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== 特徴 ==
 
== 特徴 ==
 
<!-- シリーズ全体で書くことがあればこの行に記載 -->
 
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全てのバトルで{{頭アイコン|c=Mr.ゲーム&ウォッチ|cl=01|g=SP|s=32px|l=}}が出現し、ステージは"[[フラットゾーンX]]"のみとなっている。相手スピリットの名称と同じワザを多用する、または相手スピリットの名称と同じステージになる戦闘が多い。
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全てのバトルで{{頭アイコン|c=Mr.ゲーム&ウォッチ|cl=01|g=SP|s=32px|l=}}が出現し、ステージは"[[フラットゾーンX]]"のみ。そのスピリットと同じ元ネタのワザを多用、またはステージが特定の状態に固定化されるバトルとなっている。
    
== オイルパニック ==
 
== オイルパニック ==
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**追加ギミック: つるつる化(全員:開始から1秒経過で発生)
 
**追加ギミック: つるつる化(全員:開始から1秒経過で発生)
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
1982年5月28日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの19作目。マルチスクリーンの1作目。上画面のバケツを持つキャラクターが落ちてくるオイルを受け止めて、下画面のドラム缶を持つキャラクターにオイルを渡すゲーム。上画面でオイルを地面に落としてしまうか、下画面に渡す際にタイミングを誤ってオイルをこぼすとミスになる。上画面か下画面のどちらかで3回ミスするとゲームオーバー。アートワークは上画面のキャラクターであり、ステージは下画面が採用されている。Mr.ゲーム&ウォッチの下必殺ワザはオイルパニックであり、このゲームで用いられるバケツを構える。スマブラDXのフラットゾーンでは下画面のドラム缶を持つキャラクターが登場し、こけた際にこぼれたオイルの上ではつるつる滑ってしまう。ギミックのつるつる化はこれが由来。
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1982年5月28日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの19作目。マルチスクリーンの1作目。上画面のバケツを持つキャラクターが落ちてくるオイルを受け止めて、下画面のドラム缶を持つキャラクターにオイルを渡すゲーム。上画面でオイルを地面に落としてしまうか、下画面に渡す際にタイミングを誤ってオイルをこぼすとミスになる。上画面か下画面のどちらかで3回ミスするとゲームオーバー。アートワークは上画面のキャラクターであり、ステージは下画面が採用されている。
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Mr.ゲーム&ウォッチの下必殺ワザ「オイルパニック」は、バケツでエネルギー系の飛び道具を[[吸収]]して溜まった分を一気にぶちまける。ギミックのつるつる化は、オイルの滑る性質を再現。このバトルでは登場しないが、ステージの状態の一つに、下画面のドラム缶を持つキャラクターがオイルをまいて床が滑る状態になるという[[フラットゾーンX#フラットゾーン|『スマブラ』オリジナルのギミック]]がある。
    
== ジャッジ ==
 
== ジャッジ ==
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**相手の状態: 通常
 
**相手の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1980年10月04日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの5作目。 『シルバー』シリーズ最終作。シリーズ初の2人対戦が可能で、2人のキャラクターがカウント後に1~9の数字が書かれたプラカードを同時に出し、出た目が相手より大きければ相手を叩き、小さければ避けるという操作を相手より早く行うことで得点を得、先に99点を取った方が勝ちというルール。スマブラではMr.ゲーム&ウォッチの横必殺ワザであり、1~9のプラカードを出すと同時にハンマーを振る。ランダムで出た目に応じて威力が変わり、「1」はノーリアクションかつ自傷ダメージのハズレだが、「9」を出すとホームランバットヒット時の爽快なSEとともに一撃必殺級のふっとばしをお見舞いする。もちろんこのバトルでも、相手の「9」が直撃すれば、無対策だとほぼ一撃で撃墜される。
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1980年10月4日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの5作目。『シルバー』シリーズ最終作。シリーズ初の2人対戦が可能で、2人のキャラクターがカウント後に1~9の数字が書かれたプラカードを同時に出し、出た目が相手より大きければ相手を叩き、小さければ避けるという操作を相手より早く行うことで得点を得、先に99点を取った方が勝ちというルール。
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Mr.ゲーム&ウォッチの横必殺ワザ「ジャッジ」は、1~9のプラカードを出すと同時にハンマーを振る。ランダムで出た目に応じて威力が変わり、「1」は[[ノーリアクション]]かつ自傷ダメージのハズレだが、「9」を出すと一撃必殺級のふっとびをお見舞いする博打ワザになっている。
    
== タートルブリッジ ==
 
== タートルブリッジ ==
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***お供3の状態: 通常
 
***お供3の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
1980年2月1日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの16作目。Mr.ゲーム&ウォッチの後空中攻撃。カメの背中を渡って対岸に荷物を運ぶゲーム。カメ役として、黒に近いカラーのクッパ、モートン、ゼニガメも登場する。
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1980年2月1日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの16作目。カメの背中を渡って対岸に荷物を運ぶゲーム。
    
== ファイア ==
 
== ファイア ==
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**相手の状態: 通常(上必殺ワザ強化)
 
**相手の状態: 通常(上必殺ワザ強化)
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1980年7月31日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの4作目。レスキュー隊員を操作して、火災が発生したビルから飛び降りてくる人をトランポリンで跳ね上げて避難させるゲーム。Mr.ゲーム&ウォッチの上必殺ワザで、レスキュー隊員を呼び出してトランポリンで飛び上がった後、パラシュートを開いてゆっくり降下する、「ファイア」「パラシュート」の合同技として上手くアレンジされている。対戦前のヒントには「よく使う」とは書かれていないが、相手は上必殺ワザを多用してくる。
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1980年7月31日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの4作目。レスキュー隊員を操作して、火災が発生したビルから飛び降りてくる人をトランポリンで跳ね上げて避難させるゲーム。
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Mr.ゲーム&ウォッチの上必殺ワザでは、レスキュー隊員を呼び出してトランポリンで飛び上がった後、パラシュートを開いてゆっくり降下する、「ファイア」「パラシュート」の合同技として上手くアレンジされている。なお、対戦前のヒントには書かれていないが、強化された上必殺ワザを多用してくる。
    
== ファイアアタック ==
 
== ファイアアタック ==
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**相手の状態: 通常
 
**相手の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
 
*'''音楽:''' フラットゾーン
1982年3月26日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの17作目。Mr.ゲーム&ウォッチの横スマッシュ攻撃。原作はたいまつを持ったインディアンの襲撃から砦を守るゲームであったが、リメイク作『ゲームボーイギャラリー4』では表現が改められており、スマブラSPでも「現在の価値観を表すものではない」として発売時のアップデートでそれが反映された。
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1982年3月26日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの17作目。たいまつを持ったインディアンの襲撃から砦を守るゲームで、インディアンをハンマーで追い払っていく。崖からたいまつを投げ込んでくるインディアンも現れるので、上下からの攻めに対応する必要がある。ミスすると砦が燃えてしまい、3回ミスでゲームオーバー。「GAME A」では3ヵ所、「GAME B」では4ヵ所から攻めてくる。
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Mr.ゲーム&ウォッチの横スマッシュ攻撃は、地上から攻めてくるインディアンが基になっている。なお、アートワーク及びグラフィックは[[Mr.ゲーム&ウォッチ (SP)#備考|諸事情]]によりリメイク作『ゲームボーイギャラリー4』と同一のものが使用されている。
    
== フラッグマン ==
 
== フラッグマン ==
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**相手の状態: 通常
 
**相手の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1980年6月5日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの2作目。画面の真ん中に旗を持った少年が登場。Mr.ゲーム&ウォッチの上強攻撃の姿は、このゲームに登場する少年のものである。プレイヤーは、フラッグマンが持つ1〜4の旗に対応した4つのボタンを使用して、二つのゲームが楽しむ事ができる。「GAME A」は、まずフラッグマンが1〜4の旗を次々に上げるので、プレイヤーが同じ順序で上げるというもの。正解する度に、上げる旗の数が一つずつ増えていく。3回間違えるとゲームオーバー。「GAME B」は、フラッグマンが上げたのと同じ旗を素早く上げるというもの。フラッグマンの動きは少しずつ速くなる。こちらも3回間違えるとゲームオーバー。「フラッグ」つながりでスペシャルフラッグが出現。なお、スペシャルフラッグが出現するスピリッツバトルはこれだけ。
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1980年6月5日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの2作目。画面の真ん中に旗を持った少年が持つ1~4の旗に対応した4つのボタンを使用して、二つのゲームが楽しむ事ができる。1・2は旗揚げ、3・4は足上げでポーズする。<br>
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「GAME A」は、フラッグマンと同じ順序で上げる、記憶力を試すいわゆるマジカルナンバー。正解する度に、上げる旗の数が一つずつ増えていく。3回間違えるとゲームオーバー。<br>
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「GAME B」は、フラッグマンが上げたのと同じ旗を素早く上げるという瞬発力が試されるもので、少し動きがずつ速くなる。こちらも3回間違えるとゲームオーバー。
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Mr.ゲーム&ウォッチの上強攻撃は、フラッグマンの1・2の旗揚げを再現している。アイテムは「フラッグ」つながりでスペシャルフラッグが出現。なお、スペシャルフラッグが出現するスピリッツバトルはこれだけ。
    
== ボール ==
 
== ボール ==
115行目: 127行目:  
***お供3の状態: 通常
 
***お供3の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1980年4月28日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの1作目。人形の腕を左右に操作してボールを落とさないように投げ返していくお手玉のようなゲーム。ボールの数は「GAME A」では2つ、「GAME B」では3つ。10回受けるごとに速度が上がっていき、1つでも落としてしまうとゲームオーバー。『ゲームボーイギャラリー2』や『ポケットカメラ』にも収録されている。Mr.ゲーム&ウォッチの投げ攻撃の姿は、このゲームに登場する人形のものである。「GAME A」のボール2つの要素はアイテムに、「GAME B」のボール3つの要素はお供にそれぞれ表れており、ボールを絶えず投げ続けるゲーム性からか、相手の投てきアイテムが強化されている。
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1980年4月28日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの1作目。人形の腕を左右に操作してボールを落とさないように投げ返していくお手玉のようなゲーム。ボールの数は「GAME A」では2つ、「GAME B」では3つ。10回受けるごとに速度が上がっていき、1つでも落としてしまうとゲームオーバー。『ゲームボーイギャラリー2』や『ポケットカメラ』にも収録されている。
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Mr.ゲーム&ウォッチの投げワザでは、このゲームに登場する人形の姿になる。「GAME A」のボール2つの要素はアイテムに、「GAME B」のボール3つの要素はお供にそれぞれ表れており、ボールを絶えず投げ続けるゲーム性からか、相手の[[投擲アイテム]]が強化されている。
    
== マンホール ==
 
== マンホール ==
129行目: 143行目:  
**相手の状態: 通常(アイテム引き寄せ)
 
**相手の状態: 通常(アイテム引き寄せ)
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1981年1月27日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの6作目。『ゴールド』シリーズの1作目。Mr.ゲーム&ウォッチの下強攻撃。通行人が穴に落ちないようにマンホールを動かすというゲーム。バトルではその様子を、こちらがおとしあな(のタネ)で埋まっているところをマンホールで下からすくい上げるという形で再現している。<br />なお、Mr.ゲーム&ウォッチのファイタースピリットはこのゲームの通行人の姿である。
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1981年1月27日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの6作目。『ゴールド』シリーズの1作目。通行人が穴に落ちないようにマンホールを動かすというゲーム。バトルではその様子を、こちらがおとしあな(のタネ)で埋まっているところをマンホールで下からすくい上げるという形で再現している。
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なお、[[ファイタースピリット]]のMr.ゲーム&ウォッチのアークワークは、このゲームの通行人が使われている。
    
== ライオン ==
 
== ライオン ==
145行目: 161行目:  
***お供1の状態: 通常
 
***お供1の状態: 通常
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
 
*'''音楽:''' フラットゾーン2
1981年4月27日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの8作目。『ゴールド』シリーズ最後の作品。Mr.ゲーム&ウォッチの横強攻撃。イスを構えた飼育員を操作してライオンが檻から出るのを防ぐゲーム。バトルにおけるライオン役はガオガエン。
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1981年4月27日発売。『ゲーム&ウオッチ』シリーズの8作目。『ゴールド』シリーズ最後の作品。イスを構えた飼育員を操作してライオンが檻から出るのを防ぐゲーム。
    
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==