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「隙」の版間の差分

1,118 バイト追加 、 2019年2月5日 (火)
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'''隙'''(公式での記述は「'''スキ'''」)は、キャラクターが自ら起こしたアクションによって無防備になっている時間のこと。
'''隙'''は、キャラクターが自ら起こしたアクションによって無防備になっている時間のこと。公式サイトや[[スマちしき]]では隙によって名称を使い分けることはせず、「'''スキ'''」で統一している。隙が少ない攻撃は威力が低く、隙が大きい攻撃は威力も大きい傾向がある。


== 前隙と後隙 ==
== 前隙 ==
ワザや緊急回避などの動作が始まってから攻撃[[判定]]や[[無敵]]が発生するまでの時間を'''前隙'''、発生したそれらが完全に消失してから行動可能になるまでの時間を'''後隙'''と呼ぶのが一般的である。他にも前隙には「かまえ」、後隙には「フォロースルー」「戻り」などの呼び方がある。公式サイトや[[スマちしき]]では前後の隙によって名称を使い分けることはせず、「スキ」で統一している。
ワザの動作が始まってから[[攻撃判定]]が発生するまでの時間を、'''前隙'''と呼ぶのが一般的となっている。


ワザの前隙はそれが発生した瞬間からキャラクターが待機状態とは大きく異なるポーズを取る。これは、キャラクターが今から攻撃を仕掛けようとしていることを視覚的にわかりやすくすることで、対戦相手の回避動作を促すためである<ref name="DX4P">桜井政博のゲームについて思うことDX 4ページ</ref>。
ワザの前隙はそれが発生した瞬間からキャラクターが待機状態とは大きく異なるポーズを取る。これは、キャラクターが今から攻撃を仕掛けようとしていることを視覚的にわかりやすくすることで、対戦相手の回避動作を促すためである<ref name="DX4P">桜井政博のゲームについて思うことDX 4ページ</ref>。


後隙のポーズも待機状態とは大きく異なるものになっている。これは、キャラクターの動作は続いておりまだ操作できる状態ではないということをプレイヤーに示すためである<ref name="DX4P" />。<br />
== 後隙 ==
ワザの[[攻撃判定]]が消失してから任意の行動が可能になるまでの時間を、'''後隙'''と呼ぶのが一般的となっている。


基本的に、前後隙のどちらか・両方が短い攻撃は威力が低く、威力が大きい攻撃は隙も大きい傾向になっている。
後隙のポーズは待機状態とは大きく異なるものになっている。これは、キャラクターの動作は続いておりまだ操作できる状態ではないということをプレイヤーに示すためである<ref name="DX4P" />。


=== 後隙終了後のモーション ===
=== 後隙終了後のモーション ===
多くの技は後隙が終了してもすぐに待機時のポーズになるわけではなく、後隙終了後の姿勢からなめらかにモーションを取って立ち状態へ戻る。後隙終了後のモーション中は基本的に任意の行動を開始できるので後隙に含めないのが一般的だが、次のような例外もある。
多くのワザは、モーションが完全に終了するよりも前から任意の行動を開始できるようになっている。例えば{{SP|ゼロスーツサムス}}の下強攻撃は、「一回転しながらの足払い→ハンドガンを持った手を地面につけてしゃがみポーズ」というモーションだが、行動可能になるのは一回転し終わった直後からとなる。行動可能になった後にも続いているモーションは後隙には含めない。


*[[アシストフィギュア]]を持っていると、完全に立ち状態に戻るまで行動できない。
以下補足。
*下強攻撃の中には後隙終了後、立ち状態ではなく[[アクション#しゃがみ|しゃがみ]]状態に移行するものが多い。
*ワザのモーションが完全に終了するまでは[[崖つかまり]]はできない。
**例えば{{SP|ゼロスーツサムス}}の下強攻撃は足払いをしてから一回転するまでが後隙で、ハンドガンを持った手を地面につけてしゃがみポーズになるまで姿勢の変化が続く。
*[[アシストフィギュア]]を持っているときにワザを出していると、ワザのモーションが完全に終了するまでは行動できない。
**しゃがみへの移行モーションに入った時点で内部的にはしゃがみ状態の扱いになっている。このため、しゃがみから直接出せない[[アクション#向き反転|向き反転]]は行えなくなる。
*『[[3DS/Wii U]]』までは、下強攻撃の中には後隙終了後に待機状態ではなく[[しゃがみ]]状態に移行するものが多い。下強攻撃のモーションが続いていても内部的にはしゃがみ状態の扱いになっているため、[[シールド]]などは行えても、しゃがみから直接出せない[[向き反転]](反対方向への[[歩行]]を含む)は、モーションが完全に終了してしゃがみを解除できるようになるまで行えない。{{for|ゼロスーツサムス}}や{{for|シュルク}}の下強攻撃は後隙終了後もモーションが長く続くため、このことがわかりやすい。


== 着地隙 ==
== 着地隙 ==
キャラクターが着地したときに発生する隙を'''着地隙'''と言う。
大抵の場合、ファイターは着地するときに隙が発生する。


=== 通常着地隙 ===
=== 専用の着地隙 ===
[[ファイル:アクション 着地.jpg|サムネイル|小着地隙と大着地隙。]]
空中攻撃、一部の必殺ワザ、[[空中回避]]の動作中に着地すると、それと同時にそれまでの動作は中断され、固有の着地隙動作に切り替わる。[[カービィ]]の下空中攻撃など、一部のワザは着地隙発生と同時に攻撃判定が出る[[着地攻撃]]を持つ。『[[64]]』、『[[DX]]』では、ワザの着地隙が生じる直前にシールド入力をすると[[着地キャンセル]]がおき、着地隙を減らすことができる。
{{see also|基本性能比較#通常着地隙}}
何もせずに着地した場合でも僅かな隙である'''通常着地隙'''が発生する。


『スマブラ64』、『スマブラX』、『スマブラfor』では、通常着地隙は遅い落下速度で着地した時に発生する'''小着地隙'''と、速い落下速度で着地隙したときに発生する'''大着地隙'''がある。『スマブラDX』では常に一定の通常着地隙が発生する。ファイターの取るモーションや、着地時の土煙のエフェクトの大きさ、効果音が大・小で異なる。{{SP|カービィ}}は大着地隙のみ星が出るので区別がつきやすい。
『[[64]]』では、ワザの着地隙モーションは異なるワザ間での使いまわしが多々ある。『[[DX]]』からは全てのワザに固有の着地隙モーションがある。


小・大の着地隙が決まる落下速度のしきい値はファイターによって異なる。多くの場合、平地で小ジャンプすると小着地が発生し、大ジャンプすると大着地が発生する。平地で小ジャンプをしたとしても、急降下をした場合は落下速度が速くなるので、多くのキャラクターは大着地隙を発生させることになる。
==== オート着地キャンセル ====
空中攻撃と必殺ワザの中には、その動作中に着地しても固有の着地隙が発生せず、[[#通常着地隙]]が発生するだけのものがある。


『スマブラfor』では、小ジャンプから急降下をしても小着地隙のしきい値を越える前に着地できるファイターがいる。
前隙のオート着地キャンセルは、[[ディディーコング]]の下空中攻撃がわかりやすい。ワザが始まってから攻撃判定が発生するまで長い時間がかかるが、それまでに着地しても固有の着地隙が発生しない。前隙のオート着地キャンセルは、単純にフェイントとしての利用方法の他、[[ダメージ落下]]をしているときに着地をしたいが[[受け身]]は取りたくない・[[ダウン]]したくもない・空中攻撃などを出して着地隙を晒したくもない、といった場合に、着地隙無しで着地するための選択肢の一つとなる。
;ショートジャンプのどのタイミングから急降下をしても大着地隙にならないファイター
:クッパjr., ゼルダ, シーク, ゼロスーツサムス, ダックハント, むらびと, ロックマン


;ショートジャンプから少し早めに急降下しても大着地隙にならないファイター
後隙のオート着地キャンセルは、『[[X]]』以降の[[フォックス ]]の後空中攻撃がわかりやすい。後空中攻撃の全体動作は長く、通常ジャンプ直後に繰り出しても着地するまで続くほどだが、オート着地キャンセル受付は蹴り終わった直後から始まるため、小ジャンプの頂点付近からワザを繰り出した場合でも、固有の着地隙が発生しない。
:クッパ, ディディーコング, フォックス, ゲッコウガ, ロボット


=== ワザの着地隙 ===
=== しりもち落下の着地隙 ===
空中攻撃、空中緊急回避、一部の必殺ワザの動作中に着地すると、それと同時にそれまでの動作は中断され、固有の着地隙動作に切り替わる。『スマブラ64』、『スマブラDX』では、ワザの着地隙が生じる直前にシールド入力をすると[[着地キャンセル]]がおき、着地隙を減らすことができる。
{{see also|しりもち落下}}
[[しりもち落下]]の最中に着地した場合、大きな着地隙が発生する。


[[ピカチュウ (3DS/Wii U)]]の下空中攻撃など、一部のワザは着地隙発生と同時に攻撃判定が出る[[着地攻撃]]を持つ。
=== 通常着地隙 ===
[[ファイル:アクション 着地.jpg|サムネイル|小着地隙と大着地隙。]]
何もせずに着地した場合でも、僅かな隙が発生する。通常着地隙は遅い落下速度で着地した時に発生する'''小着地隙'''と、速い落下速度で着地隙したときに発生する'''大着地隙'''がある。ファイターの取るモーションや、着地時の土煙のエフェクトの大きさ、効果音が大・小で異なる。『[[DX]]』では常に一定の通常着地隙が発生する。


==== オート着地キャンセル ====
『[[64]]』では、急降下をしたときのみ大着地隙になる。
空中攻撃と必殺ワザの中には、その動作中に着地しても固有の着地隙が発生せず、[[#通常着地隙]]の大着地隙が発生するだけのものがある。前隙のオート着地キャンセルでは[[ディディーコング]]の下空中攻撃がわかりやすい。ワザが始まってから攻撃判定が発生するまで長い時間がかかるが、それまでに着地しても固有の着地隙が発生しない。後隙では[[フォックス (3DS/Wii U)]]の後空中攻撃がわかりやすい。後空中攻撃の全体動作は長く、大ジャンプ直後に繰り出しても着地するまで続くほどだが、オート着地キャンセル受付は蹴り終わった直後から始まるため、ショートジャンプの頂点付近からワザを繰り出した場合でも、固有の着地隙が発生しない。前者には単純にフェイントとしての利用方法の他、[[ダメージ落下]]をしているときに着地をしたいが[[受け身]]は取りたくない・[[ダウン]]したくもない・空中攻撃などを出して着地隙を晒したくもない、といった場合に、着地隙無しで着地するための選択肢の一つとなる。
 
『[[DX]]』では、大・小に分かれておらずどのように着地しても一定の通常着地隙が発生する。
 
[[X]]』では、落下速度が最大値未満であれば小着地隙になる。多くの場合、平地で小ジャンプすると小着地が発生し、大ジャンプすると大着地が発生する。{{X|ゼロスーツサムス}}だけは、なぜか小ジャンプからでも大着地隙が発生するが、[[#オート着地キャンセル]]や、空中回避中の着地ならば、小着地隙になる。また、最大落下速度になっていても、それから一定時間が経過していなければ、小着地隙になる。この時間はファイターによって異なる。
 
[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』でも『X』と同様に落下速度が最大値未満での着地、または最大落下速度になってから一定時間が経過しないうちの着地ならば、小着地隙になる。『X』には無い仕様として、[[#オート着地キャンセル]]をした場合は、必ず大着地隙が発生するようになった。


=== しりもち落下の着地隙 ===
=== 着地隙の無い着地 ===
{{see also|しりもち落下}}
*『[[64]]』と『[[DX]]』では、ジャンプの頂点付近で着地すると、隙無く着地できる。通称、「1F乗り」。
[[しりもち落下]]の最中に着地した場合、大きな着地隙が発生する。
*着地動作の無い必殺ワザの[[#後隙終了後のモーション]]中に着地すれば、着地した瞬間に必殺ワザのモーションをキャンセルして行動できる。
*[[シールド]]でキャンセルできる必殺ワザ(主に[[溜めワザ]])の動作中にシールド入力したまま着地すれば、着地と同時にシールドを展開することができる。通称、「1Fガード」。『[[X]]』で、着地と同時に起爆する{{X|スネーク}}の下スマッシュ攻撃の地雷を安全に除去するために利用されることがあった。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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{{デフォルトソート:すき}}
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[[カテゴリ:アクション]][[カテゴリ:システム]]
[[カテゴリ:システム]][[カテゴリ:アクション]]