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2015年4月29日 (水) 07:59時点におけるWIKIMASA (トーク | 投稿記録)による版 (元ネタ)
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リンク
デビューゼルダの伝説(1986年2月21日/FCD)

リンク (Link)は、ゼルダの伝説シリーズに登場するキャラクター。

概要

『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。神に選ばれし勇者で、「勇気のトライフォース」の所持者、またはそれに選ばれる運命にあるハイリア人。
なお、よく勘違いされるが、タイトル名の“ゼルダ”はゲーム中に登場するお姫様の名前であり、主人公はこのリンクである。

ゼルダシリーズの各作品における主人公であるリンクは、服装や容貌は似通っているものの、基本的にはそれぞれの作品で別人である。
彼はいかなる時代においても巨悪と戦う運命にあり、とある時代におけるリンクが亡くなろうとも、彼の子孫や生まれ変わりにその運命は受け継がれ、新たな主人公として物語を紡いでいく。
このように、子孫や生まれ変わりが代々ゼルダシリーズの主人公となるため、彼らの容貌は似通っているのである。
また、同じ時代のリンクがそのまま主役を務めている作品もあり、いくつかの作品のリンクは同一人物である。

各作品ごとに容姿や服装等のデザインは異なるが、緑色のとんがり帽子とチュニック(ワンピース状の一見スカートに見える服装)姿で、金髪とハイリア人特有の長い耳(エルフ耳)を持つ。手の甲には、“勇気のトライフォース”と呼ばれる紋章の力が宿っている。
利き腕は大半の作品で左利きで、Wiiリモコンを振るとリンクが剣を振るう仕様がある作品だけ右利きになっている。
プレイヤーの分身という意味合いが強いため、際立った性格などの細かい設定はなく、アクションで掛け声を発する以外ではほとんど喋らない。

どのリンクもとても器用で、弓、爆弾、ブーメランなど、さらには楽器や魔力を使う道具まで自在に使いこなす。これらと伝説の退魔剣「マスターソード」を駆使し、あらゆる難関を乗り越えていく。

ほとんどのゼルダシリーズのリンクは子供であり、スマブラシリーズでの基本となっている青年のリンク像は、むしろ少数である。年齢は『リンクの冒険』・『時のオカリナ』・『トワイライトプリンセス』では概ね16~17歳。ちなみに、風のタクトの“トゥーンリンク”は12歳である。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ1作目から登場。『スマブラDX』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『スマブラX』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『スマブラfor』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。

デザインは『初代スマブラ』と『スマブラDX』では『時のオカリナ』のものを、『スマブラX』と『スマブラfor』では『トワイライトプリンセス』のものをベースにしている。

マスターソードによる攻撃を主な攻撃手段とし、必殺ワザには爆弾、ブーメラン、弓と、ほとんどの『ゼルダの伝説』シリーズで登場する道具を使用する。スマブラのリンクの動作は歴代リンクの総合的な解釈に基づき構成されており[1]、外見は『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』のリンクでも、「上突き」など他の作品のリンク特有のワザなども使う。

スマブラシリーズでは、豊富な飛び道具と、リーチとパワーのある剣技を持ち、原作さながらの臨機応変な戦いをする。一方でその重装備ゆえに、運動性能は悪い傾向にある。

『初代スマブラ』では、唯一の“剣士”として登場。隙が大きいが長いリーチ・パワーを備えた剣技と使い勝手のいい飛び道具を持ち、またコンボがしやすかったため、初心者の間では強いとされることがよくあった。そのために、後に発売された海外版では弱体化されている[2]
重装備ゆえに運動性能は悪い。特に空中ジャンプ・上必殺ワザはともに上昇量が低く、落下速度が速いために復帰は大の苦手。歴代のファイターの中でも上・横ともに最低クラスの復帰距離であり、低%の内から落下の危険がつきまとう。

『スマブラDX』では前作で通常必殺ワザだった「ブーメラン」は横必殺ワザとなり、溜めるほどに勢いが増す「勇者の弓」が新しい通常必殺ワザになった。
空中回転斬りは連続ヒットするようになり、またふっ飛ばし力が落ちたため攻撃ワザとしては使いにくくなったが、上昇量が数倍に増え復帰しやすくなった。
地上回転斬りは芯に当たったときは斜め上に強くふっ飛ばし、先端のカス当たりなら復帰の難しい斜め下に大きくふっ飛ばし、低%からでも撃墜を見込める。原作同様、囲まれたときに使うと相手を一掃できる強力なワザで、桜井政博に「もうちょっと弱く調整したかった」と言わしめた[3]

また、空中で緊急回避中にAボタンを押すことにより空中で「フックショット」を発射できるようになり(ワイヤー復帰)、これを壁に突き刺すことによって復帰の助けとすることが可能になった。<nr / 空中回転斬りの上昇量増加とワイヤー復帰の追加により、前作で欠点であった復帰力の低さは大分軽減された。
一方で前作で上位クラスであったパワーは、クッパガノンドロフなどのよりパワーのあるファイターが複数出現したことにより、目立たなくなった。

なおこの作品から、なにもしていないときは、構えている盾が当たった飛び道具を打ち消す特殊技能を獲得した。これは、こどもリンクトゥーンリンクも同様のものを持っている。

『スマブラX』ではマスターソードが長くなり、前作ではリンク<マルスだった剣の長さはXでは逆転した。
空中下攻撃の「下突き」は、これまで対戦相手に当たれば必ずリンクがバウンドしたが、『スマブラX』では急降下中に当てた場合はバウンドしなくなり、さながら『トワイライトプリンセス』の奥義「とどめ」のようになった。
上必殺ワザの回転斬りは、地上ではスマッシュホールドのように溜めることができるようになり、空中版はわずかに上昇力が増した。しかし前作で大きな復帰の助けとなっていたワイヤー復帰は、ワイヤーが崖にしか刺さらなくなったうえ、ワイヤーの長さが2/3ほどになったため、復帰力は激減。復帰が得意な新ファイターが続々登場したこともあり、リンクは初代のように、復帰力が最低クラスのファイターに戻ってしまった。

公式イラスト

亜空の使者

[icon] この節の加筆が望まれています。

ゲーム中の解説

キャラクター紹介(初代)

「ゼルダの伝説」の主人公。ハイラル地方に伝わるトライフォースをめぐり、その悪用を企てるガノンの野望を阻止するために戦う勇者である。登場作品によって設定が異なる場合もあるが、正義感の強さは変わらない。剣術や数々のアイテムを駆使して冒険に挑む、正統派の「二枚目」剣士。

  • ゼルダの伝説(86.2/FCS)
  • ゼルダの伝説・神々のトライフォース(96.11/SFC)
  • ゼルダの伝説・時のオカリナ(98.11/N64)

フィギュア名鑑(DX)

リンク

『ゼルダの伝説』の主人公。ハイラルの運命を背負い、退魔剣”マスターソード”を手に、ひとりさすらう剣士。”トライフォース”を悪用し、世界制覇を狙うガノン、それを阻止するハイラルの姫君ゼルダとの因縁は深い。剣術だけでなく、爆弾、ブーメラン、弓矢などの手際もよい。

  • ゼルダの伝説(FCD)
  • ゼルダの伝説時のオカリナ(N64)
リンク(SMASH)

重い剣、盾装備のため(&オリジナルのゲームの性質を汲みとったため)運動性能は決して良くない。が、ソードによるパワー、豊富な飛び道具などにより、その戦闘力は高い。長距離でも近距離でもよく戦えるので、牽制と一閃を使いわけてペースをつかもう。

  • B:弓矢
  • 横+B:ブーメラン
リンク(SMASH)

リンクの豊富な飛び道具は、どれも大きめのスキを作る。地上で放ちたいときも、空中でリードすることでスキを埋めていきたいところ。”回転斬り”は空中では連続ヒットする。最後の1発が強力。”爆弾”は、アイテムを生み出す必殺ワザなので、アイテムを持っていると使うことができない。

  • 上+B:回転斬り
  • 下+B:爆弾

フィギュア名鑑(X)

リンク

ハイラルの危機を救うために、立ち上がった青年。勇気のトライフォースの担い手であり、世界征服を狙うガノンとの戦いをくり広げる。作品ごとに設定は違うが、緑色の衣服を身に纏う姿はシリーズで共通している。剣術以外に、馬術、弓術にも長け、爆弾やブーメランも使いこなすことができる。

  • (FCD)ゼルダの伝説
  • (Wii)ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

フィギュア名鑑(for)

リンク

緑の服と三角帽子が特徴のハイラルの勇者。数々の謎を解き明かし、巨悪を阻止してきた。
『スマブラ』では、剣を使ったワザと弓矢、爆弾、ブーメランを使い分け戦う。剣を使ったワザはリーチが長く攻撃力も高い。右手に持った盾はある程度の攻撃を防ぐ。クローショットは相手を投げるほか、ガケにぶら下がることも可能だ。

  • (FCD) ゼルダの伝説 (1986/02)
  • (SFC) ゼルダの伝説 神々のトライフォース (1991/11)
リンク(EX)

剣による攻撃が強いリンク。通常ワザの中でも高い吹っ飛ば紙力を誇るのが、下空中攻撃だ。攻撃がヒットするとリンクが上に跳ねるので、攻撃後に離れる、2発目を当てるなどが可能。
また、横スマッシュは攻撃した直後にボタンを追加入力することで2発目を出すことが可能。2発目のほうが威力、ふっとばし力共に高い。

青年期リンク(時のオカリナ)

不思議なことに、コキリの森にすむコキリ族は、誰ひとりとして、大人になることがないのだ。リンクは、そんな森にすむ元気な少年だった。
森の守護神に、あることを託されたリンクは、森を出て、時の神殿でマスターソードを抜く。意識が遠のいたリンクが目を覚ました時、不思議なことに、リンクは青年になっていた。

動作などの元ネタ

  • 弱攻撃1-3(初代-for)
    • 3段目の突きは初代『ゼルダの伝説』での剣攻撃に似ている。
    • 『時のオカリナ』の最後のガノンに止めを刺すシーンには「なぎ払い→返し→突き」と似ている動きがある
  • 下強攻撃:草なぎ(初代-for)
    • 出典は「『神々のトライフォース』他」とのこと[4]
    • おそらくリンクの剣攻撃が突きから『神々のトライフォース』などで横切りに変わり、同時に道に生えている草などを払い切れる(薙ぐ)ようになったことからのネーミングだと思われる。
  • 横強攻撃(初代-for)
    • 『時のオカリナ』以降の縦切り。
  • 上空中攻撃:上突き(初代-for) / 下空中攻撃:下突き(初代-for)
    • 『リンクの冒険』でリンクが剣士から教わる技。
    • 『スマブラX』以降、下突きは『トワイライトプリンセス』の「とどめ」に近くなった。
  • つかみ:フックショット(初代-DX)
    • 初出は『神々のトライフォース』。
    • 鎖つきのフック(鈎)で、的に刺すと鎖をしまうと同時にリンクがフックされた的まで移動する。
  • つかみ:クローショット(X-for)
    • 初出は『トワイライトプリンセス』。
    • 先端が爪の形になっているフックショット。フックショットは的に刺すものだが、こちらは的を爪でつかむ。
    • クローショットの強化版で、2つのクローショットを同時に扱って的から的へ移ることができる「ダブルクローショット」なるものもある。『トワイライトプリンセス』ではクローショットの入手後しばらくしたら入手でき、『スカイウォードソード』では最初からクローショットが2個セットで手に入る。
  • 通常必殺ワザ:勇者の弓(DX-for)
    • 初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
    • 「勇者の弓」という名称がつけられているのは『ムジュラの仮面』『風のタクト』『トワイライトプリンセス』のみで、他作品ではただ「弓」と表記される事が多い。『スマブラDX』のときも技名は「弓」だった。
    • 『スマブラX』以降のデザイン元になっている『トワイライトプリンセス』の勇者の弓は、爆弾をつけることによってグレネードを発射するような感覚で打てる。スマブラのように溜めてパワーアップする要素はない。
  • 横必殺ワザ:ブーメラン(初代-DX)
    • 初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
    • 投げて一定距離を進んだのち、手元まで戻ってくる。敵に当てることで動きを一時的に止めたり、弱い敵なら倒すこともできる。
  • 横必殺ワザ:疾風のブーメラン(X-4)
    • 『トワイライトプリンセス』の森の神殿で手に入る武器。
    • このブーメランに宿る風の精霊の力で、小さな竜巻を作り出す。
  • 上必殺ワザ:回転斬り(初代-4)
    • 初出は『神々のトライフォース』より。以降、殆どのゼルダシリーズでリンクが使用する。
    • 主に、剣のボタンを押しっぱなしにして溜めるか、スティックを素早く一回転させることによって発動する。
    • スマブラでは何回転もしているが、基本的に一回転。連続でグルグル回る回転斬りとしての出典は『神々のトライフォース』のCMからか。
  • 下必殺ワザ:爆弾(初代-4)
    • 初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
    • 取り出してしばらくすると爆発する。この爆発を利用して敵を攻撃できる他、脆くなった壁などを破壊して、ダンジョンやサブイベントをクリアする。リンクも爆風を触れるとダメージを受ける。
    • 爆弾のデザインは『スマブラDX』までは64のゼルダシリーズのものに、『スマブラX』以降の爆弾は『トワイライトプリンセス』のものに似ている。
  • 上アピール(X-for)
    • 『トワイライトプリンセス』でボスなどを倒したときや奥義を習得したときなどにとる決めポーズ。
  • 横アピール(X-for)
    • 動作に元ネタはないが、『時のオカリナ』では「ナビィ」、『ムジュラの仮面』では「チャット」という妖精がリンクのパートナーになり、この妖精はそのどちらかかもしれない。
  • 待機モーション(X)
    • 剣をくるくる回す動作。『トワイライトプリンセス』で相手をロックオンしているときに偶に行う。
  • 盾で防御(DX-for)
    • 初代『ゼルダの伝説』では、剣やアイテムを使っていない時は盾で正面からの攻撃を防ぐことができる。
    • 『ゼルダの伝説 夢をみる島』以降の作品では、盾を使うにはボタンを押して構える必要がある。
  • 対戦開始時の登場演出
    • 初代『ゼルダの伝説』より、笛でのワープ。

主な登場作品

備考

  • スマブラDXからある盾が飛び道具を防ぐ仕様は、初代スマブラのときには検討されていたが没になった[5]
  • スマブラDXからあるリンクのカラーバリエーションの一つであるダークリンクカラーは、初代スマブラのときには検討されていたが没になった[6]
  • スマブラXからあるリンクの妖精を出すアピールは、スマブラDXのときには検討されていたが没になった[7]

関連キャラクター

脚注

外部リンク


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