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ガケつかまり

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2018年1月19日 (金) 15:20時点におけるDRAFIX (トーク | 投稿記録)による版 (→‎ガケ吸い寄せ)
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ガケつかまり中のルイージ

ガケつかまりは、キャラクターがガケに掴まる行為およびその状態のこと。

ファイターが#ガケつかまりの条件を満たしているとき、ファイターのガケつかまり判定がガケに触れると、ガケつかまりを行う。

ガケつかまりをすると、着地した時と同じように空中ジャンプや、空中では1度しか使用できない仕様の必殺ワザが再使用できるようになる。なお、システム面では着地した扱いにはなっておらず、ガケつかまり中のキャラクターは空中にいる状態になっている。
ガケつかまりをするのと同時にしばらくの間はキャラクターが無敵になる。この無敵時間はガケにつかまるまで空中に滞在した時間が長いほど長くなる。一度ガケをつかんでから着地せずに再度ガケを掴んだ場合には無敵が付加されない。

ガケつかまり中にできる行動は限られており、その場ガケのぼりガケのぼり回避ガケのぼり攻撃ガケのぼりジャンプガケ離しのみができる。ガケのぼり行動をしないまま一定時間が経過すると、キャラクターは力尽きてガケから手を離してダメージ落下をする。

ガケつかまりの条件

次の状況では、ガケつかまりができない。それ以外の状況では、キャラクターのガケつかまり判定がガケに触れた時、キャラクターはガケつかまりをする。

  • ワザ・空中回避・アイテム投げ・ふっとび動作中。
    なお一部の必殺ワザは発動中でもガケつかまりができるタイミングがある(後述する自動ガケつかまり)。
  • 地上ジャンプ・空中ジャンプの上昇中。
  • スティックを下に倒している。
  • ガケつかまりの上限回数に達している。
    • アイクの上必殺ワザと全てのワイヤー復帰は、着地するまでにそのワザを使用中にガケつかまりができる回数の上限が設定されている。
  • 最後にガケつかまりをしてから一定以上の時間が経過していない。

自動ガケつかまり

一部の必殺ワザは動作の途中でキャラクターのガケつかまり判定がガケに触れれば動作をキャンセルしてガケつかまりに移行する。

ガケつかまりからできる行動

ガケつかまりからは以下の行動ができる。

ガケに掴まった直後は行動不能な硬直時間が存在し、キャラによってわずかな差はあるが大体20F前後ある。ワイヤー復帰だと、その時間が通常よりも短くなる。

ガケつかまりからできる行動の内で、先行入力ができるのは、ガケのぼり回避、ガケのぼり攻撃、ガケのぼりジャンプのみ。

ガケのぼり行動

ファイル:アクション ガケのぼり.jpg
その場ガケのぼり、ガケのぼり攻撃、ガケのぼり回避、ガケのぼりジャンプ。

キャラクターがガケを登る行動。

その場ガケのぼり

ガケつかまり中にスティックを前に倒すと、キャラクターはガケを登りステージの淵に立つ。

入力から動作可能になるまでの殆どの間、無敵になる。ガケのぼり行動の中では最も動作が短い。

ガケのぼり回避

ガケつかまり中にシールドボタンを押下すると、キャラクターはガケを登って転がったり這いつくばりながら前進していく。

入力してからその場ガケのぼりと同じくらいの間無敵になるが、無敵が切れてからも少しの間動作が続く。

ガケのぼり攻撃

ガケつかまり中に攻撃ボタンまたは必殺ワザボタンを押下すると、キャラクターはガケを登りつつ攻撃する。

入力してから僅かな間無敵になる。攻撃判定が発生するまでには無敵は無くなる。

ガケのぼりジャンプ

ガケつかまり中にジャンプを入力すると、キャラクターは高く跳躍してガケから登る。

入力してから僅かな間無敵になる。ガケのぼり行動の中では最も無敵時間が短い。

ガケ離し

ガケつかまり中にスティックを後ろか下に倒すと、キャラクターはガケから手を離して落下する。ただ空中にいる状態になるだけであり、すぐに他の行動が可能になる。

この行動をした瞬間にガケつかまり時の無敵は無くなる。

ガケつかまり中の姿勢について

ガケつかまり中の姿勢(当たり判定の形)は各ファイター毎に異なる。
つまり、無敵が切れている状況でガケをつかんだ際に当たる攻撃がファイター毎に変わってくるということである。

例えば、ゲッコウガはガケつかまり中の姿勢の低さが参戦ファイターの中でもトップクラスで、攻撃判定が床下まで出ていない攻撃には当たらずに済む。
その一方で、ドンキーコングのようにガケから身体が大きくはみ出していて、各種下攻撃どころか一部の横攻撃にすら当たってしまうファイターもいる。
大雑把な傾向としては、ピーチガノンドロフパルテナマルスクラウドなど、リアル頭身の人型ファイターは姿勢が低い場合が多く、
マリオヨッシートゥーンリンクメタナイトリザードンなど、頭が大きいファイターは姿勢が高くなりやすい。

それから、立ち状態やしゃがみ状態などと同様に、ガケつかまり状態にも待機モーションが用意されている。
中には待機モーションの動きが大きく、当たり判定が上に伸びてしまうファイターも存在し、一時的とはいえ危険な状態になるため注意が必要。

ガケつかまり時の姿勢の低さの比較
Cliffrank by DRAFIX.jpg

以下の表は、ガケつかまり時の姿勢が特に低いファイターに対し、さまざまなファイターの打点が低い攻撃ワザが当たるかどうかを検証したもの。
全てのファイターのガケつかまりにヒットする攻撃はあらかじめ除外している。
おおまかな順位づけは可能と思われるが、リンクにアイクの上スマが当たらないなど例外も多い。おそらくZ軸の影響[1]によるものと思われる。

【凡例】
○……当たる
△……姿勢次第では当たる
×……当たらない

ファイター名 ワリオ下スマ アイク上スマ(後方) アイク上スマ(前方) アイク横スマ キャプテン・ファルコン下強(右足) パルテナ上スマ パルテナ下強 ガノンドロフ下強
ソニック ○ ※1 × × × × ×
ゲッコウガ × × ※2 × × × × ×
ガノンドロフ × × × × ×
クラウド ○ ※1 × × × ×
ディディーコング × × ※2 × × ×
パルテナ ○ ※1 × × ×
カムイ × ※2 ×
マルス × ×
ゼルダ × ※2
リンク × × ○ ※3

※1……クリーンヒット部分(13%)ではなく持続部分(10%)が当たる。
※2……ヒットはしないがチップが発生。
※3……左足でも当たる。

より詳細なデータについては、スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - 崖掴まり姿勢を参照。

ガケ吸い寄せ

ガケよりも低い高度からガケに近づくと、ガケに吸い寄せられるように接近してガケをつかむ。吸い寄せられる時間は1F~2Fで、ガケから離れているほど時間がかかる。吸い寄せが始まった時点でガケを掴んだのと同じ扱いになり、空中ジャンプが復活する。

吸い寄せられている間はまだ無敵が無く、無防備になる。この無防備な時間は主に崖の1Fなどと言われている。前述のとおり無防備な時間は1F~3Fあるのだが、名称はこれで広まってしまっている。

この無防備な時間は最大でもたったの2Fなのでそこへ攻撃を重ねるのは困難だが、少ないリスクで大きなリターンを狙えるので、狙う価値のある場面は多い。これを狙われている場合の対抗手段としては、吸い寄せが起きる位置からガケつかまりをしない・滞空できる必殺ワザやカベジャンプで復帰のタイミングをずらす・下に方向入力をしっぱなしにすることでガケつかまりの移行をせずにガケ上で攻撃を構えている相手に必殺ワザを当てる、等がある。

この現象は、マリオがガケの端でダッシュ攻撃をしている間に、フォックスがガケの真下から真上に向けてファイアフォックスをしてガケつかまりをしようとすることで、一人の操作でも簡単に確認できる。

脚注

  1. フラットゾーンX(終点化)やダックハント(通常・終点化問わず)では、リンクに対してもアイクの上スマ(前後)がヒットする。

関連項目


ワザ
共通 弱攻撃 - ダッシュ攻撃 - 強攻撃 - スマッシュ攻撃 - 空中攻撃 - つかみ - 投げ - 必殺ワザ - 最後の切りふだ - おきあがり攻撃 - ガケのぼり攻撃 - アピール
一部ファイター限定 空中ワイヤー - 滑空攻撃 - コマンド入力ワザ - 特殊ワザ