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6,091 バイト除去 、 2019年10月28日 (月) 21:29
スマホから見て実感した。スマブラに関係ない部分が長すぎる!他の編集者さんも仰られてたが「詳しくはドラクエwikiで」で済むのだからこれくらい簡潔でいいでしょう。
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第一作の主人公の子孫。ファミコン版でのデフォルトネームは『DQ1』と同様で存在しないが、便宜的に'''ローレシアの王子'''と呼ばれることが多い。メディアミックスやリメイク版以降で使われた'''ロラン'''も有名。
 
第一作の主人公の子孫。ファミコン版でのデフォルトネームは『DQ1』と同様で存在しないが、便宜的に'''ローレシアの王子'''と呼ばれることが多い。メディアミックスやリメイク版以降で使われた'''ロラン'''も有名。
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かつてアレフガルドを恐怖に陥れたりゅうおうはロトの血を引く勇者に倒された。勇者とその末裔はその後ローレシア、サマルトリア、ムーンブルグの3国を作り上げ百年の時が流れたが、ある日ローレシア城に凶報が舞い込む。『邪神を崇める大神官ハーゴンによってムーンブルグは陥落した』と。報せを聞いたローレシアの王子であるロランはムーンブルグの王女、サマルトリアの王子とともに大神官ハーゴンを倒すことを決意する。かくしてロトの血を引く新たな勇者たちの旅が始まるのであった。
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かつてアレフガルドを恐怖に陥れたりゅうおうを討伐した勇者とその末裔はその後ローレシア、サマルトリア、ムーンブルグの3国を作り上げ百年の時が流れたが、ある日ローレシア城に『邪神を崇める大神官ハーゴンによってムーンブルグは陥落した』と凶報が舞い込む。報せを聞いたローレシアの王子はムーンブルグの王女、サマルトリアの王子とともに大神官ハーゴンを倒すことを決意する。かくしてロトの血を引く新たな勇者たちの旅が始まるのであった。
    
前作ではプレイヤーは主人公一人であったが、本作から仲間とともに戦うパーティ制のシステムに変更された。このパーティ制は今後の『ドラクエ』シリーズでも引き継がれていき、『ドラクエ』の基本的システムはこの時点で基礎が固まったと言っても過言ではない。しかしFC版は歴代シリーズの中では難易度がかなり高く、特に終盤のロンダルギアへの洞窟で泣かされたプレイヤーは数しれない。
 
前作ではプレイヤーは主人公一人であったが、本作から仲間とともに戦うパーティ制のシステムに変更された。このパーティ制は今後の『ドラクエ』シリーズでも引き継がれていき、『ドラクエ』の基本的システムはこの時点で基礎が固まったと言っても過言ではない。しかしFC版は歴代シリーズの中では難易度がかなり高く、特に終盤のロンダルギアへの洞窟で泣かされたプレイヤーは数しれない。
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そのロンダルギアへの洞窟も雑誌『ドラゴンクエストマスターズクラブ』の『二度と行きたくないダンジョン』アンケートにおいて、ぶっちぎりの1位を獲得するほどで、FC版の難易度の高さを象徴する。
      
また、歴代勇者の中で唯一呪文を一切扱う事が出来ず、当時の環境には特技等もないため、アニメ版などを除けば「たたかう」しかできない勇者は彼だけ。
 
また、歴代勇者の中で唯一呪文を一切扱う事が出来ず、当時の環境には特技等もないため、アニメ版などを除けば「たたかう」しかできない勇者は彼だけ。
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『ドラクエ』シリーズでは初となる性別が選べる。ロトシリーズの『DQ1』と『DQ2』に登場する“[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%83%AD%E3%83%88%E3%80%91 勇者ロト]”とは基本的に『DQ3』の勇者を指す。また、電撃呪文であるディン系を初めて使える勇者でもある(ただし、初登場時は電撃呪文とは思えない表現の説明がなされている)。
 
『ドラクエ』シリーズでは初となる性別が選べる。ロトシリーズの『DQ1』と『DQ2』に登場する“[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%83%AD%E3%83%88%E3%80%91 勇者ロト]”とは基本的に『DQ3』の勇者を指す。また、電撃呪文であるディン系を初めて使える勇者でもある(ただし、初登場時は電撃呪文とは思えない表現の説明がなされている)。
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アルスは父オルテガがバラモス討伐の旅に出る直前に生まれた。父オルテガは、アリアハンが誇る勇者で、生まれた直後では人類の希望とも呼べる存在であった。
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勇者オルテガの息子として生まれ、16歳の誕生日を迎えた時に母親が旅立ちの時だといい、バラモス討伐の旅に出発する事となった。旅の果てにバラモス討伐に成功するも、大魔王ゾーマの幻影が現れ、実はバラモスはゾーマの部下の一人にすぎなかったことが明かされた。
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下の世界へ行き、ゾーマを倒すが上の世界と繋がる穴が閉じてしまい勇者は故郷へ帰れなくなった。勇者は下の世界で生きていくことを決め、ラダトーム城で王と民達に称えられた後、忽然と姿を消す。勇者が使った装備は"ロトのつるぎ"、"ロトのたて"、"ロトのよろい"、"ロトのかぶと"、"せいなるまもり"は"ロトのしるし"として、後の世に伝えられることになる。そして伝説が始まった…!
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オルテガはネクロゴンド火山の火山口でガーゴイル型の魔物と死闘を繰り広げた際、共に火山口に落ちて消息を絶つ。アリアハンの軍はオルテガの助太刀に間に合わず、意気消沈してしまったが、勇者の母が最期の希望としてアルスに希望を託す。そして時は流れ、アルスが16歳の誕生日を迎えた時、母親が旅立ちの時だといい、アルスをバラモス討伐の旅に出発する事となった。
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時系列的に後の話になる『DQ1』『DQ2』では「勇者ロトが世界を救った」と語られる物語だが、それ以外に語られる事はほとんどない。『DQ3』ではキャラクターの設定は固定されておらず、主人公を含むパーティキャラを自由に決められるシステムであるため、具体的な活躍やパーティ構成、勇者ロトの性別などはプレイヤー次第となる。ただ、『DQ1』で勇者ロトの仲間だった戦士が装備していた「戦士のゆびわ」の存在、ラーミアを復活させるために商人が必要だったことから、少なくとも仲間は存在しており、商人が勇者のパーティに加わっていたことは確定している。
 
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旅路で各国のお願いを聞いたり、悪事を働くカンダタを成敗したり、ラーミアを復活させるためにオーブを集めたり等を経てついにバラモスの討伐に成功する。しかし、アリアハンに戻り、王様に称えられた直後、大魔王ゾーマの幻影が現れ、実はバラモスはゾーマの部下の一人にすぎなかったことが明かされた。
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アルスは真の魔王、ゾーマを倒すために下の世界へ行き、精霊ルビスの協力を得て、ゾーマを倒すがその直後、上の世界と繋がる穴が閉じてしまい、アルスは故郷へ帰れなくなった。アルスは下の世界で生きていくことを決め、ラダトーム城で王と民達に称えられた後、忽然と姿を消す。アルスが使った装備は"ロトのつるぎ"、"ロトのたて"、"ロトのよろい"、"ロトのかぶと"、"せいなるまもり"は"ロトのしるし"として、後の世に伝えられることになる。そして伝説が始まった…!
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時系列的に後の話になる『DQ1』『DQ2』では「勇者ロトが世界を救った」と語られる物語だが、それ以外に語られる事はほとんどない。『DQ3』ではキャラクターの設定は固定されておらず、主人公を含むパーティキャラを自由に決められるシステムであるため、具体的な活躍やパーティ構成、勇者ロトの性別などはプレイヤー次第となる。ただ、『DQ1』で勇者ロトの仲間だった戦士が装備していた「戦士のゆびわ」の存在、ラーミアを復活させるために商人が必要だったことから、少なくとも仲間は存在しており、商人が勇者のパーティに加わっていたことは確定している。
   
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=== ドラゴンクエストIV 導かれし者たち ===
 
=== ドラゴンクエストIV 導かれし者たち ===
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『DQ1~3』までのロトシリーズとは異なる世界を描く、『DQ6』まで続く天空シリーズ第一作目の勇者。スマブラで使われてるのが男勇者のソロ。
 
『DQ1~3』までのロトシリーズとは異なる世界を描く、『DQ6』まで続く天空シリーズ第一作目の勇者。スマブラで使われてるのが男勇者のソロ。
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名もなき村にて生まれたソロ(ソフィア)は平和に暮らしていたが、ある日魔族の長であるピサロ率いる魔物の軍勢が村を襲い、ソロ(ソフィア)は養父と戦士から「お前が勇者で魔物達はお前の命を狙ってる」と聞かされ、すぐに村の地下倉庫に隠れろと言われて幼馴染のシンシアと共に避難する。徐々に魔物達の手が迫ってくるが、シンシアがソロ(ソフィア)を生かすため、モシャスでソロ(ソフィア)に化け、地下倉庫から出て囮となった。その結果、ソロ(ソフィア)に化けたシンシアが殺され、上から聞こえる魔物達は勇者を仕留めたと勘違いして引き上げていく。地下から出たころには村は壊滅し、シンシアがよくいた花畑は毒沼になっており、そこには彼女が愛用していたはねぼうしが残っていた…。ただ一人生き残った勇者は失意のまま、村を出てエンドールへたどり着き、占い師のミネアに占ってもらった所、導かれし者達と共に地獄の帝王の復活を阻止する使命がある事が分かった。こうしてソロ(ソフィア)は仲間になったミネアとマーニャと共に各地を巡り、運命に導かれた7人の仲間たち“導かれし者”と出会っていく。その後、かつて地獄の帝王エスタークを封印したと伝えられる天空の神、マスタードラゴンの存在を知る。天空城に向かいマスタードラゴンの助力を得た勇者は、人間へのさらなる憎悪で覚醒したデスピサロへと仲間と共に立ち向かう。
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FC版最後の本作は歴代でも独特で、1~4章は導かれし者達を主役とした、本編の前日談となっている。勇者は最終章である5章でようやく操作できるようになる。
 
FC版最後の本作は歴代でも独特で、1~4章は導かれし者達を主役とした、本編の前日談となっている。勇者は最終章である5章でようやく操作できるようになる。
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リメイク版であるPS、DS版では導かれし者達の絡みがさらに増えているので、本作の仲間から単なる戦闘要員ではなくなっているのが特徴。ストーリーもより濃密でドロドロ、波乱万丈なドラマが繰り広げられ、前作までは勧善懲悪が濃かったが、本作は明らかに人間の愚かさを描いた描写があり、一概に魔王=悪と言えなくなっている。ストーリーと仲間の絡みは後の作品にも受け継がれていくことになる(次作から次世代ゲーム機になるので、ソフトの容量が大幅に増える事も要因だが)。
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名もなき村にて平和に暮らしていたが、ある日魔族の長であるピサロ率いる魔物の軍勢に襲われ、村は壊滅する。ただ一人生き残った勇者は失意のまま、村を出てエンドールへたどり着き、占い師のミネアに占ってもらった所、導かれし者達と共に地獄の帝王の復活を阻止する使命がある事が分かった。こうして仲間になったミネアとマーニャと共に各地を巡り、運命に導かれた7人の仲間たち“導かれし者”と出会っていく。その後、かつて地獄の帝王エスタークを封印したと伝えられる天空の神、マスタードラゴンの存在を知る。天空城に向かいマスタードラゴンの助力を得た勇者は、人間へのさらなる憎悪で覚醒したデスピサロへと仲間と共に立ち向かう。
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続編である『DQ5』には勇者であるソロ(ソフィア)の血は嫁候補3人に継がれるので、少なくとも結婚して子供は産んでいる事は確定している(ソロの場合はED後のシンシアが幻でなければシンシアと結ばれた可能性がある<ref>これは堀井雄二がインタビューでEDのシンシアの件について「ご想像にお任せします」と供述したため、真相はプレイヤー次第となる。</ref>)。そして妖精の城では勇者の肖像画があり、主人公の娘が「お兄ちゃんにそっくり」という供述から、『DQ4』の勇者はソロが正史であると推察はできる。
   
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[[ファイル:主人公 (ドラゴンクエストV 天空の花嫁).png|250x250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:主人公 (ドラゴンクエストV 天空の花嫁).png|250x250px|サムネイル]]
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ5%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ5)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ5%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ5)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
リメイク版のデフォルトネームは'''アベル'''。小説などのメディアミックスでは'''リュカ'''という名が使われている。
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リメイク版のデフォルトネームは'''アベル'''、小説版では'''リュカ'''、『DQMB』では'''伝説の魔物使い'''名義で参戦している。
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天空の勇者とその仲間たちが地獄の帝王と魔族の王を打ち倒し、世界に平和をもたらしてから数百年後。アベルは父パパスとともに旅をし、久しぶりに召使いサンチョが待つサンタローズに帰ってきた。そこからネコ(と勘違いされてたベビーパンサー)を助けるためにオバケ退治に向かったり、妖精の世界を救ったりと幼いながら、勇敢な一面はあった。
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DQ10のver2公開までの間、シリーズで唯一の明確に勇者ではない主人公だった。彼ではなく、彼の息子が勇者である。
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しかし、ラインハットでヘンリー王子の世話を任された時、ヘンリー王子がさらわれ、父パパスと共に救出に向かった所、光の教団のゲマに遭遇、アベルはやられ、父はアベルを人質に取られて何もできなくなってしまう。その結果、パパスはゲマの部下二人にリンチされ、死の間際に母は生きていると言い残し最後にはゲマの手によって殺される。そしてアベルはヘンリー王子共々、奴隷の身となってしまう。
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さらわれたヘンリー王子を父パパスと共に救出に向かった所、光の教団のゲマに遭遇、主人公はやられ、父は主人公を人質に取られて何もできなくなってしまう。その結果、父はゲマの部下二人にリンチされ、死の間際に母は生きていると言い残し最後にはゲマの手によって殺される。そして主人公はヘンリー王子共々奴隷の身となってしまう。10年後、奴隷生活から脱出した主人公は父が遺した手紙と天空のつるぎを見つけ、その遺言により伝説の勇者と残りの天空装備を捜す度に出る。自身が伝説の勇者ではないことを知るも、旅の途中で天空の盾目当てでフローラの結婚争奪戦に参加し、そこで妻と結ばれる。その後、妻が天空の勇者の血筋であることを知るが、勇者を産ませるわけにはいかないゲマによって妻共々石化され、妻と離れ離れになる。石化して8年後、召使いサンチョと双子である息子と娘がストロスの杖で石化を解除、同時に天空のつるぎを装備している息子を見て「息子こそが探していた伝説の勇者」であると知る。そして光の教団を影で操り人間界への侵略を企む大魔王ミルドラースを倒すため、伝説の勇者である息子たちとともに魔王に戦いを挑む。
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10年後、ヘンリーと共になんとか脱走し、奴隷生活から開放された主人公はオラクルベリーで魔物使いの才能を開花、そして程なくしてほぼ廃墟と化したサンタローズに到着。父が遺した手紙と天空のつるぎがあり、手紙から母マーサが魔界にいるという詳細と天空の勇者と装備について書かれてあり、アベルはその遺言により、伝説の勇者と天空装備を捜す度に出る。自身が伝説の勇者ではないことを知るも、旅の途中でサラボナに立ち寄り、天空の盾目当てでフローラの結婚争奪戦に参加し、そこで妻と結ばれる。
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そして旅を進めて、自身の出生を知り、故郷のグランパニアに戻り、試練を受け、王になると同時に妻が双子を出産するも、魔物と内通していた大臣の手引きにより妻がさらわれる。アベルは仲間のモンスターと共にデモンズタワーに向かい、ゲマの部下を倒す。この時、妻が天空の勇者の血筋であることを知るが、勇者を産ませるわけにはいかないゲマによって妻共々石化され、妻と離れ離れになる。石化して8年後、召使いサンチョとアベルの双子である息子と娘がアベルを見つけ出し、娘はストロスの杖で石化を解除、同時に天空のつるぎを装備している息子を見て「息子こそが探していた伝説の勇者」であると知る。そして光の教団を影で操り人間界への侵略を企む大魔王ミルドラースを倒すため、伝説の勇者である息子たちとともに魔王に戦いを挑む。
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シリーズで唯一、ストーリーの途中で結婚して物語を進めていく異色の作品であり、主人公の波乱万丈な人生を追体験させられる。主人公の嫁候補は全部で3人いて、幼馴染のビアンカ、サラボナの令嬢フローラ、DS版ではフローラの姉のデボラが追加され、主人公およびプレイヤーは強制的にどちらかを選ぶことになる。そして主人公の嫁候補は3人とも『DQ4』の勇者の血族で養子だったという経路があり、嫁の血から勇者の息子が生まれるという事になっている。子供達は妻の髪の色を継承するため、嫁によって髪の色が違う。
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また、本作から主人公=勇者という図式は無くなり、以降は勇者の名は称号になるが、今作だけは主人公の息子がⅣまでの勇者ポジションとなっており、明確に勇者ではない初の主人公となっている。
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余談だが、本作はざっと'''24年もの期間を描いたストーリーで、滅茶苦茶長い。'''1作品だけでここまで長い期間を描いたRPGゲームは他にみない。
   
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漁村フィッシュベルに住む凄腕の漁師ボルカノの息子で、出自に関してはほぼ一般人。出生の経緯においてある程度血統の含みはあるものの、少なくとも勇者の血は引いていない。
 
漁村フィッシュベルに住む凄腕の漁師ボルカノの息子で、出自に関してはほぼ一般人。出生の経緯においてある程度血統の含みはあるものの、少なくとも勇者の血は引いていない。
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物語の始まりの地は世界の中央に『ただ一つ』存在するエスタード島。アルスは仲の良い網元の娘マリベル、エスタードの王子であるキーファとともに島の遺跡に遊びに向かうが、そこで手に入れた石版を揃えたことで見知らぬ場所へと飛ばされてしまう。そこは過去の世界であり、存在しないはずの「エスタード島以外の人の住まう土地」であった。アルスたちは過去の世界を巡る中で『なぜこの世界にはエスタード島以外存在しないのか?』という謎に徐々に触れていき、物語の核心たる神と魔王の戦いと其の結末を知ることになる。太古の戦いにおいて神は魔王に負け、世界はエスタード島ただ一つを残してすべて魔王の手により石版の中に封印されてしまったのだ。
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物語の始まりの地は世界の中央に『ただ一つ』存在するエスタード島。アルスは仲の良い網元の娘マリベル、エスタードの王子であるキーファとともに島の遺跡に遊びに向かうが、そこで手に入れた石版を揃えたことで見知らぬ場所へと飛ばされてしまう。そこは過去の世界であり、存在しないはずの「エスタード島以外の人の住まう土地」であった。アルスたちは過去の世界を巡る中で『なぜこの世界にはエスタード島以外存在しないのか?』という謎に徐々に触れていき、物語の核心たる神と魔王の戦いと其の結末を知ることになる。太古の戦いにおいて神は魔王に負け、世界はエスタード島ただ一つを残してすべて魔王の手により石版の中に封印されてしまったのだ。かくして真相に気づいたアルスたちは閉ざされた世界を石版から開放する旅に出る。そして諸悪の元凶である魔王オルゴデミーラとの時代を超えた戦いに身を投じるのであった。
 
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かくして真相に気づいたアルスたちは閉ざされた世界を石版から開放する旅に出る。そして諸悪の元凶である魔王オルゴデミーラとの時代を超えた戦いに身を投じるのであった。
   
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=== ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 ===
 
=== ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 ===
 
[[ファイル:主人公 (ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君).png|250x250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:主人公 (ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君).png|250x250px|サムネイル]]
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ8%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ8)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ8%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ8)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
デフォルトネームは'''エイト'''
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デフォルトネームは'''エイト'''。外部出演でもほぼこの名で登場する。
    
作中で明確に勇者として扱われることはないものの、竜神族の王家の血を引く主人公である。
 
作中で明確に勇者として扱われることはないものの、竜神族の王家の血を引く主人公である。
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[[ファイル:主人公・男 (ドラゴンクエストIX 星空の守り人).png|250x250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:主人公・男 (ドラゴンクエストIX 星空の守り人).png|250x250px|サムネイル]]
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ9%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ9)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%EF%BC%88DQ9%EF%BC%89%E3%80%91 【主人公(DQ9)】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
デフォルトネームは'''ナイン'''。『DQ4』以来となる性別の変更に加え、外見のカスタマイズができる。
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本作はマルチプレイを売りにしており、ゲーム開始時に性別や外見を自由にカスタマイズすることができる。外部出演ではデフォルト状態の男アバターが'''守り人ナイン'''の名で登場する。
    
天使界の新人守護天使である主人公は何者かの攻撃を受け、天使としての大半の力を失ったまま人間界のウォルロ村に落ちてしまう。村で出会った妖精サンディの助言を受けた主人公は、天使界に戻る手段である天の箱舟を動かすために必要な星のオーラを集めるため、行く先々で人助けをすることになる。やがて天の箱舟で天界に戻った主人公であったが、謎の声に導かれ再び地上の降り立ち、世界各地に散らばった女神の果実を回収する度に出る。その後、師匠である上級天使イザヤールとの一件で暗黒皇帝ガナサダイが率いる悪の帝国、ガナン帝国との戦いに巻き込まれていく。ガナン帝国との戦いに勝利した主人公であったが、その黒幕が師匠イザヤールの師にして優秀な上級天使であったエルギオスであることを知る。主人公は「天使は自身よりも上級の天使に対して逆らえない」という理を捨てるため、集めた女神の果実を使って人間となる。そして人間への深い憎悪によって天使の姿を捨てた堕天使エルギオスに引導を渡すため、再び戦いに身を投じるのであった。
 
天使界の新人守護天使である主人公は何者かの攻撃を受け、天使としての大半の力を失ったまま人間界のウォルロ村に落ちてしまう。村で出会った妖精サンディの助言を受けた主人公は、天使界に戻る手段である天の箱舟を動かすために必要な星のオーラを集めるため、行く先々で人助けをすることになる。やがて天の箱舟で天界に戻った主人公であったが、謎の声に導かれ再び地上の降り立ち、世界各地に散らばった女神の果実を回収する度に出る。その後、師匠である上級天使イザヤールとの一件で暗黒皇帝ガナサダイが率いる悪の帝国、ガナン帝国との戦いに巻き込まれていく。ガナン帝国との戦いに勝利した主人公であったが、その黒幕が師匠イザヤールの師にして優秀な上級天使であったエルギオスであることを知る。主人公は「天使は自身よりも上級の天使に対して逆らえない」という理を捨てるため、集めた女神の果実を使って人間となる。そして人間への深い憎悪によって天使の姿を捨てた堕天使エルギオスに引導を渡すため、再び戦いに身を投じるのであった。
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=== ドラゴンクエストX オンライン ===
 
=== ドラゴンクエストX オンライン ===
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dq10dic2nd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%E3%80%91 【主人公】 - DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki*]」および「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%91 【エックス】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
 
{{main2|詳細は「[https://wikiwiki.jp/dq10dic2nd/%E3%80%90%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%E3%80%91 【主人公】 - DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki*]」および「[https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%91 【エックス】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*]」を}}
シリーズ初のオンラインゲームである『DQ10』では、性別と外見、さらに種族も変えられる。タイトルムービーやプロモーションビデオに登場するデフォルト設定の主人公は、'''エックス'''の名で知られている。
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シリーズ初のオンラインゲームである『DQ10』では『DQ9』同様に性別と外見、さらにもうひとつの姿として別種族の姿も選ぶ事ができる。タイトルムービーやプロモーションビデオに登場するデフォルト顔の戦士装備の人間男は'''エックス'''と呼ばれており、外部出演でも彼が登場する。
 
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エテーネの村できょうだい(兄・姉・弟・妹のいずれかを選択、外見も設定可能)と共に暮らしていたが、冥王ネルゲルに襲撃され村は壊滅、自身も命を落とすが女神によって同時期に死亡した同名の別人の肉体を借りて復活させてもらい、故郷と自分の身体を取り戻し冥王ネルゲルを討伐する旅に出ることになる。グランゼドーラ王国にて勇者姫アンルシアを覚醒させたことで彼女を支え共に戦う「勇者の盟友」に選ばれる。このため『DQ5』以来の明確に勇者ではない主人公となった。
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『DQ10』の舞台はアストルティアと呼ばれる世界であり、5つの大陸と1つの諸島からなっている。各大陸には歴代シリーズの物語が神話として語り継がれており、歴代のキャラクターも時折登場する。あくまで神話で語り継がれる歴代シリーズとは別次元であるとされるが、登場人物のセリフには、「星空の守り人」「天の箱舟」などのキーワードが含まれており、『DQ9』世界の後日談であることが示唆されている。
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エテーネの村できょうだい(兄・姉・弟・妹のいずれかを選択、外見も設定可能)と共に暮らしていたが、冥王ネルゲルに襲撃され村は壊滅、自身も命を落とすが神々の導きにより同時期に死亡した同名の別種族の肉体を借りるかたちで生き返り、冥王ネルゲルを討伐する旅に出ることになる。ネルゲル討伐後のVer2の物語にて、勇者姫アンルシアを覚醒させたことで彼女を支え共に戦う「勇者の盟友」となった。このため『DQ5』以来の明確に勇者ではない主人公となった。
    
=== ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて ===
 
=== ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて ===
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