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「ゼロスーツサムス」の版間の差分

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2016年6月8日 (水) 16:53時点における版

ゼロスーツサムス
デビューメトロイド ゼロミッション(2004年5月27日/GBA)

ゼロスーツサムス(Zero Suit Samus)は、メトロイドシリーズに登場するパワードスーツを装着していないサムスのこと。

概要

パワードスーツは生体接続をしているため、精神的に疲労するので、必要のない時は主にパワードスーツを脱いでいる。パワードスーツを装備していない状態のサムスは「ゼロスーツ」と呼称されている。この名称は『スマブラX』でスーツを脱いだサムスが"ゼロスーツサムス"と紹介された事で、初めて使用された。後に、坂本賀勇ら開発スタッフ側も使用しており、公式名称となっている。

元々サムスの生身姿は早解きクリア時にその姿のドット絵やイラストが見られるだけのご褒美的存在だったが『メトロイド ゼロミッション』で、プレイヤーとして操作できる場面が初めて設けられた。なお、厳密には北米版『メトロイド』でパスワードに「JUSTIN BAILEY」と入力するとスーツを脱いだ姿でプレイ可能になる裏技が初である。パワードスーツを脱いだ姿のサムスは様々なものが見られる。初登場の『メトロイド』ではビキニで、スマブラでのデフォルトカラーでもある左胸に鳥人族の紋章が刻まれている青色で全身にフィットしたスーツは『ゼロミッション』が初出。

パワードスーツを装備したサムスは高い戦闘能力を誇るが、本来はひ弱な地球人種なので、パワードスーツを着用しないと戦闘能力が格段に低下する。『ゼロミッション』では「一時的にパワードスーツを失い、完全に弱体化した状態」として扱われ、 特殊能力を全て失い、防御力は1/10以下、武器はザコすら倒せない麻痺銃一丁のみ。再びパワードスーツを入手するまで、敵の目を掻い潜って進むことを余儀なくされる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

海外版の『スマブラ64』ではサムスで「1人用ゲーム」をクリアすると、パワードスーツのマスクのバイザーの奥に、サムスの顔がぼんやり見えているイラストが表示される。『スマブラDX』では"マスクを脱いだサムス"として、ゼロスーツではないがその顔を見せたフィギュアが存在した。このフィギュアは公式イベントにメモリーカードを持参して参加すると入手することができたもので、通常のプレイでは入手できない。 ファイターとしてはシリーズ3作目から登場。『スマブラX』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『スマブラfor』には2014年4月9日に『大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9』で参戦が明らかにされた。2作ともに最初から選択可能なファイターとして登場している。


デザインは『スマブラX』では『ゼロミッション』をベースにしている。『スマブラfor』では『METROID Other M』のものをベースに、スマブラオリジナル装備の"ジェットブーツ"を装着している。また、カラーバリエーションとしてエンディングで条件を満たすと見ることが出来るショートバンツ姿のカラーが2つ追加された。

声の担当はアレジア・グライドウェル(Alesia Glidewell)が務める。『スマブラfor』では『スマブラX』で収録された音声を使用している。


『スマブラX』ではキャラクター選択画面にはいないが、対戦中にサムスで最後の切りふだを使用するとパワードスーツが崩壊し、ゼロスーツサムスに変身する。また、キャラクター選択画面でサムスを選んだ状態でシールドボタンを押したままステージ選択画面へ遷移すると、対戦開始前のカウントダウン中にパワードスーツを脱ぎ、ゼロスーツサムスの状態で対戦を開始できる。対戦中に変身した場合も対戦開始前のカウントダウン中に変身した場合も、ゼロスーツサムスの周辺にパワードスーツの残骸が散乱し、それを投擲アイテムとして使うことができる。最後の切りふだ「パワードスーツ装着」を使用することによってのみ、サムスに戻ることができる。キャラクター選択画面や必殺ワザで任意に選ぶことが出来るゼルダシークポケモントレーナーとは異なる特殊な変身キャラクターである。
『スマブラfor』では変身ワザ全撤廃の方針によって、お互い完全に別々のファイターとなった。最後の切りふだも「パワードスーツ装着」から「スターシップ」に乗り込んで砲撃するものになった。

『スマブラX』でのキャラクターコンセプトは「しなやかな対術」[1]。サムス同様のアクロバティックな動きと、生身ゆえの柔軟でしなやかな身のこなしが特徴。運動性能ではサムスを凌ぐものがある。『ゼロミッション』ではゼロスーツ時とパワードスーツ着用時は同じ運動性能だったが、『スマブラX』ではパワードスーツを脱ぐとその重量がなくなって軽くなったために、ジャンプ力や走行など、すべての面で移動速度が格段に向上したという設定になっている。『スマブラfor』ではスマブラオリジナル装備の"ジェットブーツ"によって、ジャンプ時などにジェットを噴射して移動を強化していることになっている。また、サムスは落下など随所の動作がふわりとしていて普通ではない重力や浮力が働いている過酷な場所に身を置いていることを感じさせるが、ゼロスーツサムスはそのあたりが地球上であるかのようであり、超人的な身体能力を持つ彼女は地球上ではこのように動けるということを伝えているかのようである。

パラライザー(『ゼロミッション』におけるハンドガン)を武器に戦う。パラライザーにはオリジナルの武装として、鞭状の武器プラズマウィップも内蔵されている。パラライザーを使った攻撃はリーチや追加効果、『スマブラX』では威力も優れ、強力。一方で体術ワザは出が速く隙が小さいかわりに、ほとんどが与えるダメージが小さい。この体術と武器の性能差によって、武器に頼らざるを得ない弱さが表現されている[2]」。『スマブラfor』では"ジェットブーツ"によって蹴りワザを強化していることになっており、横スマッシュ攻撃や上必殺ワザといったパワフルな体術が前作よりも増えている。

公式イラスト

亜空の使者

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ゲーム中の解説

[DX フィギュア名鑑] マスクを脱いだサムス
孤児だったサムス・アランは、数少ない鳥人族の生き残りに育てられたという。戦闘技術とパワードスーツを与えられ、銀河系最強の戦士となったサムスは、鋼鉄の皮膚を持ちながらも鳥よりもしなやかに舞う。『メトロイド』シリーズでは、クリア時間によりマスクやスーツを脱ぐのが定番。
  • メトロイド(FCD)
  • スーパーメトロイド(SFC)
[X フィギュア名鑑] ゼロスーツサムス
パワードスーツを解除した状態のサムス・アラン。この状態だと、サムス特有の攻撃力が失われてしまう。しかし、幼少のころから鳥人族に鍛えられていたことによって、常人をはるかに超える敏捷性と身体能力を持っている。身軽になればスピードも増す。手にした武器は、護身用のパラライザー。敵をマヒさせる。
  • (GBA)メトロイド ゼロミッション
[for フィギュア名鑑] ゼロスーツサムス
パワードスーツを脱いだ状態のサムス・アラン。パワードスーツ装着時のパワーやワザ、豊富な飛び道具は失っているが、足にジェットブーツを装備したことで、パワーアップが図られている。手に持つパラライザーは、しびれを伴うビームを発射する以外にも、ムチに変形して攻撃できる。ガケに向かって放てばつかまって復帰も可能だ。
  • (GBA)メトロイド ゼロミッション 2004/05
  • (Wii)METROID Other M 2010/09
[for フィギュア名鑑] ゼロスーツサムス(EX)
上必殺ワザ「ブーストキック」は上昇時の蹴りが当たると、フィニッシュのローリングソバットがヒットし、相手は横にふっとぶ。密着した状態で出始めを当てられれば、最大8段ヒットする。「フリップジャンプ」は宙返りする下必殺ワザ。地上の相手にそのまま当てると、地面に埋め、宙返り中ボタンを押すと下方向に蹴りを出す。
  • (GBA)メトロイド ゼロミッション 2004/05
  • (Wii)METROID Other M 2010/09

動作などの元ネタ

ワザ

  • 通常必殺ワザ:パラライザー (X-for) / 下スマッシュ攻撃:スラントパラライザー (X-for)
    • 『ゼロミッション』が元だが、原作では"ハンドガン"という名前である。エネルギーが溜まった後に撃てば敵の動きを止められる。いくら撃っても敵は倒せない。ポーズはかなり異なるが、下スマッシュ攻撃のように下向きに撃つこともできる。パラライザー地上版はしゃがみ時の待機ポーズ、空中版はそのまま空中時のポーズ。
    • ちなみに、プラズマウィップはスマブラのオリジナル。
元ネタ ゼロスーツサムス NB.jpg
▲ピンク色。
  • 最後の切りふだ:パワードスーツ装着 (X)
    • 『スーパーメトロイド』に「クリスタルフラッシュ」という、よく似た隠し技が存在する。瀕死状態のとき、サブウェポンを多く消費してエネルギー回復を行う技。閃光の中に中身のシルエットが見える。
  • 最後の切りふだ:スターシップ (for)
    • "スターシップ"は、サムスが惑星への移動や探索の拠点として利用する宇宙船。惑星探索中に寄ると体力の回復ができる。『プライム3』ではスターシップを遠隔操作してミサイル攻撃などの援護をさせることができる。
    • 『Nintendo Land』のアトラクション、「メトロイドブラスト」ではスターシップに搭乗して飛び回り射撃することが可能。こちらは三人称視点。

その他

  • しゃがみ歩き (X-for)
    • 『ゼロミッション』第2部でマザーシップ潜入の際、狭い道を通る動きから。
元ネタ ゼロスーツサムス しゃがみ歩き.jpg
▲ゼーベス星人もこの動きをして追いかけてくる。
  • 走行 (X)
    • 『ゼロミッション』でハンドガンを構えないで走っているときと同じ走り方。姿勢や歩幅などは結構違う。
  • 地上前ジャンプ / 空中前後ジャンプ (X-for)
    • 回転数は違うが原作の通り丸まって回転する。
  • 三角跳び (X-for)
    • 『ゼロミッション』のキッククライム。原作では回転しながらジャンプする。
  • おきあがり回避、ころがり受け身 (X-for)
    • 初代『メトロイド』の北米版でまるまり(モーフボール)をしたときのものに似ている。ただしスマブラのものはそこまで丸まってはおらず、どちらかというとスクリューアタックの方が近い。
元ネタ ゼロスーツサムス ころがり受け身.jpg
▲左がまるまり、右がスクリューアタック

主な登場作品

関連キャラクター

脚注

  1. 桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ
  2. 2008年2月29日ファミ通増刊号「直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く後編
    ゼロスーツサムスは、サムスからパワードスーツが外れたことによるパワーダウンを体現したので、原則的にやや弱い設定にしています。武器系の攻撃力が比較的高いのは、弱いという事実を体感しながら、武器を頼りに戦うことを表しています。

外部リンク


ファイター
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