。
*通常必殺ワザ: 噴火 (X-for)
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*通常必殺ワザ: 噴火
 
**実際のところは剣から炎は出せない。
 
**実際のところは剣から炎は出せない。
 
**アイクは使えないが、原作には「ボルガノン」という相手の足元から溶岩を噴き出させるような攻撃をする炎の魔術書があり、それとよく似ている。
 
**アイクは使えないが、原作には「ボルガノン」という相手の足元から溶岩を噴き出させるような攻撃をする炎の魔術書があり、それとよく似ている。
*横必殺ワザ: 居合い切り
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*横必殺ワザ: 居合い斬り
**『蒼炎の軌跡』の下級職時のとどめの必殺モーションに、突進して剣を平行に振り攻撃するという似たような動作がある。これは暁の女神の必殺モーションにも似たようなものが見られる。
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**『蒼炎の軌跡』の「レンジャー」時のとどめの必殺モーションに、突進して剣を平行に振り攻撃するという似たような動作がある。暁の女神の必殺モーションでも似たものが見られる。
 
*上必殺ワザ: 天空 / [[勝利演出]]: 「天空」を披露する
 
*上必殺ワザ: 天空 / [[勝利演出]]: 「天空」を披露する
 
**『蒼炎の軌跡』『暁の女神』でアイクのみ習得できる奥義スキル。詳細は[[#概要]]にて。
 
**『蒼炎の軌跡』『暁の女神』でアイクのみ習得できる奥義スキル。詳細は[[#概要]]にて。
**原作では敵に蒼い光を発しつつ剣を向け、空中キャッチから斬り下ろし(太陽)→バック転しながら斬り上げ(月光)の二連コンボ。掛け声は無い。
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**原作では敵に蒼い光を発しつつ剣を向け、剣を回転させながら上に投げ、ジャンプし空中キャッチから斬り下ろし(太陽)→バック転しながら斬り上げ(月光)の二連コンボ。掛け声は無い。
**スマブラでは斬り下ろし前後のモーションが無いため、原作の天空よりGBA時代の「傭兵」というクラスの必殺モーションの方が近い。
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**スマブラでは斬り上げモーションが無いため、原作の天空よりGBA時代の「傭兵」というクラスの必殺モーションの方が近い。
**『If』のアイクが使う「天空」はスマブラ同様に斬り下ろしで終わる。
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**『If』のアイクの攻撃モーションの1つに、空中キャッチからの斬り下ろしで終わる、スマブラの「天空」と同様のものがある。また、「天空」でも斬り上げはせず、スマブラの横必殺ワザの元にもなった、『蒼炎の軌跡』の突進して剣を振る攻撃に繋げて終える。
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**『ヒーローズ』に登場する伝承の神将 アイクのとどめアニメーションも斬り下ろしで終えるスマブラに近いものになっている。
 
*下必殺ワザ:カウンター
 
*下必殺ワザ:カウンター
 
**反撃はクラス「レンジャー」時の初回攻撃に似ている。
 
**反撃はクラス「レンジャー」時の初回攻撃に似ている。
 
**同名のスキルは存在するが効果は受けたダメージの半分を返すというもので、スマブラのものとは異なる。
 
**同名のスキルは存在するが効果は受けたダメージの半分を返すというもので、スマブラのものとは異なる。
 
*最後の切りふだ: 大天空
 
*最後の切りふだ: 大天空
**「大天空」という技は原作にはないが、大天空のように高速で連続攻撃を見舞わせる「流星」というスキルがある。
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**「大天空」という技は原作にはないが、大天空のように高速で連続攻撃を見舞わせる「流星」というスキルがある。蒼炎を纏いながらの天空と言う点では『ヒーローズ』に登場する伝承の神将 アイクが習得する奥義スキル「蒼の天空」と共通する。
 
*上アピール:剣を正眼に構え、気合を入れる
 
*上アピール:剣を正眼に構え、気合を入れる
 
**正眼の構えは『蒼炎の軌跡』のオープニングムービーの漆黒の騎士と剣を交える部分の最初のイラストのポーズに近い。
 
**正眼の構えは『蒼炎の軌跡』のオープニングムービーの漆黒の騎士と剣を交える部分の最初のイラストのポーズに近い。
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*空中前ジャンプ / ガケのぼりジャンプ
 
*空中前ジャンプ / ガケのぼりジャンプ
 
**クラス「ロード」時の必殺や、「天空」では、ジャンプ中にこのような感じで身体を丸めて前回転する。
 
**クラス「ロード」時の必殺や、「天空」では、ジャンプ中にこのような感じで身体を丸めて前回転する。
*地上後ろジャンプ
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*地上後ろジャンプ{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
 
**『暁の女神』の4部終章「再生[Area2]」の戦闘前の漆黒の騎士と剣を交えるムービー(オープニングムービーにも使われている)での後方宙返り。
 
**『暁の女神』の4部終章「再生[Area2]」の戦闘前の漆黒の騎士と剣を交えるムービー(オープニングムービーにも使われている)での後方宙返り。
 
*登場演出
 
*登場演出
 
**「ワープの杖」などによる転送。
 
**「ワープの杖」などによる転送。
*勝利演出:剣を地面に突き刺し、「手加減してやるほど、俺は甘くはない」
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*勝利演出:剣を軽く振るい肩に乗せる
**セリフは『暁の女神』の3部7章「両雄、相打つ」でアイクがサザに発するもの。原作では「戦場で手加減してやるほど~」である。
 
*勝利演出:剣を軽く振るい肩に乗せ、「守るべきもののために、戦うだけだ」
 
**セリフは原作のキャッチコピーである「守るべき者のため ただ戦う」から。
 
 
**剣を肩に乗せるのは『暁の女神』のクラス「神将」時のマップ上でのポーズを意識したものだろうか。
 
**剣を肩に乗せるのは『暁の女神』のクラス「神将」時のマップ上でのポーズを意識したものだろうか。
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==== 台詞 ====
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*勝利演出:「手加減してやるほど、俺は甘くはない」{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
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**『暁の女神』の3部7章「両雄、相打つ」でアイクがサザに発するもの。原作では「戦場で手加減してやるほど~」である。
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*勝利演出:「守るべきもののために、戦うだけだ」{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
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**『蒼炎の軌跡』のキャッチコピー「守るべき者のため ただ戦う」から。
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*勝利演出:「あんたの戦い、見事だった」{{有無|SP}}
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**『蒼炎の軌跡』終章「帰還」に登場するブライスをアイクで撃破した際の台詞。
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*勝利演出:「誰にも、譲る気はない」{{有無|SP}}
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**『蒼炎の軌跡』27章「宿命の刻」での台詞。「そうだな。あいつのことだけは…誰にも譲る気はない。」
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**漆黒の騎士との一騎打ちを表明する会話。
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*勝利演出:「極めれば、誰にも負けはしない」{{有無|SP}}
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**『蒼炎の軌跡』27章「宿命の刻」での漆黒の騎士と対峙した際の台詞。「…幼い頃から、親父に基礎を叩き込まれた俺の剣技は……極めれば…誰にも負けるはずがない。」
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*勝利演出:「どうして俺の前に立った」{{有無|SP}}
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**『暁の女神』第3部13章「血の代償」で、敵ユニットとして登場するアイクの戦闘前台詞。「敵として対した相手に容赦はせん。悪いが…あんたはここまでだ。」~と続く。
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*勝利演出:「俺は、前に進む」{{有無|SP}}
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**『暁の女神』第4部終章「再生」(Area5)で、ラスボスである女神アスタルテとの戦闘会話が元と思われる。「たとえ神が相手だろうが……勝ち目のない戦いだろうが……俺は前へ進む。それだけだ。」
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*勝利演出:「俺には守るべきものがある」{{有無|SP}}
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**『暁の女神』第4部終章「再生」(Area5)での女神アスタルテとの戦闘前会話。「俺には仲間がいる。守るべき物が在る。」
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==

2019年1月7日 (月) 04:25時点における版

アイク
アイク (ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡).png
『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』のアイク
シンボル ファイアーエムブレム.png
出典ファイアーエムブレムシリーズ
デビューファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005年4月20日/GC)
スマブラ
への出演
スマブラXスマブラforスマブラSP

アイク(Ike)は、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』とその続編『ファイアーエムブレム 暁の女神』に登場するキャラクター。

概要

『ファイアーエムブレム 暁の女神』のアイク

『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の主人公。グレイル傭兵団団長、グレイルの息子。故郷であるクリミア王国が隣国デインの侵攻を受け滅んだ際、辛くもデインの手から逃れたクリミアの王女"エリンシア"と出会い、最早頼るものが無い彼女から助けを乞われる。紆余曲折を経て、クリミア王国軍は再興・蜂起。将軍の地位を与えられ、同時に爵位を得る。戦いの末、デインの王"アシュナード"を討ち果たし、英雄として称えられる。

続編『暁の女神』では、第三部以降にして、事実上作中の実質的な主人公を務める。貴族生活は肌に合わないと、爵位を返上して傭兵業を再開した彼の元に、 先の戦からの友人が姿を現す場面から始まる。友から伝えられた戦乱の勃発。友への協力を約束した彼は、再び戦いに身を投じる。『暁の女神』のエンディングでは、いくつもの戦いで残した功績の数々から、"蒼炎の勇者"の異名で知られるようになったことが語られている。

代々王侯貴族が主人公を務めてきた『ファイアーエムブレム』シリーズにおいて、初めての平民出身の主人公。 性格は落ち着いていて無愛想だが、根本的には熱血漢。熟慮が苦手で猪突猛進、食欲旺盛、色恋沙汰にも縁がない…と、シリーズ中でも異色な存在。 年齢は『蒼炎の軌跡』では17歳。『暁の女神』では父親似の筋肉質になっており、21歳と推測できる。

手に持つ剣は"神剣ラグネル"。原作では強力な性能を誇る伝説の武器である。専用のスキルである「天空」も極めて強力な効果を持ち、さらにアイク自身のステータスが優秀なことも合わさって、歴代最強主人公の扱いを受けている。

  • 神剣ラグネル
    • 英雄オルティナが使っていた双剣の片割れで、女神アスタルテの加護を受けた伝説の剣である。アイクの宿敵である漆黒の騎士が持つ"神剣エタルド"とは、対の関係である(ラグネルの刀身の金に対し、エタルドは銀となっている)。
      作中最高クラスの攻撃力に加え、使用回数が無限(ほとんどの武器は有限)で、さらに衝撃波を飛ばすことで間接攻撃も可能。守備に補正までかかり、おまけに『蒼炎の軌跡』でのみ相手は必殺の一撃が出なくなる隠し効果まで備えているなど、至れり尽くせりの性能である。
      代わりにゲーム中で最も重量値が高い武器の一つであり、スマブラでの扱いはそれを意識していると思われる。
  • 天空
    • 「奥義」と呼ばれる強力なスキルの内の一つで、両作品中ではアイクのみ習得可能。
      「太陽」(HP吸収)と「月光(『蒼炎の軌跡』では防御力半減状態での攻撃、『暁の女神』では防御力無視攻撃)」というスキルの連続攻撃。最初に剣を上空に投げた後、ジャンプして剣をキャッチすると同時に敵を斬り付け(太陽)、 さらにもう一度敵を斬り上げ(月光)つつ、高くバク転しながら元の位置に戻る。
    • スマブラでは「月光」に該当する攻撃が無いが、最後の切りふだ「大天空」では、「上空に投げる剣で相手を空中に放り上げ、連続攻撃を仕掛ける」点で通じるものがある。
  • 蒼炎
    • 元々はテリウスで巻き起こる戦乱によって多くの人々が発する負の気に、負の女神ユンヌを封じたメダリオンが呼応して放つ青白い光を指す。
      "炎の紋章"とも呼ぶことから、陽炎のように揺らめき光るそれが蒼い炎に見立てられたのだと思われる。よって通常の火炎のような燃焼はしない。
    • ユンヌが鳥に姿を変える、加護を授けるといった力を行使する際にも放ち、正の女神アスタルテとの決戦では自らが蒼炎となってアイクに憑依した。

『ファイアーエムブレム 覚醒』には、"異界のアイク"としてDLCマップにて登場する(設定上、厳密には本人ではない)。さらに、ラグネルを持った"パリス[1]"という名の、アイクの子孫と思しき人物も登場する。
なお、同作ではクロムルキナが天空を習得できる。
余談だが、『覚醒』の主人公であるクロムは、シリーズ内でも人気の高いアイクのキャラクターを一部意識してデザインされている。王子でありながら自警団の団長を務めていることや、訓練で壁を壊すという豪快ぶりに、アイクの面影がみられる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ3作目の『スマブラX』登場。『スマブラX』には2007年8月1日、『スマブラfor』には2013年5月23日に、公式サイトで参戦が明らかにされた。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』までの作品において、最初から選択可能なファイターとして登場している。

デザインは、『スマブラX』では『蒼炎の軌跡』の「レンジャー」クラスのものを、『スマブラfor』では『暁の女神』の「勇者(ブレイブ)」クラスのものをベースにしている。そのため、『スマブラX』と『スマブラfor』では服装や顔つきだけでなく、体格も大きく異なる。『スマブラSP』では色変えで両方のデザインを選べるようになり、デフォルトカラーは『蒼炎』版デザインになった。

日本版での声は原作同様、萩道彦が務める。『スマブラfor』では『スマブラX』で収録された音声を使用している。『スマブラSP』では新規収録がされ、デザインによって演じ方が変わるようになった。

アイクのスマブラ初参戦である『スマブラX』の制作を発表した2005年7月には、Wiiで『ファイアーエムブレム』の新作が制作されているという情報が桜井政博の元に届いていたが、キャラクターなどのゲーム内容までは全くわからない状態だったため、『スマブラX』の企画書には『ファイアーエムブレム』からの参戦候補としては「アイク」ではなく「『ファイアーエムブレム』の誰か」と表記がなされていた[2]
その後アイクを参戦させる方針に決まると、原作の開発者から「見た目に反して重い感じを出したい」という要望が出されたため、動きは遅いがパワーのある性能になった[3]
なお、原作では使用可能だったラグネルの衝撃波による遠距離攻撃は、「『スマブラ』で目指すべきアイク像とは相容れるのか、またゲーム上でキャラクターらしさを体現するときに受け入れられるバランスになるのか」どうかを考えた結果、削除されている[4]

『スマブラX』でのキャラクターコンセプトは、「うなる剛剣」[5]。同シリーズからのマルスのスタイルがスピード重視の「流麗な剣術」であるのに対し、アイクのスタイルはパワー重視となっている。巨大な両手剣を片手で豪快に振るい、それゆえに動作が重たいのが欠点だが、それを補って余りある攻撃力とリーチを誇る。この「剛剣」と言う表現は、後の『ファイアーエムブレム』シリーズにおいてアイクの習得するスキル名として逆輸入された。また、『ファイアーエムブレム』からの参戦ファイターの中では唯一、手足による殴打攻撃を持つ。

『スマブラX』で一部ワザで表示されていた赤い炎のエフェクトは、『スマブラfor』では蒼炎を意識してか蒼色に変更された。

アートワーク

亜空の使者における役割

マルスメタナイトが追撃していた、亜空軍の幹部であるエインシャント卿の持つ亜空間爆弾を「天空」で破壊して登場し、その直後2人と共に行動をする。
また、荒野に登場した大型ロボット兵器"ガレオム"を発見したとき、最初に追撃を開始したが、このシーンで原作同様の猪突猛進さが強調されている。

ゲーム中の解説

[Xフィギュア名鑑] アイク
クリミア王国に拠点を置くグレイル傭兵団の一員。口数は多いほうではなく、無愛想な印象を相手に与えるが、実際は心の奥に熱いものが流れている熱血漢である。クリミア王国復興の立役者。『暁の女神』では義に厚く、芯の通った立派な青年へと成長を遂げ、グレイル傭兵団の長としてラグズ連合に加勢する。
  • (GC) ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
  • (Wii) ファイアーエムブレム 暁の女神
[Xフィギュア名鑑] 大天空
必殺ワザ“天空”の強化版。対戦相手に向かってアッパースイングの剣攻撃を出し、ヒットすれば発動する。剣を投げ、空中で連撃をくり出し、最後は急降下斬りで相手をたたき落とし、地上で大きく吹き飛ばす。見た目、ワザともにとても派手だが、1発目のアッパースイングの剣攻撃をヒットさせないと発動しない弱点も持っている。
  • (Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
[3Uフィギュア名鑑] アイク
『ファイアーエムブレム』シリーズに登場する、主人公のひとり。かつて、亡国クリミアを再興に導いた英雄で、グレイル傭兵団団長も務めた。今作の『スマブラ』は、巨大なベグニオン帝国に立ち向かう“勇者”アイクの姿で参戦。一撃の重たい剣術が特徴で、重量級のライバルでも豪快にふっとばす力をもっているファイターだ。
  • (GC) ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 (2005/04)
  • (Wii) ファイアーエムブレム 暁の女神 (2007/02)
[3Uフィギュア名鑑] アイク(EX)
両手剣で一刀両断する横スマッシュ攻撃の「叩き割り」は『スマブラ』内でもトップクラスのふっとばし力をもつ。スキは大きいものの、常に狙っていきたいワザ。「噴火」は地面に剣を刺し火柱を発生させ、ダメージを与える必殺ワザ。ためすぎると自らダメージを受けてしまうので、最大までたまる一歩手前で出すといいだろう。
  • (GC)ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 (2005/04)
  • (Wii)ファイアーエムブレム 暁の女神 (2007/02)
[WiiUフィギュア名鑑] 大天空
必殺ワザ“天空”と、連続攻撃を組み合わせた最後の切りふだ。アッパースイングで剣を大きく振り上げて、相手にヒットすると発動。剣を上に放り投げ空中で掴み取ったあと、何度も攻撃を繰り出し、最後は地上に勢いよく叩き落として大きくふっとばす。最初の一撃を当てられないと発動しないまま終わるので、しっかり狙いたい。

使用ワザの名称一覧

[icon] この節の加筆が望まれています。
  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
スマブラX スマブラfor スマブラSP
弱攻撃 殴打 → 蹴り上げ → 振り下ろし
ダッシュ攻撃 斬り上げ
横強攻撃 振り抜き
上強攻撃 叩き上げ
下強攻撃 斬り払い
横スマッシュ攻撃 叩き割り
上スマッシュ攻撃 叩き下ろし
下スマッシュ攻撃 振り払い
ニュートラル空中攻撃 斬り回し
前空中攻撃 斬り下ろし
後空中攻撃 振り向き斬り
上空中攻撃 振り回し 振り上げ
下空中攻撃 叩き落とし
つかみ攻撃 つかみ頭突き
前投げ 蹴り
後投げ 後ろ蹴り
上投げ 突き上げ
下投げ 膝蹴り
通常必殺ワザ (1) 噴火
通常必殺ワザ2 旋風
通常必殺ワザ3 大噴火
横必殺ワザ (1) 居合い斬り
横必殺ワザ2 肉弾
横必殺ワザ3 不屈斬り
上必殺ワザ (1) 天空
上必殺ワザ2 進天空
上必殺ワザ3 天空波
下必殺ワザ (1) カウンター
下必殺ワザ2 麻痺カウンター
下必殺ワザ3 スマッシュカウンター
最後の切りふだ 大天空

動作などの元ネタ

ワザ

  • 弱攻撃など
    • 現実世界における「ドイツ流剣術」。両手剣を使った実戦向け基本剣術である。彼の剣技は基本的にこれをベースに原作の味付けをしたものとなっている。
  • ダッシュ攻撃:斬り上げ
    • クラス「ロード」の時の必殺。剣を構えた後、滑るように近付きジャンプして斬り上げる。スマブラではジャンプがカットされている。
  • 横強攻撃: 振り抜き
    • クラス「ロード」の時の通常攻撃。両腕を交えて横斬りを繰り出すのは同じだが、スマブラではかなり体勢が低めになっている。
  • 上強攻撃: 叩き上げ
    • アイクのクラスでは違うが、ソードマスター(剣)やハルバーディア(槍)などの必殺では初撃で武器を振り上げて相手を打ち上げ、それらに少し似てる。
  • 横スマッシュ攻撃: 叩き割り
    • 『蒼炎の軌跡』の序章のムービーの稽古風景から。父のグレイルに向けて不意打ちを仕掛けるが簡単に避けられたうえ反撃を貰ってしまった。
  • 前空中攻撃: 斬り下ろし
    • 『蒼炎の軌跡』のオープニングムービーの漆黒の騎士と剣を交える部分の最後のイラストのポーズにやや近い。
元ネタ アイク 空前.jpg
  • 上空中攻撃: 振り回しX3U
    • 『蒼炎の軌跡』の漆黒の騎士の必殺の前動作に少し似ている。ちなみに、漆黒の騎士とアイクは同一の剣術の師匠を持つ。
  • 通常必殺ワザ: 噴火
    • 実際のところは剣から炎は出せない。
    • アイクは使えないが、原作には「ボルガノン」という相手の足元から溶岩を噴き出させるような攻撃をする炎の魔術書があり、それとよく似ている。
  • 横必殺ワザ: 居合い斬り
    • 『蒼炎の軌跡』の「レンジャー」時のとどめの必殺モーションに、突進して剣を平行に振り攻撃するという似たような動作がある。暁の女神の必殺モーションでも似たものが見られる。
  • 上必殺ワザ: 天空 / 勝利演出: 「天空」を披露する
    • 『蒼炎の軌跡』『暁の女神』でアイクのみ習得できる奥義スキル。詳細は#概要にて。
    • 原作では敵に蒼い光を発しつつ剣を向け、剣を回転させながら上に投げ、ジャンプし空中キャッチから斬り下ろし(太陽)→バック転しながら斬り上げ(月光)の二連コンボ。掛け声は無い。
    • スマブラでは斬り上げモーションが無いため、原作の天空よりGBA時代の「傭兵」というクラスの必殺モーションの方が近い。
    • 『If』のアイクの攻撃モーションの1つに、空中キャッチからの斬り下ろしで終わる、スマブラの「天空」と同様のものがある。また、「天空」でも斬り上げはせず、スマブラの横必殺ワザの元にもなった、『蒼炎の軌跡』の突進して剣を振る攻撃に繋げて終える。
    • 『ヒーローズ』に登場する伝承の神将 アイクのとどめアニメーションも斬り下ろしで終えるスマブラに近いものになっている。
  • 下必殺ワザ:カウンター
    • 反撃はクラス「レンジャー」時の初回攻撃に似ている。
    • 同名のスキルは存在するが効果は受けたダメージの半分を返すというもので、スマブラのものとは異なる。
  • 最後の切りふだ: 大天空
    • 「大天空」という技は原作にはないが、大天空のように高速で連続攻撃を見舞わせる「流星」というスキルがある。蒼炎を纏いながらの天空と言う点では『ヒーローズ』に登場する伝承の神将 アイクが習得する奥義スキル「蒼の天空」と共通する。
  • 上アピール:剣を正眼に構え、気合を入れる
    • 正眼の構えは『蒼炎の軌跡』のオープニングムービーの漆黒の騎士と剣を交える部分の最初のイラストのポーズに近い。
元ネタ アイク 上アピ.jpg
  • 横アピール
    • 『暁の女神』の戦闘前のモーションによく似ている。
元ネタ アイク 横アピ.jpg
  • 下アピール
    • 動作は全く似ていないが、アイクの妹のミストは剣装備時に敵を倒すと、剣を地面に刺す。
    • 『If』ではアイクが敵を倒した時の勝利演出としてこれが逆輸入された。

その他

  • 待機モーション: 首の後ろに回した剣で肩を叩く
    • 『暁の女神』のクラス「神将」時のマップ上では剣を肩に乗せている。
  • 中速歩行
    • 「蒼炎の軌跡』のレンジャー時のマップ上での歩き方に近い。
  • 走行ブレーキ
    • 『蒼炎の軌跡』の7章後のムービー「運命の一夜」で足を止めたときのポーズにやや近い。ただし原作より姿勢が低く左右逆。またその時、剣を持っていない。
  • 空中前ジャンプ / ガケのぼりジャンプ
    • クラス「ロード」時の必殺や、「天空」では、ジャンプ中にこのような感じで身体を丸めて前回転する。
  • 地上後ろジャンプX3U
    • 『暁の女神』の4部終章「再生[Area2]」の戦闘前の漆黒の騎士と剣を交えるムービー(オープニングムービーにも使われている)での後方宙返り。
  • 登場演出
    • 「ワープの杖」などによる転送。
  • 勝利演出:剣を軽く振るい肩に乗せる
    • 剣を肩に乗せるのは『暁の女神』のクラス「神将」時のマップ上でのポーズを意識したものだろうか。

台詞

  • 勝利演出:「手加減してやるほど、俺は甘くはない」X3U
    • 『暁の女神』の3部7章「両雄、相打つ」でアイクがサザに発するもの。原作では「戦場で手加減してやるほど~」である。
  • 勝利演出:「守るべきもののために、戦うだけだ」X3U
    • 『蒼炎の軌跡』のキャッチコピー「守るべき者のため ただ戦う」から。
  • 勝利演出:「あんたの戦い、見事だった」SP
    • 『蒼炎の軌跡』終章「帰還」に登場するブライスをアイクで撃破した際の台詞。
  • 勝利演出:「誰にも、譲る気はない」SP
    • 『蒼炎の軌跡』27章「宿命の刻」での台詞。「そうだな。あいつのことだけは…誰にも譲る気はない。」
    • 漆黒の騎士との一騎打ちを表明する会話。
  • 勝利演出:「極めれば、誰にも負けはしない」SP
    • 『蒼炎の軌跡』27章「宿命の刻」での漆黒の騎士と対峙した際の台詞。「…幼い頃から、親父に基礎を叩き込まれた俺の剣技は……極めれば…誰にも負けるはずがない。」
  • 勝利演出:「どうして俺の前に立った」SP
    • 『暁の女神』第3部13章「血の代償」で、敵ユニットとして登場するアイクの戦闘前台詞。「敵として対した相手に容赦はせん。悪いが…あんたはここまでだ。」~と続く。
  • 勝利演出:「俺は、前に進む」SP
    • 『暁の女神』第4部終章「再生」(Area5)で、ラスボスである女神アスタルテとの戦闘会話が元と思われる。「たとえ神が相手だろうが……勝ち目のない戦いだろうが……俺は前へ進む。それだけだ。」
  • 勝利演出:「俺には守るべきものがある」SP
    • 『暁の女神』第4部終章「再生」(Area5)での女神アスタルテとの戦闘前会話。「俺には仲間がいる。守るべき物が在る。」

主な登場作品

など

脚注

  1. "パリス"は、アイクの開発初期段階での名前である。
  2. 『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く 後編
    “『スマブラX』の制作を発表した2005年7月の段階で『ファイアーエムブレム』の新作がWiiで制作中であることがわかりました。キャラについては情報がなく、何もわからなかったので、企画書を制作する段階では"『ファイアーエムブレム』の誰か"と表記していました。”
  3. 『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 〃
    “アイクは原作の開発者から「見た目に反して重い感じを出したい」という要望があって、大型の剣を持つゴツイキャラクターを目指しました。動きが重いために攻撃をかわされやすいけれども、当たるとめちゃくちゃ痛いという。”
  4. 『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 〃
    “原作では、衝撃波みたいなもので遠くの敵を攻撃するシチュエーションもあるんですが、『スマブラX』で目指すべきアイク像と相容れるのか。また、キャラクター性という意味ではなくて、ゲーム上でキャラクターらしさを体現するときに、受け入れられるバランスになるのかどうかということを考えて外しました。やっぱり、ワザなどは原作のまま突っ込めばキャラクターらしさが出るのか、と言えば決してそうではないんですね。”
  5. 桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ

外部リンク


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