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'''ロックマン''' (Mega Man) はシリーズに登場するキャラクター。
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'''ロックマン'''(Mega Man) は、カプコンのロックマンシリーズに登場するキャラクター。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
元はロボット工学の権威である"ライト博士"が製作した、家庭用お手伝いロボット"ロック"。<br />
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『ロックマン』シリーズの主人公。<br />
"Dr.ワイリー"が世界征服を宣言したことにより、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造、"ロックマン"として戦場に赴いた。<br />
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元はロボット工学の権威であるライト博士が製作した、男の子型の家庭用お手伝いロボットDRN(Dr.ライトナンバーズ).001 "ロック"。<br />
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悪の天才科学者Dr.ワイリーが世界征服を宣言したことにより、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造され"ロックマン"として生まれ変わった。<br />
  
ロックマンの名前の由来は音楽のロック。
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元来戦いを好まない優しい性格であり、実際戦う前は被害を最小限に抑えるために相手を説得することが多い。しかしながら、巨悪に立ち向かい、正義のために戦うロボットである自分に対して僅かながらプライドも持っており、そのために根拠無く「悪」呼ばわりされると複雑な感情を抱いてしまう。
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原作でのアクションの大きな特徴は太陽エネルギーを圧縮した弾「ソーラーブリット」を放つ武器"ロックバスター"と倒したボス敵にちなんだ「特殊武器」。特にボス敵は特定の特殊武器で大ダメージを受けるように設定されており、ステージの選択順序など、ゲームを攻略する上で影響を及ぼす。
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『ロックマン』シリーズに登場するキャラクターの名前の由来は、多くは音楽に関する用語に因んでおり、ロックマンは妹分の"ロール"と合わせて音楽の「ロックンロール」から。
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海外では名前がタイトルともに“Mega Man(メガマン)”に変更されている。第1作の北米ローカライズ版『MEGA MAN』のパッケージイラストでは、青と黄色の全身スーツに身を包んだ男性として描かれており、日本版のイラストとは大きなギャップがあった。
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本シリーズから新たに派生・誕生していったシリーズが多くあり、このロックマンが登場するシリーズは区別のために「ファースト」「初代」「元祖」「本家」などと頭につけられることがある。<br />
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また、派生シリーズの多くの主人公も青いボディにバスターを持っていて特殊武器を扱えることはロックマンと共通している。
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
『[[スマブラ4]]』で初参戦。2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。
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『[[スマブラfor]]』で初参戦。2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
 
 
『スマブラ』シリーズでは、"スネーク"、"ソニック"に続く3体目の他社から参戦ファイター。[[桜井政博]]によると、他社キャラを闇雲に参戦させるつもりはないが、ロックマンは別格だという<ref>大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS Wii U 2013 Developer Direct@E3</ref>。
 
  
スマブラにおけるデザイン・ワザは、ファミコンテイストを大事にし、特にロックマンシリーズの中で最も人気のある『ロックマン2』から、ワザを多めにチョイスされている<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UV51jqz_oA MiiVerse Sakuraiさんの投稿] 2013/6/12</ref>。原作でのロックマンの大きな特徴は彼が倒した様々なボスの攻撃を駆使して戦うことにあり、それを贅沢に盛り込むことでロックマンを体現するため、スマブラでは体術を殆ど使わない<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.430</ref>。
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カプコンからのゲスト参戦。スマブラでは、[[ソリッド・スネーク|スネーク]]、[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ|ソニック]]に続く3人目の他社から参戦ファイター。[[桜井政博]]によると、他社キャラを闇雲に参戦させるつもりはないが、ロックマンは別格だという<ref>大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS Wii U 2013 Developer Direct@E3</ref>。
  
スマブラでは主にロックバスターを使ったワザで戦い、パンチやキックなどの体術はロックアッパーとスライディングくらいで、殆ど行わない。原作でボスから奪取して使用した武器の一部を、スマブラでも通常ワザ・必殺ワザとして使う(ヴァリアブルウェポンシステムと呼ばれている)。
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デザインは原作を基にディテールが描き込まれ、ワザはファミコンテイストを大事にし、特に『ロックマン』シリーズの中で最も人気のある『ロックマン2』から、ワザを多めにチョイスされている<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UV51jqz_oA Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/6/12</ref><ref>[http://www.youtube.com/watch?v=Sc5BISnOVPM 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U 2013 Developer Direct@E3 2013]ではボスから奪取して使用する特殊武器のことをヴァリアブルウェポンシステムと呼んでいる
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</ref>。原作でのロックマンの大きな特徴は、彼が倒したさまざまなボスの攻撃を駆使して戦うことにあり、それを贅沢に盛り込むことでロックマンを体現するため、スマブラでは体術をほとんど使わない<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.430</ref>。
  
 
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
 
<gallery>
 
<gallery>
ファイル:公式絵 4 ロックマン.png|スマブラ4
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ファイル:公式絵 4 ロックマン.png|スマブラfor
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ファイル:公式参戦イラスト ロックマン.jpg|参戦イラストはカプコンの日暮竜二が手掛けた。
 
</gallery>
 
</gallery>
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=== ゲーム中の解説 ===
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;[for フィギュア名鑑] ロックマン
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:1987年にカプコンから発売されたアクションゲーム『ロックマン』に登場する主人公。倒したボスから得られる武器を駆使して各ステージをクリアしていく。『スマブラ』でも、多彩な武器を持ち合わせている。「メタルブレード」は8方向に投げられ、貫通効果をもった飛び道具。地面に投げると、拾ってアイテムとして活用もできる。
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:*(FC) ロックマン (1987/12)
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:*(FC) ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 (1988/12)
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;[for フィギュア名鑑] ロックマン(EX)
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:ロックマンが使う武器は10種類以上に及ぶ。前空中攻撃の「フレイムソード」は攻撃範囲が広くスキも少ないため、活躍する場面が多い。「リーフシールド」は回転する4枚の木の葉を自分の周りに展開する必殺ワザ。バリアとして飛び道具から身を守る他、直接ヒットさせたり、前方に飛ばして攻撃することが可能だ。
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:*(FC) ロックマン (1987/12)
 +
:*(FC) ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 (1988/12)
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;[for フィギュア名鑑] ロックマンスペシャル
 +
:ロックマン、エックス、ロック・ヴォルナット、ロックマン.EXE、シューティングスター・ロックマンの5人が、一斉にロックバスターを放つ、圧巻の切りふだ。最初に発射するブラックホールボムは、相手を引き寄せる効果があり、ボムに当たるとロックバスターは確実にヒットする。当然、威力の圧巻である。
  
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
{| class="wikitable"
+
==== ワザ ====
|スパークショック || 3に登場。敵を麻痺させる雷球を飛ばすワザ。スマブラの動作はスパークマンのものに近い。
+
*弱攻撃、横強攻撃、ニュートラル空中攻撃:ロックバスター
|-
+
**初代『ロックマン』からの初期装備。<br />原作では、画面中に3発まで出すことができる。これは、初代から『ロックマン10』まで一貫して設定されている仕様。
|フレイムブラスト || 6に登場。地面に落ちると火柱が立ち上る火炎弾を一発撃つという非常に地味な特殊武器。
+
**弾の見た目が豆のように見えることから、原作プレイヤーから豆バスターと呼ばれることも。
|-
+
{{SG
|タップスピン || 3に登場。一回転するだけ。敵を倒せなければ自分もダメージを受けるワザ。
+
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_横強.jpg|1000x100px]]
|-
+
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_N空.jpg|1000x100px]]
|スラッシュクロー || 7に登場。射程が短いが威力の高い衝撃波を打ち出す。
+
}}
|-
+
*ダッシュ攻撃:タップスピン
|フレイムソード || 8に登場。射程は無いが、接近戦に強い。
+
**元ネタは『ロックマン3』。タップマンの武器。<br />高速回転し、敵に体当たりする。耐久力の低いザコ敵に対して強い。<br />効かない敵に対してしつこく当てようとすると、仕様上あっという間に武器エネルギーが消耗していってしまう。
|-
+
**スマブラではダッシュ攻撃だが、原作では空中でのみ使用可能。なお、武器の持ち主であるタップマンはスマブラ同様突進しながら使用する。
|エアシューター || 2に登場。前方斜め上に飛ぶ竜巻を3発飛ばす特殊武器。
+
**原作では正面、横、背面、横の4枚のドット絵で回転を表現しているが、スマブラでは敵を巻き込んだ際のヒットストップがそれに沿った4方向で起こる。
|-
+
*上強攻撃:ロックアッパー
|ハードナックル || 3に登場。若干上下に軌道修正できるロケットパンチのような武器。
+
**初出は『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』というアーケードゲーム。『スマブラ』のは『MARVEL VS. CAPCOM』出典<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=Sc5BISnOVPM 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U 2013 Developer Direct@E3]</ref>で、モーションもそれに準拠している。
|-
+
**さらに元をたどると『ストリートファイター』の[[リュウ]]が使う「昇龍拳」がモチーフになっていると思われる。『スマブラ』版はワザの出掛かりがクリティカル&無敵で、性能面も「昇龍拳」に近くなっている。
|クラッシュボム || 2に登場。発射されてしばらくすると爆発。爆風は敵に連続ヒットする。弾は壁などの地形に刺すことができる。弾が直接敵に当たった場合は爆発しない。
+
*下強攻撃:スライディング
|-
+
**初出は『ロックマン3』。<br />十字ボタン下を押しながらAボタンで出すことができ、素早く移動したり低い隙間をくぐったりできる。原作では攻撃性能はなく、それが付いたのは『ロックマン7』の対戦モード(隠し要素)や、『MARVEL VS. CAPCOM』でのこと。<br />なお、『ロックマン5』には、スライディングで攻撃できるようになる「チャージキック」という特殊武器がある。
|リーフシールド || 2に登場。立ち止まった場合のみ展開でき、移動した方向にリーフシールドを飛ばす特殊武器
+
*横スマッシュ攻撃:チャージショット
|-
+
**初出は『ロックマン4』。<br />Bボタン長押しでチャージする。溜めたまま移動することもできた。
|ラッシュコイル || 3から登場。ラッシュコイルを足元に呼び出して大ジャンプ。空中で使用するとラッシュは実体化せず不発。
+
**スマブラのように溜めている間バスターを構えっぱなしにするのは、原作では『ロックマン7』のみ。
|-
+
**『ロックマン4』ではまだチャージショットが細く、スマブラのものは『ロックマン5』以降のものに近い。
|ブラックホールボム||9から登場。発射後、上下に軌道を操作しもう一度ボタンを押すと小規模のブラックホールを作り出す。
+
*上スマッシュ攻撃:スパークショック
|}
+
**元ネタは『ロックマン3』。スパークマンの武器。<br />電気のボールを正面に発射して、敵をしびれさせて止めることができる。
 +
**スマブラの頭上で両腕の電極を合わせてショートさせる動作は、この武器を持っているスパークマンのものに近い。
 +
**スマブラで「スパークショック」を使うと両腕のバスターが開いて熱を排出する動作が入るが、これは両腕をバスターにするとオーバーヒートするという設定があるため(『スーパーアドベンチャーロックマン』より)。それ以外の作品では基本的に両腕がバスターになることはない(『ロックマン4』ではワイヤーにぶらさがりながらバスターを撃つ事で一応可能)。
 +
*下スマッシュ攻撃:フレイムブラスト
 +
**元ネタは『ロックマン6』。フレイムマンの武器。<br />前方にエネルギー弾を発射、地面に着弾すると火柱が上がる(『スマブラfor』の[[ルフレ]]が使う「ギガファイアー」や[[モンスターボール#フォッコ|フォッコ]]の「やきつくす」に近い)。
 +
**スマブラでは「スパークショック」同様、この武器の本来の持ち主であるフレイムマンの挙動に近いものとなっている。ただし、本作では火柱が本人の周りだけに立つのに対し、原作ではフレイムマンから一定の距離離れた位置に複数発生する。
 +
**こちらも両腕を「フレイムブラスト」に使うため、バスターが熱を排出する。
 +
*前空中攻撃:フレイムソード
 +
**元ネタは『ロックマン8』。ソードマンの武器。<br />炎の剣で敵を薙ぎ払う。リーチは短いが攻撃力は高く、一部の障害物を破壊できる。地上でも空中でも使える。
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*後空中攻撃:スラッシュクロー
 +
**元ネタは『ロックマン7』。スラッシュマンの武器。<br />前方にカッターを振りかざす。こちらもリーチは短いが攻撃力は高い。スマブラのように、振り向きざまに撃つこともできる。
 +
*上空中攻撃:エアシューター
 +
**元ネタは『ロックマン2』。エアーマンの武器。<br />斜め上に竜巻を三つ発射する。耐久力の高い敵に効果が高い。
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{{SG
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_上空.jpg|200px]]
 +
}}
 +
*下空中攻撃:ハードナックル
 +
**元ネタは『ロックマン3』。ハードマンの武器。<br />拳を切り離し前方に飛ばす。原作では真下に撃つことはできないが、多少上下に軌道を変えることはできる。入力から発射まで少し時間がかかるのはスマブラと同じ。
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**スマブラのものはSEが原作とは異なる。原作ではロックバスターを撃った時と同じ音だった。
 +
*つかみ、投げ:スーパーアーム
 +
**元ネタは『ロックマン』。ガッツマンの武器。<br />道を塞ぐ岩を持ち上げて、投げ飛ばすことができる。投げた岩には攻撃判定があり、これを弱点とするボスもいる。
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**原作では岩を持ったまま歩いたりジャンプしたりすることもできたが、スマブラではできない。
 +
*通常必殺ワザ1:メタルブレード
 +
**元ネタは『ロックマン2』。メタルマンの武器。<br />十字ボタンを使うことで、8方向に撃ち分け可能。燃費が恐ろしく良いことでも知られる。
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**当てた敵を貫通する仕様はスマブラでも再現されているが、原作ではロックバスターのように3連射できた。
 +
**原作には十字ボタンの中央を押した状態で撃つとその場に留まって回り続けるという裏技がある(VCでは中央が押せない)。さすがにそれはスマブラでは再現されていない。
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{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_NB1.jpg|200px]]
 +
}}
 +
*通常必殺ワザ2:ハイパーボム
 +
**元ネタは『ロックマン』。ボンバーマンの武器。<br />大型の爆弾を投げて攻撃。敵に直接ぶつけるだけではダメージを与えられないため、非常に使いにくい。
 +
**スマブラでは大幅に挙動が異なっている。「爆弾が当たれば爆発」「投げ分けが可能」という点は『ロックマン』のリメイク作品、『ロックマンロックマン』に近い。(但し投げ分けはボンバーマン操作時のみ)
 +
*通常必殺ワザ3:シャドーブレード
 +
**元ネタは『ロックマン3』。シャドーマンの武器。<br />投げるとブーメランのように戻ってくる。下向きを除いた5方向に撃ち分け可能。
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**スマブラでは8方向に打ち分けが可能である。
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*横必殺ワザ1:クラッシュボム
 +
**元ネタは『ロックマン2』。クラッシュマンの武器。<br />トゲが付いているので壁に突き刺すことが可能。くっついてから爆発まで多少時間がかかるのはスマブラと同じ。<br />一部の障害物を破壊できる。また、この武器でないと倒せないボスが存在する。
 +
*横必殺ワザ2:アイススラッシャー
 +
**元ネタは『ロックマン』。アイスマンの武器。<br />前方に氷の固まりを発射し、当たった敵は凍ってしばらくの間全く動けなくなる。見た目に変化は無い。
 +
*横必殺ワザ3:デンジャーラップ
 +
**元ネタは『ロックマン7』。バーストマンの武器。<br />前方にシャボン玉に包まれた爆弾を発射。近距離で当てると、爆弾と一緒に敵もシャボン玉に閉じ込めることができた。<br />なお、原作では十字ボタン下を押しながら撃つと、シャボン玉を使わず爆弾部分を真下に落とすことができる。
 +
*上必殺ワザ1:ラッシュコイル
 +
**初出は『ロックマン3』。<br />前方に呼び出したラッシュに飛び乗ることで大ジャンプする。以降のほとんどの作品では最初から所持している。
 +
*上必殺ワザ2:トルネードホールド
 +
**元ネタは『ロックマン8』。テングマンの武器。<br />前方に発射した弾が地面に着弾すると、大きな竜巻が巻き起こる。敵を攻撃するだけでなく、その中に入って高い場所に飛ぶことも可能。<br />連続ヒットするため耐久力の高い敵に効果的だが、その仕様上、足場のない場所ではほとんど役に立たない。
 +
*上必殺ワザ3:ビート
 +
**初出は『ロックマン5』。<br />『ロックマン4』で迷惑をかけたDr.コサックが、お詫びにロックマン達にプレゼントした鳥型メカ。<br />敵に体当たりで攻撃したり穴に落ちたロックマンを救出してくれたりと、作品によってサポートの効果が異なる。<br />ロックマンを掴んで空を飛ぶ(穴に落ちたロックマンを救出する)のは、『ロックマン7』が最初。
 +
*下必殺ワザ1:リーフシールド
 +
**元ネタは『ロックマン2』。ウッドマンの武器。<br />電磁波発生装置が埋め込まれた木の葉を、体の周りで回転させる。十字ボタンを押すとその方向に射出されるため、スマブラのように装着したまま歩くことはできない(ジャンプだけはできる)。
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{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_DB1.jpg|200px]]
 +
}}
 +
*下必殺ワザ2:スカルバリア
 +
**元ネタは『ロックマン4』。スカルマンの武器。<br />骸骨型のエネルギー体を張るバリア。こちらは装着したまま移動も可能。<br />敵弾を防ぐこともできるが、射出することはできず、1回弾を防いだり攻撃に使うと消える。原作では、弾の反射機能は存在しない。
 +
*下必殺ワザ3:プラントバリア
 +
**元ネタは『ロックマン6』。プラントマンの武器。<br />花びら型のエネルギー体を張るバリア。性能はスカルバリアとほとんど同じだが、判定がやや広い代わりに燃費が悪い。
 +
*最後の切りふだ:ロックマンスペシャル
 +
**最初に発射しているのは、『ロックマン9』のギャラクシーマンの武器「ブラックホールボム」。上下に誘導できるうえ、敵弾やメットールのような守りの堅い敵も容赦なく吸い込む強力な武器。原作では地形の貫通も可能だった。<br />カットインで出てくるのは、歴代のロックマン達。登場順にエックス(『ロックマンX』)、シューティングスター・ロックマン(『流星のロックマン』)、ロックマン.EXE(『ロックマンエクゼ』)、ロック・ヴォルナット(『ロックマンDASH』)。<br />なお、原作でのロックマン.EXEやシューティングスター・ロックマンは劇中では主に「ロックマン」と呼ばれている。
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*下アピール
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**ステージクリア時の演出。
  
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==== その他 ====
 +
*効果音
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**多くはファミコン時代の原作と同じものが使用されている。
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***着地SEは『ロックマン』(2、9、10も同じSE)のもの。
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*撃墜された時のエフェクト。
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**原作シリーズや派生シリーズの多くでミスしたときに発生するエフェクト。<br />なお元祖シリーズでは、穴に落ちてミスした場合にはSEのみでこのエフェクトは発生しない。
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***SEやエフェクトは『ロックマン』『ロックマン2』のものを再現。<br />『ロックマン3』以降のFC(風)作品では、エフェクト球がロックマンの色によらず白色で個数も増えている。
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{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_撃墜.jpg|200px]]
 +
|文=即死ビームをくらってミス。
 +
|色=008000
 +
}}
 +
*各種モーション
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**基本的にどのモーションもファミコン時代のロックマンのグラフィックを忠実に再現している。やられポーズの一部など、スマブラ特有の物も多い。
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***歩行前のすり足もしっかり再現。微速歩行では、原作で十字キーを少しずつ押してすり足で位置を微調整する時のような動きをする。
 +
**泳ぎモーションは『ロックマン8』でのポーズと同じ。ロックマンが水中を泳ぐ作品は本作のみ。
 +
**麻痺状態の硬直モーションは『ロックマン7』のやられモーションに近い。
 +
**シールド中のモーションは『ロックマン8』の待機モーションに近い。
 +
{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_歩行.jpg|100px]]
 +
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_ジャンプ.jpg|100px]]
 +
|画像3=[[ファイル:元ネタ_ロックマン_梯子.jpg|100px]]
 +
|文=歩き、ジャンプ、梯子の上り下り。
 +
|色=008000
 +
}}
 +
*カベキック
 +
**基本的にファーストシリーズでは搭載されていないが、AC作品や派生作品『ロックマンX』シリーズ等ではカベキックが可能。原作での名称は「壁蹴り」。
 +
*[[カラーバリエーション#ロックマン|カラーバリエーション]]
 +
**『スマブラ』では選んだ色のままで乱闘するが、原作ではボスから奪取した武器を使う時は、身体がそれに対応した色に変わる。
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tawj/index.html ロックマン](1987/FC)
+
*ロックマン[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tawj/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1987/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/ta5j/index.html ロックマン2 Dr.ワイリーの謎](1988/FC)
+
*ロックマン2 Dr.ワイリーの謎[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/ta5j/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1988/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbcj/index.html ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?](1990/FC)
+
*ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbcj/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1990/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbdj/index.html ロックマン4 新たなる野望!!](1991/FC)
+
*ロックマン4 新たなる野望!![http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbdj/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1991/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbej/index.html ロックマン5 ブルースの罠!?](1992/FC)
+
*ロックマン5 ブルースの罠!?[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbej/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1992/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbfj/index.html ロックマン6 史上最大の戦い!!](1993/FC)
+
*ロックマン6 史上最大の戦い!![http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tbfj/index.html 【3DS バーチャルコンソール】](1993/FC)
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/vc/jcnj/index.html ロックマン7 宿命の対決!](1995/SFC)
+
*ロックマン7 宿命の対決![http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/vc/jcnj/index.html 【Wii U バーチャルコンソール】](1995/SFC)
*ロックマン8 メタルヒーローズ(1996/PS)
+
*[http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0102npjj00727_000000000000000001.html ロックマン8 メタルヒーローズ](1996/PS・SS)
 
*[http://www.capcom.co.jp/rockman/9/ ロックマン9 野望の復活!!](2009/Wiiウェア)
 
*[http://www.capcom.co.jp/rockman/9/ ロックマン9 野望の復活!!](2009/Wiiウェア)
 
*[http://www.capcom.co.jp/rockman/10/ ロックマン10 宇宙からの脅威!!](2010/Wiiウェア)
 
*[http://www.capcom.co.jp/rockman/10/ ロックマン10 宇宙からの脅威!!](2010/Wiiウェア)
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/rockman.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ロックマン]
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/rockman.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ロックマン]
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=Y2kREutnkvE 【スマブラ3DS・WiiU】 ロックマン参戦!]
  
 
{{テンプレート:ファイター-統合}}
 
{{テンプレート:ファイター-統合}}
{{デフォルトソート:ろっくまん}}
+
{{デフォルトソート:ろつくまん}}
 
[[カテゴリ:ロックマン]]
 
[[カテゴリ:ロックマン]]
 
[[カテゴリ:ファイター]]
 
[[カテゴリ:ファイター]]

2018年6月14日 (木) 21:56時点における版

ロックマン
デビューロックマン
(1987年12月17日/FC)
スマブラ
への出演
スマブラforスマブラSP

ロックマン(Mega Man) は、カプコンのロックマンシリーズに登場するキャラクター。

概要

『ロックマン』シリーズの主人公。
元はロボット工学の権威であるライト博士が製作した、男の子型の家庭用お手伝いロボットDRN(Dr.ライトナンバーズ).001 "ロック"。
悪の天才科学者Dr.ワイリーが世界征服を宣言したことにより、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造され"ロックマン"として生まれ変わった。

元来戦いを好まない優しい性格であり、実際戦う前は被害を最小限に抑えるために相手を説得することが多い。しかしながら、巨悪に立ち向かい、正義のために戦うロボットである自分に対して僅かながらプライドも持っており、そのために根拠無く「悪」呼ばわりされると複雑な感情を抱いてしまう。

原作でのアクションの大きな特徴は太陽エネルギーを圧縮した弾「ソーラーブリット」を放つ武器"ロックバスター"と倒したボス敵にちなんだ「特殊武器」。特にボス敵は特定の特殊武器で大ダメージを受けるように設定されており、ステージの選択順序など、ゲームを攻略する上で影響を及ぼす。


『ロックマン』シリーズに登場するキャラクターの名前の由来は、多くは音楽に関する用語に因んでおり、ロックマンは妹分の"ロール"と合わせて音楽の「ロックンロール」から。

海外では名前がタイトルともに“Mega Man(メガマン)”に変更されている。第1作の北米ローカライズ版『MEGA MAN』のパッケージイラストでは、青と黄色の全身スーツに身を包んだ男性として描かれており、日本版のイラストとは大きなギャップがあった。

本シリーズから新たに派生・誕生していったシリーズが多くあり、このロックマンが登場するシリーズは区別のために「ファースト」「初代」「元祖」「本家」などと頭につけられることがある。
また、派生シリーズの多くの主人公も青いボディにバスターを持っていて特殊武器を扱えることはロックマンと共通している。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラfor』で初参戦。2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。最初から選択可能なファイターとして登場している。

カプコンからのゲスト参戦。スマブラでは、スネークソニックに続く3人目の他社から参戦ファイター。桜井政博によると、他社キャラを闇雲に参戦させるつもりはないが、ロックマンは別格だという[1]

デザインは原作を基にディテールが描き込まれ、ワザはファミコンテイストを大事にし、特に『ロックマン』シリーズの中で最も人気のある『ロックマン2』から、ワザを多めにチョイスされている[2][3]。原作でのロックマンの大きな特徴は、彼が倒したさまざまなボスの攻撃を駆使して戦うことにあり、それを贅沢に盛り込むことでロックマンを体現するため、スマブラでは体術をほとんど使わない[4]

公式イラスト

ゲーム中の解説

[for フィギュア名鑑] ロックマン
1987年にカプコンから発売されたアクションゲーム『ロックマン』に登場する主人公。倒したボスから得られる武器を駆使して各ステージをクリアしていく。『スマブラ』でも、多彩な武器を持ち合わせている。「メタルブレード」は8方向に投げられ、貫通効果をもった飛び道具。地面に投げると、拾ってアイテムとして活用もできる。
  • (FC) ロックマン (1987/12)
  • (FC) ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 (1988/12)
[for フィギュア名鑑] ロックマン(EX)
ロックマンが使う武器は10種類以上に及ぶ。前空中攻撃の「フレイムソード」は攻撃範囲が広くスキも少ないため、活躍する場面が多い。「リーフシールド」は回転する4枚の木の葉を自分の周りに展開する必殺ワザ。バリアとして飛び道具から身を守る他、直接ヒットさせたり、前方に飛ばして攻撃することが可能だ。
  • (FC) ロックマン (1987/12)
  • (FC) ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 (1988/12)
[for フィギュア名鑑] ロックマンスペシャル
ロックマン、エックス、ロック・ヴォルナット、ロックマン.EXE、シューティングスター・ロックマンの5人が、一斉にロックバスターを放つ、圧巻の切りふだ。最初に発射するブラックホールボムは、相手を引き寄せる効果があり、ボムに当たるとロックバスターは確実にヒットする。当然、威力の圧巻である。

動作などの元ネタ

ワザ

  • 弱攻撃、横強攻撃、ニュートラル空中攻撃:ロックバスター
    • 初代『ロックマン』からの初期装備。
      原作では、画面中に3発まで出すことができる。これは、初代から『ロックマン10』まで一貫して設定されている仕様。
    • 弾の見た目が豆のように見えることから、原作プレイヤーから豆バスターと呼ばれることも。
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  • ダッシュ攻撃:タップスピン
    • 元ネタは『ロックマン3』。タップマンの武器。
      高速回転し、敵に体当たりする。耐久力の低いザコ敵に対して強い。
      効かない敵に対してしつこく当てようとすると、仕様上あっという間に武器エネルギーが消耗していってしまう。
    • スマブラではダッシュ攻撃だが、原作では空中でのみ使用可能。なお、武器の持ち主であるタップマンはスマブラ同様突進しながら使用する。
    • 原作では正面、横、背面、横の4枚のドット絵で回転を表現しているが、スマブラでは敵を巻き込んだ際のヒットストップがそれに沿った4方向で起こる。
  • 上強攻撃:ロックアッパー
    • 初出は『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』というアーケードゲーム。『スマブラ』のは『MARVEL VS. CAPCOM』出典[5]で、モーションもそれに準拠している。
    • さらに元をたどると『ストリートファイター』のリュウが使う「昇龍拳」がモチーフになっていると思われる。『スマブラ』版はワザの出掛かりがクリティカル&無敵で、性能面も「昇龍拳」に近くなっている。
  • 下強攻撃:スライディング
    • 初出は『ロックマン3』。
      十字ボタン下を押しながらAボタンで出すことができ、素早く移動したり低い隙間をくぐったりできる。原作では攻撃性能はなく、それが付いたのは『ロックマン7』の対戦モード(隠し要素)や、『MARVEL VS. CAPCOM』でのこと。
      なお、『ロックマン5』には、スライディングで攻撃できるようになる「チャージキック」という特殊武器がある。
  • 横スマッシュ攻撃:チャージショット
    • 初出は『ロックマン4』。
      Bボタン長押しでチャージする。溜めたまま移動することもできた。
    • スマブラのように溜めている間バスターを構えっぱなしにするのは、原作では『ロックマン7』のみ。
    • 『ロックマン4』ではまだチャージショットが細く、スマブラのものは『ロックマン5』以降のものに近い。
  • 上スマッシュ攻撃:スパークショック
    • 元ネタは『ロックマン3』。スパークマンの武器。
      電気のボールを正面に発射して、敵をしびれさせて止めることができる。
    • スマブラの頭上で両腕の電極を合わせてショートさせる動作は、この武器を持っているスパークマンのものに近い。
    • スマブラで「スパークショック」を使うと両腕のバスターが開いて熱を排出する動作が入るが、これは両腕をバスターにするとオーバーヒートするという設定があるため(『スーパーアドベンチャーロックマン』より)。それ以外の作品では基本的に両腕がバスターになることはない(『ロックマン4』ではワイヤーにぶらさがりながらバスターを撃つ事で一応可能)。
  • 下スマッシュ攻撃:フレイムブラスト
    • 元ネタは『ロックマン6』。フレイムマンの武器。
      前方にエネルギー弾を発射、地面に着弾すると火柱が上がる(『スマブラfor』のルフレが使う「ギガファイアー」やフォッコの「やきつくす」に近い)。
    • スマブラでは「スパークショック」同様、この武器の本来の持ち主であるフレイムマンの挙動に近いものとなっている。ただし、本作では火柱が本人の周りだけに立つのに対し、原作ではフレイムマンから一定の距離離れた位置に複数発生する。
    • こちらも両腕を「フレイムブラスト」に使うため、バスターが熱を排出する。
  • 前空中攻撃:フレイムソード
    • 元ネタは『ロックマン8』。ソードマンの武器。
      炎の剣で敵を薙ぎ払う。リーチは短いが攻撃力は高く、一部の障害物を破壊できる。地上でも空中でも使える。
  • 後空中攻撃:スラッシュクロー
    • 元ネタは『ロックマン7』。スラッシュマンの武器。
      前方にカッターを振りかざす。こちらもリーチは短いが攻撃力は高い。スマブラのように、振り向きざまに撃つこともできる。
  • 上空中攻撃:エアシューター
    • 元ネタは『ロックマン2』。エアーマンの武器。
      斜め上に竜巻を三つ発射する。耐久力の高い敵に効果が高い。
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  • 下空中攻撃:ハードナックル
    • 元ネタは『ロックマン3』。ハードマンの武器。
      拳を切り離し前方に飛ばす。原作では真下に撃つことはできないが、多少上下に軌道を変えることはできる。入力から発射まで少し時間がかかるのはスマブラと同じ。
    • スマブラのものはSEが原作とは異なる。原作ではロックバスターを撃った時と同じ音だった。
  • つかみ、投げ:スーパーアーム
    • 元ネタは『ロックマン』。ガッツマンの武器。
      道を塞ぐ岩を持ち上げて、投げ飛ばすことができる。投げた岩には攻撃判定があり、これを弱点とするボスもいる。
    • 原作では岩を持ったまま歩いたりジャンプしたりすることもできたが、スマブラではできない。
  • 通常必殺ワザ1:メタルブレード
    • 元ネタは『ロックマン2』。メタルマンの武器。
      十字ボタンを使うことで、8方向に撃ち分け可能。燃費が恐ろしく良いことでも知られる。
    • 当てた敵を貫通する仕様はスマブラでも再現されているが、原作ではロックバスターのように3連射できた。
    • 原作には十字ボタンの中央を押した状態で撃つとその場に留まって回り続けるという裏技がある(VCでは中央が押せない)。さすがにそれはスマブラでは再現されていない。
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  • 通常必殺ワザ2:ハイパーボム
    • 元ネタは『ロックマン』。ボンバーマンの武器。
      大型の爆弾を投げて攻撃。敵に直接ぶつけるだけではダメージを与えられないため、非常に使いにくい。
    • スマブラでは大幅に挙動が異なっている。「爆弾が当たれば爆発」「投げ分けが可能」という点は『ロックマン』のリメイク作品、『ロックマンロックマン』に近い。(但し投げ分けはボンバーマン操作時のみ)
  • 通常必殺ワザ3:シャドーブレード
    • 元ネタは『ロックマン3』。シャドーマンの武器。
      投げるとブーメランのように戻ってくる。下向きを除いた5方向に撃ち分け可能。
    • スマブラでは8方向に打ち分けが可能である。
  • 横必殺ワザ1:クラッシュボム
    • 元ネタは『ロックマン2』。クラッシュマンの武器。
      トゲが付いているので壁に突き刺すことが可能。くっついてから爆発まで多少時間がかかるのはスマブラと同じ。
      一部の障害物を破壊できる。また、この武器でないと倒せないボスが存在する。
  • 横必殺ワザ2:アイススラッシャー
    • 元ネタは『ロックマン』。アイスマンの武器。
      前方に氷の固まりを発射し、当たった敵は凍ってしばらくの間全く動けなくなる。見た目に変化は無い。
  • 横必殺ワザ3:デンジャーラップ
    • 元ネタは『ロックマン7』。バーストマンの武器。
      前方にシャボン玉に包まれた爆弾を発射。近距離で当てると、爆弾と一緒に敵もシャボン玉に閉じ込めることができた。
      なお、原作では十字ボタン下を押しながら撃つと、シャボン玉を使わず爆弾部分を真下に落とすことができる。
  • 上必殺ワザ1:ラッシュコイル
    • 初出は『ロックマン3』。
      前方に呼び出したラッシュに飛び乗ることで大ジャンプする。以降のほとんどの作品では最初から所持している。
  • 上必殺ワザ2:トルネードホールド
    • 元ネタは『ロックマン8』。テングマンの武器。
      前方に発射した弾が地面に着弾すると、大きな竜巻が巻き起こる。敵を攻撃するだけでなく、その中に入って高い場所に飛ぶことも可能。
      連続ヒットするため耐久力の高い敵に効果的だが、その仕様上、足場のない場所ではほとんど役に立たない。
  • 上必殺ワザ3:ビート
    • 初出は『ロックマン5』。
      『ロックマン4』で迷惑をかけたDr.コサックが、お詫びにロックマン達にプレゼントした鳥型メカ。
      敵に体当たりで攻撃したり穴に落ちたロックマンを救出してくれたりと、作品によってサポートの効果が異なる。
      ロックマンを掴んで空を飛ぶ(穴に落ちたロックマンを救出する)のは、『ロックマン7』が最初。
  • 下必殺ワザ1:リーフシールド
    • 元ネタは『ロックマン2』。ウッドマンの武器。
      電磁波発生装置が埋め込まれた木の葉を、体の周りで回転させる。十字ボタンを押すとその方向に射出されるため、スマブラのように装着したまま歩くことはできない(ジャンプだけはできる)。
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  • 下必殺ワザ2:スカルバリア
    • 元ネタは『ロックマン4』。スカルマンの武器。
      骸骨型のエネルギー体を張るバリア。こちらは装着したまま移動も可能。
      敵弾を防ぐこともできるが、射出することはできず、1回弾を防いだり攻撃に使うと消える。原作では、弾の反射機能は存在しない。
  • 下必殺ワザ3:プラントバリア
    • 元ネタは『ロックマン6』。プラントマンの武器。
      花びら型のエネルギー体を張るバリア。性能はスカルバリアとほとんど同じだが、判定がやや広い代わりに燃費が悪い。
  • 最後の切りふだ:ロックマンスペシャル
    • 最初に発射しているのは、『ロックマン9』のギャラクシーマンの武器「ブラックホールボム」。上下に誘導できるうえ、敵弾やメットールのような守りの堅い敵も容赦なく吸い込む強力な武器。原作では地形の貫通も可能だった。
      カットインで出てくるのは、歴代のロックマン達。登場順にエックス(『ロックマンX』)、シューティングスター・ロックマン(『流星のロックマン』)、ロックマン.EXE(『ロックマンエクゼ』)、ロック・ヴォルナット(『ロックマンDASH』)。
      なお、原作でのロックマン.EXEやシューティングスター・ロックマンは劇中では主に「ロックマン」と呼ばれている。
  • 下アピール
    • ステージクリア時の演出。

その他

  • 効果音
    • 多くはファミコン時代の原作と同じものが使用されている。
      • 着地SEは『ロックマン』(2、9、10も同じSE)のもの。
  • 撃墜された時のエフェクト。
    • 原作シリーズや派生シリーズの多くでミスしたときに発生するエフェクト。
      なお元祖シリーズでは、穴に落ちてミスした場合にはSEのみでこのエフェクトは発生しない。
      • SEやエフェクトは『ロックマン』『ロックマン2』のものを再現。
        『ロックマン3』以降のFC(風)作品では、エフェクト球がロックマンの色によらず白色で個数も増えている。
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▲即死ビームをくらってミス。
  • 各種モーション
    • 基本的にどのモーションもファミコン時代のロックマンのグラフィックを忠実に再現している。やられポーズの一部など、スマブラ特有の物も多い。
      • 歩行前のすり足もしっかり再現。微速歩行では、原作で十字キーを少しずつ押してすり足で位置を微調整する時のような動きをする。
    • 泳ぎモーションは『ロックマン8』でのポーズと同じ。ロックマンが水中を泳ぐ作品は本作のみ。
    • 麻痺状態の硬直モーションは『ロックマン7』のやられモーションに近い。
    • シールド中のモーションは『ロックマン8』の待機モーションに近い。
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▲歩き、ジャンプ、梯子の上り下り。
  • カベキック
    • 基本的にファーストシリーズでは搭載されていないが、AC作品や派生作品『ロックマンX』シリーズ等ではカベキックが可能。原作での名称は「壁蹴り」。
  • カラーバリエーション
    • 『スマブラ』では選んだ色のままで乱闘するが、原作ではボスから奪取した武器を使う時は、身体がそれに対応した色に変わる。

主な登場作品

など

脚注

  1. 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS Wii U 2013 Developer Direct@E3
  2. Miiverse Sakuraiさんの投稿 2013/6/12
  3. 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U 2013 Developer Direct@E3 2013ではボスから奪取して使用する特殊武器のことをヴァリアブルウェポンシステムと呼んでいる
  4. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.430
  5. 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U 2013 Developer Direct@E3

外部リンク


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