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ルイージ

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ルイージ
デビュースーパーマリオブラザーズ(1983年7月14日/AC)

ルイージ(Luigi)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。

概要

任天堂の看板キャラクターマリオの双子の弟。名前の由来は「マリオに類似してるからルイージ」というのは後付けの理由であり、実際のところはニンテンドー・オブ・アメリカの社員が、マリオと同じように、単にイタリア人男性によくある名前をつけたというのが真相。


1983年にゲーム&ウオッチ版『マリオブラザーズ』でマリオの相棒として初登場し、同年のアーケード版『マリオブラザーズ』でマリオが1プレイヤー用キャラ、ルイージが2プレイヤー用キャラという位置付けで、プレイ上の識別のためにマリオの色違いとなり、これが今の“緑のルイージ”としての初登場作品となる。
1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』までの初期作品では、マリオと服の色が違うだけで、姿も能力も全く特徴に違いのないキャラクターであった。『スーパーマリオブラザーズ2』にて初めて「マリオよりジャンプ力に優れる代わりにブレーキが利かない」という上級者向けの一癖ある味付けを施され、以後マリオとの差別化が必要な作品ではこの特徴を参考にした性能になることが多い。


『スーパーマリオブラザーズ2』や『マリオUSA』では活躍の場が与えられたものの、ほとんどはただのマリオの色違いで、かつ1人でプレイする場合では使用機会がなかった。「マリオの弟」というポジションが逆手に働いてしまい存在感が薄く、後発キャラのヨッシーワリオに、主役デビューを先に越されてしまっていた。「マリオ」の名を冠するゲームで、一瞬たりともルイージの出番がない作品も少なくない。
その影の薄さが逆にユーザー間や連載漫画などのネタになり、一部で密かな人気を獲得していたようだ。N64の『スマブラ』あたりを境に、公式にも「影が薄いことをネタにしたキャラクター」としてスポットが当たり始め、GCのロンチソフト『ルイージマンション』では、ついに主役の座を射止めた。
その後もRPG系やマリオギャラクシーなど頻繁にマリオと並んで活躍し、『ルイージマンション2』では再び主役に復帰。同時に任天堂が公式にルイージ生誕30周年を記念して2013年を「ルイージの年」と称し、ルイージを例年以上に活躍させることを宣言した。『ルイージマンション2』は2013年内に国内でミリオンセラーを達成するという、任天堂内で誰もが予想だにしなかった結果を出した[1]


ちなみに、「影が薄い・ネガティブ・引っ込み思案・変わり者」といったような方向付けには、ファミ通に連載されていた4コマ漫画「はまり道」に登場するルイージの影響が大きいといわれている。ゲーム中では「ネガティブ・変わり者」な面ではスマブラから、「臆病」な面では『マリオストーリー』の日記と『ルイージマンション』から見られる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ1作目から登場。『初代スマブラ』から『スマブラX』までは隠しキャラとして登場している。『スマブラDX』では発売後の2001年11月27日に、『スマブラX』では発売後の2008年2月15日に公式サイトで紹介された。
『スマブラ4』では「せっかくの"ルイージの年"なので。」ということで、シリーズで初めて発売前の2013年8月7日に参戦が発表された[2]


『スマブラDX』と『スマブラX』では、出現条件に数字の「2」が絡んだものが多い。『スマブラDX』にはアドベンチャーのステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴールし、ルイージを1分以内に倒してゲームクリアまでプレイするという出現条件が、『スマブラX』には対戦を22回こなすという出現条件がある。
なお、『スマブラDX』で前述の「アドベンチャーのステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴール」を達成したあとに登場するルイージは、ジャンプ中のマリオの頭を踏み台ジャンプのように踏んづけて落とし出番を奪うという衝撃的な演出で登場し対戦相手となるが、これは桜井政博が見た夢の光景を再現したものとのこと[3]


『初代スマブラ』では、当時のルイージは作品によってマリオよりも高い声だったり低い声だったりと一定していなかったため、『マリオカート64』を参考に高い声が採用されている[4]。『スマブラDX』の頃にはマリオシリーズにおけるルイージの声は低い方針で固まりつつあったが、『スマブラDX』では前作のマリオとルイージの混合で高いままであり、それについて桜井政博は「最初にスマブラを作ったときには、マリオカートの声を参考にしたんです。なので、スマブラではルイージは声が高い方針で固めます。」と述べている[5]。『スマブラX』では声は近年のマリオシリーズに合わせて低めのものになった。


初代スマブラ』の頃のマリオシリーズではルイージの性格面での個性はあまりつけられていなかったが、桜井政博はマリオとの区別をつけやすくするため[6]、踊ったり、いじけたり、たまに半目になったと、少しお茶目になるよう個性をつけた。この個性は作品が進むにつれ強まり、ネガティブ性や臆病性と融合しイロモノ性が強くなっている。


モーションの多くがマリオから流用して作られているが、性質は大きく異なる。たとえば同じファイアボールでも、マリオのはバウンドしていくものに対し、ルイージのは重力を無視して直進していく。
機動力の面でも大きく異なり『スーパーマリオブラザーズ2』などのようにルイージはマリオよりも高いジャンプ力とすべりやすさを持つ。また、マリオよりも走行や空中横移動・落下速度が遅い。そのため、ゆっくり走るうえに滑ってなかなか止まれず、ジャンプするとなかなか降りてこなかったりと、キビキビ動くのは苦手。
加えてダッシュ攻撃のクセの強さもあって、彼の引っ込み思案な性格を反映してか、なかなか自ら攻め込むのが難しくなっている。
しかし、全体的には連携しやすいワザを多く持ち、開始時の一瞬だけファルコンパンチ並みの威力になる上必殺ワザの「スーパージャンプパンチ」でチャンスに強い。


『スマブラDX』では横必殺ワザとして「ルイージロケット」を獲得。基本的にはピカチュウのロケットずつきのような溜められる突進ワザだが、1/8の確立で暴発しファイアジャンプパンチ並みの威力を持った高速突進ワザになるという博打ワザ。
空中下攻撃は多段ヒットものから単発ヒットものになり、これは横によくふっとばす使い勝手の良いワザだが、攻撃判定の一部分にメテオスマッシュ属性があるというクセモノ。その部分は極めて小さく狙って当てるのは困難だが、普通に使っているときに偶然メテオスマッシュになりハプニングを呼ぶことがある。
『スマブラDX』では、このような前作からの変化で、より癖が強くギャンブル性のある性質となった。
『スマブラDX』の有名な非公式テクニックのは、ルイージが使うと立ったまま自身の走行速度を超える速さで滑る。開発が用意したものだけでなく、ユーザーが生み出すものでも、スマブラにおけるルイージのイロモノ色を濃くしている。


『スマブラX』では「スーパージャンプパンチ」を使用後、頭を下に向けて落下するようになったり、ルイージロケットで頭が壁に刺さるようになったりなど、お茶目さが増した。前作から空中攻撃のふっとばし力が下がったが代わりに連携がしやすくなったり、「スーパージャンプパンチ」など当てにくいワザのふっと場し力が増したりなど、前作に増して極端な個性付けになっている。

公式イラスト

亜空の使者

[icon] この節の加筆が望まれています。


ゲーム中の解説

キャラクター紹介(初代)

兄であるマリオの陰に隠れがちだが、実はひそかな人気者である。マリオより長身で、ジャンプ力も勝っている。
『スーパーマリオ64』には出番が無かったが、『マリオカート64』ではその健在ぶりをいかんなく発揮した。控えめな印象があるだけに、今回のエントリーに期待してるファンも多い。

  • マリオブラザーズ (83.9/FC)
  • スーパーマリオブラザーズ2 (86.6/FCD)
  • スーパーマリオUSA (92.9/FC)

フィギュア名鑑(DX)

ルイージ

マリオの弟。"永遠の二番手"と呼ばれつつも、『ルイージマンション』では見事に?主役を果たす。また近年、ワルイージというライバルも登場した。
活躍がめざましいため、そのうち"緑の人気者"と呼ばれる日が近いような気がしないこともない。

  • スーパーマリオブラザーズ2 (FCD)
  • ルイージマンション (GC)
ルイージ(SMASH)

マリオよりすべりやすいが、ジャンプ力がある。また、一部の通常ワザが異なる。
"ファイアボール"は重力を受けず、真横に飛ぶ。"ルイージロケット"は、"ロケットずつき"と類似したワザだが、1/8の確率で暴発してしまう。なにより、ワザのポーズがネガティブである。

  • B:ファイアボール
  • 横+B:ルイージロケット
ルイージ(SMASH)

"スーパージャンプパンチ"は最初に出だしぎわで当てると"ファイアジャンプパンチ"になり、超強力なふっとび力を生み出す。が、垂直にしかジャンプできない上、遅れたタイミングでヒットすると、ダメージ1のカス当たりになってしまう。
"ルイージサイクロン"は、単発ヒットになっている。

  • 上+B:スーパージャンプパンチ
  • 下+B:ルイージサイクロン

フィギュア名鑑(X)

ルイージ

マリオの双子の弟。内気でおとなしめな性格のためマリオの陰に隠れがちだが、実際はかなりの実力の持ち主。ジャンプ力はマリオを上回り、どんなこともそつなくこなせるオールラウンダーである。
少し臆病で、オバケは大の苦手。しかし主役を務めた『ルイージマンション』ではオバケ退治に向かうことになってしまう。

  • マリオブラザーズ
  • (GC) ルイージマンション

フィギュア名鑑(for)

ルイージ

生誕30周年の"ルイージの年"を経て、一回り存在感がアップ(?)した、マリオの双子の弟。しかし、控えめで臆病な性格は相も変わらず。
『スマブラ』での攻撃手段はマリオと似たものを多く持つ。「スーパージャンプパンチ」は、相手に密着して出だしで決めれば、痛快な音と共に絶大な威力を発揮。コミカルなアピールも必見。

  • (AC) マリオブラザーズ (1983)
  • (3DS) ルイージマンション2 (2013/03)
ルイージ(EX)

すねて落ち込むようなルイージの下アピールは、見た目からは想像もつかない性能を持っている。アピールを相手に当てると、攻撃判定があり、少しだけダメージを与えられる。実はその際、下に叩きつける強力なメテオ効果があるのだ。
ガケに捕まっている相手等にアピールを出し、上手く当てられれば一撃で撃墜することも可能。

動作などの元ネタ

[icon] この節の加筆が望まれています。
  • ファイアボール(通常必殺ワザ1) / バウンドファイアボール(通常必殺ワザ2)
    マリオシリーズおなじみの攻撃手段。原作シリーズでは、基本的にファイアフラワーを取得して「ファイアルイージ」にならなければ使用できない。
    「ファイアボール」の軌道はスマブラでは直線的だが、原作では「バウンドファイアボール」やマリオのものと同様、バウンドしながら進む。また、スマブラでは炎の色が緑になっているが、原作ではマリオと同じ赤色である(『マリオカートDD』ではスマブラのように緑色になっている)。
  • アイスボール(通常必殺ワザ3)
    『マリオ&ルイージ2』『NewマリオWii』『NewマリオU』などに登場。「アイスフラワー」(または「ペンギンスーツ」)を取得することで使えるようになる。
    氷の玉で敵を凍らせることができ、凍らせた敵は足場として利用したり、持ち上げて投げたりと、さまざまなことに用いることができる。ファイアボールでは倒せない敵に対処することができる一方で、ボス敵にはまったく効かない(『M&L2』は除く)ため、一概にFボールより優れているとはいえない。また、Fボールとは若干軌道が異なる。
    なお、『スーパーマリオギャラクシー』において同じくアイスフラワーで変身するアイスルイージは、アイスボールは投げずに触れた水を凍らせる能力となっており、ほかとは性質を異にする。
  • オバキューム(最後の切りふだ)
    『ルイージマンション』および『Lマンション2』などに登場する、オバケを吸い込む掃除機のような機械。メインの機能はオバケの吸引だが、通常の掃除機のように砂ぼこりを吸う、ファンを回す、物を引き寄せることなどもできる。引き寄せた物をノズルの先端に吸着させて持ち運び、さらに逆噴射で遠くに飛ばすことも可能。

備考

  • “永遠の二番手”、“緑の人気もの”というルイージの有名な称号(?)はスマブラシリーズが発祥である。前者は『初代スマブラ』でルイージをアンロックしたときのメッセージ、後者は『スマブラDX』のフィギュア解説文。
  • 『スマブラDX』以降のルイージが勝利演出やアピールで見せる、直立姿勢のまま倒れて起き上がる動作は、桜井政博のお気に入りであり[7]、最初に動作を思いついたとき、モーションデザイナーに伝えるために彼は実演して見せたという[8]
  • 『スマブラDX』の発売前に公式サイト「速報スマブラ拳!!」はルイージのフィギュアを紹介し、その下に「彼にもスマブラ参加招待状を送ったのですが、マンションに出張中で留守でした・・・。」と記述。その後に体験会でマリオにルイージカラーが追加されていたことが判明したことなどから、ユーザーの間ではルイージの不参加が噂されていたが、これらは桜井政博による意図的なミスリードで、その真意はルイージの紹介ページで明かされている。

主な登場作品

他多数

関連キャラクター

脚注

外部リンク


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