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「リュウ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『ストリートファイター』シリーズの主人公。「真の格闘家」を目指し、修行の旅を続けている。
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『ストリートファイター』シリーズの主人公。
 
 
格闘ゲームの顔とも言える存在で、本格的に有名になったのは1991年の『ストリートファイターII』から。<br />
 
『ストリートファイターII』は対戦格闘ゲームブームを引き起こす程の大ヒットを誇った作品で、現在の格闘ゲームの殆どがこの作品を基準に作られている程である。
 
  
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「真の格闘家」を目指し、修行の旅を続けている。<br />
 
性格はとてもストイックで自分に厳しく、修行や鍛錬を決して怠らない。また、対戦した相手を褒め称えるなど、礼儀正しい性格でもある。
 
性格はとてもストイックで自分に厳しく、修行や鍛錬を決して怠らない。また、対戦した相手を褒め称えるなど、礼儀正しい性格でもある。
  
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シリーズを追うにつれ、その格闘スタイルが暗殺拳をルーツとしたものである等の設定が追加されている。
 
シリーズを追うにつれ、その格闘スタイルが暗殺拳をルーツとしたものである等の設定が追加されている。
  
服装としては、登場する多くの作品において白い道着と赤(作品によっては白)のハチマキ、籠手を付けている。<br />
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服装としては、登場する多くの作品において白い道着と赤(初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターZERO』シリーズでは白)のハチマキ、籠手を付けている。髮の色は基本的に黒か茶色だが、若い頃(『ストI』と『ストZERO』シリーズ)は赤色であった。
髮の色は基本的に黒か茶色だが、若い頃(初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターZERO』シリーズ)は赤色であった。
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格闘ゲームの顔とも言える存在で、本格的に有名になったのは1991年の『ストリートファイターII』から。<br />
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『ストII』は対戦格闘ゲームブームを引き起こす程の大ヒットを誇った作品で、現在の格闘ゲームの殆どがこの作品を基準に作られている程である。
  
 
原作におけるキャラ性能は、全キャラの中で最もスタンダードなものに調整される事が多く、初心者から上級者まで幅広く使えるキャラとなっている。<br />
 
原作におけるキャラ性能は、全キャラの中で最もスタンダードなものに調整される事が多く、初心者から上級者まで幅広く使えるキャラとなっている。<br />
『スマブラ』でも使用している「波動拳」(牽制・飛び道具)、「昇竜拳」(対空技)、「竜巻旋風脚」(突進技)を持ち合わせていて、バランス良く戦える。一方、「リーチが短い」「攻撃力が少なめ」などの欠点もある。これらは、後発の格闘ゲームにおいて多く模倣・踏襲がなされており大きな影響をもたらしている。<br />
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リュウを代名詞する「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」の3つの技は牽制・飛び道具、対空技、突進技を持ち合わせており、バランス良く戦える。一方、「リーチが短い」「攻撃力が少なめ」などの欠点もある。これらは、後発の格闘ゲームにおいて多く模倣・踏襲がなされており大きな影響をもたらしている。<br />
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また、カプコンの代表キャラとして数多のクロスオーバー作品に登場していることもリュウの特徴に挙げられる。<br />
 
また、カプコンの代表キャラとして数多のクロスオーバー作品に登場していることもリュウの特徴に挙げられる。<br />
特に、スマブラで他社枠で参戦している[[ロックマン]]、[[パックマン]]、[[ソニック]]とはそれぞれ他のゲームで共演している他、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では、任天堂キャラのファイターの中ではスマブラに続き[[ルキナ]]と共演している。
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特に、スマブラで他社枠で参戦している[[ロックマン]]、[[パックマン]]、[[ソニック]]とはそれぞれ他のゲームで共演している他、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では、任天堂キャラのファイターの中では『[[スマブラfor]]』に続き[[ルキナ]]と共演している。
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
『[[スマブラfor]]』で初参戦。発売後の2015年6月14日に有料の[[追加コンテンツ]]第2弾のファイターとしての参戦が発表され、翌日15日から販売が開始された。  
 
『[[スマブラfor]]』で初参戦。発売後の2015年6月14日に有料の[[追加コンテンツ]]第2弾のファイターとしての参戦が発表され、翌日15日から販売が開始された。  
  
[[ロックマン]]に続くカプコンからのゲスト参戦で、追加コンテンツでは初の新規参戦ファイターである。
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[[ロックマン]]に続くカプコンからのゲスト参戦で、追加コンテンツでは初の新規参戦ファイター。また、リュウが任天堂のキャラクターと共演するのは『スマブラfor』が初めてである。
  
 
デザインは2016年春から発売予定の『ストリートファイターV』に基づいたものとなっている。
 
デザインは2016年春から発売予定の『ストリートファイターV』に基づいたものとなっている。
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日本版での声は『ストリートファイターIV』以降の作品で担当する高橋広樹が務める。
 
日本版での声は『ストリートファイターIV』以降の作品で担当する高橋広樹が務める。
  
弱攻撃1段目と各種強攻撃・必殺ワザはボタンを押す長さでワザが変化する、「セービングキャンセル」を除く必殺ワザは原作と同じコマンド入力で出す事によって威力が上がるなど、格闘ゲームのシステムを持ち込んでおり、最後の切りふだは距離によって異なるワザに変化する。
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弱攻撃1段目と各種強攻撃・必殺ワザはボタンを押す長さでワザが変化する『ファイティングストリート』と、「セービングキャンセル」を除く必殺ワザは原作と同じコマンド入力で出す事によって威力が上がるなど格闘ゲームのシステムを持ち込んでおり、最後の切りふだは距離によって異なるワザに変化する。
  
長いリーチとコンボによる攻撃で高いダメージを与えられる反面、コマンド入力の暴発で動きの制御が難しく、扱いにくい玄人向けの性能となっている。
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長いリーチとコンボによる攻撃で高いダメージを与えられる反面、コマンド入力の暴発で動きの制御が難しく扱いにくい。また、1対1で戦う格闘ゲームとは違い、地形が変化するステージやギミック、複数人・アイテムが入り乱れる大乱闘では、攻撃範囲の広いワザを持たず、復帰性能も平均以下のリュウにとっては逆風を受けやすく、総じて玄人向けの性能となっている。
  
 
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
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=== 動作などの元ネタ ===
 
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==== ワザ ====
 
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括弧内に斜体字で表記するのは原作でのコマンド入力。必殺ワザは原作同様のコマンド+攻撃ボタンでも出す事が出来る。
 
*弱攻撃(弱)1段目:遠距離立ち弱パンチ
 
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*弱攻撃(強):遠距離立ち強キック
 
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*横強攻撃(弱):遠距離立ち中キック(『ストリートファイターⅢ』シリーズ)
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**『ストリートファイターZERO』シリーズで使う。
*横強攻撃(強):鎖骨割り(→+中パンチ)
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*ニュートラル空中攻撃:斜めジャンプ弱キック
 
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*後空中攻撃:垂直ジャンプ強キック
 
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*前投げ:背負い投げ(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中/強パンチ)
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**元はケンが使う技。
*後投げ:巴投げ(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中/強キック)
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*前投げ:背負い投げ''(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中/強パンチ)''
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*上投げ:近距離立ち強キック
 
*上投げ:近距離立ち強キック
*下投げ:初代『ストリートファイター』のボーナスステージの瓦割り
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*下投げ
*通常必殺ワザ:波動拳(↓↘→+各種パンチ)
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**初代『ストI』のボーナスステージの瓦割りから。
*:*灼熱波動拳(←↙↓↘→+各種パンチ)(『スーパーストリートファイターⅡ』以降)
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*:*空振り時:波動の構え(↓↘→+挑発)(『スーパーストリートファイターZERO』シリーズのみ)
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*通常必殺ワザ:波動拳''(↓↘→+各種パンチ)''
*横必殺ワザ:竜巻旋風脚(↓↙←+各種キック)
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**『ストI』からあるリュウの代表的な技のひとつ。また、特に発射・投擲を行う技を指す、飛び道具という名称が使われた端緒の一つとして『ストII』でのこの技がある。
*上必殺ワザ:昇龍拳(→↓↘+各種パンチ)
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*:*灼熱波動拳''(←↙↓↘→+各種パンチ)''
*下必殺ワザ:セービングアタック(中パンチ+中キック同時押し)(『ストリートファイターⅣ』シリーズのみ)
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*:**『スーパーストリートファイターⅡ』以降で使う技。原作でもスマブラと同じく波動拳の上位版として実装されているが、作品によって性能が異なる。この技が考案された元は『ストII』シリーズ初期において稀に(1/256の確率で)色違いの赤い波動拳が出ることがあり(性能に差はない)、それがゲーム上の実際の技とされた。
*最後の切りふだ(近距離):真空波動拳(↓↘→↓↘→+各種パンチ)(『スーパーストリートファイターⅡX』のスーパーコンボ等)
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*:*空振り時:波動の構え''(↓↘→+挑発)''
*最後の切りふだ(遠距離):真・昇龍拳(↓↘→↓↘→+各種パンチ)(『スーパーストリートファイターⅢ』のスーパーアーツ)
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*:**『スーパーストリートファイターZERO』シリーズのみの技で、「波動拳」の動作だけを行うフェイント。
*上アピール:『ストリートファイターⅣ』シリーズのリュウの挑発。原作ではこのポーズに横アピールのセリフとなっている。
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*横アピール:『ストリートファイターⅣ』シリーズのリュウの挑発。原作ではこのポーズに上アピールのセリフとなっている。
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*横必殺ワザ:竜巻旋風脚''(↓↙←+各種キック)''
*下アピール:『ストリートファイター』シリーズに登場する豪鬼の挑発。
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*上必殺ワザ:昇龍拳''(→↓↘+各種パンチ)''
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**『ストI』から。発動した瞬間や上昇中に無敵時間があることが多く、相手の攻撃への割り込みや優秀な対空技として機能する。ゆえに対戦格闘ゲームの草分けである『ストII』でのこの技は、“対空技”という名称が使われる端緒の一つとなった。「波動拳」同様、レバー入力の方法は「昇龍拳コマンド」と呼ばれており、現在も多くの格闘ゲームに採用されている。
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*下必殺ワザ:セービングアタック''(中パンチ+中キック同時押し)''
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**厳密には技ではなく『ストリートファイターⅣ』シリーズで全キャラクターが使えるシステム。基本的な性能は『ストIV』のものを踏襲しているが、スマブラでは空中でも発動可、発動までにスティックを逆方向に倒すことで振り向きながら攻撃が可能、耐えたダメージは自然回復しないといった違いがある。
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*最後の切りふだ:真空波動拳 / 真・昇龍拳
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*:*真空波動拳''(↓↘→↓↘→+各種パンチ)''
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*:**『スーパーストリートファイターⅡX』のスーパーコンボ等
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*:*真・昇龍拳''(↓↘→↓↘→+各種パンチ)''
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*:**『スーパーストリートファイターⅢ』のスーパーアーツ
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*上・横アピール
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**『ストリートファイターⅣ』シリーズのリュウの挑発。原作とは違い台詞が入れ替わっている。
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*下アピール
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**元は豪鬼が行う挑発。
  
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
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**『ストリートファイターIII』でブロッキングしたときの物。成功するとダメージを完全に無効化すると同時に、相手に一定の追加硬直時間を与え、通常のガードよりも早く動くことができるという、スマブラのジャストシールドに近いシステムである。
 
**『ストリートファイターIII』でブロッキングしたときの物。成功するとダメージを完全に無効化すると同時に、相手に一定の追加硬直時間を与え、通常のガードよりも早く動くことができるという、スマブラのジャストシールドに近いシステムである。
  
*勝利演出
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*勝利演出・左
**左:『ストリートファイターIV』勝利時の動作と同じ。
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**『ストリートファイターIV』勝利時の動作と同じ。
**上:勝利演出時に登場するボンサックは、『ストリートファイターIII』のリュウの登場演出や、『ストリートファイターZERO3』のリュウのEDなどでも登場している。
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*勝利演出・上
**右:『ストリートファイター』シリーズ全般で登場する勝利ポーズ。
+
**ボンサックは、『ストリートファイターIII』のリュウの登場演出や、『ストリートファイターZERO3』のリュウのEDなどでも登場している。
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*勝利演出・右
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**『ストリートファイター』シリーズ全般で行う勝利ポーズ。
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==

2015年9月28日 (月) 14:18時点における版

加筆訂正願います この項目「リュウ」は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。
リュウ
デビューストリートファイター
(1987年8月30日/AC)

リュウ(Ryu)は、カプコン[1]のストリートファイターシリーズに登場するキャラクター。

概要

『ストリートファイター』シリーズの主人公。

「真の格闘家」を目指し、修行の旅を続けている。
性格はとてもストイックで自分に厳しく、修行や鍛錬を決して怠らない。また、対戦した相手を褒め称えるなど、礼儀正しい性格でもある。

格闘スタイルは、師匠である剛拳から教わった、空手を基本としてそこに様々な格闘術を取り入れた独自のもの。
シリーズを追うにつれ、その格闘スタイルが暗殺拳をルーツとしたものである等の設定が追加されている。

服装としては、登場する多くの作品において白い道着と赤(初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターZERO』シリーズでは白)のハチマキ、籠手を付けている。髮の色は基本的に黒か茶色だが、若い頃(『ストI』と『ストZERO』シリーズ)は赤色であった。


格闘ゲームの顔とも言える存在で、本格的に有名になったのは1991年の『ストリートファイターII』から。
『ストII』は対戦格闘ゲームブームを引き起こす程の大ヒットを誇った作品で、現在の格闘ゲームの殆どがこの作品を基準に作られている程である。

原作におけるキャラ性能は、全キャラの中で最もスタンダードなものに調整される事が多く、初心者から上級者まで幅広く使えるキャラとなっている。
リュウを代名詞する「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」の3つの技は牽制・飛び道具、対空技、突進技を持ち合わせており、バランス良く戦える。一方、「リーチが短い」「攻撃力が少なめ」などの欠点もある。これらは、後発の格闘ゲームにおいて多く模倣・踏襲がなされており大きな影響をもたらしている。


また、カプコンの代表キャラとして数多のクロスオーバー作品に登場していることもリュウの特徴に挙げられる。
特に、スマブラで他社枠で参戦しているロックマンパックマンソニックとはそれぞれ他のゲームで共演している他、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では、任天堂キャラのファイターの中では『スマブラfor』に続きルキナと共演している。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラfor』で初参戦。発売後の2015年6月14日に有料の追加コンテンツ第2弾のファイターとしての参戦が発表され、翌日15日から販売が開始された。

ロックマンに続くカプコンからのゲスト参戦で、追加コンテンツでは初の新規参戦ファイター。また、リュウが任天堂のキャラクターと共演するのは『スマブラfor』が初めてである。

デザインは2016年春から発売予定の『ストリートファイターV』に基づいたものとなっている。

日本版での声は『ストリートファイターIV』以降の作品で担当する高橋広樹が務める。

弱攻撃1段目と各種強攻撃・必殺ワザはボタンを押す長さでワザが変化する『ファイティングストリート』と、「セービングキャンセル」を除く必殺ワザは原作と同じコマンド入力で出す事によって威力が上がるなど格闘ゲームのシステムを持ち込んでおり、最後の切りふだは距離によって異なるワザに変化する。

長いリーチとコンボによる攻撃で高いダメージを与えられる反面、コマンド入力の暴発で動きの制御が難しく扱いにくい。また、1対1で戦う格闘ゲームとは違い、地形が変化するステージやギミック、複数人・アイテムが入り乱れる大乱闘では、攻撃範囲の広いワザを持たず、復帰性能も平均以下のリュウにとっては逆風を受けやすく、総じて玄人向けの性能となっている。

公式イラスト

ゲーム中の解説

[for フィギュア名鑑] リュウ
[for フィギュア名鑑] リュウ


動作などの元ネタ

[icon] この節の加筆が望まれています。

ワザ

括弧内に斜体字で表記するのは原作でのコマンド入力。必殺ワザは原作同様のコマンド+攻撃ボタンでも出す事が出来る。

  • 弱攻撃(弱)1段目:遠距離立ち弱パンチ
  • 弱攻撃(弱)2段目:近距離立ち中パンチ
  • 弱攻撃(弱)3段目:遠距離立ち強パンチ
  • 弱攻撃(強):遠距離立ち強キック
  • ダッシュ攻撃:斜めジャンプ中/強キック
    • 『ストリートファイターZERO』シリーズで使う。
  • 横強攻撃(弱):遠距離立ち中キック
    • 『ストリートファイターⅢ』シリーズで使う。
  • 横強攻撃(強):鎖骨割り(→+中パンチ)
  • 上強攻撃(弱):近距離立ち弱パンチ
  • 上強攻撃(強):近距離立ち強パンチ
  • 下強攻撃(弱):しゃがみ弱キック
  • 下強攻撃(強):しゃがみ中キック
  • 横スマッシュ:上段足刀蹴り(←↙↓↘→+各種キック)
    • 『ストリートファイターⅢ』シリーズ、『ストリートファイター X 鉄拳』で使う。
  • 上スマッシュ:しゃがみ強パンチ
  • 下スマッシュ:しゃがみ強キック
  • ニュートラル空中攻撃:斜めジャンプ弱キック
  • 前空中攻撃:斜めジャンプ中/強キック
    • 『ストリートファイターⅡ』シリーズで使う。
  • 後空中攻撃:垂直ジャンプ強キック
  • 上空中攻撃:斜めジャンプ中パンチ
    • 『ストリートファイターZERO』シリーズ以降の作品で使う。
  • 下空中攻撃:斜めジャンプ強パンチ
  • つかみ攻撃:掴み膝蹴り(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中キック)
    • 元はケンが使う技。
  • 前投げ:背負い投げ(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中/強パンチ)
  • 後投げ:巴投げ(『ストリートファイターⅡ』シリーズでは←or→+中/強キック)
  • 上投げ:近距離立ち強キック
  • 下投げ
    • 初代『ストI』のボーナスステージの瓦割りから。
  • 通常必殺ワザ:波動拳(↓↘→+各種パンチ)
    • 『ストI』からあるリュウの代表的な技のひとつ。また、特に発射・投擲を行う技を指す、飛び道具という名称が使われた端緒の一つとして『ストII』でのこの技がある。
    • 灼熱波動拳(←↙↓↘→+各種パンチ)
      • 『スーパーストリートファイターⅡ』以降で使う技。原作でもスマブラと同じく波動拳の上位版として実装されているが、作品によって性能が異なる。この技が考案された元は『ストII』シリーズ初期において稀に(1/256の確率で)色違いの赤い波動拳が出ることがあり(性能に差はない)、それがゲーム上の実際の技とされた。
    • 空振り時:波動の構え(↓↘→+挑発)
      • 『スーパーストリートファイターZERO』シリーズのみの技で、「波動拳」の動作だけを行うフェイント。
  • 横必殺ワザ:竜巻旋風脚(↓↙←+各種キック)
  • 上必殺ワザ:昇龍拳(→↓↘+各種パンチ)
    • 『ストI』から。発動した瞬間や上昇中に無敵時間があることが多く、相手の攻撃への割り込みや優秀な対空技として機能する。ゆえに対戦格闘ゲームの草分けである『ストII』でのこの技は、“対空技”という名称が使われる端緒の一つとなった。「波動拳」同様、レバー入力の方法は「昇龍拳コマンド」と呼ばれており、現在も多くの格闘ゲームに採用されている。
  • 下必殺ワザ:セービングアタック(中パンチ+中キック同時押し)
    • 厳密には技ではなく『ストリートファイターⅣ』シリーズで全キャラクターが使えるシステム。基本的な性能は『ストIV』のものを踏襲しているが、スマブラでは空中でも発動可、発動までにスティックを逆方向に倒すことで振り向きながら攻撃が可能、耐えたダメージは自然回復しないといった違いがある。
  • 最後の切りふだ:真空波動拳 / 真・昇龍拳
    • 真空波動拳(↓↘→↓↘→+各種パンチ)
      • 『スーパーストリートファイターⅡX』のスーパーコンボ等
    • 真・昇龍拳(↓↘→↓↘→+各種パンチ)
      • 『スーパーストリートファイターⅢ』のスーパーアーツ
  • 上・横アピール
    • 『ストリートファイターⅣ』シリーズのリュウの挑発。原作とは違い台詞が入れ替わっている。
  • 下アピール
    • 元は豪鬼が行う挑発。

その他

  • ボタンを押す長さでワザが変わる仕様
    • 初代『ストリートファイター』のPCエンジン移植作『ファイティングストリート』に近い。『ストI』アーケード版はアップライト筐体(1本のレバーと大きな2つのボタン)とテーブル筐体(1本のレバーと弱・中・強のパンチとキックの6ボタン)の2種類が発売され、『ファイティングストリート』の仕様はアップライト筐体の圧力センサーの操作形態を再現していた。
  • 通常・横・上必殺ワザのコマンド入力 / 離し入力
    • 原作シリーズと同じコマンド。離し入力も原作で出来るシステム・テクニック。
    • 必殺ワザを出す時のワザ名の言い方は、通常入力時は『ストリートファイターIV』のものに、コマンド入力時は『ストリートファイターII』のものに近い。
  • 攻撃ヒット・シールド音
    • スーパーファミコン版『ストリートファイターII』から。
  • ジャストシールドのSE
    • 『ストリートファイターIII』でブロッキングしたときの物。成功するとダメージを完全に無効化すると同時に、相手に一定の追加硬直時間を与え、通常のガードよりも早く動くことができるという、スマブラのジャストシールドに近いシステムである。
  • 勝利演出・左
    • 『ストリートファイターIV』勝利時の動作と同じ。
  • 勝利演出・上
    • ボンサックは、『ストリートファイターIII』のリュウの登場演出や、『ストリートファイターZERO3』のリュウのEDなどでも登場している。
  • 勝利演出・右
    • 『ストリートファイター』シリーズ全般で行う勝利ポーズ。

主な登場作品

ここでは、任天堂ハードで発売されている作品を記述する。

  • ファイティングストリート【Wii バーチャルコンソール】(1998/PCエンジン)
  • ストリートファイターIIシリーズ
    • ストリートファイターII (1992/SFC)
    • ストリートファイターIIターボ (1993/SFC)
    • スーパーストリートファイターII (1994/SFC)
  • ストリートファイターZEROシリーズ
    • ストリートファイターZERO2 (1996/SFC)
  • ストリートファイターIVシリーズ
    • スーパーストリートファイターIV 3Dエディション (2011/3DS)

他多数

備考

  • 参戦ムービー冒頭の演出は『スーパーストリートファイターII』のイントロダクションのオマージュで、「俺より強いやつに会いに行く」は『ストリートファイター』シリーズのキャッチコピーである。
    • 同じく参戦ムービーで言う「昇竜拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない」は、『ストリートファイターII』でリュウが勝利した時の台詞である。

脚注

  1. 『ストリートファイター』シリーズの版権はカプコンU.S.Aが所有する

外部リンク


ファイター
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