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「トゥーンリンク」の版間の差分

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スマブラに登場するリンクは『風のタクト』・『4つの剣+(ナビトラッカーズ)』・『夢幻の砂時計』におけるリンクが一番の元ネタであると言える。<br />
 
スマブラに登場するリンクは『風のタクト』・『4つの剣+(ナビトラッカーズ)』・『夢幻の砂時計』におけるリンクが一番の元ネタであると言える。<br />
 
同一人物のリンクとしては、4作品に登場した『神々のトライフォース』のリンクに次いで、2番目に多い登場回数を誇る。
 
同一人物のリンクとしては、4作品に登場した『神々のトライフォース』のリンクに次いで、2番目に多い登場回数を誇る。
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[[リンク]]というと、『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』の青年姿を思い浮かべる人も多いだろうが、製作者の本来のイメージは、このトゥーンリンクのような少年で、シリーズ全体で見ると、青年姿のリンクはむしろ少数。
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"'''トゥーンリンク'''"という名称は『風のタクト』などにおいて、グラフィックに“トゥーンレンダリング”という技術(陰影を漫画=カートゥーンのように描く方法)が使われていたことから。スマブラでは“カートゥーン”の方を指している。<br />
 
"'''トゥーンリンク'''"という名称は『風のタクト』などにおいて、グラフィックに“トゥーンレンダリング”という技術(陰影を漫画=カートゥーンのように描く方法)が使われていたことから。スマブラでは“カートゥーン”の方を指している。<br />
 
『[[スマブラX]]』にこのキャラを参戦させるにあたって、スマブラのディレクターの[[桜井政博]]が提案し、『風のタクト』のディレクターの青沼氏との相談を交えて決められたものである。それまでは、公式名称ではないが“猫目リンク”と呼ばれるのが一般的であった。<ref name="nindori11" />
 
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[[リンク]]というと、『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』の青年姿を思い浮かべる人も多いだろうが、製作者の本来のイメージは、このトゥーンリンクのような少年で、シリーズ全体で見ると、青年姿のリンクはむしろ少数。
 
 
『神々のトライフォース&4つの剣』の『4つの剣』、『4つの剣+』『ふしぎのぼうし』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』のリンクもこの絵柄だが、<br />
 
『風のタクト』のトゥーンリンクと同一人物なのは『4つの剣+』のゲームモードの1つ「ナビトラッカーズ」と『夢幻の砂時計』のリンクのみであり、<br />
 
『4つの剣』と『4つの剣+』のゲームモードの1つ「ハイラルアドベンチャー」、『ふしぎのぼうし』、『大地の汽笛』のリンクはそれぞれ別の人物である。
 
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
シリーズ3作目から登場。『[[スマブラX]]』では隠しキャラクターとして参戦し、発売後の2008年3月28日に公式サイトで参戦が明かされた。『[[スマブラfor]]』では2013年9月26日に公式サイトで参戦が明らかにされた。最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
 
シリーズ3作目から登場。『[[スマブラX]]』では隠しキャラクターとして参戦し、発売後の2008年3月28日に公式サイトで参戦が明かされた。『[[スマブラfor]]』では2013年9月26日に公式サイトで参戦が明らかにされた。最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
  
デザインは『風のタクト』をベースにリンク同様、マスターソードとハイリアの盾を装備している。『for』では髪など細かい点でよりトゥーン調のデザインに近づいた。
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デザインは『風のタクト』をベースにリンク同様、マスターソードとハイリアの盾を装備している。『スマブラfor』では髪など細かい点でよりトゥーン調のデザインに近づいた。
  
 
声は『風のタクト』で担当した松本さちの原作で収録された音声を使用している。
 
声は『風のタクト』で担当した松本さちの原作で収録された音声を使用している。
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=== 亜空の使者 ===
 
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本編には登場しない。本編クリア後"森"に現れる赤い扉に入るとトゥーンリンク登場のショートムービーが流れ、その後の戦いに勝つと仲間になる。
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本編には登場しない。本編クリア後"森"に現れる赤い扉に入るとトゥーンリンク登場のショートムービーが流れ、その後の戦いに勝つと仲間になる。<br />
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**急降下するのは『ふしぎの帽子』の下突きからか。
 
*横必殺ワザ: ブーメラン (X-for)
 
*横必殺ワザ: ブーメラン (X-for)
 
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテムで、『風のタクト』などトゥーン系列にも登場。『夢幻の砂時計』、『大地の汽笛』ではタッチペンで描いた線の通りに飛んでいくので、他の作品のブーメランよりも自由な軌道で飛ばせることができる。
 
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテムで、『風のタクト』などトゥーン系列にも登場。『夢幻の砂時計』、『大地の汽笛』ではタッチペンで描いた線の通りに飛んでいくので、他の作品のブーメランよりも自由な軌道で飛ばせることができる。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
*勝利ポーズ
 
*勝利ポーズ
**タクトを振る勝利ポーズの最後のポーズは『風のタクト』のパッケージと同じポーズ
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**タクトを振る勝利ポーズの最後のポーズは『風のタクト』のパッケージと同じポーズ。
 
**子豚は各地の人里にうろついているペット兼家畜。序盤に島の住人の依頼で捕獲した子豚は、後にかなり巨大に成長する。
 
**子豚は各地の人里にうろついているペット兼家畜。序盤に島の住人の依頼で捕獲した子豚は、後にかなり巨大に成長する。
  

2015年8月25日 (火) 12:19時点における版

トゥーンリンク
デビューゼルダの伝説 風のタクト
(2002年12月13日/GC)

トゥーンリンク(Toon Link)は、ゼルダの伝説シリーズに登場するキャラクターで、『大乱闘スマッシュブラザーズX』でつけられた名称。

概要

いくつもの『ゼルダの伝説』シリーズに登場するデフォルメ風の少年リンク。豊かな表情がチャーミング。
スマブラに登場するリンクは『風のタクト』・『4つの剣+(ナビトラッカーズ)』・『夢幻の砂時計』におけるリンクが一番の元ネタであると言える。
同一人物のリンクとしては、4作品に登場した『神々のトライフォース』のリンクに次いで、2番目に多い登場回数を誇る。

リンクというと、『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』の青年姿を思い浮かべる人も多いだろうが、製作者の本来のイメージは、このトゥーンリンクのような少年で、シリーズ全体で見ると、青年姿のリンクはむしろ少数。

『神々のトライフォース&4つの剣』の『4つの剣』、『4つの剣+』『ふしぎのぼうし』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』のリンクもこの絵柄だが、
『風のタクト』のトゥーンリンクと同一人物なのは『4つの剣+』のゲームモードの1つ「ナビトラッカーズ」と『夢幻の砂時計』のリンクのみであり、
『4つの剣』と『4つの剣+』のゲームモードの1つ「ハイラルアドベンチャー」、『ふしぎのぼうし』、『大地の汽笛』のリンクはそれぞれ別の人物である。


初登場の『風のタクト』では、プロロ島で祖母と妹のアリルとの3人暮らしをしていたが、12歳の誕生日に妹が怪鳥にさらわれてしまったことから、大海をまたぐ冒険を始めることに。
『4つの剣+』では、テトラ(ゼルダ)率いる海賊団に、一人前の海賊になるための「海賊の試験」に招かれる。
『夢幻の砂時計』では、幽霊船にさらわれた女の子海賊・テトラを助けるため、またもや海の冒険に出る。


"トゥーンリンク"という名称は『風のタクト』などにおいて、グラフィックに“トゥーンレンダリング”という技術(陰影を漫画=カートゥーンのように描く方法)が使われていたことから。スマブラでは“カートゥーン”の方を指している。
スマブラX』にこのキャラを参戦させるにあたって、スマブラのディレクターの桜井政博が提案し、『風のタクト』のディレクターの青沼氏との相談を交えて決められたものである。それまでは、公式名称ではないが“猫目リンク”と呼ばれるのが一般的であった。[1]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ3作目から登場。『スマブラX』では隠しキャラクターとして参戦し、発売後の2008年3月28日に公式サイトで参戦が明かされた。『スマブラfor』では2013年9月26日に公式サイトで参戦が明らかにされた。最初から選択可能なファイターとして登場している。

デザインは『風のタクト』をベースにリンク同様、マスターソードとハイリアの盾を装備している。『スマブラfor』では髪など細かい点でよりトゥーン調のデザインに近づいた。

声は『風のタクト』で担当した松本さちの原作で収録された音声を使用している。

原作ではトゥーンレンダリングの技術によって描画されているトゥーンリンクだが、スマブラでは「アニメと実写が戦っているように見えると困る」という理由から、トゥーンレンダリングの技術は使われておらず[1]、トゥーンレンダリング風でかつスマブラに溶け込むグラフィックで描かれている。また、顔が大きく線がはっきいりしていて表情がよく見えるために表情のグラフィックには最も手間がかかっていることや、バクダンのエフェクトなどには専用のエフェクト用意したため、制作のための作業量は多かったと桜井政博は述べている[1]

重装備の重たいリンクに対する身軽なリンク、という特徴で、使用するワザはリンクと似た動作のものが多い。しかし性能は対照的になっており、リーチや威力に優れるが運動性能が劣るリンクに対し、トゥーンリンクはリーチや威力は低いが運動能力が優れるファイターになっている。

亜空の使者

本編には登場しない。本編クリア後"森"に現れる赤い扉に入るとトゥーンリンク登場のショートムービーが流れ、その後の戦いに勝つと仲間になる。
ショートムービーでは、"海賊船"にいるトゥーンリンクが剣を構えるシーンが描かれている。

公式イラスト

ゲーム中の解説

[X フィギュア名鑑] トゥーンリンク

『風のタクト』、『夢幻の砂時計』のリンク。プロロ島で平和に暮らしていたが妹が怪鳥にさらわれたため、助けに向かう。
大きいネコのような目が印象的で表情の変化がわかりやすい。『風のタクト』では壁への張りつきやハイハイなどが行えた。
この緑色の服は、男の子が12歳になったお祝いのときに着る、伝説の勇者にあやかった服。

  • (GC)ゼルダの伝説 風のタクト
  • (NDS)ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
[for フィギュア名鑑] トゥーンリンク

『ゼルダの伝説 風のタクト』などで描かれている、アニメ絵のようなこどものリンク。ネコ目リンクとも呼ばれることもある。
『スマブラ』では、青年のリンクと似たようなワザを使うが、体が小さい、走るのが速い、キックを使わないなど、タイプが違うファイターとなっている。
素早い動きと豊富な飛び道具を活かし、相手を翻弄するといいだろう。

  • (GC) ゼルダの伝説 風のタクト (2002/12)
  • (DS) ゼルダの伝説 大地の汽笛 (2009/12)
[for フィギュア名鑑] トゥーンリンク(EX)

トゥーンリンクのバクダンは威力は弱いが、爆風の範囲が広く相手に当てやすい飛び道具。上下左右に投げ分けられるので牽制に便利だ。
上必殺ワザの「回転斬り」は体重が軽いぶん、空中で出したときの滞空時間がリンクより長い。相手をふっとばしやすいのは横スマッシュ攻撃。
2発目は遠くまで攻撃が届き、威力も高くなる。

[for フィギュア名鑑] リンク(大地の汽笛)

自由できびしい海や空を往くことに比べて、決まったレールの人生なんて、とお嘆きの方。
機関士となったリンクの波瀾万丈を知ったら、そんな思いは、汽車の煙のように消えるはず。
見習い機関士だったモヨリ村のリンク少年は敷かれたレールだけでなく、知恵と勇気で、消えた路線を復活させつつ冒険を進めるのだ。

動作などの元ネタ

リンクこどもリンクと特徴が共通するものは紹介を省く。

ワザ

  • 下空中攻撃: 下突き (X-for)
    • 急降下するのは『ふしぎの帽子』の下突きからか。
  • 横必殺ワザ: ブーメラン (X-for)
    • 初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテムで、『風のタクト』などトゥーン系列にも登場。『夢幻の砂時計』、『大地の汽笛』ではタッチペンで描いた線の通りに飛んでいくので、他の作品のブーメランよりも自由な軌道で飛ばせることができる。
  • 上必殺ワザ: 回転斬り (X-for)
    • 回転数とエフェクトは、『風のタクト』、『夢幻の砂時計』、『大地の汽笛』の「大回転斬り」に似ている。「大回転切り」は動きながら繰り出し、その点は『スマブラfor』の上必殺ワザ2「前進回転切り」に取り入れられている。
  • 下必殺ワザ: バクダン (X-for)
    • エフェクトは『風のタクト』などトゥーン系列の爆風と同じ。
  • 上アピール (X-for)
    • 『風のタクト』でタクトを振るときの動きと同じ。効果音も再現されている。

その他

  • 勝利ポーズ
    • タクトを振る勝利ポーズの最後のポーズは『風のタクト』のパッケージと同じポーズ。
    • 子豚は各地の人里にうろついているペット兼家畜。序盤に島の住人の依頼で捕獲した子豚は、後にかなり巨大に成長する。

主な登場作品

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 Nintendo DREAM 2013年11月号

関連キャラクター

外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
DX クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ
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