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ミュウツー
デビューポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日/GB)
スマブラ
への出演
スマブラDXスマブラforスマブラSP

ミュウツー(Mewtwo)は、ポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター。

概要

『ポケットモンスター』シリーズに登場するエスパータイプの“いでんしポケモン”。

ある一人の科学者によって、幻のポケモン"ミュウ"の遺伝子をベースにして造り出されたポケモン。ミュウとは遺伝子の大部分が共通するが、極限まで戦闘力が高められており、ミュウとは見た目も性格も大きくかけ離れている。ポケモンで一番凶暴な心を持つと言われており、敵を倒すこと以外は考えず、戦いが無いときは少しも動かず力を蓄えている。『ポケットモンスター 赤・緑』の"ポケモン屋敷"で読むことができる研究日誌によると、誕生日は2月6日。

桁外れの能力を持つ、いわゆる伝説のポケモン。後の作品の伝説のポケモンが古代に神として崇められたりする文字通りの「伝説」なのに対し、こちらは純粋に現代の科学力で秘密裏に作り出したという異色の経歴を持っている。

初登場の『赤・緑』では殿堂入り後に行けるようになる"ハナダのどうくつ"の最深部に1匹のみ生息している。レベルは70で、作中に出てくるポケモンの中で最もレベルが高い。

『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』では野生では登場しないが、その名残か、かつての"ハナダのどうくつ"付近の水中には"はかいのいでんし"という道具が落ちている。

『ポケットモンスターブラック・ホワイト』では新たに「サイコブレイク」という専用技をレベル100で使える様になった。

『ポケットモンスター X・Y』では「メガミュウツーX」、「メガミュウツーY」へとメガシンカを遂げる。殿堂入り後、ポケモンの村の奥にある"ななしの洞窟"でひっそりと佇んでいる。レベルは70。捕獲すると『X』なら「ミュウツナイトX」、『Y』なら「ミュウツナイトY」が入手できる。ウルップによると強すぎる力ゆえに周囲に馴染めずポケモンの村に来たとのこと。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ2作目から登場。『スマブラDX』では隠しキャラクターとして参戦した。『スマブラX』と『スマブラfor』では鑑賞用フィギュアのみの登場だったが、『スマブラfor』には2014年10月24日に放送された「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由(現在は非公開)」でファイターとして製作されることが明らかにされた。その後、『Nintendo Direct 2015.4.2』で配信日が発表され、2015年4月15日に『スマブラfor』両バージョン購入者特典として無料で、4月28日から有料の追加コンテンツの一般販売が開始された。

声は『スマブラDX』では『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』などに特別出演として担当した市村正親、『スマブラfor』では新たに藤原啓治が務める。両者ともに『ミュウツーの逆襲』に登場した者を意識した台詞を勝利演出で喋り、海外版でも同じ声が使われているが、台詞が削除され、唸り声や笑い声に差し替えられている。
なお、『スマブラfor』におけるミュウツーのボイス構成は『スマブラDX』とほぼ同じで、掛け声も当時を意識したようなものになっている。

エスパータイプらしさを全面に出しており、多くの動作に超能力を使う。移動では地に足をつけて歩いたりすることはなく、超能力で浮いて移動する。攻撃も超能力を使ったものが中心で打撃は少ない。拾ったアイテムは手に触れず超能力で操る。
リーチとパワーに優れた攻撃を持ち、その割には隙は大きくない。また、ネス等の他の超能力ファイター同様に優れた投げワザを持つ。一方で常に浮いているからという理由で[1]、大きい体格を持ちながらふっとびやすい(体重が軽い)という欠点を持つ。

公式イラスト

ゲーム中の解説

[DX フィギュア名鑑] ミュウツー
いでんしポケモン。ひとりの科学者が長年にわたる研究により、幻のポケモン”ミュウ”の遺伝子から生み出したとされるポケモン。とはいっても、ミュウとは大きさも性格もかけはなれており、戦闘能力が高められている。
  • ポケットモンスター赤緑 (GB)
  • ポケットモンスター金銀 (GB)
[DX フィギュア名鑑] ミュウツー(SMASH)
強力なESPを使うため、自分の手足をろくに使わないようなことも多い。カラダは大きいが、宙に浮いているためにふっとびやすい。”シャドーボール”は、独特の軌跡を描く。ためると威力が大きくなる。”ねんりき”は相手を操り地面にたたきつける。
  • B:シャドーボール
  • 横+B:ねんりき
[DX フィギュア名鑑] ミュウツー(SMASH)
ミュウツーは、動きは決してすばやくないが、ESPを使う投げワザが比較的強い。”テレポート”は、距離が短いかわりにスキが少ない。かく乱に使う時は頼もしい。”かなしばり”は、ミュウツーと目を合わせるとふらふら状態になる、変わったワザ。ミュウツーと逆方向を向いた相手には、全く通用しない。
  • 上+B:テレポート
  • 下+B:かなしばり
[X フィギュア名鑑] ミュウツー
いでんしポケモン。一人の科学者が長年研究を重ね、幻のポケモン、ミュウの遺伝子を組み替えることで生み出した人間の手で作られたポケモン。しかし、元となったミュウとは大きさも性格もかけ離れており、ポケモンの中でもっとも凶暴な心を持っていると言われている。その戦闘能力はかなりのものでエスパータイプのわざを使う。
  • (GB)ポケットモンスター赤緑
  • (GBA)ポケットモンスター金銀
[for フィギュア名鑑] ミュウツー ※非ファイター
幻のポケモン“ミュウ”の遺伝子を操作し、戦う能力を極限まで高められたポケモンだ。ミュウのもつ優しく穏やかな心は継承されず、高い知能は敵を倒すことにのみ使われるという。しかし、果たして本当にそうなのだろうか。ミュウツーを生み出した人間よりも深い苦悩が、彼の表情には刻まれていないだろうか……。
  • (GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
  • (GBA) ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン (2004/01)
[for フィギュア名鑑] ミュウツー ※ファイター
幻のポケモン“ミュウ”の遺伝子を組み替えて造り出されたという、エスパータイプのいでんしポケモン。『スマブラ』では超能力で宙に浮かび滑るような動きが特徴。全体的に長いリーチの攻撃を持つが、投げワザが非常に強力なので隙あらばつかみを狙おう。体格のわりにかなり軽いので、ふっとびやすさに注意が必要だ。
  • (GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
  • (3DS) ポケットモンスター X・Y (2013/10)
[for フィギュア名鑑] ミュウツー(EX)
横必殺ワザ「ねんりき」は、反射と投げの性質をあわせ持つ、特別なつかみワザ。反射した飛び道具は方向転換するだけでなく、自分の攻撃として扱われる。下必殺ワザ「かなしばり」により気絶する時間は、相手の蓄積ダメージが多いほど長くなる。強烈な視線でにらみつける攻撃なので、背を向けている相手には効果が無い。
  • (GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
  • (3DS) ポケットモンスター X・Y (2013/10)
[for フィギュア名鑑] サイコブレイク
ミュウツーがメガミュウツーYにメガシンカしてくり出す切りふだ。最初に飛ばす弾は、地形やファイターを貫通して何人にでも当たる。たまに攻撃力はないが、触れた相手の動きを完全に封じてしまい、頭部に衝撃を与える精神攻撃を発動させるのだ。相手のジャンプ後などとっさに弾を避け辛いタイミングを狙っていこう。

動作などの元ネタ

ワザ

  • 前空中攻撃:シャドースクラッチ (DX・for)
    • 暗黒をまとった手で切り裂く動作は、影からつくった鋭いツメで切り裂くゴーストタイプの技「シャドークロー」に似ている。急所に当たりやすい効果とふっとばし力が大きい性質にも通じるものがある(ただし原作ではミュウツーはシャドークローを覚えない)。
  • つかみ:サイコキネシス (DX・for) / 横必殺ワザ:ねんりき (DX・for)
    • どちらもエスパータイプのポケモンがレベルアップで覚えるエスパータイプの特殊技。
      『ミュウツーの逆襲』で使っていた技の一つで、作中では相手や物を浮かせる描写がある。
  • 通常必殺ワザ:シャドーボール (DX・for)
    • ゴーストタイプの特殊わざで、多くのゴーストタイプのポケモンが覚える。原作では、2割の確率で相手の特防を1段階下げる効果がある。
      これも『ミュウツーの逆襲』で使っていた技の一つで、溜め撃ちの動作が似ている。
  • 上必殺ワザ:テレポート (DX・for)
    • エスパータイプの変化わざ。原作では、戦闘中で使用すると野生ポケモンとの戦闘から離脱する。トレーナーとの対戦では効果がない。フィールド上(屋外)で使用すると、最後に利用したポケモンセンターに移動できる。
  • 下必殺ワザ:かなしばり (DX・for)
    • ノーマルタイプの変化技。原作では、相手の技を数ターンの間使えなくさせる。命中率はシリーズによって異なる。『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは「まひ」にする効果がある。
  • 最後の切りふだ:サイコブレイク (for)
    • 『ブラック・ホワイト』からレベル100で覚えるミュウツー専用のエスパー技。原作では、特殊わざだが相手の特防ではなく、防御の数値で与えるダメージを決める。これは、不思議な念波を実体化して攻撃するという説明によるもの。
    • メガミュウツーYは、ミュウツナイトYを持ったミュウツーがメガシンカした姿。メガシンカは、それぞれのポケモンに対応する"メガストーン"と呼ばれる道具を持ったポケモンが、戦闘中に一時的に変身をして能力を急上昇させる『X・Y』から登場した要素。原作・アニメでメガシンカするにはそのポケモンに対応した専用のメガストーンとポケモントレーナーが所持する"キーストーン"が付いている道具が必要だが、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に登場した別個体のミュウツーは自力でメガシンカしている。しかし、これがどういったメカニズムによるものかは不明[2]。なお、このミュウツーはアニメシリーズで初めて「サイコブレイク」を使ったポケモンである[3]

その他

  • ミュウツーの性格
    • 『ミュウツーの逆襲』およびその関連エピソードに登場するミュウツーは、知的で高度な悩みを抱え自問自答し続ける、どこか哀愁があり虚無的なポケモンとして描かれている。人工のポケモンとして生まれた故に、存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しんでいた。勝利演出・右(『for』での操作)で言う「私はなぜここにいるのか…」はそれに近い台詞が『ミュウツーの逆襲』作中序盤にある。
      スマブラのミュウツーも自身の存在意義を求めて戦っているのかもしれない。

主な登場作品

ゲーム

他多数

映画

  • 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998/映画)
  • 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒(2013/映画)

備考

  • スマブラ64』に登場する予定があったが、「諸処の事情」によりカットされた[4]
  • 『スマブラDX』のオープニングムービーでは、「シャドーボール」と思しき攻撃を受けるドンキーコングのシーンがある。
  • 『スマブラX』の内部データには、ミュウツーの名前が入った空のファイルがある[5]
  • 『スマブラfor』でミュウツーの制作決定が発表される1年以上前の2013年6月11日に、桜井政博、株式会社ポケモン社長の石原恒和、記者の間でミュウツーの参戦についての小さなやりとりがあった[6]

脚注

  1. 速報スマブラ拳!! : ミュウツー
  2. 映画公開当時はメガシンカのシステムが未公表であり、パンフレット等では"覚醒したミュウツー"という呼称が用いられていた
  3. 『神速のゲノセクト』の前日譚『ミュウツー 〜覚醒への序章(プロローグ)〜』より
  4. アンケート集計拳!!
    “トップの方の、「クッパ」「デデデ」「ミュウツー」などは、実はスマブラ開発中は登場予定だったのですが、諸処の事情でカットになってしまいました・・・。”
  5. Super Smash Bros. Brawl - The Cutting Room Floor
  6. 『ポケットモンスター X・Y』はこれまでの集大成! デベロッパーズディスカッションで気になる謎が続々と判明【E3 2013】 - ファミ通.com

外部リンク


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