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クッパJr.

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クッパJr.
デビュークッパJr.:
スーパーマリオサンシャイン(2002年7月19日/GC)
クッパ7人衆:
スーパーマリオブラザーズ3(1988年10月23日/FC)
スマブラ
への出演
スマブラforスマブラSP

クッパJr.(Bowser Jr.)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。
このページでは、カラーバリエーションであるクッパ7人衆(koopa lings)についても解説する。

概要

クッパJr.

『スーパーマリオサンシャイン』で初登場したクッパの息子。

初登場時はマリオピーチと共に"ドルピック島"に来るのに先駆けてオヤマー博士が製作したマスクのように使える青いスカーフとマジックブラシでニセマリオに扮して"ドルピック島"をめちゃくちゃにし、島の守り神でもある「シャイン」を太陽の門から奪って、その罪をマリオが被るように仕向けた。
何度かのマリオとの直接対決を経て"ピンナパーク"にて変身を解いてクッパの息子であるとカミングアウトした。
クッパからピーチが自分の母親であるという嘘を聞かされてニセマリオ騒動を起こしたが、それが嘘であると気づいていたことがエンディングで語られる。
『サンシャイン』以降もピーチを慕っている様子。
本当の母親については現在も不明。

『サンシャイン』以降はニセマリオに変身することはなく、変身時に使っていた青いスカーフも白い、牙が描かれたスカーフ(よだれかけ?)に変わっている。
ニセマリオは『マリオゴルフ ファミリーツアー』でクッパJr.と関係なく隠しキャラクターとして登場している。

戦闘するときはクッパやクッパ7人衆たちとは違い、クラウンなどの乗り物に乗っていたり手下の怪物を差し向けたりで肉弾戦はあまりしない。

クッパ7人衆

ラリー、ロイ、ウェンディ、イギー、モートン、レミー、ルドウィッグら、クッパの手下の7人組。かつてはクッパの子供達という設定であったが、クッパJr.の登場に伴い、手下という設定に変わった。実子設定だったときは「コクッパ7兄弟」や「コクッパ7人衆」という総称だったため、現在も通称として「コクッパ」の呼び名が広く使われている。というのも、「クッパ7人衆」という呼び名が初登場したのは2014年の『マリオカート8』からであり、初登場から長らくコクッパの名が使われていたこともあって仕方がないのかもしれない。

初登場の『スーパーマリオブラザーズ3』ではそれぞれひとつのワールドのボスとして登場した。各ワールドの国の王様を、彼らから奪った魔法の杖で動物の姿に変化させていた。その後の『スーパーマリオワールド』以降はそれぞれ個性的な攻撃を行うようになったが、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』で久々に復活した際には再び魔法の杖を使うスタイルを引き継ぎ、現在でも魔法の杖を使うキャラクターは多い。

クッパも作品を重ねてデザインが変わっていったように、その頃のデザインと現在のデザインが大きく変わっているキャラクターもいる。特にイギーは『NewマリオWii』以降でヘアスタイルが大きく変更され、印象が大きく変わっている。

クッパクラウン

クッパが空中戦や遠征の際に用いる小型小型の飛行船。下部に着いた小さなプロペラ一つで上昇下降、前後左右の機敏な動きができるという驚異的な性能を持つ。
正面についている顔は動き、表情を見せる。作品によっては内部に様々な武装が内蔵されている。また、名前の通りピエロの様な顔が描かれており、表情が変化することもある。

初出は『スーパーマリオワールド』。ラスボスであるクッパが乗っていた。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』からクッパJr.の駆る専用機「クッパJr.クラウン」も登場。顔は父クッパの機体に比べて可愛らしさがある。その後も多くの作品に登場し、特にクッパJr.は登場するほとんどの作品で搭乗している。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

『スマブラX』ではクッパJr.とルドウィッグがシールとして登場した。ファイターとしては『スマブラfor』で初参戦。3DS版発売後の2014年10月23日に公開された「未来の大王」で参戦が明らかにされた。3DS版では隠しキャラクターとして、Wii U版では基本キャラクターとして登場している。
参戦について実際の所、できるかどうかかの瀬戸際だったが、バンダイナムコゲームスの開発側が頑張って入れてくれたということが制作者から語られている[1]

デザインはクッパJr.は『スーパーマリオサンシャイン』に、クッパ7人衆は『New スーパーマリオブラザーズ Wii』に準拠している。
クッパJr.クラウンのデザインは『New スーパーマリオブラザーズ Wii』に準拠している。クッパ7人衆が乗るクッパクラウンは量産型らしく[2]、表情がメカっぽくなっている、『スマブラ』独自の設定が付けられている。

クッパJr.の声は『スーパーマリオギャラクシー』以降の作品で担当するケーティー・サゴイアン(Caety Sagoian)による『マリオカートWii』で収録された音声を使用している。
ラリー、ウェンディ、モートン、レミーの声はレニ・ミネルラ(Lani Minella)、ロイをダン・ファルコーネ(Dan Falcone)、イギーとルドウィッグをマイク・ヴォーン(Mike Vaughn)による『New スーパーマリオブラザーズ Wii』で収録された音声を使用している。

カラーバリエーションが全て別のキャラクターになるという変わったファイター。
乗り物に乗っているという事を生かし、クッパJr.クラウンに格納された様々な武器を使って戦う。またクッパクラウンと乗っている本体のキャラクターで防御力が違うという特性を持つ。クラウンだけで受けるとダメージが減り、本体が受けると通常よりダメージが大きくなる。

公式イラスト

ゲーム中の解説

[for フィギュア名鑑] クッパJr.
大きな口が描かれた「よだれかけ」をしている、クッパが目に入れても痛くないほど愛する息子。親子そろって打倒マリオに執念を燃やしている。『スマブラ』ではたくさんの武器が搭載された、愛機「クッパJr.クラウン」に乗り込んで戦う。乗り物部分よりもクッパJr.の本体部分の方がダメージを受けやすいので、立ち回りに注意。
  • (GC) スーパーマリオサンシャイン (2002/07)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] クッパJr.(EX)
乗り物「クッパJr.クラウン」がカートに変形し、猛スピードで突進するワザ「カートダッシュ」。方向転換するとスピンするが、スピンの車輪を当てたほうが、突進直撃よりダメージが大きい。「自爆ジャンプ」は乗り物を乗り捨てダメージを与える上必殺ワザ。相手の頭上から落としたり、相手が密集した場所に放ったりすると効果的だ。
  • (GC) スーパーマリオサンシャイン (2002/07)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] ニセマリオペイント
『スーパーマリオサンシャイン』の舞台である、ドルピック島で起こったニセマリオ騒動……。悪事を働きマリオに濡れ衣を着せた犯人は、武闘派の父ではなく、頭脳派の息子だった。クッパJr.がニセマリオに扮して画面に大きなバッテンをペイントするワザ。本人は発動後すぐに動けるので、さらなる追い打ちも可能。
[for フィギュア名鑑] ラリー
クッパ7人衆のひとりでクッパ軍団の特攻隊長。高く伸びたブルーのヘアスタイルが特徴的だ。一人称はオイラでケンカっ早い性格をしている。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』では、手下の一番手として、最初のワールドに登場。魔法の杖から青い炎を飛ばしてくる他、甲羅に隠れて体当たりしてくるが動きは意外と単純。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] モートン
クッパ7人衆の中で一人だけ体の色が黒く、一番大きい。「無敵のタフガイ」の異名を持つ。3本の髪の毛が特徴。マリオたちへの攻撃は力まかせで、オツムはあまりよろしくない様子。『New スーパーマリオブラザーズ 2』では、ワールド4に登場する。動くのが面倒なのか、攻撃を受けない限り、出現位置から動かない。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] ウェンディ
クッパ7人衆の中で、たった1人の女の子。おしゃまでおてんばで勝気という、いかにもワガママな性格だ。ピーチ姫やデイジー姫をライバル視している。リボンやハイヒール等、ピンク色を好むあたりは普通の女の子と一緒。『New スーパーマリオブラザーズ U』では、氷の上で華麗なスピンターンを披露している。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] イギー
黒縁メガネをかけた、クッパ7人衆のひとり。パイナップルのようなヘアが斬新だ。自分をボクチャンと呼び、「アハハハハ☆」と笑う。愉快犯的でお調子者という変わった性格だが、『New スーパーマリオブラザーズ 2』では4方向に暴れまわるワンワンと共に登場する。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] ロイ
クッパ7人衆のひとり。重量級の暴走タートル。いかにも悪そうなサングラスをかけ、重い体を活かしたパワーでマリオたちを圧倒。面倒くさがりのようだが、戦うと本気になる。『スーパーマリオブラザーズ3』でのロイは、地震を発生させてマリオの動きを止めてきて、その最中に魔法で攻撃してくる手ごわい相手だ。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] レミー
クッパ7人衆のひとり。すばしっこく一番小柄。あどけなさが残る見た目で、やんちゃな性格。ちっちゃいことをバカにされるのが大キライ。『New スーパーマリオブラザーズ U』では、最初のワールドのボスとして登場。カラフルなモヒカンを揺らしながら玉に乗り攻撃してくる。玉を使ったトリッキーな攻撃はあなどれない。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)
[for フィギュア名鑑] ルドウィッグ
クッパ7人衆のひとりで、一番の頭脳派のカメ。ふさふさで左右にとがったヘアスタイルが特徴。大人びたナマイキな性格で、目立ちたがり屋だ。自分をワタシと呼び、偉そうなしゃべり方をする。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』ではワールド7に登場。マリオたちを追尾する魔法を放ちながら、空中を必死に動き回る手ごわいボス。
  • (FC) スーパーマリオブラザーズ3 (1988/10)
  • (Wii) New スーパーマリオブラザーズ Wii (2009/12)

動作などの元ネタ

ワザ

  • 弱攻撃
    • ボクシンググローブ付きのアームは『NewスーパーマリオブラザースU』7面最後の飛行船ステージで使用してくる。連打しながら前進したり伸ばしたりして攻撃する。
元ネタ クッパJr. 弱攻撃.jpg
▲パンチで地形を破壊してくるので足場の悪い戦いとなる。
  • つかみ
    • つかみに使用している道具は、任天堂が1966年に発売した商品のウルトラハンド。2009年にはウルトラハンドを題材としたゲーム『Wiiでウルトラハンド』がWiiウェアで配信された。
  • つかみ攻撃
    • ピコピコハンマーは『ペーパーマリオ スーパーシール』のシールに似たものがある。
  • 通常必殺ワザ:クラウンキャノン
    • 『スーパーマリオブラザーズ3』のワールド8のみ出現するアクションゲームステージ「戦車・戦艦・高速飛行船」では砲台から砲弾やキラー、ボムへいが発射されている。以降の『スーパーマリオ』シリーズでもクッパ城など終盤のステージでは砲台が多数登場する。
  • 横必殺ワザ:カートクラウン
    • 変形したクラウンは『マリオカート7』で車体フレームとして登場したクッパクラウンを基にしている。しかし、この作品にはクッパJr.とクッパ7人衆は登場していない。
      • 後に『マリオカート8 デラックス』で、クッパJr.と車体フレームのクッパクラウンが登場。クラウンを駆るクッパJr.やクッパ7人衆が見られるようになった。また、クッパクラウンはクッパ7人衆が乗ると『スマブラ』同様にフチの色が変わる。
    • 「スピンターン」は、『マリオカート64』からある、停止したまま方向転換できるテクニックと同じ名前。
元ネタ クッパJr. SB.jpg クッパJr. 元ネタ解説 クッパクラウン MK8DX.jpg
▲左は『マリオカート7』、右は『マリオカート8 デラックス』。マフラーなど違いはある。
  • 上必殺ワザ:自爆ジャンプ
    • ワザ自体は『スマブラ』オリジナル。『スーパーマリオギャラクシー』1・2でボスとして登場するクッパJr.を倒すと乗り物が爆発してしまうことがアイデアになっているかもしれない。落下中に振り回すハンマーはハンマーブロスの物。
    • ちなみに海外版でのワザ名「Abandon Ship!」は『マリオパーティ2』のミニゲーム「のぼってマスト」の英名の引用。「のぼってマスト」は海に沈む船のマストを登るミニゲームで、海に飲み込まれるとリタイアとなることと前途の乗り物が爆発することとのニュアンスを掛けているのかも。
  • 下必殺ワザ:メカクッパ
    • 『スーパーマリオワールド』に登場するクッパ型のロボット。ゼンマイ仕掛けの簡素な造りで、踏むと一時的に動きが止まり、持ち運ぶことができる。クッパ戦ではこれを使って攻撃する。
  • 下必殺ワザ3:ビッグメカクッパ
    • 『スーパーマリオサンシャイン』など一部の作品では巨大なメカクッパが登場する。巨大なだけではなく、火炎放射やキラーを発射する機能も搭載されている。
  • 最後の切りふだ:ニセマリオペイント
    • #概要を参照。
    • ワザ名はマウスを使ってお絵描き、アニメーション作成などが楽しめる『マリオペイント』から来ているとも言える。

主な登場作品

ほか多数

備考

  • クッパJr.の(EX)フィギュアは、色変えの全てが別キャラクターのため、通常カラーが使われている唯一のファイターである。
  • ウェンディは、ファイターとして登場する初の女性で悪役のキャラクターである。
  • 『スマブラfor』発売後の2015年6月15日から有料の追加コンテンツとして『ファイアーエムブレム』シリーズのロイが参戦した。シリーズ全編を通して同名の別キャラクターが参戦した事例はこれが初となる。ナレーションのコールは両者で異なるものが用意されている。

関連キャラクター

脚注

  1. Nintendo DREAM 2015年2月号「スマブラ談!!for Nindori 桜井政博さんインタビュー」
  2. エンジェランドのスマッシュアピール会話一覧#クッパ7人衆を参照。

外部リンク


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