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|デビュー=メタルギア(1987年7月13日/MSX2)
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|デビュー=メタルギア<br />(1987年7月13日/MSX2)
 
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'''ソリッド・スネーク'''(Solid Snake)は、メタルギアシリーズに登場するキャラクター。
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'''ソリッド・スネーク'''(Solid Snake)は、コナミのメタルギアシリーズに登場するキャラクター。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
メタルギアシリーズの主人公。身長182cm、体重75kg。職業は傭兵、もしくは元特殊部隊(FOXHOUND)隊員。<br />
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『メタルギア』シリーズの主人公。身長182cm、体重75kg。職業は傭兵、もしくは元特殊部隊(FOXHOUND)隊員。<br />
日本人とアメリカ人の血を引くとされている。IQは180で、6ヶ国語に精通している。<br />
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1972年生まれで日本人とアメリカ人の血を引くとされている。IQは180で、6ヶ国語に精通している。<br />
1972年生まれなので、2008年現時点での年齢は35~36歳と思われる。<br />
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"ソリッド・スネーク"という名前はコードネームで本名はデイビット。ファミリーネームは不明。
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銃器、近接戦闘、語学などさまざまな分野に長ける潜入工作のエキスパート。<br />
 
銃器、近接戦闘、語学などさまざまな分野に長ける潜入工作のエキスパート。<br />
 
スキューバダイビングや落下傘降下の技能も持っている。<br />
 
スキューバダイビングや落下傘降下の技能も持っている。<br />
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通称「不可能を可能にする男」であり、過去3度にわたり、メタルギアと核兵器の脅威から世界を救った伝説の英雄。<br />
 
通称「不可能を可能にする男」であり、過去3度にわたり、メタルギアと核兵器の脅威から世界を救った伝説の英雄。<br />
目下、核搭載二足歩行兵器『メタルギア』撲滅のため、『オタコン』ことハル・エメリッヒらと共に活動中。<br />
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目下、核搭載二足歩行兵器"メタルギア"撲滅のため、オタコンことハル・エメリッヒらと共に活動する。<br />
 
ダンボール箱好き。敵の目を欺くためよくダンボール箱に隠れるため、「ダンボール箱に隠れているどっかの傭兵」と、他の作品で揶揄られる事が多い。<br />
 
ダンボール箱好き。敵の目を欺くためよくダンボール箱に隠れるため、「ダンボール箱に隠れているどっかの傭兵」と、他の作品で揶揄られる事が多い。<br />
禁煙運動のせいで喫煙者が少なくなった、という設定の世界において、かなりのスモーカーらしい。任務中でも煙草が手放せないようだ。本人曰く「煙草はお守り」。また冷静沈着な皮肉屋だが、かなりの女性好きでその性格はサムスなどに対する無線会話にも現れている。
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禁煙運動のせいで喫煙者が少なくなった、という設定の世界において、かなりのスモーカーらしい。任務中でも煙草が手放せないようだ。本人曰く「煙草はお守り」。また冷静沈着な皮肉屋だが、かなりの女性好きでその性格は[[サムス・アラン|サムス]]などに対する無線会話にも現れている。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ3作目の『スマブラX』に登場。2006年5月10日に『E3 2006』で参戦が発表された。
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シリーズ3作目の『スマブラX』に登場。2006年5月10日に『E3 2006』で参戦が発表された。隠しキャラクターとして登場している。
    
コナミからのゲスト参戦。シリーズ初のゲストキャラクターであるスネークの参戦の経緯は、『スマブラDX』の完成時に、スネークの生みの親でスマブラのファンの小島秀夫が[[桜井政博]]にスネークの参戦を希望したことから始まる<ref name="vol155">桜井政博のゲームについて思うことDX VOL.155</ref>。『スマブラX』でスネークの参戦が企画されてから決定するまでには、権利などの交渉や議論が1年近く続き、最終的に各方面から認められ参戦が決定した<ref>[http://www.kjp.konami.jp/gs/hideoblog/2006/07/000153.html HIDECHAN! ラジオ 第86回 (06.07.14)] - 13分20秒付近。</ref>。他社のキャラクターが参戦すること自体についての任天堂の見解は、「桜井政博に任せる」「滅多にないお祭りなので、より盛り上がって、より広がりが出たほうがいい」ということで難なく纏まった。
 
コナミからのゲスト参戦。シリーズ初のゲストキャラクターであるスネークの参戦の経緯は、『スマブラDX』の完成時に、スネークの生みの親でスマブラのファンの小島秀夫が[[桜井政博]]にスネークの参戦を希望したことから始まる<ref name="vol155">桜井政博のゲームについて思うことDX VOL.155</ref>。『スマブラX』でスネークの参戦が企画されてから決定するまでには、権利などの交渉や議論が1年近く続き、最終的に各方面から認められ参戦が決定した<ref>[http://www.kjp.konami.jp/gs/hideoblog/2006/07/000153.html HIDECHAN! ラジオ 第86回 (06.07.14)] - 13分20秒付近。</ref>。他社のキャラクターが参戦すること自体についての任天堂の見解は、「桜井政博に任せる」「滅多にないお祭りなので、より盛り上がって、より広がりが出たほうがいい」ということで難なく纏まった。
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デザインは『MGS2』のスニーキングスーツ、そして『MGS3』のネイキッド・スネーク<ref>『MGS3』の主人公。「ソリッド・スネーク」とは別人だが、顔は似ていて声優も同一人物。後の「ビッグ・ボス」。</ref>の顔立ちと迷彩服をベースとしており<ref name="vol155" />、「ソリッド・スネーク」として参戦しているが、メタルギアシリーズの各主人公の要素が散りばめられている。食べ物系アイテムを取得したときに時々「うますぎる!」「もっと食わせろ!」というセリフを発するときがあるが、これもネイキッド・スネークのみに見られる特徴である。
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デザインは『MGS2』のスニーキングスーツ、そして『MGS3』のネイキッド・スネーク<ref>『MGS3』の主人公。"ソリッド・スネーク"とは別人だが、顔は似ていて声優も同一人物。後の"ビッグ・ボス"」。</ref>の顔立ちと迷彩服をベースとしており<ref name="vol155" />、"ソリッド・スネーク"として参戦しているが、『メタルギア』シリーズの各主人公の要素が散りばめられている。食べ物系アイテムを取得したときに時々「うますぎる!」「もっと食わせろ!」というセリフを発するときがあるが、これもネイキッド・スネークのみに見られる特徴である。
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声は原作同様、大塚明夫が務める。
    
コンセプトは「豊富な重火器」<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ</ref>。主にCQCと呼ばれる格闘技と、重火器を用いて戦う。原作ではナイフや実銃も多用するが、スマブラでは他キャラクターとの絡みの配慮や<ref name="vol155" />、一般人が手に入れる可能性のある凶器は使わないという方針により、<ref>[http://www.famitsu.com/game/event/2006/05/11/264,1147329626,52988,0,0.html 宮本&桜井氏のトークから、最新作『スマブラ』を探る【動画を追加】 - ファミ通.com]</ref>、使わない。重火器も爆発がリアル・残酷に見えないように、冗談で済まされるように工夫されている<ref name="vol155" />。下スマッシュ攻撃の地雷のデザインが開発中に本物っぽいものからオモチャっぽいものに変更された経緯もある。
 
コンセプトは「豊富な重火器」<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ</ref>。主にCQCと呼ばれる格闘技と、重火器を用いて戦う。原作ではナイフや実銃も多用するが、スマブラでは他キャラクターとの絡みの配慮や<ref name="vol155" />、一般人が手に入れる可能性のある凶器は使わないという方針により、<ref>[http://www.famitsu.com/game/event/2006/05/11/264,1147329626,52988,0,0.html 宮本&桜井氏のトークから、最新作『スマブラ』を探る【動画を追加】 - ファミ通.com]</ref>、使わない。重火器も爆発がリアル・残酷に見えないように、冗談で済まされるように工夫されている<ref name="vol155" />。下スマッシュ攻撃の地雷のデザインが開発中に本物っぽいものからオモチャっぽいものに変更された経緯もある。
    
敵に見つからないようにコソコソ動くことが重要なことや、ジャンプ操作がないという原作のゲーム性を体現し、そのゲーム性を体現して各種運動性能は低く、特にジャンプ力など空中関係の移動性能は極端に悪い。そのかわり、コソコソ動いているときに繰り出せる攻撃の弱攻撃や強攻撃は高性能で、うまく操ろうとするほどコソコソした戦法になるようになっている<ref>2008年2月29日ファミ通増刊号「直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く後編<br />原作のスネークはジャンプしませんし、基本的にコソコソ動くため、あまりスピーディに動かず、ジャンプ力も最低という設定にしようと思いました。とにかく、地道だけど効くというバランスに徹していて、うまく操ろうとするほどコソコソした戦法になるような。たとえば手榴弾を置き逃げしたり、C4爆弾をこっそり仕掛けるといった戦法ですね。ただ、動きが遅い分は破壊力を大きくしてあります。</ref>。
 
敵に見つからないようにコソコソ動くことが重要なことや、ジャンプ操作がないという原作のゲーム性を体現し、そのゲーム性を体現して各種運動性能は低く、特にジャンプ力など空中関係の移動性能は極端に悪い。そのかわり、コソコソ動いているときに繰り出せる攻撃の弱攻撃や強攻撃は高性能で、うまく操ろうとするほどコソコソした戦法になるようになっている<ref>2008年2月29日ファミ通増刊号「直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く後編<br />原作のスネークはジャンプしませんし、基本的にコソコソ動くため、あまりスピーディに動かず、ジャンプ力も最低という設定にしようと思いました。とにかく、地道だけど効くというバランスに徹していて、うまく操ろうとするほどコソコソした戦法になるような。たとえば手榴弾を置き逃げしたり、C4爆弾をこっそり仕掛けるといった戦法ですね。ただ、動きが遅い分は破壊力を大きくしてあります。</ref>。
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また、ステージ"シャドーモセス島"では[[アピール#スマッシュアピール|スマッシュアピール]]をすることで無線通信をし、『MGS1』に登場した仲間と共に対峙するファイターについて会話をする。これは『[[スマブラfor]]』の[[ピット]]に継承されている。
    
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
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=== 亜空の使者 ===
 
=== 亜空の使者 ===
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"[[戦艦ハルバード]]"に潜入しており、ダンボールから出て調査を始める。<br />
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途中、侵入してきた[[メタナイト]]と[[ルカリオ]]から身を隠すためダンボールに入るが、ルカリオの波導(気やオーラ)を感じる力に見破られてしまう。<br />
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あっけなくバレてしまったが、ルカリオはスネークが敵ではないことを感じ、追ってきた亜空軍を対処するためメタナイト達とともに戦う。
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このルカリオに気付かれるシーンで出る!マークと効果音は『MGS』シリーズで敵に見つかった時の警告表示である。
    
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
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**『MGS3』、『MPO』、『MGS4』に登場する重火器で、シャゴホッド、戦闘ヘリなど大型兵器を破壊する際に必要な武器。
 
**『MGS3』、『MPO』、『MGS4』に登場する重火器で、シャゴホッド、戦闘ヘリなど大型兵器を破壊する際に必要な武器。
 
**余談だがRPG-7は厳密に言うとロケットランチャーと言うよりは無反動砲に分類される。
 
**余談だがRPG-7は厳密に言うとロケットランチャーと言うよりは無反動砲に分類される。
**スマブラXのように地面に向けて撃つのは自殺行為(致命傷を喰らう上に敵に発見される)。
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**スマブラのように地面に向けて撃つのは自殺行為(致命傷を喰らう上に爆音で敵に発見される)。
 
*上スマッシュ攻撃: 迫撃砲
 
*上スマッシュ攻撃: 迫撃砲
 
**『MGS4』の序盤に登場。原作では携行こそできないものの、高威力・広範囲かつ弾数無限の強力な兵器である。
 
**『MGS4』の序盤に登場。原作では携行こそできないものの、高威力・広範囲かつ弾数無限の強力な兵器である。
 
**ちなみに自分の真上に撃つのは自殺行為。
 
**ちなみに自分の真上に撃つのは自殺行為。
 
*下スマッシュ攻撃: マイン
 
*下スマッシュ攻撃: マイン
**地雷のデザインは、MSX版『メタルギア』のもの。開発中はもっと本物っぽいデザインだった。
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**地雷のデザインは、初代『メタルギア』のもの。開発中はもっと本物っぽいデザインだった。
 
*つかみ、つかみ攻撃: 締め付け / 前投げ: 投げ倒し / 下投げ: 拘束解除
 
*つかみ、つかみ攻撃: 締め付け / 前投げ: 投げ倒し / 下投げ: 拘束解除
 
**『MGS1』『MGS2』で敵兵に可能な攻撃動作。
 
**『MGS1』『MGS2』で敵兵に可能な攻撃動作。
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**『MGS』シリーズでおなじみのダンボール。隅でかぶっていれば何故か敵の目を欺いてやり過ごせる。ただし敵兵の目の前で動いたり変な所でかぶったりしているとばれる。
 
**『MGS』シリーズでおなじみのダンボール。隅でかぶっていれば何故か敵の目を欺いてやり過ごせる。ただし敵兵の目の前で動いたり変な所でかぶったりしているとばれる。
 
**スネークはダンボールに異様な愛着がある。
 
**スネークはダンボールに異様な愛着がある。
**ダンボールのデザインはロゴとタイトルが印字されたスマブラオリジナル。
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**ダンボールのデザインはロゴとタイトルが印字されたスマブラオリジナル。なお、『スマブラX』でのアピールはすべてこれである。
*通信
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*無線通信
**MGSシリーズで無線を聞く場面が描写されたときと同じポーズになる。しゃがんでこめかみ付近に手を当てる。
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**『MGS』シリーズで無線を聞く場面が描写されたときと同じポーズになる。しゃがんでこめかみ付近に手を当てる。
 
**メッセージウィンドウのキャラの顔グラフィックはMGS1仕様。
 
**メッセージウィンドウのキャラの顔グラフィックはMGS1仕様。
 
**実際はその間は無線の番号などのみが表示され、メッセージは下に出る。
 
**実際はその間は無線の番号などのみが表示され、メッセージは下に出る。
**会話の内容はサイコ・マンティス(MGS1の中ボス、人の心を読む能力に長ける超能力者)、オセロット(MGS全シリーズに登場し影で暗躍する敵役、銃と拷問のスペシャリスト)など原作に登場した人物の名前や、『恐るべき子供達計画』(最強の兵士のクローンを作成する計画の事)、「らりるれろ」(愛国者という組織名の隠語…というかMGS世界の要人は愛国者と喋ろうとすると体内のナノマシンによって舌がもつれてしまいこうなる)など、原作を知らないとわからないマニアックな内容がちらほら。ただ「らりるれろ」のインパクトは初めて見る人にはかなり強烈。
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**会話の内容はサイコ・マンティス(MGS1の中ボス、人の心を読む能力に長ける超能力者)、オセロット(『MGS』全シリーズに登場し影で暗躍する敵役、銃と拷問のスペシャリスト)など原作に登場した人物の名前や、恐るべき子供達計画(最強の兵士のクローンを作成する計画)、「らりるれろ」("愛国者達"という組織名の隠語…というか『MGS』世界の要人は愛国者と喋ろうとすると体内のナノマシンによって舌がもつれてしまいこうなる)など、原作を知らないとわからないマニアックな内容がちらほら。ただ「らりるれろ」のインパクトは初めて見る人にはかなり強烈。
    
==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
*しゃがみ / しゃがみ歩き
 
*しゃがみ / しゃがみ歩き
**MGSシリーズおなじみの匍匐、および匍匐前進。ただしスマブラではサイドビューでの見栄えを重視して<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ<br />“注目はホフク。オリジナルは肩も地面につけるものですが、『スマブラ』では見た目重視で、右肩を上げます”</ref>原作と違い右肩を上げている。
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**『MGS』シリーズおなじみの匍匐、および匍匐前進。ただしスマブラではサイドビューでの見栄えを重視して<ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 2ページ<br />“注目はホフク。オリジナルは肩も地面につけるものですが、『スマブラ』では見た目重視で、右肩を上げます”</ref>原作と違い右肩を上げている。
 
*ガケつかまり
 
*ガケつかまり
 
**『MGS2』以降におけるエルード。両手で崖につかまっている。
 
**『MGS2』以降におけるエルード。両手で崖につかまっている。
 
**『MGS1』でも崖につかまる場面はあるが、こちらは片手である。
 
**『MGS1』でも崖につかまる場面はあるが、こちらは片手である。
*登場演出
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*画面内登場
 
**『MGS2』のOP。着地の衝撃でステルス迷彩が壊れた、というもの。
 
**『MGS2』のOP。着地の衝撃でステルス迷彩が壊れた、というもの。
 
**登場する時の台詞「待たせたな」はソリッド・スネークの有名な台詞。
 
**登場する時の台詞「待たせたな」はソリッド・スネークの有名な台詞。
 
*食べ物アイテム取得時
 
*食べ物アイテム取得時
**時々「うますぎる!」「もっと食わせろ」と呟くが、この台詞の元ネタは『MGS1』『MGS2』のソリッド・スネークではなく、『MGS3』の主人公ネイキッド・スネークが最高に美味い食料を食べた時に発する台詞である。
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**時々「うますぎる!」「もっと食わせろ」と呟くが、この台詞の元ネタは『MGS1』『MGS2』のソリッド・スネークではなく、『MGS3』の主人公ネイキッド・スネークが最高に美味い食料を食べた時に発する台詞である。
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*無線通信に登場する人物
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**『MGS1』で登場したテロリスト鎮圧作戦の関係者。なお、スネークが撃墜された時の叫びは、『MGS』シリーズでゲームオーバーとなった際の無線通信の再現。また、声の担当は全て原作で担当した声優である。
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***ロイ・キャンベル
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***:元アメリカ陸軍軍人で旧FOXHOUND司令官。スネークからは大佐と呼ばれている。声の担当は青野武が務める。<br />『MGS1』時点では退役していたが、シャドーモセス事件発生により現場へ復帰し、かつての部下であり友人でもあるスネークを呼び戻して作戦遂行を依頼する。基本的に相手の情報や所属、特技などを教えてくれるのだが、[[ルイージ]]を対象にした通信では「永遠の二番手」「日陰者」「兄に勝る弟などいない」とやたら酷く罵ったあと、「らりるれろ!らりるれろ!らりるれろ!」と発狂しているが、「らりるれろ」については上述の通り、「愛国者達」という単語を喋ろうとすると体内のナノマシンの作用により、強制的に「らりるれろ」という言葉に置き換えられ、名称を口にすることもできなくなってしまう故の事である。『E3 2006』のムービーでは彼がスネークにスマブラ参戦への招待状が来たことを知らせている。
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***オタコン
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***:本名ハル・エメリッヒ。兵器開発の天才。声の担当は田中秀幸が務める。<br />メタルギアの演習参加中にFOXHOUNDの蜂起に巻き込まれ、最終調整のために協力を強いられていた。スネークと合流後は、無線で彼をサポートするようになる。オタコンという愛称は、実在するアメリカのオタクイベント『オタク・コンベンション』の略称であり、彼がその常連であることに由来する。[[カービィ]]を危険な生物だと思い込んでいるほか、[[キャプテン・ファルコン]]を対象にした通信では必殺ワザをスネークと共に叫んでくれる場面があるが、これは担当声優の田中秀幸がアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』でファルコンの声を担当していた事に由縁する。なお、スマブラでのファルコンの担当声優は堀川りょうでアニメとは異なる。
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***メイ・リン
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***:中国系アメリカ人の現役学生。声の担当は桑島法子が務める。<br />原作中では彼女に無線をすることでセーブすることができる。中国の故事・諺に詳しい。『MGS1』では最年少の10代ということで、[[ピーチ]]についてスネークが「二度とさらわれないように警備を強化したほうがいい」と現実的なことを発言した際に呆れたり、[[ピカチュウ]]をゲットしてきてほしいと懇願するなど、女の子らしさが出でいる。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
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任天堂ハードで発売されている作品を記述する。
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*METAL GEAR(1987/FC・2004/GC)
 
*METAL GEAR(1987/FC・2004/GC)
 
*[http://www.konami.jp/gs/game/ghostbabel/japanese/ METAL GEAR Ghost Babel](2000/GBC)  
 
*[http://www.konami.jp/gs/game/ghostbabel/japanese/ METAL GEAR Ghost Babel](2000/GBC)  
 
*[http://www.konami.jp/gs/game/mgs_tts/japanese/ METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES](2004/GC)
 
*[http://www.konami.jp/gs/game/mgs_tts/japanese/ METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES](2004/GC)
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*[http://www.konami.jp/mgs_se/ METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D](2011/3DS)
    
他多数。 [http://www.konami.jp/mgs_portal/jp/lineup_mg/ 公式のシリーズ一覧]
 
他多数。 [http://www.konami.jp/mgs_portal/jp/lineup_mg/ 公式のシリーズ一覧]
   −
==脚注==
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== 備考 ==
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[[ファイル:公式絵 X スネーク 旧.jpg|サムネイル|『スマブラX』での旧・公式絵。]]
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*『スマブラX』の公式サイト「スマブラ拳!!」が公開された当初にピットのページに載せられていた公式イラストは、後に「スマブラ拳!!」がリニューアルした際に[[ピット]]と共に差し替えられた。
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== 脚注 ==
 
<references/>
 
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匿名利用者