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キャプテン・ファルコン

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キャプテン・ファルコン
デビューF-ZERO
(1990年11月21日/SFC)

キャプテン・ファルコン(Captain Falcon)はF-ZEROシリーズに登場するキャラクター。

概要

アメコミ風超高速レースゲーム、『F-ZERO』シリーズの主人公。 パイロットとしての腕は超一流であり、凄腕のバウンティ・ハンターとしても有名だが、その経歴は"ポートタウン"出身という事しか分かっていない。 北米版のみの設定では、フルネームは"キャプテン・ダグラス・J・ファルコン"とされている。 『F-ZERO GX』時点での年齢は37歳。

性格は寡黙だとされているが、『F-ZERO GX』のクリアムービーやスマブラではアメリカンチックなコメディ要素が加味されてギャグメーカーとなりつつある。『F-ZERO X』では一人称は「私」だったが、『F-ZERO GX』では「オレ」に変わっている。

第1作『F-ZERO』が初登場だが、ゲーム中では登場せずマニュアルに描かれているのみでファルコンを含めてキャラクターが登場したのは、『F-ZERO X』が初めて。

アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』では単に彼が身を隠す為の名前ではなく、遥か昔から受け継がれてきた「正義の味方」の名前であり、宿敵である「悪の帝王」ブラックシャドーと対をなす存在という設定になっている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ1作目から登場。

デザインは一貫して『F-ZERO X』までのものがベースになっている。

声の担当は堀川りょうが務める。原作のアメリカンコミックテイストな作風に合わせて英語で喋り、『スマブラfor』まで『スマブラ64』の時に収録された音声が使われている。
『スマブラ64』は初めてファルコンに声が当てられた作品である。カービィなどスマブラで初めて声が当てられたキャラクターの多くは、後に逆輸入として原作シリーズでも同じ声優が担当するが、ファルコンは後の作品では別の声優が担当し、堀川りょうはスマブラでのみの担当となっている。

『F-ZERO X』までは一度もマシンから降りたことのない彼だが、初代『F-ZERO』マニュアルのマンガでは格闘しているので肉弾戦もいける、という解釈の下[1]、愛機ブルーファルコンからは対戦開始前の登場演出で飛び降り、肉弾戦メインの100%スマブラオリジナルの要素[2]で戦う。最速クラスの走行速度(『スマブラDX』までは走行速度一位、『スマブラX』からはソニックにその座を明け渡し二位)を持ち、F-ZEROマシンのような速さで駆け抜ける。腰に装備した銃は一切触れず、筋骨隆々としたボディから破壊力のあるワザを繰り出す。それでいて空中でも柔軟性を感じさせるしなやかなポーズで上に横に速く飛び、地空共に高い移動力を持つ。

隼の炎をまとったパンチを繰り出す通常必殺ワザの「ファルコンパンチ」はキャンセル不可能なワザの中では発動まで最大級の時間がかかるが、その分当たった時の威力は絶大なワザで、スマブラのファルコンを語るには欠かせない存在。
最後の切りふだの「ブルーファルコン」は、呼び寄せた愛機ブルーファルコンにヒットした対戦相手を謎のF-ZEROコースに引きずりこみ、ブルーファルコンで轢いて吹っ飛ばす大胆なワザ。「ファルコンがブルーファルコンに乗る」という点で、ファルコンで唯一原作要素が表れているワザである。

ファルコンは真っ当な人間の体型をしておりその動作も人間らしい物ばかりで汎用性が高いためか、サムス[3]ガノンドロフ[4]リトル・マック、『スマブラX』まで登場した謎のザコ敵軍団[5]など、モーションを部分的にファルコンと共有しているキャラクターは多い。

『スマブラ64』では隠しキャラクターとして登場。この頃は『F-ZERO』のステージは無く、アンロック条件を満たして挑戦者として現れたときは、『メトロイド』のステージである"惑星ゼーベス"で戦う。

『スマブラDX』では基本キャラクターとして参戦。発売前の2001年5月16日に『E3 2001』で参戦が発表された。
新規追加となる横必殺ワザ「ファルコンナックル」を獲得した。

『スマブラX』では隠しキャラクターとして参戦。発売後の2008年2月22日に公式サイトで紹介された。
最後の切りふだとして、「ブルーファルコン」を獲得した。堀川りょうによる横アピール、最後の切りふだ発動時のボイス「Camon!」は、『スマブラ64』にも未使用音声として入っている[6]
勝利ファンファーレは、これまでは『F-ZERO X』のゴールBGMのアレンジから、『F-ZERO GX/AX』のゴールBGM「Finish to Go」のイントロ部分のアレンジへと変更された。

『for』では基本キャラクターとして参戦。2014年7月14日に公開されたルフレルキナの参戦ムービー「剣と魔法と炎の紋章」で参戦が明らかにされた。

公式イラスト

亜空の使者

ピクミンを率いるキャプテン・オリマーと行動を共にする。
初登場の際、ブルーファルコンで駆けつけ、飛び出し際にロボットアタッカーを空中からのファルコンパンチで仕留める(なおこれはアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』で放たれたものにも近い。また、ファルコンパンチのボイスは『スマブラ64』のものを使用している)。
ただ、敵は倒したもののオリマーの引き連れていたピクミンも巻き添えにほぼ全滅させてしまうオチが付いている。

ゲーム中の解説

[64 キャラクター紹介]
宇宙規模の大レース「F-ZERO」グランプリ常連のパイロットであるとともに、すご腕の賞金かせぎでもある。
経歴などは不明な点が多いが、数多くの悪党どもにうらみを買われていることだけは間違いない。愛機「ブルーファルコン」を操り、スピードの限界に挑み続けている。
  • F-ZERO(90.11/SFC)
  • F-ZEROX(98.7/N64)
[DX フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン
ふだんは筋金入り、凄腕のバウンティ・ハンターだがF-ZEROグランプリが始まると、レースに参加。愛機ブルーファルコンで音速を超える。
後に伝説のパイロットとして語られることになる。目がついているバイザーは『F-ZERO X』仕様。この当時36歳である。
[DX フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン(SMASH)
パワーとスピードを大胆にかねそなえている。攻撃の早さはすこし鈍いが、移動と攻撃のメリハリで痛快なプレイが楽しめる。
"ファルコンパンチ"は、スキと破壊力が極高の必殺ワザ。"ファルコンナックル"は相手を空中に浮かせてからの追撃がアツい。
  • B:ファルコンパンチ
  • 横+B:ファルコンナックル
[DX フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン(SMASH)
空中前攻撃"ニースマッシュ"は、出るまでがすこし遅くリーチもないが、出だしをきれいに当てることさえできれば、相手を低く遠くにふっとばすことができる。
"ファルコンダイブ"は、相手にくっついて爆風と共に離脱する。離脱後はもう1回使うことができるので、復帰を強められる。
  • 上+B:ファルコンダイブ
  • 下+B:ファルコンキック
[X フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン
F-ZEROの敏腕パイロットであると同時に、凄腕のバウンティ・ハンターでもある。ポートタウン出身という経歴以外は謎に包まれている。
愛車"ブルーファルコン"を操り、ライバルたちを振り切って数々の栄光を手にしてきた。鍛え抜かれた肉体と、どんな困難にも負けない精神を兼ね備えているパイロット。
  • (SFC)F-ZERO
  • (GC)F-ZERO GX
[for フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン
「ブルーファルコン」を操り、レースで賞金を稼ぐ『F-ZERO』のレーサー。ポートタウン出身という経歴以外は謎に包まれている。
『スマブラ』ではスピード、パワー、重さを併せ持ったファイター。「ファルコンパンチ」はワザが出るまでのスキが非常に大きいが、当たった時の爽快感は格別。
空中で出し始めたり、混戦時を狙って決めよう。
  • (SFC) F-ZERO (1990/11)
  • (GC) F-ZERO GX (2003/07)
[for フィギュア名鑑] キャプテン・ファルコン(EX)
「ファルコンキック」は蹴りで炎を発生させて突進する下必殺ワザ。地上で出せば横方向に、空中で出せば、斜め下方向に飛び蹴りを放つ。
突進スピードが速いため、不意打ちに効果的。前空中攻撃で繰り出す「ストライキングニー」は空中で放つひざ蹴りだ。
相手に密着した状態でヒットすると、ふっとばし力が非常に高くなる。

動作などの元ネタ

上記の#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの節で述べたように、スマブラオリジナルの要素が強く、元ネタがほとんど存在しない。

  • 最後の切りふだ / 画面内登場:ブルーファルコン (64,X-for / X-for)
    • 初代『F-ZERO』からのファルコンの愛機。 番号は07番。その性能は主人公機らしくバランスの取れたもので、『マリオカート』で言うマリオの様な位置付け。
      デザインは『スマブラ64』と『スマブラDX』では『F-ZERO X』のものを、『スマブラX』及び『for』では『F-ZERO GX/AX』のもので、登場演出やステージ[7]での登場を含めて『スマブラ』シリーズ皆勤賞。
      最後の切りふだでの謎のF-ZEROコースのレールは『GX/AX』のポートタウンのもの。『for』では初代『F-ZERO』のレーススタート時の効果音と走行音が追加された。

主な登場作品

ちなみに『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』では他のF-ZEROシリーズの時代より未来という設定になっているため、『F-ZERO』シリーズで唯一キャプテン・ファルコンは登場しないが、自称キャプテン・ファルコンの血縁者であるケント・アケチが代わりに登場する。

備考

  • ファルコンが腰に下げた銃をスマブラで使わないのは、何か考えがあってのこととのこと[8]
  • ファルコンの性格には「ちょっと勘違いしたアメリカンヒーロー」[9]、ワザには「何でも貫くオトコの一撃」というスマブラ独自の解釈による個性をつけている[10]。当然、原作者には了承を取っている[11]
  • スマブラオリジナルワザ「ファルコンパンチ」は、後にアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』で逆輸入された。なお、「亜空の使者」での初登場ムービーはそのシーンと構図がやや近い。
  • 桜井政博の好きなキャラで、理由は「オトコらしいから」[12][13]

脚注

  1. アンケート集計拳!!
  2. アンケート集計拳!!
  3. 『スマブラ64』の隠しキャラクターは、基本キャラクター8名のうちの誰かと骨格を共有しており、ファルコンの場合はサムスの骨格と同じものを使用している。
  4. 『スマブラDX』以降は独自の骨格。『スマブラDX』のガノンドロフはファルコンの骨格を使用している。ただ、『スマブラX』以降はモーションを継承しつつも骨格はガノンドロフ独自のものになっている。
  5. 必殺技は使えないものの、彼らは完全にファルコンと同一のモーション。
  6. 「Blue Falcon!」のボイスも入っているが、『スマブラX』以降で使われるボイスとは別物。
  7. 『スマブラDX』から『F-ZERO X』の"ミュートシティ"と"ビッグブルー"、『スマブラX』から『F-ZERO GX』の"ポートタウン エアロダイブ"、『for』3DS版から初代『F-ZERO』の"ミュートシティ"。それぞれ出典元のデザインで登場。
  8. アンケート集計拳!!
  9. 桜井政博のゲームについて思うこと DX - 197ページ
  10. アンケート集計拳!!
  11. アンケート集計拳!!
  12. アンケート集計拳!!
  13. アンケート集計拳!!

外部リンク


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