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「ワリオ」の版間の差分

6,790 バイト追加 、 2015年7月22日 (水)
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== 概要 ==
== 概要 ==
初登場は1992年10月21日発売のゲームボーイ用アクションゲーム『スーパーマリオランド2 6つの金貨』。同シリーズの主人公であったマリオに敵対する、マリオに似た格好をした新たなライバルキャラクターとして誕生した。


初出の『スーパーマリオランド2』ではマリオ城を乗っ取りマリオランドの住民達に魔法を掛けて手下にするという悪役(ボスキャラクター)として登場し、1993年発売の『マリオとワリオ』でもマリオ達にバケツを被せて妨害するという悪役であった。しかし、1994年発売の『スーパーマリオランド3 ワリオランド』にてマリオに代わって主人公を務め、その後は主役級キャラクターとして独立したシリーズを持つことになり、その他のマリオシリーズを始めとする様々な任天堂のコンピュータゲームにも登場するようになる。マリオやルイージと同様、チャールズ・マーティネー(Charles Martinet)が声優を務めている。ワリオが登場する日本のCMでは全て大塚周夫が務めており、マリオファミリーで唯一日本での声優が固定されている。『マリオパーティシリーズ』(2まで)と日本版『マリオカート64』(海外版はチャールズ)、『マリオカートアドバンス』ではトーマス・スピンドラーが担当した。
名前の由来は「悪い」と「マリオ」の合成であり「マリオに似た悪役キャラ」というコンセプトをそのまま表した名前である。また、「マリオ」のローマ字表記「MARIO」の「M」を上下反転すると「WARIO」となり、「マリオの逆」という意味も含む。デザイナーの清武博二曰くかなりいい加減にデザインが決まったらしく、ワリオという名も仮名だったのがいつのまにか正式名になっていたという。


== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
『[[スマブラDX]]』では鑑賞用フィギュアとして登場していた。[[ファイター]]としてはシリーズ3作目から登場。『[[スマブラX]]』では2006年5月10日に『E3 2006』で参戦が明らかにされ基本キャラクターとして登場した。『[[スマブラfor]]』では[[追加コンテンツ]]を除く『X』までに基本キャラクターとして登場したファイターの中では唯一、隠しキャラクターとして登場している。
『[[スマブラDX]]』では参戦候補ではあったがカットになり<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return576.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />“あと1~2体作る余裕があれば、入れられたかもしれませんね。ボツになったキャラの中では、上位にいたのは確かです。”</ref>、フィギュアとしてのみ登場した。[[ファイター]]としてはシリーズ3作目から登場。『[[スマブラX]]』では2006年5月10日に『E3 2006』で参戦が明らかにされ基本キャラクターとして登場した。『[[スマブラfor]]』では[[追加コンテンツ]]を除く『X』までに基本キャラクターとして登場したファイターの中では唯一、隠しキャラクターとして登場している。
 
 
 


声の担当は原作同様、マリオと同じくチャールズ・マーティネー(Charles Martinet)が務める。
声の担当は原作同様、マリオと同じくチャールズ・マーティネー(Charles Martinet)が務める。


 
『メイド イン ワリオ』からの参戦<ref>リニューアル前のスマブラXの「スマブラ拳!!」のワリオのページより。<br />[http://web.archive.org/web/20061230212152/http://www.smashbros.com/jp/characters/chara4/index.html インターネットアーカイブ]</ref>であり、フィギュア名鑑の分類は「メイド イン ワリオ」に、基本コスチュームは『メイド イン ワリオ』のバイカー風のものになっている。動作は『メイド イン ワリオ』のゲーム性を体現し<ref>スマブラ談X<br />“桜井 『メイド イン ワリオ』自体がめちゃくちゃなゲームじゃないですか(笑)。そういったものを体現するときに、よりおもしろくする方法を考えた結果だと思ってください。オーバーオールを着たワリオがパワフルな技を繰り出すというよりも、ファミコン風にペコペコ動いて、等速直線移動的なジャンプをしたほうが、ほかのキャラクターとの差別化にもなりますし、おもしろいですよね。</ref>、カクカクしたモーションで破天荒なワザを繰り出す。なお、カラーチェンジでマリオシリーズ等で見られるオーバーオール姿にすることもできるほか、『ワリオランド』シリーズで見せたジャイアントスイングやショルダータックル(『X』のみ)ができたり、勝利BGMが『ワリオランド』由来のものだったりと、『メイド イン ワリオ』以外のワリオの要素も幾つか併せ持つ。
 


=== 公式イラスト ===
=== 公式イラスト ===
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=== 亜空の使者 ===
=== 亜空の使者 ===
 
{{節スタブ}}


=== ゲーム中の解説 ===
=== ゲーム中の解説 ===
;[DX フィギュア名鑑] ワリオ
:マリオとは旧知の仲。”マリオ城”を強奪するが、失敗。以後、自分の城をかまえたがっている。怪力を持ち、豪快で、マリオにはマネのできないアクションをする。意外に芸があり、アイテムや敵の力を借りて太ったりゾンビ化したりとさまざまな変身をとげる。
:*マウス専用マリオとワリオ(SFC)
:*スーパーマリオランド3ワリオランド(GB)


;[X フィギュア名鑑] ワリオ
:自称、マリオのライバル。下品なことと金目の物を好み、隠されたお宝をゲットするために冒険に旅立つことも多い。自慢の怪力を活かしたマリオとはまったく異なる豪快なアクションが持ち味。冒険に出かける傍ら、ゲーム会社ワリオカンパニーの代表取締役社長も務める。代表作は『メイド イン ワリオ』。
:*(GB)スーパーマリオランド2 6つの金貨
:*おどる メイド イン ワリオ


;[for フィギュア名鑑] ワリオ
:マリオが嫌いで下品を絵に描いたような悪役。金もうけの話には目が無い。自己主張が激しくごう慢な性格で自分をオレ様と呼ぶ。本人は、マリオと幼なじみと言っているが、真偽は不明。『スマブラ』ではワザの威力が高い重量級だが、意外と機敏。『ワリオっぺ』は使わないでいるとどんどん威力、爆発力が高まるオナラ攻撃だ。
:*(GB)スーパーマリオランド2 6つの金貨 1992/10
:*おどる メイド イン ワリオ 2003/03


=== ワザ ===
;[for フィギュア名鑑] ワリオ(EX)
{{歴代ワザリスト}}
:「ワリオかみつき」は、相手の飛び道具などにかぶりつく必殺ワザ。ボタンを押し続けると、口が開いたままになり、かぶりつきやすくなる。回復系のアイテムは、拾うよりも食べたほうが回復量が増える。横必殺ワザ「ワリオバイク」は、横移動中にバイクを乗り捨ててジャンプできる。さらに上必殺ワザも出せるため、復帰に使える。
:*(GB)スーパーマリオランド2 6つの金貨 1992/10
:*おどる メイド イン ワリオ 2003/03


=== 動作などの元ネタ ===
=== 動作などの元ネタ ===
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==== ワザ ====
==== ワザ ====
*横強攻撃:ぐるぐるパンチ (X-for)
*横強攻撃:ぐるぐるパンチ (X-for)
**:直接の出典ではないが、『スーパーマリオRPG』のブッキーの通常攻撃に似ている。
**直接の出典ではないが、『スーパーマリオRPG』のブッキーの通常攻撃に似ている。
*横スマッシュ攻撃:ショルダータックル (X)  
*横スマッシュ攻撃:ショルダータックル (X)  
**:『スーパーマリオランド3 ワリオランド』からのワリオの伝統の攻撃。作品によってはダッシュアタックという名称。  
**『スーパーマリオランド3 ワリオランド』からのワリオの伝統の攻撃。作品によってはダッシュアタックという名称。  
**:作品には『ワリオランド』シリーズの全ての作品と、『怪盗ワリオ・ザ・セブン』、『ワリオワールド』に出ている。2Dアクションの作品が多いワリオには欠かせない技である。
**『ワリオランド』シリーズの全てと、その外伝的位置づけの『怪盗ワリオ・ザ・セブン』、『ワリオワールド』で披露している。『ワリオランド』シリーズにおけるワリオの攻撃の代表的存在。
**:『メイドインワリオ』シリーズでの服装によるタックルも『メイドインワリオ』のプチゲーム「だっしゅつ」で見ることができる。こちらではワリオアタックという名称になっている。
**『メイドインワリオ』のプチゲーム「だっしゅつ」では、『メイドインワリオ』シリーズでの服装によるタックルを見ることができる。こちらではワリオアタックという名称になっている。
**:通常時の移動距離は原作と違って短め。ワリオマン時の距離が最も原作に近い。
**スマブラでの移動距離は短めになっている。ワリオマン時の距離が最も原作に近い。
**:余談だが、『for』では「全力バックナックル」というオリジナルのワザに変更されており、ファンの間で物議を醸しだしている。
*後投げ:ジャイアントスイング (X-for)(※『X』では前投げ)   
*後投げ:ジャイアントスイング (X-for)(※『X』では前投げ)   
**:『ワリオワールド』にて使う攻撃。スマブラでは3回転くらいしかしていないが、原作だと最大25回転近くも回すことができる。  
**『ワリオワールド』にて使う攻撃。スマブラでは3回転くらいしかしていないが、原作だと最大25回転近くも回すことができる。  
*通常必殺ワザ:ワリオかみつき (X-for)  
*通常必殺ワザ:ワリオかみつき (X-for)  
**:直接の出典ではないが、大きく口を開けて豪快に噛み付くのは、『メイドインワリオ』のプチゲーム「ホットドック」からか。  
**直接の出典ではないが、大きく口を開けて豪快に噛み付くのは、『メイドインワリオ』のプチゲーム「ホットドック」からか。  
**:敵やアイテムなど色々なものが食べれるのは、『ワリオワールド』で彼の胃袋がブラックホールみたいにいくらでも入るという設定から。
**敵やアイテムなど色々なものが食べれるのは、『ワリオワールド』で彼の胃袋がブラックホールみたいにいくらでも入るという設定から。
*横必殺ワザ:ワリオバイク (X-for)
*横必殺ワザ:ワリオバイク (X-for)
**:『メイドインワリオ』シリーズで乗っているバイク。スマブラでは炎のようなペイントが施されている。
**『メイドインワリオ』シリーズで乗っているバイク。スマブラでは炎のようなペイントが施されている。
**:ワリオが経営している会社"ワリオカンパニー"の社員のDr.クライゴアに作らせたものである。Dr.クライゴア曰く、ワリオの短足に合わせるのに苦労したらしい。  
**ワリオが経営している会社"ワリオカンパニー"の社員のDr.クライゴアに作らせたものである。Dr.クライゴア曰く、ワリオの短足に合わせるのに苦労したらしい。  
**:最大で時速350Kmだせる。ワリオマン時の異常な速度はおそらくこの設定の影響
**最大で時速350Kmだせる。ワリオマン時の異常な速度はおそらくこの設定の影響
**:『マリオカートWii』に乗り物としても登場している。階級は重量級。  
**『マリオカートWii』に乗り物としても登場している。階級は重量級。  
**:ちなみに『マリオパーティ4』にはプレゼントのひとつに"ワリオのバイク"というのがある。見た目はワリオバイクと同じだが、そちらではワリオは免許を持っていないので乗れないということになっている。  
**ちなみに『マリオパーティ4』にはプレゼントのひとつに"ワリオのバイク"というのがある。見た目はワリオバイクと同じだが、そちらではワリオは免許を持っていないので乗れないということになっている。  
*下必殺ワザ:ワリオっぺ (X-for)  
*下必殺ワザ:ワリオっぺ (X-for)  
**:『マリオバスケ3on3』では屁で飛んでいるかのようなスペシャルショット「どけどけダンク」があった。  
**ワリオのオナラのパワーは凄まじく、『メイド イン ワリオ』の公式サイトには、オナラでバイクシートを破いてしまったと綴られた日記が掲載されている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n08/azwj/wario/diary2.html ワリオ様の『ブリブリ日記』 その2]</ref>。
**『マリオバスケ3on3』では屁で飛んでいるかのようなスペシャルショット「どけどけダンク」があった。  
*最後の切りふだ:ワリオマン (X-for)  
*最後の切りふだ:ワリオマン (X-for)  
**:『まわるメイドインワリオ』『さわるメイドインワリオ』より。
**『まわるメイドインワリオ』以降の『メイド イン ワリオ』シリーズに登場。変身のきっかけは作品によって異なり、『まわる』では、Dr.クライゴアの機械に入り込んでしまい変身、『さわる』では、ニンニクと間違えてマンドラゴラ(マンドラゴラよしお)を食べて変身した。
**:スマブラ同様、ヒゲ(鼻毛)が黒いのは『さわる』の方。『まわる』では赤い。  
**スマブラ同様、ヒゲ(鼻毛)が黒いのは『さわる』の方。『まわる』では赤い。  
**:スマブラではニンニクを食べて変身するが原作とは異なる。
**ワリオマンになると空を飛べるようになったり、力が増したりする。
**:『まわる』では、Dr.クライゴアの機械に入り込んでしまい変身した。
**スマブラのようにニンニクを食べて変身したことはない。ニンニクはワリオの好物で、『スーパーマリオランド3 ワリオランド』などでは食べることでワリオマンになるわけではないがパワーアップすることができる。
**:『さわる』では、ニンニクと間違えてマンドラゴラ(マンドラゴラよしお)を食べて変身している。
*横アピール:尻を振る (X-for)  
*横アピール:尻を振る (X-for)  
**:『マリオテニスGC』での挑発と多少似ている。こちらも相手に背を向け尻を振る。  
**『マリオテニスGC』での挑発と多少似ている。こちらも相手に背を向け尻を振る。  
*バイク騎乗アピール・下アピール・勝利ポーズ (X-for)  
*バイク騎乗アピール・下アピール・勝利ポーズ (X-for)  
**:指を3つ立てるWサインは『ワリオランド3 不思議なオルゴール』のパッケージが初登場である。
**指を3つ立てるWサインは『ワリオランド3 不思議なオルゴール』のパッケージが初登場である。
== その他 ==
== その他 ==
*地上前ジャンプ、眠り
*地上前ジャンプ、眠り
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*空中制動
*空中制動
**『ワリオランド』シリーズの操作感を再現したもの。  
**『ワリオランド』シリーズの操作感を再現したもの。  


== 主な登場作品 ==
== 主な登場作品 ==