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「ガノンドロフ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ファイル:ガノンドロフ (ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD).png|170px|サムネイル|左|『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』のガノンドロフ]]
 
[[ファイル:ガノンドロフ (ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD).png|170px|サムネイル|左|『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』のガノンドロフ]]
『ゼルダの伝説』シリーズの多くの作品において登場する悪役キャラクターで、"(大)魔王ガノンドロフ"、"魔王ガノン"などと呼ばれる。ガノンドロフとガノンは同一の存在で、大男の姿を"ガノンドロフ"、怪物に変身した姿を"ガノン"としている。
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『ゼルダの伝説』シリーズの多くの作品において登場する悪役キャラクターで、“(大)魔王ガノンドロフ”、“魔王ガノン”などと呼ばれる。ガノンドロフとガノンは同一の存在で、大男の姿を“ガノンドロフ”、怪物に変身した姿を“ガノン”としている。
  
 
ガノンドロフ及びガノンは、主人公の[[リンク]]とヒロインの[[ゼルダ]]とは違い、『4つの剣+』を除いて同一人物である。作品ごとに復活しているようだが、復活の方法は不明。
 
ガノンドロフ及びガノンは、主人公の[[リンク]]とヒロインの[[ゼルダ]]とは違い、『4つの剣+』を除いて同一人物である。作品ごとに復活しているようだが、復活の方法は不明。
  
『ゼルダ』シリーズの多くで悪役・ラストボスの立場にある。砂漠の民ゲルド族出身の大男で、育ての親は双生魔道師"ツインローバ"。ゲルド族とは人口の殆どが女性の義賊民族で、100年に1度生まれる男をゲルドの王とするしきたりがあった。
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『ゼルダ』シリーズの多くで悪役・ラストボスの立場にある。砂漠の民ゲルド族出身の大男で、育ての親は双生魔道師ツインローバ。ゲルド族とは人口の殆どが女性の義賊民族で、100年に1度生まれる男をゲルドの王とするしきたりがあった。
 
   
 
   
ガノンドロフとして初登場した『時のオカリナ』では、ゲルド族の支配では飽きたらずハイラル全土の支配を目論み、リンクが"マスターソード"を引き抜いた反動で眠りについた(封印された)隙に聖地へ侵入。触れた者の望みを叶えるトライフォースをものにすべく接触するが、「知恵」か「勇気」のどちらかが欠けていた為にトライフォースは3つに分裂し、ガノンドロフを最も象徴する要素を司った部位である「力」のトライフォースだけが彼に宿った。この一連の出来事は『ゼルダ』シリーズのターニングポイントであり、ここから3つの並行世界へ分岐していく事となる。
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ガノンドロフとして初登場した『時のオカリナ』では、ゲルド族の支配では飽きたらずハイラル全土の支配を目論み、リンクがマスターソードを引き抜いた反動で眠りについた(封印された)隙に聖地へ侵入。触れた者の望みを叶えるトライフォースをものにすべく接触するが、「知恵」か「勇気」のどちらかが欠けていた為にトライフォースは3つに分裂し、ガノンドロフを最も象徴する要素を司った部位である「力」のトライフォースだけが彼に宿った。この一連の出来事は『ゼルダ』シリーズのターニングポイントであり、ここから3つの並行世界へ分岐していく事となる。
  
 
その後の展開としては、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸(『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』)」、「リンクが元の時代に戻り、事前に手を打ったため、封印戦争が起きなかった時間軸(『トワイライトプリンセス』『4つの剣+』)」、「リンクがガノンドロフに敗北した時間軸(『神々のトライフォース』『夢をみる島』『ふしぎの木の実』『ゼルダの伝説(初代)』『リンクの冒険』)」の3つの世界線が描かれている。いずれにせよ、ハイラルを完全に手中に収め損じた末の封印や、別の世界への追放等で野望を阻止され、時を経ては復活し再びハイラルを支配しようとする、といった事を繰り返している。但し封印戦争が起きなかった時間軸だけは例外で、『トワイライトプリンセス』にてリンクの手により完全に死亡したのち、数百年後の『4つの剣+』にて別個体のガノンドロフが誕生している。
 
その後の展開としては、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸(『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』)」、「リンクが元の時代に戻り、事前に手を打ったため、封印戦争が起きなかった時間軸(『トワイライトプリンセス』『4つの剣+』)」、「リンクがガノンドロフに敗北した時間軸(『神々のトライフォース』『夢をみる島』『ふしぎの木の実』『ゼルダの伝説(初代)』『リンクの冒険』)」の3つの世界線が描かれている。いずれにせよ、ハイラルを完全に手中に収め損じた末の封印や、別の世界への追放等で野望を阻止され、時を経ては復活し再びハイラルを支配しようとする、といった事を繰り返している。但し封印戦争が起きなかった時間軸だけは例外で、『トワイライトプリンセス』にてリンクの手により完全に死亡したのち、数百年後の『4つの剣+』にて別個体のガノンドロフが誕生している。
  
豚、或いはイノシシのような姿をした"魔獣ガノン"は、ガノンドロフがトライフォースの力を暴走させたために変貌した怪物とされる。
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豚、或いはイノシシのような姿をした“魔獣ガノン”は、ガノンドロフがトライフォースの力を暴走させた為に変貌した怪物とされる。
  
 
現在の所、『ゼルダ』シリーズにおいては黒幕や元凶としての登場が殆どで、正統派のシリアスな悪役を貫いている。この点は、同じく任天堂の看板タイトルである『マリオ』シリーズの悪役[[クッパ]]が、時折味方として登場するのと対照的である。唯一『風のタクト』では、情感のある一面も見せる。
 
現在の所、『ゼルダ』シリーズにおいては黒幕や元凶としての登場が殆どで、正統派のシリアスな悪役を貫いている。この点は、同じく任天堂の看板タイトルである『マリオ』シリーズの悪役[[クッパ]]が、時折味方として登場するのと対照的である。唯一『風のタクト』では、情感のある一面も見せる。
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=== [[亜空の使者]]における役割 ===
 
=== [[亜空の使者]]における役割 ===
 
"[[マスターハンド]]"の側近たる司令官として、実働部隊のクッパ軍団に逐次指示を出していた。<br />
 
"[[マスターハンド]]"の側近たる司令官として、実働部隊のクッパ軍団に逐次指示を出していた。<br />
また、"エインシャント卿"の[[ロボット]]軍団を、ファイター達もろとも大量の亜空間爆弾で自爆させようと手元のスイッチで強制的に従わせたり、亜空砲戦艦を動員し砲撃の指示をしたり、クッパと共にマスターハンドの謁見に向かう際、クッパを不意打ちでフィギュアにしたりと、悪役ぶりも遺憾なく発揮している。<br />
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また、エインシャント卿の[[ロボット]]軍団を、ファイター達もろとも大量の亜空間爆弾で自爆させようと手元のスイッチで強制的に従わせたり、亜空砲戦艦を動員し砲撃の指示をしたり、クッパと共にマスターハンドの謁見に向かう際、クッパを不意打ちでフィギュアにしたりと、悪役ぶりも遺憾なく発揮している。<br />
 
黒幕たる"[[タブー]]"の存在を知らないまま、操られたマスターハンドに従い行動していた<ref name="x_akuu">[https://www.smashbros.com/wii/jp/gamemode/modea/modea17.html “亜空の使者”の謎]</ref>が、マスターハンドが操られていた事を知るなりタブーに攻撃を仕掛けるも、あっけなく返り討ちにされてしまう。<br />
 
黒幕たる"[[タブー]]"の存在を知らないまま、操られたマスターハンドに従い行動していた<ref name="x_akuu">[https://www.smashbros.com/wii/jp/gamemode/modea/modea17.html “亜空の使者”の謎]</ref>が、マスターハンドが操られていた事を知るなりタブーに攻撃を仕掛けるも、あっけなく返り討ちにされてしまう。<br />
 
その後リンクとゼルダの手によって復活し、共にタブー打倒に向かった。尚、これはフィギュアの世界の出来事、つまり原作とは全く関係ないストーリーとはいえ、『ゼルダ』シリーズにおける主格の3人が公式ゲームで共闘する、初めてのシーンとなった。
 
その後リンクとゼルダの手によって復活し、共にタブー打倒に向かった。尚、これはフィギュアの世界の出来事、つまり原作とは全く関係ないストーリーとはいえ、『ゼルダ』シリーズにおける主格の3人が公式ゲームで共闘する、初めてのシーンとなった。
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*横スマッシュ攻撃:斬岩 {{有無|SP}}
 
*横スマッシュ攻撃:斬岩 {{有無|SP}}
 
**剣の振り方が、『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる縦斬りに多少似ている。但し剣を構えながらの助走の有無等、相違点もある。
 
**剣の振り方が、『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる縦斬りに多少似ている。但し剣を構えながらの助走の有無等、相違点もある。
***同作品に登場する敵、"タートナック"の縦斬りの動作にも多少似ている(剣のデザインも非常に近い)。但しタートナックは左手が盾で塞がっている為、剣は片手で振る。
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***同作品に登場する敵、タートナックの縦斬りの動作にも多少似ている(剣のデザインも非常に近い)。但しタートナックは左手が盾で塞がっている為、剣は片手で振る。
 
**[https://m.youtube.com/watch?v=RIa79bTDuV4 『任天堂スペースワールド2000』で発表されたデモ]にも、同じ大剣を縦に振り下ろすシーンがあり、動作が多少似ている。但しデモでは片手で振り下ろしている。
 
**[https://m.youtube.com/watch?v=RIa79bTDuV4 『任天堂スペースワールド2000』で発表されたデモ]にも、同じ大剣を縦に振り下ろすシーンがあり、動作が多少似ている。但しデモでは片手で振り下ろしている。
 
*上スマッシュ攻撃:天上斬 {{有無|SP}}
 
*上スマッシュ攻撃:天上斬 {{有無|SP}}
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**自力でもって上昇する点が、『時のオカリナ』で見せる空中浮遊を多少彷彿とさせる。
 
**自力でもって上昇する点が、『時のオカリナ』で見せる空中浮遊を多少彷彿とさせる。
 
*最後の切りふだ:魔獣ガノン {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}  / 魔王ガノン {{有無|SP}}
 
*最後の切りふだ:魔獣ガノン {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}  / 魔王ガノン {{有無|SP}}
**シリーズの初代から登場するもう一つの姿。デザインの基盤は魔獣が『トワイライトプリンセス』、魔王が『時のオカリナ』のものとなっている。
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**シリーズの初代から登場するもう一つの姿。デザインの基盤は“魔獣”が『トワイライトプリンセス』、“魔王”が『時のオカリナ』のものとなっている。
 
**{{有無|SP}} 『時のオカリナ』同様、変身時に全身から青白い閃光を放つ。
 
**{{有無|SP}} 『時のオカリナ』同様、変身時に全身から青白い閃光を放つ。
 
*ガケのぼり攻撃:左手を右から左に向かって払い、手の甲を前方の相手に当てるように攻撃
 
*ガケのぼり攻撃:左手を右から左に向かって払い、手の甲を前方の相手に当てるように攻撃
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**直結的な元ネタとは言えないが、『ブレス オブ ザ ワイルド』にて、ゲルド族の主要キャラが周囲に雷を落とす技を持っていたり、同キャラが操る神獣が、一帯に落雷を起こしたり電撃を発射したりする等、ゲルド族と電撃に浅からぬゆかりがあると推測出来る描写が散見する。
 
**直結的な元ネタとは言えないが、『ブレス オブ ザ ワイルド』にて、ゲルド族の主要キャラが周囲に雷を落とす技を持っていたり、同キャラが操る神獣が、一帯に落雷を起こしたり電撃を発射したりする等、ゲルド族と電撃に浅からぬゆかりがあると推測出来る描写が散見する。
 
**『時のオカリナ』のガノンドロフの、光弾の生成中のSEとエフェクトが放電を思わせる点、ガノンドロフが喰らった際、全身に無数の電流が走り動けなくなる点から、ガノンドロフは電撃属性の力を有していると解釈出来得る。
 
**『時のオカリナ』のガノンドロフの、光弾の生成中のSEとエフェクトが放電を思わせる点、ガノンドロフが喰らった際、全身に無数の電流が走り動けなくなる点から、ガノンドロフは電撃属性の力を有していると解釈出来得る。
***『スカイウォードソード』にて、ガノンドロフの前世である事が示唆されている"終焉の者"も、剣に雷の力を宿したり、リンクの頭上から雷を落としたりする。
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***『スカイウォードソード』にて、ガノンドロフの前世である事が示唆されている終焉の者も、剣に雷の力を宿したり、リンクの頭上から雷を落としたりする。
 
*暗黒属性のワザ各種
 
*暗黒属性のワザ各種
 
**同じく直結的な元ネタではないが、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦前のムービーにて、ガノンドロフがリンクを呑まんばかりの闇の波動を発生させ、ナビィを近付かせないようにしている事から、原作でも暗黒属性の力を有していると解釈出来得る。
 
**同じく直結的な元ネタではないが、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦前のムービーにて、ガノンドロフがリンクを呑まんばかりの闇の波動を発生させ、ナビィを近付かせないようにしている事から、原作でも暗黒属性の力を有していると解釈出来得る。
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*ガノンドロフの剣 {{有無|DX}}{{有無|SP}} / {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
 
*ガノンドロフの剣 {{有無|DX}}{{有無|SP}} / {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}
 
**『DX』『SP』の剣は、『任天堂スペースワールド2000』で発表されたゲームキューブの紹介ビデオでリンクと一騎打ちする際に使用した大剣。
 
**『DX』『SP』の剣は、『任天堂スペースワールド2000』で発表されたゲームキューブの紹介ビデオでリンクと一騎打ちする際に使用した大剣。
***後に『トワイライトプリンセス』に登場する敵キャラ、"タートナック"が非常に近いデザインの剣を使用している。
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***後に『トワイライトプリンセス』に登場する敵キャラ、タートナックが非常に近いデザインの剣を使用している。
 
**『X』『for』の剣は、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが六賢者に封印される際に胸を貫かれた光の剣。普段は柄の部分を先端に向けた仕込み杖のような形で持っているが、リンクとの最終戦時には引き抜いて華麗な剣技を見せる。
 
**『X』『for』の剣は、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが六賢者に封印される際に胸を貫かれた光の剣。普段は柄の部分を先端に向けた仕込み杖のような形で持っているが、リンクとの最終戦時には引き抜いて華麗な剣技を見せる。
 
*打撃アイテム 弱攻撃 {{有無|X}}
 
*打撃アイテム 弱攻撃 {{有無|X}}
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**『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、光弾を放つ時のボイスとほぼ同じ。
 
**『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、光弾を放つ時のボイスとほぼ同じ。
 
*[[登場演出]]の深紫色の狭間 {{有無|X}}以降
 
*[[登場演出]]の深紫色の狭間 {{有無|X}}以降
**『時のオカリナ』でリンクに不甲斐なく敗れた"ファントムガノン"を、ガノンドロフが葬る際に開いた「次元の狭間」に似ている。但し原作のものは色が漆黒に近い。
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**『時のオカリナ』でリンクに不甲斐なく敗れたファントムガノンを、ガノンドロフが葬る際に開いた「次元の狭間」に似ている。但し原作のものは色が漆黒に近い。
 
*腕組み {{有無|X}}以降 / [[勝利演出]]の1つ:高笑い
 
*腕組み {{有無|X}}以降 / [[勝利演出]]の1つ:高笑い
 
**『時のオカリナ』にて、聖地へ侵入出来るようになった事を喜ぶ際、腕を組み高笑いする。
 
**『時のオカリナ』にて、聖地へ侵入出来るようになった事を喜ぶ際、腕を組み高笑いする。
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***終焉の者はガノンドロフとは別人だが、公式の容姿・台詞・行動・設定等から、ガノンドロフの前世である事が示唆されている。
 
***終焉の者はガノンドロフとは別人だが、公式の容姿・台詞・行動・設定等から、ガノンドロフの前世である事が示唆されている。
 
****『ゼルダ無双』においても、ガノンドロフの容姿、一部の技や動作、一部の大剣のデザインと名称に、終焉の者の要素が含まれている。
 
****『ゼルダ無双』においても、ガノンドロフの容姿、一部の技や動作、一部の大剣のデザインと名称に、終焉の者の要素が含まれている。
**雷光弾は、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦や、『トワイライトプリンセス』の"ガノン憑依ゼルダ"戦、『神々のトライフォース2』の"ユガガノン"戦等で使用する、光弾を多少彷彿とさせる。
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**雷光弾は、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦や、『トワイライトプリンセス』のガノン憑依ゼルダ戦、『神々のトライフォース2』のユガガノン戦等で使用する、光弾を多少彷彿とさせる。
 
***但し、弾の見た目はどの原作とも大分異なる。
 
***但し、弾の見た目はどの原作とも大分異なる。
 
*レーザービーム
 
*レーザービーム
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**『時のオカリナ』のガノン戦で見せる姿勢に非常に近い。但し、原作では左手に持った方の剣を地面に突き刺し、身体を支える。
 
**『時のオカリナ』のガノン戦で見せる姿勢に非常に近い。但し、原作では左手に持った方の剣を地面に突き刺し、身体を支える。
 
***脚部のディテールは、『時のオカリナ 3D』のものの方が判り易い。
 
***脚部のディテールは、『時のオカリナ 3D』のものの方が判り易い。
**『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、"光の矢"を喰らう等して怯んだ時、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが騎馬戦に敗れ落馬した時に見せる姿勢にも近い。但し、各原作では左膝を地につけ右膝を立てる。
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**『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、光の矢を喰らう等して怯んだ時、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが騎馬戦に敗れ落馬した時に見せる姿勢にも近い。但し、各原作では左膝を地につけ右膝を立てる。
 
**『神々のトライフォース2』にて、ユガガノンが戦闘の途中で見せる、俯き跪いたような姿勢にも多少通ずる。
 
**『神々のトライフォース2』にて、ユガガノンが戦闘の途中で見せる、俯き跪いたような姿勢にも多少通ずる。
 
*走らず歩行で間合いをはかる
 
*走らず歩行で間合いをはかる
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*バックステップ
 
*バックステップ
 
**前方を向いたまま跳躍でもって後方に下がる点は、『トワイライトプリンセス』の最終戦のガノンドロフと同様。
 
**前方を向いたまま跳躍でもって後方に下がる点は、『トワイライトプリンセス』の最終戦のガノンドロフと同様。
*専用のボスステージの背景
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*専用の[[ステージ#その他のステージ|ボスステージ]]の背景
 
**曇天、崩壊した城の残骸、周辺一帯を囲うように燃え盛る炎が、『時のオカリナ』のガノン戦の時のものを彷彿とさせる。
 
**曇天、崩壊した城の残骸、周辺一帯を囲うように燃え盛る炎が、『時のオカリナ』のガノン戦の時のものを彷彿とさせる。
  

2019年5月22日 (水) 14:23時点における版

ガノンドロフ
ガノンドロフ (ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D).png
『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』のガノンドロフ
シンボル ゼルダの伝説.png
出典ゼルダの伝説シリーズ
デビューゼルダの伝説[1](1986年2月21日/FCD)
ゼルダの伝説 時のオカリナ[2](1998年11月21日/N64)
スマブラ
への出演
スマブラDXスマブラXスマブラforスマブラSP
外部サイト
の紹介記事
ガノンドロフ - Wikipedia
Ganon - Zelda Wiki

ガノンドロフ(Ganondorf)、またはガノン(Ganon)は、『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクター。

概要

『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』のガノンドロフ

『ゼルダの伝説』シリーズの多くの作品において登場する悪役キャラクターで、“(大)魔王ガノンドロフ”、“魔王ガノン”などと呼ばれる。ガノンドロフとガノンは同一の存在で、大男の姿を“ガノンドロフ”、怪物に変身した姿を“ガノン”としている。

ガノンドロフ及びガノンは、主人公のリンクとヒロインのゼルダとは違い、『4つの剣+』を除いて同一人物である。作品ごとに復活しているようだが、復活の方法は不明。

『ゼルダ』シリーズの多くで悪役・ラストボスの立場にある。砂漠の民ゲルド族出身の大男で、育ての親は双生魔道師ツインローバ。ゲルド族とは人口の殆どが女性の義賊民族で、100年に1度生まれる男をゲルドの王とするしきたりがあった。

ガノンドロフとして初登場した『時のオカリナ』では、ゲルド族の支配では飽きたらずハイラル全土の支配を目論み、リンクがマスターソードを引き抜いた反動で眠りについた(封印された)隙に聖地へ侵入。触れた者の望みを叶えるトライフォースをものにすべく接触するが、「知恵」か「勇気」のどちらかが欠けていた為にトライフォースは3つに分裂し、ガノンドロフを最も象徴する要素を司った部位である「力」のトライフォースだけが彼に宿った。この一連の出来事は『ゼルダ』シリーズのターニングポイントであり、ここから3つの並行世界へ分岐していく事となる。

その後の展開としては、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸(『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』)」、「リンクが元の時代に戻り、事前に手を打ったため、封印戦争が起きなかった時間軸(『トワイライトプリンセス』『4つの剣+』)」、「リンクがガノンドロフに敗北した時間軸(『神々のトライフォース』『夢をみる島』『ふしぎの木の実』『ゼルダの伝説(初代)』『リンクの冒険』)」の3つの世界線が描かれている。いずれにせよ、ハイラルを完全に手中に収め損じた末の封印や、別の世界への追放等で野望を阻止され、時を経ては復活し再びハイラルを支配しようとする、といった事を繰り返している。但し封印戦争が起きなかった時間軸だけは例外で、『トワイライトプリンセス』にてリンクの手により完全に死亡したのち、数百年後の『4つの剣+』にて別個体のガノンドロフが誕生している。

豚、或いはイノシシのような姿をした“魔獣ガノン”は、ガノンドロフがトライフォースの力を暴走させた為に変貌した怪物とされる。

現在の所、『ゼルダ』シリーズにおいては黒幕や元凶としての登場が殆どで、正統派のシリアスな悪役を貫いている。この点は、同じく任天堂の看板タイトルである『マリオ』シリーズの悪役クッパが、時折味方として登場するのと対照的である。唯一『風のタクト』では、情感のある一面も見せる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

ファイター

シリーズ2作目の『スマブラDX』から登場。『DX』では2001年12月18日、『スマブラX』では2008年3月18日、『スマブラfor』では3DS版発売後の2014年10月15日と、いずれも発売後に公式サイトで参戦が発表されたが、『for』では、発表前に公開された紹介映像に既に小さく映ってしまっている(#備考)。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラ3DS』までの作品では隠しキャラクターとして、『スマブラWii U』では最初から選択可能なファイターとして登場している。

デザインは、『DX』では『任天堂スペースワールド2000』で発表されたゲームキューブの紹介ビデオのものを、『X』では『トワイライトプリンセス』のものをベースにしている。『for』でも『X』と同じものをベースにしているが、マントが破れかけていて、胸部には六賢者に処刑されかけた際に剣で貫かれてできた傷がある。『SP』では『時のオカリナ』のリメイク作である『時のオカリナ 3D』のものをベースにしている。大剣は『DX』と同様、ゲームキューブの紹介ビデオで使用していたもの。

声は、『DX』では『時のオカリナ』で担当した長嶝高士による原作で収録された音声を加工したものを使用している。『X』と『for』では『トワイライトプリンセス』で担当した宮田浩徳による原作で収録された音声を使用している。『SP』では長嶝高士が新規収録で担当している。

『DX』では当初は登場させる予定は無かった[3][4]が、原作側からモデルの提供をされていた事、身体のバランスがキャプテン・ファルコンと似ている事、参戦要望が多かった事等により、ファルコンのモデル替えキャラとして参戦した。その為か、『時のオカリナ』のように光弾や長時間の空中浮遊といった、魔力を活かしたワザは用いない。剣に関しても、『DX』では勝利演出#アートワーク、『X』ではアピールで見せるのみで、戦闘で使われる事はなかった。『for』ではカスタマイズ必殺ワザの「魔人剣」で遂に剣を使い、『SP』では各スマッシュ攻撃で大剣を振るうようになった。

力のトライフォースに選ばれた者だけあって、闇魔法の紫炎を纏わせた体術はどの登場作品でも弩級の破壊力を持つ。特に『X』以降では、同じパワーファイターのクッパドンキーコングは、何だかんだで小ワザも持っており、器用な事も出来る性能であるのに対し、ガノンドロフは弱攻撃からして大ワザばかりの、とても純粋なパワーファイターとなっている。

『スマブラX』以降はファルコンをベースとしつつも、ガノンドロフに合うようモーションが洗練されており、純粋なモデル替えキャラでは無くなっている。

これらの事から『スマブラ』のガノンドロフは、「キャプテン・ファルコンからスピードの能力値を抜き取り、全てパワーに割り振ったファイター」と言える。

ボスキャラクター

公式絵 SP 魔王ガノン.png

『スマブラSP』では、最後の切りふだで変身する魔王ガノンが、ボスキャラクターとしても登場している。

アートワーク

亜空の使者における役割

"マスターハンド"の側近たる司令官として、実働部隊のクッパ軍団に逐次指示を出していた。
また、エインシャント卿のロボット軍団を、ファイター達もろとも大量の亜空間爆弾で自爆させようと手元のスイッチで強制的に従わせたり、亜空砲戦艦を動員し砲撃の指示をしたり、クッパと共にマスターハンドの謁見に向かう際、クッパを不意打ちでフィギュアにしたりと、悪役ぶりも遺憾なく発揮している。
黒幕たる"タブー"の存在を知らないまま、操られたマスターハンドに従い行動していた[5]が、マスターハンドが操られていた事を知るなりタブーに攻撃を仕掛けるも、あっけなく返り討ちにされてしまう。
その後リンクとゼルダの手によって復活し、共にタブー打倒に向かった。尚、これはフィギュアの世界の出来事、つまり原作とは全く関係ないストーリーとはいえ、『ゼルダ』シリーズにおける主格の3人が公式ゲームで共闘する、初めてのシーンとなった。

実はマスターハンドに忠誠を誓っていた訳ではなく、一旦は従属しているふりをしておき、好機が来れば叛旗を翻し、自らがのし上がろうと企んでいた[5]。実際に作中ムービーでも、マスターハンドに敬礼しつつ邪悪な笑みを浮かべる描写がある。また、クッパとは、マスターハンドへの忠誠心以外にも馬が合わなかったらしい。

ゲーム中の解説

[DXフィギュア名鑑] ガノンドロフ
百年に一度しか生まれないという、ゲルド族の男。世界制覇の野望を持つ。リンクが聖剣を引き抜いた時時の神殿から聖三角の1つ”力のトライフォース”を強奪。結果、ハイラルは闇に包まれ魔物がうごめく国となった。7年の歳月の封印を経て力をたくわえたリンクと、ゼルダの魔力の前に敗れる。
  • ゼルダの伝説時のオカリナ (N64)
[DXフィギュア名鑑] ガノンドロフ(SMASH)
力と技のファルコンに対し、力だけで相手を押し込める。動作は重たく、ジャンプ力もあまりないが、その攻撃力は圧巻の一言。重たいのでふっとびにくくもある。一撃必殺の”魔人拳”は、”ファルコンパンチ”よりも大きなスキと破壊力を持つ。”地竜拳”は、相手を紫炎につつみつつ、強くふきとばす。
  • B: 魔人拳
  • 横+B: 地竜拳
[DXフィギュア名鑑] ガノンドロフ(SMASH)
ワザの名前は”ガノンパンチ”や”ガノンキック”ではさすがにないらしい。動きの遅さは1対1なら命とりではあるが、乱戦ならパワーで撃墜数を稼ぎうる。弱パンチですら連打できないが、1発1発に重みがある。”雷神掌”は、文字どおり相手に雷撃を与えつつ、すこし横ぎみにふきとばす。
  • 上+B: 雷神掌
  • 下+B: 裂鬼脚
[Xフィギュア名鑑] ガノンドロフ
トライフォースの力を使って世界の制服を企む男。『トワイライトプリンセス』では影の世界を支配するザントに力を与え、光と影の世界を闇の世界に変えようとした。ゼルダに乗り移ったり、魔獣になったりと姿形を変え、リンクに襲いかかってくる。しかし、最後はリンクにとどめを刺されて敗れる。
  • (Wii) ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
[Xフィギュア名鑑] 魔獣ガノン
スマッシュボールを手に入れ、人型から一変、おぞましい獣のような姿の魔獣ガノンへと変身。画面から消えたかと思うと、いきなり現れ、画面の端から端まで一直線に走り抜ける。まさに猪突猛進の突進系。ワザが発動する時、ガノンの目の前にいるキャラクターはひるんでしまう。眼前でワザを出すのも有効である。
  • (Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
[3Uフィギュア名鑑] ガノンドロフ
『ゼルダの伝説』シリーズのほとんどの作品で、リンクの最後の相手として待ち構える大魔王だ。力のトライフォースを支配する。『スマブラ』では移動速度が遅く、攻撃力が高いパワータイプ。がっしりとした体から放たれる一撃一撃が重く、ふっとばし力も脅威。突進するワザで間合いを詰めて相手に近づき、重い一撃を食らわせよう。
  • (64) ゼルダの伝説 時のオカリナ (1998/11)
  • (Wii) ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス (2006/12)
[3Uフィギュア名鑑] ガノンドロフ(EX)
「魔人拳」は左手の拳に暗黒の力をため込み、裏拳で放つ必殺ワザだ。『スマブラ』の中でも最強クラスの威力、ふっとばし力を持っている。強い反面、攻撃に時間がかかり、スキが大きい。1対1で狙うよりも混戦時を狙って出すといい。必殺ワザボタンを押した直後に後ろに入れると振り向き攻撃になり、威力がさらにアップする。
  • (64) ゼルダの伝説 時のオカリナ (1998/11)
  • (Wii) ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス (2006/12)
[WiiUフィギュア名鑑] 魔獣ガノン
巨大な魔獣と化し、突進して相手を攻撃する、ガノンドロフの最後の切りふだ。発動すると、まず変身と同時に近くの相手を地面に埋める。そして今度は、鋭く吠えて相手をひるませる。最後はすさまじい勢いで突進し、大ダメージを与えてふっとばす。最初に相手を埋めると、残り2つが必ずヒット、そのダメージは脅威だ。

使用ワザの名称一覧

  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
スマブラDX スマブラX スマブラfor スマブラSP
弱攻撃 雷打
ダッシュ攻撃 剛肩
横強攻撃 甲冑割 突破蹴
上強攻撃 爆裂蹴
下強攻撃 掃脚
横スマッシュ攻撃 紫炎肘 斬岩
上スマッシュ攻撃 二連脚 打上脚 天上斬
下スマッシュ攻撃 連繋蹴 連携突
ニュートラル空中攻撃 旋風陣
前空中攻撃 頭蓋割
後空中攻撃 裏拳
上空中攻撃 後転脚
下空中攻撃 落雷蹴
つかみ攻撃 つかみ膝蹴り
前投げ 剛突
後投げ 衝脚
上投げ 顎砕
下投げ 地割落
通常必殺ワザ (1) 魔人拳
通常必殺ワザ2 魔人剣
通常必殺ワザ3 魔迅拳
横必殺ワザ (1) 地竜拳 炎獄握
横必殺ワザ2 炎獄波
横必殺ワザ3 炎獄連撃
上必殺ワザ (1) 雷神掌
上必殺ワザ2 雷神拳
上必殺ワザ3 跳躍雷神掌
下必殺ワザ (1) 裂鬼脚 烈鬼脚[6]
下必殺ワザ2 跳鬼脚
下必殺ワザ3 急襲脚
最後の切りふだ 魔獣ガノン 魔王ガノン

動作などの元ネタ

ファイター

ワザ
  • 横強攻撃:突破蹴 X以降
  • 前空中攻撃:頭蓋割
    • 前動作が『時のオカリナ』のサウンドトラック等で見られる、ガノンドロフが拳をリンクに振り下ろそうとしているアートワークに似ている。
    • 着地硬直時のポーズ等が、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、初っ端に使う地割れ攻撃を連想させる。
元ネタ ガノンドロフ 空前.jpg
  • 横スマッシュ攻撃:紫炎肘 DXX3U
    • 初出は『スマブラDX』で、ファルコンの横スマッシュ攻撃「オーバーヒートエルボー」のモーションを流用したワザだが、後の『トワイライトプリンセス』に逆輸入された。
    • 『トワイライトプリンセス』では肘打ちで飛び込みガードを崩し、剣で斬りつける連携攻撃を繰り出す。無論、剣を持っている為片手で放つ。
元ネタ ガノンドロフ 横S.png
  • 横スマッシュ攻撃:斬岩 SP
    • 剣の振り方が、『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる縦斬りに多少似ている。但し剣を構えながらの助走の有無等、相違点もある。
      • 同作品に登場する敵、タートナックの縦斬りの動作にも多少似ている(剣のデザインも非常に近い)。但しタートナックは左手が盾で塞がっている為、剣は片手で振る。
    • 『任天堂スペースワールド2000』で発表されたデモにも、同じ大剣を縦に振り下ろすシーンがあり、動作が多少似ている。但しデモでは片手で振り下ろしている。
  • 上スマッシュ攻撃:天上斬 SP
  • 前投げ:剛突 SP
    • 直接的な元ネタではないが、『風のタクト』の最終戦前のムービーにて、ガノンドロフが不意に遠くから素早く間合いを詰め、このワザにやや似たフォームのパンチをリンクに2発浴びせ(右拳→左拳で1発ずつ)、気絶させるシーンがある。
  • 横必殺ワザ:炎獄握 X以降
    • 『トワイライトプリンセス』で六賢者に掴みかかるシーンが、「炎獄握」の掴みかかる動きに非常に近い。
    • また、『風のタクト』にて、テトラの首根っこを左手で掴み持ち上げるシーンがあり、これを連想させ得る。
元ネタ ガノンドロフ 横B1.png 元ネタ ガノンドロフ 横B3.png
元ネタ ガノンドロフ 横B2.png 元ネタ ガノンドロフ 横B4.png
  • 上必殺ワザ:雷神掌
    • 自力でもって上昇する点が、『時のオカリナ』で見せる空中浮遊を多少彷彿とさせる。
  • 最後の切りふだ:魔獣ガノン X3U / 魔王ガノン SP
    • シリーズの初代から登場するもう一つの姿。デザインの基盤は“魔獣”が『トワイライトプリンセス』、“魔王”が『時のオカリナ』のものとなっている。
    • SP 『時のオカリナ』同様、変身時に全身から青白い閃光を放つ。
  • ガケのぼり攻撃:左手を右から左に向かって払い、手の甲を前方の相手に当てるように攻撃
    • 『風のタクト』の最終戦にて、ガノンドロフがゼルダを気絶させる時の攻撃に動作が似ている。但し原作では右手で行う。
      • 物語中盤のムービーにて、魔獣島の頂上まで辿り着いたリンクに攻撃する際は、左手で行う。
  • 電撃属性のワザ、電撃のエフェクトが発生するワザ各種
    • 直結的な元ネタとは言えないが、『ブレス オブ ザ ワイルド』にて、ゲルド族の主要キャラが周囲に雷を落とす技を持っていたり、同キャラが操る神獣が、一帯に落雷を起こしたり電撃を発射したりする等、ゲルド族と電撃に浅からぬゆかりがあると推測出来る描写が散見する。
    • 『時のオカリナ』のガノンドロフの、光弾の生成中のSEとエフェクトが放電を思わせる点、ガノンドロフが喰らった際、全身に無数の電流が走り動けなくなる点から、ガノンドロフは電撃属性の力を有していると解釈出来得る。
      • 『スカイウォードソード』にて、ガノンドロフの前世である事が示唆されている終焉の者も、剣に雷の力を宿したり、リンクの頭上から雷を落としたりする。
  • 暗黒属性のワザ各種
    • 同じく直結的な元ネタではないが、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦前のムービーにて、ガノンドロフがリンクを呑まんばかりの闇の波動を発生させ、ナビィを近付かせないようにしている事から、原作でも暗黒属性の力を有していると解釈出来得る。
その他
  • ガノンドロフの剣 DXSP / X3U
    • 『DX』『SP』の剣は、『任天堂スペースワールド2000』で発表されたゲームキューブの紹介ビデオでリンクと一騎打ちする際に使用した大剣。
      • 後に『トワイライトプリンセス』に登場する敵キャラ、タートナックが非常に近いデザインの剣を使用している。
    • 『X』『for』の剣は、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが六賢者に封印される際に胸を貫かれた光の剣。普段は柄の部分を先端に向けた仕込み杖のような形で持っているが、リンクとの最終戦時には引き抜いて華麗な剣技を見せる。
  • 打撃アイテム 弱攻撃 X
    • 『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる剣の突き。
元ネタ ガノンドロフ 打撃アイテム弱.png
  • 打撃アイテム スマッシュ攻撃 X以降
    • 『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる剣の振り方。肘打ちからの連携攻撃。
元ネタ ガノンドロフ 打撃アイテムS1.png
元ネタ ガノンドロフ 打撃アイテムS2.png
  • キャラ選択時にWiiリモコンから出るボイス X
    • 『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、光弾を放つ時のボイスとほぼ同じ。
  • 登場演出の深紫色の狭間 X以降
    • 『時のオカリナ』でリンクに不甲斐なく敗れたファントムガノンを、ガノンドロフが葬る際に開いた「次元の狭間」に似ている。但し原作のものは色が漆黒に近い。
  • 腕組み X以降 / 勝利演出の1つ:高笑い
    • 『時のオカリナ』にて、聖地へ侵入出来るようになった事を喜ぶ際、腕を組み高笑いする。
    • 高笑いは『風のタクト』『トワイライトプリンセス』『ゼルダ無双』でも見られる象徴的な仕種。
  • 勝利演出・左:左腕でマントを翻しながら正面を向き、右手の甲を前方に向ける SP
    • 『時のオカリナ』のガノンドロフ戦前のムービーでの、オルガン演奏後の一連の動作に非常に近い。

ボス

ワザ
  • 連続斬り
    • 『時のオカリナ』のガノン戦前のムービーにて、ガノンが大剣を4回振る時の、1,2回目の動作に比較的似ている。
      • 因みに大剣による攻撃は戦闘中にも見られるが、『時のオカリナ』のものは2段攻撃ではなく、剣の振り方も『スマブラSP』とは異なる。
  • 突進
    • 『トワイライトプリンセス』の魔獣ガノンの攻撃手段と一致する。但し前動作やエフェクトの有無等、相違点もある。
  • 回転斬り
    • 二刀流である点と回転しながら斬りつける点が、『風のタクト』にて、ガノンドロフが見せる斬撃の1つを多少彷彿とさせる。但し回転の動作と回数、剣の振り方等、相違点もある。
  • 追尾爆発弾
    • 赤色の球体を放つ点が、初代『ゼルダの伝説』のガノンの攻撃手段と一致し、球の見た目も多少通ずる。但し原作のものは火球ではなく「ビーム」。原作では口から放つ事はしない。
  • 雷鳴斬り
    • 剣を掲げ、青白い雷を宿し斬撃を放つ点が、『スカイウォードソード』の、終焉の者の攻撃手段の1つと一致する。但し原作では雷光弾は発射しない。
      • 終焉の者はガノンドロフとは別人だが、公式の容姿・台詞・行動・設定等から、ガノンドロフの前世である事が示唆されている。
        • 『ゼルダ無双』においても、ガノンドロフの容姿、一部の技や動作、一部の大剣のデザインと名称に、終焉の者の要素が含まれている。
    • 雷光弾は、『時のオカリナ』のガノンドロフ戦や、『トワイライトプリンセス』のガノン憑依ゼルダ戦、『神々のトライフォース2』のユガガノン戦等で使用する、光弾を多少彷彿とさせる。
      • 但し、弾の見た目はどの原作とも大分異なる。
  • レーザービーム
    • 『ブレス オブ ザ ワイルド』の魔獣ガノンが、口内でエネルギーを溜めたのち直線のビームを口から放つ事があり、攻撃手段と前動作、ビームの見た目に共通点がある。
その他
  • 尻尾が弱点
    • 『時のオカリナ』のガノンに同じ。
  • ダウン時の片膝をつくポージング
    • 『時のオカリナ』のガノン戦で見せる姿勢に非常に近い。但し、原作では左手に持った方の剣を地面に突き刺し、身体を支える。
      • 脚部のディテールは、『時のオカリナ 3D』のものの方が判り易い。
    • 『時のオカリナ』のガノンドロフ戦にて、光の矢を喰らう等して怯んだ時、『トワイライトプリンセス』にて、ガノンドロフが騎馬戦に敗れ落馬した時に見せる姿勢にも近い。但し、各原作では左膝を地につけ右膝を立てる。
    • 『神々のトライフォース2』にて、ユガガノンが戦闘の途中で見せる、俯き跪いたような姿勢にも多少通ずる。
  • 走らず歩行で間合いをはかる
    • 『時のオカリナ』のガノン、『風のタクト』『トワイライトプリンセス』の最終戦のガノンドロフと同様。
  • バックステップ
    • 前方を向いたまま跳躍でもって後方に下がる点は、『トワイライトプリンセス』の最終戦のガノンドロフと同様。
  • 専用のボスステージの背景
    • 曇天、崩壊した城の残骸、周辺一帯を囲うように燃え盛る炎が、『時のオカリナ』のガノン戦の時のものを彷彿とさせる。

主な登場作品

など

備考

「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 紹介映像]」より。
  • 『スマブラ3DS』の発売前の2014年8月29日に公開された「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 紹介映像」の56秒付近で、ピカチュウが映っているコマの、右に見切れたルーペの中にその姿が映っており、意図せず参戦が知られる事となった。現在は、ガノンドロフが映っていないものに差し替えられている。
    尚以前にも同様の形で、『スマブラX』の発売前に、隠しキャラのルカリオプリンネスの参戦が公式映像より判明した事がある。
    また、発売後の2014年10月10日には、公式サイトでの公開よりも前に、きょうの一枚でガノンドロフの名前が出された[7]


脚注

  1. ガノンとしての初登場。
  2. ガノンドロフとしての初登場。
  3. 速報スマブラ拳!! : ガノンドロフ
  4. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
  5. 5.0 5.1 “亜空の使者”の謎
  6. ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。
  7. Miiverse Sakuraiさんの投稿 2014/10/10

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