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'''ネス'''(Ness)は、MOTHERシリーズに登場するキャラクター。
 
'''ネス'''(Ness)は、MOTHERシリーズに登場するキャラクター。
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=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
==== ワザ ====
 
==== ワザ ====
上記の[[#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]の節で述べたように、『MOTHER2』の世界観を体現するために、本来ネスは使えないPSIが多く織り込まれている。
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上記の[[#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]の節で述べたように、『MOTHER2』の世界観を体現するために、本来ネスには使えないPSIが多く織り込まれている。
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*ダッシュ攻撃・上強攻撃・前空中攻撃・後空中攻撃・下空中攻撃・前投げ・後投げ・上投げ・下投げ・下アピール (for)
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**サイ(PSI)を使う攻撃。今作からはエフェクトが原作に近いものとなった。
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|文=左からスマブラにおけるネスのサイ、原作におけるPKキアイΩ<ref name="PK KIAI">名前はプレイヤーが入力した『カッコイイとおもうもの』になる。例えばカッコイイと思うものが『ひっさつ』なら、『PKひっさつΩ』のようになる。</ref>、ギーグの使う正体不明の攻撃。
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*横スマッシュ攻撃:バットスイング (64-for)
 
*横スマッシュ攻撃:バットスイング (64-for)
 
**バットは『MOTHER』シリーズで主人公しか装備できない武器。『MOTHER2』においても同様で、ネスのみが装備可能。
 
**バットは『MOTHER』シリーズで主人公しか装備できない武器。『MOTHER2』においても同様で、ネスのみが装備可能。
 
**バットには「ONETT SPORTS」(オネット)と書いてある。製品名か、メーカー名だと思われる。ちなみに、オネットには「ふつうのバット」しか売っていない。
 
**バットには「ONETT SPORTS」(オネット)と書いてある。製品名か、メーカー名だと思われる。ちなみに、オネットには「ふつうのバット」しか売っていない。
 
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|文=左がスマブラのバット。右はMOTHER3に登場するバット2種。
 
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*上スマッシュ攻撃 / 下スマッシュ攻撃:シャトルループ / ヨーヨーショット (64-for)
 
*上スマッシュ攻撃 / 下スマッシュ攻撃:シャトルループ / ヨーヨーショット (64-for)
 
**ヨーヨーは『MOTHER2』で装備できる武器。パーティ全員が装備できるが、空振りしやすい。
 
**ヨーヨーは『MOTHER2』で装備できる武器。パーティ全員が装備できるが、空振りしやすい。
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***一撃で戦闘不能にする効果の再現か、『スマブラX』の「亜空の使者」ではキングの像を「PKフラッシュ」一撃で破壊した。ちなみに、『MOTHER3』でもキングの像をリュカの「PKフラッシュ」で一撃で倒すことが出来た。
 
***一撃で戦闘不能にする効果の再現か、『スマブラX』の「亜空の使者」ではキングの像を「PKフラッシュ」一撃で破壊した。ちなみに、『MOTHER3』でもキングの像をリュカの「PKフラッシュ」で一撃で倒すことが出来た。
 
***スマブラにおける最大まで溜めたときの絶大なダメージも、この一撃で戦闘不能にする効果を取り入れたものかもしれない。
 
***スマブラにおける最大まで溜めたときの絶大なダメージも、この一撃で戦闘不能にする効果を取り入れたものかもしれない。
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|文=左はスマブラ版PKフラッシュ。真ん中は原作におけるPKフラッシュγ。原作のサイケデリックなエフェクトは再現しづらいのだろう。右は『おまえのばしょ』に立ちはだかるボスだが、PKフラッシュに若干似ている。
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*横必殺ワザ:PKファイヤー (64-for)
 
*横必殺ワザ:PKファイヤー (64-for)
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間の女の子が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラが覚える。原作では、直線上の敵全員にダメージを与える技。
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間の女の子が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラが覚える。原作では、直線上の敵全員にダメージを与える技。
 
**任天堂は炎(Fire)を「ファイア」で統一しているが、原作の表記が「ファイヤー」だったので、そのまま使用している。なお、『MOTHER3』では「PKファイアー」。
 
**任天堂は炎(Fire)を「ファイア」で統一しているが、原作の表記が「ファイヤー」だったので、そのまま使用している。なお、『MOTHER3』では「PKファイアー」。
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|文=左はスマブラ版PKファイヤー。右は原作におけるPKファイヤーΩ。Hit後に炎が立ち昇る演出はΩのもの。MOTHER3ではαとβのみ炎が立ち昇る演出があり、γとΩは爆発する演出となっている。
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|文=ちなみにネスが飛ばす光弾はフィールドスマッシュやアシストフィギュアで登場するスターマンの攻撃であるPKビーム<ref>狙い撃ちしてくる攻撃が『PKビームγ』、無差別に撃ちまくるのが『PKビームΩ』である。γが単体攻撃、Ωが全体攻撃なので、その再現と思われる。</ref>に似ている。もしかしたらPKビーム→PKファイヤーの派生攻撃なのかもしれない。
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*上必殺ワザ:PKサンダー (64-for)
 
*上必殺ワザ:PKサンダー (64-for)
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。『MOTHER2』では、敵の誰かに数回雷を落としてダメージを与える技で、対象は指定できない。当たり外れが激しいが、敵のシールド・PSIシールドを無効化する効果がある。
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。『MOTHER2』では、敵の誰かに数回雷を落としてダメージを与える技で、対象は指定できない。当たり外れが激しいが、敵のシールド・PSIシールドを無効化する効果がある。
**「PKサンダー体当たり」はスマブラオリジナル。
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***また、『MOTHER2』には自らでんげきを纏い、PKサンダーやPKフラッシュを放ってくる「エレショッカ」「エレキスピリット」などのモンスターが登場する。
***「高速で直進する」という点は『MOTHER2』でネスが覚えるPSIの「テレポートα」に似ている。
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**「PKサンダー体当たり」はスマブラオリジナル。「高速で直進する」という点は『MOTHER2』でネスが覚えるPSIの「テレポートα」に似ている。<br />原作の「テレポートα」の「テレポートするために長い距離を高速で走る必要がある」という仕様は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのタイムトラベルを思わせる。そして、それとスマブラの「PKサンダー体当たり」には次のような似た点がある。よって、「PKサンダー体当たり」は「テレポートα」のパロディ元であるデロリアンのタイムトラベルが元ネタなのかもしれない。
****「テレポートα」の「テレポートするために長い距離を高速で走る必要がある」という仕様は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのタイムトラベルを思わせる。そして、それと「PKサンダー体当たり」には次のような似た点がある。<br />それらのことから、「PKサンダー体当たり」は「テレポートα」のパロディ元であるデロリアンのタイムトラベルが元ネタなのかもしれない。
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***デロリアンがタイムスリップするシーンと、『スマブラDX』のオープニングムービーでネスがテレポートらしきことをしているシーンがよく似ている<ref>[https://youtu.be/Psxktpxkc6o?t=230 Back To The Future [1985] - The DeLorean - YouTube] 3分50秒付近から。</ref><ref>[https://youtu.be/Eajoen8TeT8?t=63 Super Smash Bros. Melee - Intro Opening (HD) - YouTube]</ref>。そして、「PKサンダー体当たり」もそれらによく似ている。
*****デロリアンがタイムスリップするシーンと、『スマブラDX』のオープニングムービーでネスがテレポートらしきことをしているシーンがよく似ている<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Psxktpxkc6o Back To The Future [1985] - The DeLorean - YouTube] 3分50秒付近から。</ref><ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Eajoen8TeT8 Super Smash Bros. Melee - Intro Opening (HD) - YouTube]</ref>。そして、「PKサンダー体当たり」もそれらによく似ている。
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***劇中ではデロリアンはタイムスリップのために必要な大量の電力を落雷によって得た。「PKサンダー体当たり」も、「PKサンダー」を自分に直撃させることで発動する。<br />
*****劇中ではデロリアンはタイムスリップのために必要な大量の電力を落雷によって得た。「PKサンダー体当たり」も、「PKサンダー」を自分に直撃させることで発動する。<br />
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ネス_PKサンダー.jpg|250px]]
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|文=左はスマブラ版PKサンダー。右は原作におけるPKサンダーΩ。敵単体を4回ランダムで攻撃するが、当たらない時もある。
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|文=雷を纏い、PKフラッシュやPKサンダーを放ってくる厄介な敵。その奇怪な姿は、「PKサンダー体当たり」を彷彿とさせる。
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*下必殺ワザ:サイマグネット (64-for)
 
*下必殺ワザ:サイマグネット (64-for)
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。原作では敵のPPをわずかに直接奪う技。
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。原作では敵のPPをわずかに直接奪う技。
 
**原作のネスはPSI「ライフアップ」で体力を回復できる。
 
**原作のネスはPSI「ライフアップ」で体力を回復できる。
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*下必殺ワザ2:吸引サイアタック (for)
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**ネス唯一の攻撃用PSIであるPKキアイ<ref name="PK KIAI" />は精神集中による念動波での全体攻撃とされるが、吸引サイアタックはそれを体現したかのような挙動をするワザ。
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**敵を吸い寄せ、サイによる全方位攻撃を行う。
 
*最後の切りふだ:PKスターストーム (X-for)
 
*最後の切りふだ:PKスターストーム (X-for)
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2」ではプーが修行により覚える、「ほしを おとす ほうほう」。原作では必中大ダメージの大技。
 
**『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2」ではプーが修行により覚える、「ほしを おとす ほうほう」。原作では必中大ダメージの大技。
 
**『for』ではSEが『MOTHER2』の「PKスターストーム」と同じSEに変更された。
 
**『for』ではSEが『MOTHER2』の「PKスターストーム」と同じSEに変更された。
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*上アピール:手前を向き、「OK」 (64-for)
 
*上アピール:手前を向き、「OK」 (64-for)
 
**『MOTHER2』の名前設定で「おわり」を選ぶと「OKですか?」という糸井重里の声<ref>[https://www.1101.com/MOTHER_music/08.html ほぼ日刊イトイ新聞 - あの人の、『MOTHER』の気持ち。]</ref>が流れる。
 
**『MOTHER2』の名前設定で「おわり」を選ぶと「OKですか?」という糸井重里の声<ref>[https://www.1101.com/MOTHER_music/08.html ほぼ日刊イトイ新聞 - あの人の、『MOTHER』の気持ち。]</ref>が流れる。
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**『MOTHER2』でネスが覚えるPSI、「テレポート」。
 
**『MOTHER2』でネスが覚えるPSI、「テレポート」。
 
**助走をつけないとテレポート出来なくて、障害物にぶつかって失敗すると黒焦げになる。スマブラでは成功しているはずなのになぜか黒焦げ。
 
**助走をつけないとテレポート出来なくて、障害物にぶつかって失敗すると黒焦げになる。スマブラでは成功しているはずなのになぜか黒焦げ。
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|文=左・真ん中がスマブラ版。異次元から出現し、摩擦熱によって黒焦げとなる。右は原作版で、長距離を走ることで成功し、他のマップへワープできるPSI。走る途中で何かにぶつかると失敗し、黒焦げとなる。
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== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==

2018年6月20日 (水) 08:02時点における版

ネス
ネス (MOTHER2).png
デビューMOTHER2 ギーグの逆襲(1994年8月27日/SFC)
スマブラ
への出演
スマブラ64スマブラDXスマブラXスマブラforスマブラSP

ネス(Ness)は、MOTHERシリーズに登場するキャラクター。

概要

初代『MOTHER』の次回作として1994年に発売された『MOTHER2 ギーグの逆襲』で主役としてデビュー。「ネス」という名は、ゲームスタート時のこのキャラクターの名前を設定する際に「おまかせでいい」を選ぶと最初に出てくる名前であり、デフォルトネームではない。マニュアルなど公式のものではこのキャラクターは専ら「ぼく」として紹介され、隣に「(ネス)」と補足のような形で付け加えられる。

イーグルランドという国の穏やかな地方都市オネットに住んでいる12歳[1]の少年。一見ごく普通の少年だが、生まれながらに超能力であるココロのチカラ「PSI(サイ)」を使うことができる(PSIについての詳細は後述)。『MOTHER』の主人公とよく似た姿をしているが、全く関係は無い。容姿が似てる理由は、『2』が『1』のリメイク的側面を持つためであることに起因する。

ゲーム中にしゃべる描写は無いが、ルミネホールのパワースポットでは彼の心の声が画面上に表示される他(このシーンは『スマブラfor』3DS版のステージ"マジカント"でときどき背景として現れる)、ネスの心が生み出した国マジカントで出会うNPCのネスとは会話することができる。それらでのネスの一人称は「ぼく」。

専用武器にバットがあること、「ミスターベースボールの帽子」を欲しがっていた[2]ことから、野球好きであると思われる。好物とカッコイイと思うものは、プレイヤーがゲーム開始時に名前と一緒に決めることになる。「ネス」同様、それらで「おまかせでいい」を選んだ場合に最初に出てくるものは、それぞれ「ハンバーグ」と「キアイ」になっている。

家族は両親と妹のトレーシー、犬がいる。

ゲーム中の時間で、199X年某日の夜、自宅の裏山に落ちた隕石を見に行く。そこで未来からやって来たというカブトムシのような姿をした生物ブンブーンから、ギーグによって未来が危機的な状況になること、そして、3人の少年と1人の少女がギーグを倒すことができ、その内の1人がネスだということを知らされ、旅に出る。

●能力
「PSI(サイ)」と呼ばれる超能力を使うことができる。ゲーム開始時点では戦闘中に使えるものは習得していないが、動物の心を読む能力[3]と、触れずに物を動かすことができる能力[4]は持っていたようである。冒険を進めるうちに能力が開花していき、回復や攻撃、移動に使える超能力を多数習得していく。

ステータスは、スピード(素早さ)とPP(サイコポイント。他のRPGにおけるMPなどに相当)以外の能力値が高い万能型で、PSIも攻撃系、回復系、補助系をまんべんなく習得する。
オフェンス(攻撃力)とHPがパーティメンバーの中で最も高く、普段は他のRPGにおける戦士系の役割、物理アタッカー兼盾役を担当することになる。
ガッツという、クリティカルヒットや、HPが0になる致命傷を受けてもHP1で踏み止まる可能性に影響する能力値もメンバー中最高なのも特徴。
いざというときの彼の一撃は、非常に強力で頼りになる。
また、回復系のPSIを習得するため回復役としても重要な存在で、序盤から終盤までパーティを支える重要な存在。
回復系のPSIが使えるメンバーは彼を含め2人いるものの、もう1人は加入が最も遅い4人目であるうえ、味方全体を回復するPSIは習得できないのである。
さらに、パーティーメンバー中最も遅いスピードは、彼にとってメリットでしかない。
足が遅いおかげで、HPが0になる寸前の味方を回復系PSIで救う[5]事が出来るのである。

装備品は、武器としてスマブラでもおなじみのバットやヨーヨーを用いるほか、防具には腕輪、お守り、帽子、ヘルメット、コイン [6]などを利用する。

彼特有の状態異常として「ホームシック」があり、しばらく母親と会話していなかったりすると突発的に発症し、戦闘中に家が恋しくなったり、戦うのがむなしくなるなどして、コマンド通りの行動をしなくなる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ1作目から登場。


デザインは、体型や服装は原作をほぼ再現しつつ、『スマブラDX』以降は描き込みが深められ、単純なデザインながらも他のキャラクターと並んでも違和感のない見栄えになっている。『スマブラfor』では唇に赤みがかかり、目のハイライトが無くなって黒一色になった。

声の担当はカービィと同じく大本眞基子が務める。原作のアメリカンテイストな世界観に合わせて、掛け声が英語になっている。なお、『スマブラX』での「PKスターストーム」のボイスは、『スマブラ64』で収録されたものであることが明かされている[7]


ファイターとしての個性付けは、サイキッカーとしての側面が強調されている。全ての必殺ワザ、幾つかの通常攻撃にPSIを使っており、ジャンプするにも超能力を使う。スマッシュ攻撃には原作において彼が装備できる武器のバットとヨーヨーを使う。独特な軌道を描く空中ジャンプや、「PKサンダー」を使った他に類を見ない復帰法など、変則的で個性あふれるキャラクターになっており、扱いは難しいが、全体的にダメージやふっとばしに長けたワザを持ち、コンボに長けるため、使いこなせば相当に強くなるとされている[8]

使用する原作由来のPSIは「PKフラッシュ」「PKファイヤー」「PKサンダー」「サイマグネット」「PKスターストーム」の5つ。この内、「PKフラッシュ」以外は原作ではネスは使用できないPSIだが(「PKファイヤー」「PKサンダー」「サイマグネット」はポーラが、「PKスターストーム」はプーが習得する)、MOTHER2の世界観を体現するためにこのようなフィクションが織り交ぜられた[9][10]。『スマブラDX』のポーラのフィギュア、『スマブラX』、『スマブラfor』の「PKスターストーム」のフィギュアの説明では、ポーラとプーからそれらのPSIを教わったという旨の解説がされている[11]


スマブラ64』では隠しキャラクターとして登場。この頃は『MOTHER』のステージは無く、アンロック条件を満たして挑戦者として現れたときは、『星のカービィ』のステージである"プププランド"で戦う。
この頃はマリオルイージ)と骨格を共有しており、また、弱攻撃の1・2段目、横強攻撃、起き上がり攻撃のモーションを共有していた。『スマブラDX』以降はマリオとの共有は無いが、それらの技は最新作にも受け継がれている。
各種スマッシュ攻撃や「PKサンダー体当たり」のような強力なふっとばし力のワザを豊富に持っていたことに加え、CPに反応されにくいワザを持っていた[12][13]ためか、「操作に慣れたら強い」というコンセプトでありながら、発売から間もない時期から使用するプレイヤーが多く、スペースワールド'99で開催されたスマブラ初の公式大会では、カービィと並んで最もよく使用されたキャラクターだった[14]

『スマブラDX』では基本キャラクターとして参戦。発売前の2001年7月17日に公式サイトで参戦が発表された。
当初、『MOTHER』シリーズからの参戦はネスに代わって『MOTHER3』[15]の主人公のリュカになる予定だったが、『MOTHER3』が一度開発中止になったため、ネスが継続して参戦することになった[16][17]
通常必殺ワザが新しい必殺ワザの「PKフラッシュ」になり、前作の通常必殺ワザの「PKファイヤー」は横必殺ワザになった。「PKサンダー体当たり」のふっとばし力や突進距離は大幅減少したが、ヨーヨーを使ったスマッシュ攻撃は、スマッシュホールドをしている間もヨーヨーに攻撃判定が発生し続けるという独自の仕様が搭載され、よりトリッキーな性能になった。前空中攻撃、後空中攻撃はモーションはほぼ同じであるものの、PSIを伴った攻撃に変更され、よりサイキッカーとしての面が強調された。

スマブラX』では隠しキャラクターとして参戦。公式サイトでは発売後の2008年2月1日に参戦が発表された。なお、隠しキャラであるにもかかわらず、オープニングムービーで登場している。
『スマブラDX』同様にリュカのみ参戦の案もあったが、『MOTHER3』が海外で発売される予定が無く、再び登場することになった[18]
最後の切りふだとして、「PKスターストーム」を獲得した。
勝利ファンファーレは、これまでは『MOTHER2』の「エイトメロディーズ」のアレンジだったが、リュカとの併用を可能にするため、『MOTHER』のタイトルBGM「Mother Earth」のアレンジへと変更された。

『スマブラfor』では、3DS版で隠しキャラクターとして、Wii U版では基本キャラクターとして参戦。公式サイトでは3DS版の発売後の2014年10月3日に参戦が発表された。

公式イラスト

亜空の使者

臆病な性格のリュカとは対照的に、勇敢な性格のキャラクターとして登場する。

荒廃した動物園で、キングの像に襲われピンチになっているリュカを救う。像を破壊し中から現れたかつての悪友ポーキーを、共に倒した。

しかし、直後に現れたワリオがリュカをフィギュアに戻そうとする。ネスは、間一髪のところでリュカの身代わりとなり、フィギュアにされワリオの手中に納められることとなってしまう。

その後ワリオの手により運ばれたものの、強奪によって最終的にはデデデの手に渡る。そしてあらかじめ黒幕の計画を読んでいたデデデの策により、一定時間経つと動けるようになるブローチを装着され保管される。

やがてマリオをはじめとした多くのファイター達は大合流を果たし黒幕に挑んだものの、「OFF波動」により全滅するという大敗を喫してしまう。

その後、ネスに付けられていたブローチが輝いて復活を果たすと、同時に活動を再開したルイージと共に、倒れていたデデデを再起動させ、黒幕の待ち受ける大迷宮へと出発した。

ゲーム中の解説

[64 キャラクター紹介]
オネットの町に住む平凡な少年だった『ネス』は、裏山に隕石が落ちた日から、冒険への道へ踏み出す。ふしぎなちから=「PSI」を使うことができる彼は、さまざまな出会いを通して成長していく。性格については、ゲーム上で深く語られたこともなく、不明な点が多い。
  • MOTHER2・ギーグの逆襲 (94.8/SFC)
[DX フィギュア名鑑] ネス
ココロのチカラ”PSI”を使う少年。オネットの郊外でふつうの少年としてくらしていたネスは、裏山にいん石が落ちた事件をきっかけに旅立つ。さまざまな出会いとさまざまな別れを経験し、終盤では、自分のカラダを捨ててまで戦いぬいた。
  • マザー2 (SFC)
[DX フィギュア名鑑] ネス(SMASH)
ネス自身の速度は全体的にひかえめ。スマッシュ攻撃のバット、ヨーヨーは、スマッシュホールドで使うと強さ、使いやすさがひきたつ。”PKフラッシュ”は、最初は弱々しいが、ため続けるとぐんぐん大きく、強くなる。”PKファイヤー”は、相手に深くあてると連続ヒットする。足止めにも有効。
  • B:PKフラッシュ
  • 横+B:PKファイヤー
[DX フィギュア名鑑] ネス(SMASH)
自分の手足を直接使わない攻撃のほうが強力ぎみ。”PKサンダー”は、発射後操作できる飛び道具。自分に当てると高速でふっとび、復帰に役立つ。”サイマグネット”は、エネルギー系の飛び道具を吸収することができる。一部のポケモンを見たら、回復の手だてと思おう。
  • 上+B:PKサンダー
  • 下+B:サイマグネット
[X フィギュア名鑑] ネス
ごく普通に暮らしてた少年。ある日、裏山に落ちたいん石を見に行った際に出会う宇宙人から未来の危機を告げられ、旅に出ることになる。ココロのチカラ”PSI”を使うことができ、同時にバットやヨーヨーも使いこなす。ホームシックを克服しながらギーグを倒すために頑張る少年である。
  • (SFC) MOTHER2 ギーグの逆襲
[X フィギュア名鑑] PKスターストーム
天から無数の星を落下させて相手を攻撃する最後の切りふだ。フィールドにいる相手全員にダメージを与えることができる。無傷で回避するのは難しい。実際に『MOTHER』シリーズに登場するが、習得するのはネスではなく仲間のプー。『スマブラX』に参戦するにあたって、ネスがプーから授かったのかもしれない。
  • (Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
[for フィギュア名鑑] ネス
イーグルランドの小さな町オネットに住む少年。見た目はごく普通の少年だが超能力を使える。『MOTHER2 ギーグの逆襲』の中でギーグを止めるため、旅に出る。『スマブラ』では、PSIやバット、ヨーヨーを使って戦う。PKサンダーは軌道を操作できる。自分に当てて、その勢いで相手に体当たりすると大ダメージを与えられる。
  • (SFC) MOTHER2 ギーグの逆襲 (1994/08)
  • (GBA) MOTHER1+2 (2003/06)
[for フィギュア名鑑] ネス(EX)
ネスが使用する道具といえば、バットとヨーヨー。バットは、横スマッシュ攻撃と横アピールで使う。スマッシュ攻撃は相手に当てたバットの位置が、根本より先端に近い方が攻撃力がアップする。飛び道具に合わせて振ると打ち返すことも可能。ヨーヨーは、上下のスマッシュ攻撃で使用する。攻撃範囲が広いため、相手に当てやすいワザだ。
  • (SFC) MOTHER2 ギーグの逆襲 (1994/08)
  • (GBA) MOTHER1+2 (2003/06)
[for フィギュア名鑑] PKスターストーム(ネス)
『MOTHER2 ギーグの逆襲』で共に冒険する、ランマ苦にの王子・プーが使える、強力なPSI。『スマブラ』に参戦するあたり習得したようだ。発動すると、天空から無数の流れ星が落下し、星に当たったライバルはダメージを受ける。方向を左右に入力すれば、角度を操作できる。発動中はネスの体が輝き、無敵状態になる。

動作などの元ネタ

ワザ

上記の#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの節で述べたように、『MOTHER2』の世界観を体現するために、本来ネスには使えないPSIが多く織り込まれている。

  • ダッシュ攻撃・上強攻撃・前空中攻撃・後空中攻撃・下空中攻撃・前投げ・後投げ・上投げ・下投げ・下アピール (for)
    • サイ(PSI)を使う攻撃。今作からはエフェクトが原作に近いものとなった。
元ネタ ネス PSI.jpg
▲左からスマブラにおけるネスのサイ、原作におけるPKキアイΩ[19]、ギーグの使う正体不明の攻撃。
  • 横スマッシュ攻撃:バットスイング (64-for)
    • バットは『MOTHER』シリーズで主人公しか装備できない武器。『MOTHER2』においても同様で、ネスのみが装備可能。
    • バットには「ONETT SPORTS」(オネット)と書いてある。製品名か、メーカー名だと思われる。ちなみに、オネットには「ふつうのバット」しか売っていない。
元ネタ ネス バット.png
▲左がスマブラのバット。右はMOTHER3に登場するバット2種。
  • 上スマッシュ攻撃 / 下スマッシュ攻撃:シャトルループ / ヨーヨーショット (64-for)
    • ヨーヨーは『MOTHER2』で装備できる武器。パーティ全員が装備できるが、空振りしやすい。
    • 『スマブラDX』では小ネタとして「DOLPHIN LOOP[20] 」「HALLAB NINTENDO 2001[21]」、『スマブラX』は「MOTHER」「SUPER FAMICOM 2008[22]」、『スマブラfor』「MOTHER」「SUPER NINTENDO 2014[23]」がヨーヨーに書かれている。年は全てそれぞれのスマブラが発売された年である。
    • デザインは、実在するハイパーヨーヨーの「ステルスレイダー」が元になっている[24]
元ネタ ネス ステルスレイダー.png
▲左がスマブラのヨーヨー。右がステルスレイダー。
元ネタ ネス ヨーヨー.png
▲MOTHER3に登場した『ともだちのヨーヨー』。ともだちのヨーヨーはキングPがネスから譲り受けたと思しきもの。
  • 通常必殺ワザ:PKフラッシュ (DX-for)
    • 『MOTHER』2と3で、主人公が覚えるPSI。原作ではダメージを与える技ではなく、敵に状態異常を引き起こさせる補助技で、まれに一撃で戦闘不能にすることもある。
      • 一撃で戦闘不能にする効果の再現か、『スマブラX』の「亜空の使者」ではキングの像を「PKフラッシュ」一撃で破壊した。ちなみに、『MOTHER3』でもキングの像をリュカの「PKフラッシュ」で一撃で倒すことが出来た。
      • スマブラにおける最大まで溜めたときの絶大なダメージも、この一撃で戦闘不能にする効果を取り入れたものかもしれない。
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▲左はスマブラ版PKフラッシュ。真ん中は原作におけるPKフラッシュγ。原作のサイケデリックなエフェクトは再現しづらいのだろう。右は『おまえのばしょ』に立ちはだかるボスだが、PKフラッシュに若干似ている。
  • 横必殺ワザ:PKファイヤー (64-for)
    • 『MOTHER』シリーズで、仲間の女の子が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラが覚える。原作では、直線上の敵全員にダメージを与える技。
    • 任天堂は炎(Fire)を「ファイア」で統一しているが、原作の表記が「ファイヤー」だったので、そのまま使用している。なお、『MOTHER3』では「PKファイアー」。
元ネタ ネス PKファイヤー.jpg
▲左はスマブラ版PKファイヤー。右は原作におけるPKファイヤーΩ。Hit後に炎が立ち昇る演出はΩのもの。MOTHER3ではαとβのみ炎が立ち昇る演出があり、γとΩは爆発する演出となっている。
元ネタ ネス PKビーム.jpg
▲ちなみにネスが飛ばす光弾はフィールドスマッシュやアシストフィギュアで登場するスターマンの攻撃であるPKビーム[25]に似ている。もしかしたらPKビーム→PKファイヤーの派生攻撃なのかもしれない。
  • 上必殺ワザ:PKサンダー (64-for)
    • 『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。『MOTHER2』では、敵の誰かに数回雷を落としてダメージを与える技で、対象は指定できない。当たり外れが激しいが、敵のシールド・PSIシールドを無効化する効果がある。
      • また、『MOTHER2』には自らでんげきを纏い、PKサンダーやPKフラッシュを放ってくる「エレショッカ」「エレキスピリット」などのモンスターが登場する。
    • 「PKサンダー体当たり」はスマブラオリジナル。「高速で直進する」という点は『MOTHER2』でネスが覚えるPSIの「テレポートα」に似ている。
      原作の「テレポートα」の「テレポートするために長い距離を高速で走る必要がある」という仕様は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのタイムトラベルを思わせる。そして、それとスマブラの「PKサンダー体当たり」には次のような似た点がある。よって、「PKサンダー体当たり」は「テレポートα」のパロディ元であるデロリアンのタイムトラベルが元ネタなのかもしれない。
      • デロリアンがタイムスリップするシーンと、『スマブラDX』のオープニングムービーでネスがテレポートらしきことをしているシーンがよく似ている[26][27]。そして、「PKサンダー体当たり」もそれらによく似ている。
      • 劇中ではデロリアンはタイムスリップのために必要な大量の電力を落雷によって得た。「PKサンダー体当たり」も、「PKサンダー」を自分に直撃させることで発動する。
元ネタ ネス PKサンダー.jpg
▲左はスマブラ版PKサンダー。右は原作におけるPKサンダーΩ。敵単体を4回ランダムで攻撃するが、当たらない時もある。
元ネタ ネス PKサンダー2.jpg元ネタ ネス PKサンダー3.jpg
▲雷を纏い、PKフラッシュやPKサンダーを放ってくる厄介な敵。その奇怪な姿は、「PKサンダー体当たり」を彷彿とさせる。
  • 下必殺ワザ:サイマグネット (64-for)
    • 『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2』ではポーラとプーが覚える。原作では敵のPPをわずかに直接奪う技。
    • 原作のネスはPSI「ライフアップ」で体力を回復できる。
元ネタ ネス サイマグネット.jpg
▲左はスマブラ版サイマグネット。右は原作におけるサイマグネットα。
  • 下必殺ワザ2:吸引サイアタック (for)
    • ネス唯一の攻撃用PSIであるPKキアイ[19]は精神集中による念動波での全体攻撃とされるが、吸引サイアタックはそれを体現したかのような挙動をするワザ。
    • 敵を吸い寄せ、サイによる全方位攻撃を行う。
  • 最後の切りふだ:PKスターストーム (X-for)
    • 『MOTHER』シリーズで、仲間が覚えるPSI。『MOTHER2」ではプーが修行により覚える、「ほしを おとす ほうほう」。原作では必中大ダメージの大技。
    • 『for』ではSEが『MOTHER2』の「PKスターストーム」と同じSEに変更された。
元ネタ ネス PKスターストーム.jpg
▲左はスマブラ版PKスターストーム。右は原作におけるPKスターストームΩ。
  • 上アピール:手前を向き、「OK」 (64-for)
    • 『MOTHER2』の名前設定で「おわり」を選ぶと「OKですか?」という糸井重里の声[28]が流れる。

その他

  • 画面内登場 (64,X-for)
    • 『MOTHER2』でネスが覚えるPSI、「テレポート」。
    • 助走をつけないとテレポート出来なくて、障害物にぶつかって失敗すると黒焦げになる。スマブラでは成功しているはずなのになぜか黒焦げ。
元ネタ ネス テレポーテーション.jpg
▲左・真ん中がスマブラ版。異次元から出現し、摩擦熱によって黒焦げとなる。右は原作版で、長距離を走ることで成功し、他のマップへワープできるPSI。走る途中で何かにぶつかると失敗し、黒焦げとなる。

主な登場作品

備考

  • スマブラで「PKサンダー」を自分に当てて突進する攻撃の正式名称は「PKサンダー体当たり」。ゲーム中にはこの名前は出てこないが、公式サイトで明らかにされた[29]
  • 『スマブラ64』の発売初期の頃は多くのプレイヤーの間ではネスが強いキャラクターとして認知されていたようであり、桜井政博は「キャラ勝ちと思われるのがイヤ」という理由で4人対戦ではネスの使用を控えていた[30]

脚注

  1. 「Mother 1+2 パーフェクトフガイドブック」など各種攻略本より。
    なお、海外のファンサイトではどこでも13歳として紹介されているため、日本と海外では設定が異なる可能性がある。
    また、スマブラ制作中にMOTHER2のスタッフから設定を聞いたという桜井政博曰くは、「ティーンエイジャー」、つまり13~19歳。(アンケート集計拳!!
  2. オネットの「かくれが」にいるNPCのセリフ。“まえからネスが ほしがってた ミスターベースボールの ぼうし おまえに やるよ。”
  3. ゲーム開始時から、動物のNPCに話しかけると、人間のNPCと同じように、人語のセリフを聞くことができる。思念による会話であることを示すためか、人語部分には全て括弧がつけられている。
  4. 「おとのいし」のメロディーが揃った後の回想シーン。
    “あら このこがゆびさしたほにゅうびん ちょっとうごいたみたいよ。 …ふしぎだわ。”
  5. 『MOTHER2』はHPがドラムロール式のため、一撃で戦闘不能になるほどのダメージを受けてもすぐには倒れず、徐々にHPが減っていく。その間、HPが0に到達するまでは通常通り戦闘を続ける事ができる。
    また、HPが0に達する前に回復してやれば、その時点でHPの減少は止まる。
  6. ゲーム中でも「おかねではないらしい」としか説明されない、謎の装備品。
  7. 『スマブラ64』の没データとして収録されているボイスとは別物。詳細は最後の切りふだにて。
  8. スマブラ拳! ネス
  9. アンケート集計拳!!
    “ネスは本来使わないワザ(PKファイヤーなど)を使いますが、世界観の体現としてこういうフィクションを織り交ぜるのはありでしょうか?なしでしょうか? ”
  10. ゲームについて思うことDX p136『MOTHER3の業は深い』を振り返って思うこと
    桜井 本来、仲間のポーラやクマトラが使う攻撃魔法でしたよね。が、『スマブラ』ではあえてネスやリュカに使わせています。そういった、原作では使わないものを使わせるということは、『MOTHER』の世界観を考えたうえでのフィクションなんです。
    ―最後の切りふだは“PKスターストーム”ですが、原作では、自分でカッコいいものの名前を付けますよね。
    桜井 ああ、それも一瞬迷ったんですよ・・・。
    ―もしかして、制作途中では必殺ワザの名前をプレイヤーがつけられたんですか?
    桜井 そうじゃないですけども。でも、すべて原作の設定をコピーしてしまっても、ゲームが必ずも面白くはならないんですよね。
    ―そういうものなんですか。
    桜井 『MOTHER3』にも通ずる話なのかもしれません。ゲームはゲームとしてふさわしい折合をとれたから、完成できたのでしょう。
    • ポーラ(DX)
      “本来ネスは、PKサンダーやPKファイヤーは使えない。たぶん、のちに彼女に教わったのだろう。”
    • PKスターストーム(X)
      “『スマブラX』に参戦するにあたって、ネスがプーから授かったのかもしれない。”
    • PKスターストーム(for)
      “ランマ国の王子・プーが使える、強力なPSI。『スマブラ』に参戦するにあたり習得したようだ。“
  11. スマブラ拳!! 其の六十一~六十五
  12. アンケート集計拳!!
    “(投稿)さっき久々に七十七技見て気づいたんですけど夏の大会でカービィやネスが多かったのはCPがストーンやPKサンダー体当たりに弱いからじゃないですか?いつもコンピューターと戦っているとやっぱり「カービィとネス強すぎ」となってしまうのも当然です。
    (桜井)なるほど。そういう考え方はあるのかも。うーむ。”
  13. 出張スマブラ拳!!スペースワールド'99スマブラ大会レポート - 27~29日のレポートどれでもカービィとネスが多いとの記述がある。
  14. 当時はN64用ソフトとして開発しておりタイトルは『MOTHER3 豚王の最期』だった
  15. 速報スマブラ拳!! : ネス
  16. Nintendo DREAM スマブラ談DX
    “―あと、ネスの代わりに、本当は『MOTHER3』の主人公のリュカを登場させる予定だったとか?
    桜井 そうです。本当はリュカを出す予定だったんですけど、なしになってしまったんです。
    ―実際にリュカを作っていたんですか?
    桜井 企画は進めていましたし、このキャラの状況がわからないから、どうなのかなあと心配していたんですけど、いちばん残念な方向に転がってしまったんですね。
  17. ニンテンドードリーム2008年4月号「スマブラ談X」
  18. 19.0 19.1 名前はプレイヤーが入力した『カッコイイとおもうもの』になる。例えばカッコイイと思うものが『ひっさつ』なら、『PKひっさつΩ』のようになる。
  19. 「DOLPHIN」は『スマブラDX』の対応ハードであるゲームキューブの開発コードネーム
  20. 『スマブラDX』までの作品で開発を行ったHAL研究所
  21. 『MOTHER2』の対応ハード
  22. スーパーファミコンの英名
  23. アンケート集計拳!!
    “(投稿)ネスの愛用?ヨーヨー(シャトルループ)が、ハイパーヨーヨーのステルスレイダーに見えるのですが・・・
    (桜井)あれ、デザイナーの趣味みたいです。”。
  24. 狙い撃ちしてくる攻撃が『PKビームγ』、無差別に撃ちまくるのが『PKビームΩ』である。γが単体攻撃、Ωが全体攻撃なので、その再現と思われる。
  25. Back To The Future [1985 - The DeLorean - YouTube] 3分50秒付近から。
  26. Super Smash Bros. Melee - Intro Opening (HD) - YouTube
  27. ほぼ日刊イトイ新聞 - あの人の、『MOTHER』の気持ち。
  28. アンケート集計拳!!
    “いちおう正式名称は、『PKサンダー体当たり』と言います。”
  29. アンケート集計拳!!
    “ネスはキャラ勝ちと思われるのがイヤなので4人対戦時には遠慮します。”

外部リンク


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