ターゲットをこわせ!

ターゲットをこわせ![1][2]は、『スマブラ64』『スマブラDX』『スマブラX』にある競技場ゲームモード、または「シンプル」のボーナスステージの一つ。

各ファイターごとに(『スマブラX』では難易度別に)用意された専用のステージにある10個のターゲットを破壊することが目的のミニゲームで、全て壊すまでの時間を競う。ステージから転落してミスした場合は失敗となり、それまでに壊したターゲットの数が記録される。

ポーズ画面でステージの全景を見ることができるが、『スマブラDX』以降はポーズ中でもタイマーの計測は止まらない。

「シンプル」では2分の制限時間が設定されており、壊したターゲットの数に応じたボーナス得点が入る。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ

大乱闘スマッシュブラザーズDX

前作よりもユニークに富んだレイアウトのステージが多い。また、競技場から入る時、またはリトライ時にLまたはRボタンを押していると、裏曲となりファイターごとのテーマ曲が流れる。曲はスタッフロールで流れる物と同じ。

大乱闘スマッシュブラザーズX

本作では難易度別に5つのステージが用意されている。レベル2以上のステージは、「シンプル」のボーナスステージで出現し、プレイすることで競技場からでも遊べるようになる。「シンプル」では一度のプレイで2回ボーナスステージがあり、1回目は選択した難易度に合わせたレベル、2回目はそれより1つ上のレベルとなる。

レベル2・3・5では複数のアイテムが設置されており、これらを効率的に使うことがタイム短縮のカギになる。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

本作ではこのモードに代わるものとして「スマッシュボンバー」が収録されている。モードとしての収録はないが、3DS版の「フィールドスマッシュ」のチャレンジ扉のお題の一つとして存在している。難易度別に3つのマップがある。

フィギュア

[DXフィギュア名鑑] ターゲット
“ターゲットをこわせ!”に用いられる、破壊されるためにある標的。“ターゲットをこわせ!”はキャラごと異なるマップが用意されており、タイムアタックで記録を縮めるのが奥深い。能力を限界まで引き出し、知恵とテクニックと指力で0.01秒に挑め!
  • ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ (N64)

備考

  • 『スマブラ64』と『スマブラDX』のステージでは、出典作のシリーズもしくはファイターをイメージした地形デザインやステージ構成となっている。また、一部のステージでは地形の見た目がファイターの出典作に由来した物や、他の対戦ステージをモチーフにした物となっている。

64

  • マリオ、ドンキーコングの赤い鉄骨は『ドンキーコング』から。
  • ピカチュウ、プリン、ヨッシーは原作の自然をイメージした木製の地形。
  • フォックス、サムス、キャプテン・ファルコンはSF風の建造物をイメージした地形。
  • ルイージは『スーパーマリオブラザーズ3』の地下ステージを意識した地形。また、ハザードストライプ(黄色と黒の斜め縞模様)は配管工をイメージしている。
  • カービィ、リンク、ネスに関しては標準的なブロックの地形が使用されているが、詳細は不明。

DX

  • マリオ、ドンキーコング、ドクターマリオは『スマブラ64』と同様に『ドンキーコング』から。
  • ルイージは自身のイメージカラー(もしくは『ルイージマンション』の雰囲気)を意識した緑色の鉄骨。
    • ルイージのステージで最初に立っている中央の足場は、ゲームキューブを使用している。
  • リンク、ゼルダ/シーク、ピーチ、クッパは、原作及び王族であることを意識したお城の建造物風の地形。
    • ゼルダ/シークのステージにはトライフォースが使用されている。三つあるのはおそらくトライフォースが勇気、知恵、力の三つに分けられることを意識していると思われる。
    • お城の建造物をイメージしているのは共通だが、ピーチだけ地形のデザインが違う。
  • ガノンドロフは『時のオカリナ』でゲルド族の堅牢な牢屋もしくは処刑場をイメージしたもの。
  • こどもリンクは『時のオカリナ』でコキリ族が住むコキリの森をイメージしたもの。
    • 閉ざされた空間から飛び出して攻略するのは、『時のオカリナ』でリンクがコキリの森から外の世界へ冒険に出るというストーリーを再現したもの。原作ではコキリ族がコキリの森から出ると死んでしまうという設定がある。
  • サムス、フォックス、キャプテン・ファルコン、ファルコは『スマブラ64』と同様SF風の建造物をイメージした地形。
    • キャプテン・ファルコンは"ビッグブルー"と同じ『F-ZERO X』のコースの建造物や路面も使用されている。
    • また、キャプテン・ファルコンのステージにはイルカの壁画が描かれている。これは、ゲームキューブの開発コードネームが「ドルフィン」であることにちなんだものと思われる。
    • ファルコのステージのターゲットが高速で移動しているのは、原作での凄腕パイロットという設定を意識したもの。
  • ヨッシー、カービィは原作をイメージした草の生えた地形。
    • ヨッシーに関してはさらに地形がカラフルで、雲のハリボテを使用するなど絵本やクラフトをイメージした地形となっている。
  • ピカチュウ、ミュウツーのステージは詳細は不明だが、一部原作やファイターをイメージしている部分がある。
    • ピカチュウのステージの所々にあるブロックのカラーが赤緑青黄。これは初代『ポケットモンスター』の各バージョンを意識した配色。
    • ピカチュウのステージのすり抜け床は"ポケモンスタジアム"と同じもの。
    • ミュウツーのステージにあるダメージ判定を持った三角マークのギミックは、パソコンなどで使われるカーソルを意識したもの。ミュウツーが研究者たちの研究から逃亡するストーリーを再現している。
  • プリン、ピチューは科学の力が発展した近未来風をイメージした地形。
    • プリンのステージの「複数の階層に分けられ、各階層毎の様々な障害物を乗り越えていく」というステージ構成は、『スマブラ64』の「ボスのところまでたどりつけ!」を意識したもの。
    • ピチューのステージの中央にある振り子型の足場には、モンスターボールのマークが描かれている。
  • ネスのステージは、"フォーサイド"のビル群から意識した鉄骨の地形。対戦ステージのフォーサイドでも、背景に建築途中のビルの鉄骨が見える。
  • アイスクライマーは原作をモチーフにしたステージ。
    • アイスクライマーのステージはポポだけで挑戦する。また、アイスクライマーのみ共通のテーマ曲ではなく専用のテーマ曲が流れる。
  • マルス、ロイのステージは城塞や砦を意識した石製の地形。
    • それぞれのイメージカラーに合わせ、マルスは青色、ロイは赤色の地形を使用している。
  • Mr.ゲーム&ウォッチは"フラットゾーン"と同じゲーム&ウオッチの画面。
    • ターゲット自体も原作のようなカクカクした動きをする。

脚注

  1. 『スマブラX』では「ターゲットをこわせ!!」表記。
  2. 海外版(英語)での表記は、『スマブラ64』では「Break the Targets!」、『スマブラDX』では「Target Test」、『スマブラX』では「Target Smash!!」。

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