「マルス (3DS/Wii U)」の版間の差分
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'''マルス''' | '''マルス'''(Marth)は、[[スマブラ4]]で最初から使える[[ファイター]]。原作終盤の専用武器・「神剣ファルシオン」を使用して戦う。 | ||
スマブラにはDXから参戦し続けている。 | スマブラにはDXから参戦し続けている。 | ||
{{テンプレート:ワザ目次|空中ワイヤー=}} | {{テンプレート:ワザ目次|空中ワイヤー=}} | ||
{{-}} | {{-}} | ||
== ファイター性能 == | == ファイター性能 == | ||
『ファイアーエムブレム』シリーズの初代主人公。スマブラでは、[[リンク (3DS/Wii U)|リンク]]に次いで登場した剣士タイプのファイター。<br> | |||
リンクよりも剣速が速く、開発者によれば“流麗な剣質”を目指したとのこと。<br> | |||
そのコンセプトは剣先を当てたほうが威力が高いという性質に反映されており、かすらせるように華麗に攻撃を当てていくことが実戦でのダメージアップに繋がる仕様になっている。<br> | そのコンセプトは剣先を当てたほうが威力が高いという性質に反映されており、かすらせるように華麗に攻撃を当てていくことが実戦でのダメージアップに繋がる仕様になっている。<br> | ||
剣先が強いとはいっても、剣先でないと物足りなく感じるものから、重量級のスマッシュ攻撃に匹敵するほどの強烈なものまであり、ワザによってその強さはまちまち。<br> | 剣先が強いとはいっても、剣先でないと物足りなく感じるものから、重量級のスマッシュ攻撃に匹敵するほどの強烈なものまであり、ワザによってその強さはまちまち。<br> | ||
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剣を使った接近戦の強さが持ち味である反面、飛び道具を持たず、遠距離では何もできない。攻撃を当てるためには相手に近づく必要がある。<br> | 剣を使った接近戦の強さが持ち味である反面、飛び道具を持たず、遠距離では何もできない。攻撃を当てるためには相手に近づく必要がある。<br> | ||
また、復帰力も高いほうではなく、特に横に低く押し出されてしまうと戻ってこれないことが多い。<br> | また、復帰力も高いほうではなく、特に横に低く押し出されてしまうと戻ってこれないことが多い。<br> | ||
相手の守りを切り崩し戦況を打開する攻めの感性と、相手の攻めを軽やかに捌く対応力とが求められる。繊細な間合い管理の技量が問われる、技巧派のファイター。<br> | |||
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*長所 | *長所 | ||
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**空中攻撃の攻撃範囲に優れ、バランスの良いワザが多い。空対空や復帰阻止において一定の強さを持つ。 | **空中攻撃の攻撃範囲に優れ、バランスの良いワザが多い。空対空や復帰阻止において一定の強さを持つ。 | ||
**崖登り行動を狩る能力が高い。展開によっては相手を崖に釘付けにできることも。 | **崖登り行動を狩る能力が高い。展開によっては相手を崖に釘付けにできることも。 | ||
** | **シールド削り能力が高いワザ([[#通常必殺ワザ1]])を持っている。 | ||
** | **割り込みに使える無敵ワザ([[#上必殺ワザ1]])を持っている。カウンター([[#下必殺ワザ1]])と合わせて、切り返しの手段が豊富。 | ||
**[[カウンターワザ]]を持つ。割り込みや迎撃に便利なほか、威力が高いワザほど見てから反応しやすいため、相手のワザの攻撃力を逆用しやすい。 | **[[カウンターワザ]]を持つ。割り込みや迎撃に便利なほか、威力が高いワザほど見てから反応しやすいため、相手のワザの攻撃力を逆用しやすい。 | ||
** | **縦方向の復帰距離が長い。復帰ワザに無敵時間があるため、妨害もされにくい。 | ||
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*短所 | *短所 | ||
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==前作からの主な変更点 == | ==前作からの主な変更点 == | ||
デザインが『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』以降のデザインの要素を加えながら全面リニューアルしたものになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADOUgHsDkYhxg | デザインが『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』以降のデザインの要素を加えながら全面リニューアルしたものになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADOUgHsDkYhxg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/11/8</ref>。 | ||
剣先の威力が強力という特徴や、高い運動性能には変わりない。<br>他の多くのファイター同様にワザの威力が全体的に低下しているが、剣先は依然として強力なふっとばし力を持っている。 | |||
それから、今作では剣を使った攻撃の判定が全般的に弱くなっている傾向があり、以前ほどの優位性はない。<br>これまでの感覚で攻撃を重ねると、思わぬ攻撃に剣が相殺され、戸惑うことも多い。剣持ちであることのメリットが薄くなってしまった。 | それから、今作では剣を使った攻撃の判定が全般的に弱くなっている傾向があり、以前ほどの優位性はない。<br>これまでの感覚で攻撃を重ねると、思わぬ攻撃に剣が相殺され、戸惑うことも多い。剣持ちであることのメリットが薄くなってしまった。 | ||
また、空中攻撃の着地隙も他の多くのファイター同様に増加した。空中攻撃の性能の良さが大きな強みであったマルスにとっては大きな痛手。<br>それに加えて、主力ワザの[[#前空中攻撃]]の全体動作が長くなったこともあり、空中から仕掛けるリスクが増え、空中攻撃を当ててから攻撃を繋いでいくことも難しくなった。<br> | また、空中攻撃の着地隙も他の多くのファイター同様に増加した。空中攻撃の性能の良さが大きな強みであったマルスにとっては大きな痛手。<br>それに加えて、主力ワザの[[#前空中攻撃]]の全体動作が長くなったこともあり、空中から仕掛けるリスクが増え、空中攻撃を当ててから攻撃を繋いでいくことも難しくなった。<br>このため、地上戦の比重が高まり、間合い管理をしながら一発一発を的確に当てていくことがより求められるようになった。 | ||
一方で、新しいテクニックである[[テクニック#走行反転キャンセル|走行反転キャンセル]]との相性が良く、リーチの長い[[#横強攻撃]]・[[#横スマッシュ攻撃]]を有効に使える場面が増えた。 | 一方で、新しいテクニックである[[テクニック#走行反転キャンセル|走行反転キャンセル]]との相性が良く、リーチの長い[[#横強攻撃]]・[[#横スマッシュ攻撃]]を有効に使える場面が増えた。 | ||
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*[[#つかみ]] | *[[#つかみ]]と一部の通常攻撃のリーチがわずかに短くなった。 | ||
*[[#下強攻撃]]を使用した際に前進しなくなった。 | *[[#下強攻撃]]を使用した際に前進しなくなった。 | ||
*投げが前作より吹っ飛ぶようになり、[[#上投げ]]は十分バーストを狙えるものに。しかし投げ抜けを含め、投げからの確定連携が無くなった。 | *投げが前作より吹っ飛ぶようになり、[[#上投げ]]は十分バーストを狙えるものに。しかし投げ抜けを含め、投げからの確定連携が無くなった。 | ||
*[[#ニュートラル空中攻撃]]・[[#前空中攻撃]]・[[#上空中攻撃]] | *[[#ニュートラル空中攻撃]]・[[#前空中攻撃]]・[[#上空中攻撃]]の着地隙が増加した。一方で、[[#後空中攻撃]]と[[#下空中攻撃]]の着地隙は減少した。 | ||
* | *前空中攻撃の全体動作が長くなった。このため、小ジャンプから2連続で繰り出すことができなくなった。 | ||
*上空中攻撃の攻撃判定の消失が早くなり、後ろ側への攻撃範囲が小さくなった。 | *上空中攻撃の攻撃判定の消失が早くなり、後ろ側への攻撃範囲が小さくなった。 | ||
*下空中攻撃の剣の振り方が前→後ろから後ろ→前になった。 | *下空中攻撃の剣の振り方が前→後ろから後ろ→前になった。 | ||
*[[#通常必殺ワザ1| | *[[#通常必殺ワザ1|「シールドブレイカー」]]のシールド削りがかなり強化され、溜めなくても割れる寸前までもっていける。 | ||
*[[#横必殺ワザ1| | *[[#横必殺ワザ1|「マーベラスコンビネーション」]]が最後まで繋がりにくくなり、発生と後隙も悪化したため使い勝手が悪くなった。<br>とはいえ、DX時代よりは繋がりやすい。今作では上ルートが比較的安定。 | ||
*[[#上必殺ワザ1| | *[[#上必殺ワザ1|「ドルフィンスラッシュ」]]の無敵が4Fからになり、割り込み性能が減退。さらに威力と吹き飛ばしも少し落ちており、前作ほど決めワザとして頼れなくなった。 | ||
== ワザ == | == ワザ == | ||
101行目: | 102行目: | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*リーチと攻撃範囲はそこそこ優秀で、発動後のスキも少ないため連射が利く。ふっとばし力は少なく、威力も先端を当てなければ心許ない。 | *リーチと攻撃範囲はそこそこ優秀で、発動後のスキも少ないため連射が利く。ふっとばし力は少なく、威力も先端を当てなければ心許ない。 | ||
* | *当たった相手は後退するため、1段目を範囲ギリギリで当てると2段目が当たりにくい。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
135行目: | 136行目: | ||
**先端: 9% / 中間: 6% / 根元: 5% | **先端: 9% / 中間: 6% / 根元: 5% | ||
*発生: 6F | *発生: 6F | ||
* | *斜め前方~頭上~後方までの広範囲をカバーする斬撃。対空ワザとして申し分ない性能。 | ||
*剣を振り終わった後の硬直は長め。持続の短さも災いして、空中回避や空中ジャンプでのすかしに非常に弱い。ワザを出すタイミングには気をつけたい。 | *剣を振り終わった後の硬直は長め。持続の短さも災いして、空中回避や空中ジャンプでのすかしに非常に弱い。ワザを出すタイミングには気をつけたい。 | ||
*攻撃範囲が広く発生の早さも悪くないため、序盤の追撃にも使える。 | *攻撃範囲が広く発生の早さも悪くないため、序盤の追撃にも使える。 | ||
163行目: | 164行目: | ||
*発生: 10F / ホールド開始: 3F | *発生: 10F / ホールド開始: 3F | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*発生は早めで、踏み込むために前方へのリーチ・攻撃範囲も優秀。<br>根元を当ててもそこそこ飛ぶが、先端は凄まじいふっ飛ばし力があり、低%の重量級でも軽々とふっとんでいく、「剣の先端が強い」マルスの象徴のようなワザ。<br> | *発生は早めで、踏み込むために前方へのリーチ・攻撃範囲も優秀。<br>根元を当ててもそこそこ飛ぶが、先端は凄まじいふっ飛ばし力があり、低%の重量級でも軽々とふっとんでいく、「剣の先端が強い」マルスの象徴のようなワザ。<br>出は早いが後隙はやや大きいので、先端当てのためにも、できるだけ間合いを調節するようにしたい。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
173行目: | 174行目: | ||
**先端 (剣): 17% / それ以外 (剣): 13% / 土煙: 3% | **先端 (剣): 17% / それ以外 (剣): 13% / 土煙: 3% | ||
*発生: 13F / ホールド開始: 5F | *発生: 13F / ホールド開始: 5F | ||
* | *剣だけでなく、マルスの左右に広がる土煙にも攻撃判定がある。この判定は地上にいる相手にしか当たらない。そこを当てれば浮き上がり、続いて剣の根元部分にもヒットしやすい。 | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*見た目通り上方向へのリーチがかなり広いので、空中の相手を真上にとらえて剣先を当てるといい。台上の相手を狙うのも有効。 | *見た目通り上方向へのリーチがかなり広いので、空中の相手を真上にとらえて剣先を当てるといい。台上の相手を狙うのも有効。 | ||
193行目: | 194行目: | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
* | *前→後ろの順で攻撃する前後攻撃。発生が早くリーチも長いので混戦時で使いやすいが、発動後の隙が大きめなので、そこを突かれないように注意。 | ||
*後側のふっとばし力が強い。<br> | *後側のふっとばし力が強い。<br>他のファイターの前後攻撃と比べて、後側が出るのは遅くなかなか当てにくいが、相手の背後への回り込みを読むなりして当てることができれば、見返りは大きい。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
209行目: | 210行目: | ||
*2回攻撃を繰り出す[[連続ヒットワザ]]。 | *2回攻撃を繰り出す[[連続ヒットワザ]]。 | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
* | *攻撃判定の持続が短いマルスのワザの中では、2段攻撃のおかげで長時間攻撃判定が出る。そのため、置きワザとしても使いやすい。<br>着地隙が小さいので反撃されにくく、着地際に当てれば追撃がしやすい。1段止めも有力。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
223行目: | 224行目: | ||
*出が早く、範囲が広い。向かってくる相手を返り討ちにしたり、相手の攻撃を寸でのところで避わしてからの反撃するのに便利。<br>先端当てならガードされても反撃されにくく、攻め入るときにも使いやすい。 | *出が早く、範囲が広い。向かってくる相手を返り討ちにしたり、相手の攻撃を寸でのところで避わしてからの反撃するのに便利。<br>先端当てならガードされても反撃されにくく、攻め入るときにも使いやすい。 | ||
*先端当てはそこそこ飛ぶため、場外で当てれば復帰阻止となりやすい。 | *先端当てはそこそこ飛ぶため、場外で当てれば復帰阻止となりやすい。 | ||
* | *牽制ワザとしても重要。ショートジャンプ攻撃に強く、相手の先手を取って潰しやすい。<br>また、ジャンプの昇りで出したり、バックジャンプで後退しながら出したり、急降下を混ぜて強襲したりと、振り方次第で相手のさまざまな行動に対処できる。 | ||
*アイテムを生成し投擲する相手には、攻撃とアイテムキャッチを兼ねるローリスクなワザにもなる。 | *アイテムを生成し投擲する相手には、攻撃とアイテムキャッチを兼ねるローリスクなワザにもなる。 | ||
264行目: | 265行目: | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*[[メテオ]]ワザの中では発生が早めで、ふっとばし力も悪くない。一方で後隙は長く、空振りしたときに反撃を受けたり、場外で出した時の自滅のリスクは高い。<br>メテオの範囲は小さく、狙って当てるのは少々難しい。メテオにならずとも先端当てならそこそこ強く低くふっ飛ばすので、高%なら復帰阻止になりやすい。 | *[[メテオ]]ワザの中では発生が早めで、ふっとばし力も悪くない。一方で後隙は長く、空振りしたときに反撃を受けたり、場外で出した時の自滅のリスクは高い。<br>メテオの範囲は小さく、狙って当てるのは少々難しい。メテオにならずとも先端当てならそこそこ強く低くふっ飛ばすので、高%なら復帰阻止になりやすい。 | ||
*着地隙はかなり長く、ガードや回避をされると危険。<br>着地間際に攻撃を当てるなら[[#上空中攻撃]] | *着地隙はかなり長く、ガードや回避をされると危険。<br>着地間際に攻撃を当てるなら[[#上空中攻撃]]などのほうがリターンが大きいが、このワザでないと相手の隙に間に合わない・対空攻撃に対処できない、という状況もないわけではない。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
274行目: | 275行目: | ||
*平凡なつかみ。 | *平凡なつかみ。 | ||
*4方向の投げはどれも威力がかなり低い。 | *4方向の投げはどれも威力がかなり低い。 | ||
*他キャラの投げに比べると追撃も狙いにくい部類だが、距離を取る手段としては一定の役割を果たせる。<br> | *他キャラの投げに比べると追撃も狙いにくい部類だが、距離を取る手段としては一定の役割を果たせる。<br>密着状態が得意とは言えないマルスにとって、重要な切り返し手段の一つ。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
291行目: | 292行目: | ||
**4% | **4% | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*投げた後すぐ動けるようになるが、低% | *投げた後すぐ動けるようになるが、低%のうちからよくふっとぶので、コンボはしにくい。<br>相手の[[ふっとびベクトル変更]]次第ではあるものの、低%の相手ならダッシュから[[#前空中攻撃]]が繋がることがある。<br>基本的には、ふっとんだ後の相手の動きに対応して追撃を刺していくようにするといい。 | ||
*マルスの投げの中では最も動作が短い。 | *マルスの投げの中では最も動作が短い。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[投げ#後投げ|後投げ]] === | === [[投げ#後投げ|後投げ]] === | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="レッグフッカー"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="レッグフッカー"}} | ||
302行目: | 304行目: | ||
**4% | **4% | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
* | *崖を背負っているときに、掴んだ相手をとりあえず場外に出したいときはこれ。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[投げ#上投げ|上投げ]] === | === [[投げ#上投げ|上投げ]] === | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="キャスティング"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="キャスティング"}} | ||
316行目: | 319行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[投げ#下投げ|下投げ]] === | === [[投げ#下投げ|下投げ]] === | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="グラブドロップ"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="グラブドロップ"}} | ||
326行目: | 330行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[必殺ワザ#通常必殺ワザ|通常必殺ワザ]] === | === [[必殺ワザ#通常必殺ワザ|通常必殺ワザ]] === | ||
343行目: | 348行目: | ||
*先端当ては溜め無しでもよくふっ飛ぶので、シールド削りだけでなく撃墜用としても利用できる。 | *先端当ては溜め無しでもよくふっ飛ぶので、シールド削りだけでなく撃墜用としても利用できる。 | ||
*突き攻撃かつ腕を伸ばしきるモーションのため、リーチが非常に長く、ほとんどのワザに対して外から一方的に攻撃できる。<br>バックジャンプから出し、迎撃手段として用いるのも有効。 | *突き攻撃かつ腕を伸ばしきるモーションのため、リーチが非常に長く、ほとんどのワザに対して外から一方的に攻撃できる。<br>バックジャンプから出し、迎撃手段として用いるのも有効。 | ||
* | *空中版は発動時にわずかに前進するため、復帰に使えばわずかだが復帰距離を稼ぐことができる。最大溜めなら大きく前進する。<br>発動時に落下速度が減少するため、復帰のタイミングずらしにもなる。<br>しかし最大溜めには長い時間を要し、溜めている間も落下し続けるため、高い位置から溜め始める必要がある。<br>もっとも、それほどの高度があればこのワザを使わずとも復帰しやすい。たとえ使ったところで、トータルでの復帰距離はあまり変わらない。<br>強力な攻撃を繰り出しながら復帰できるという利点はあるものの、隙が大きいのでそこを叩かれる危険もある。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 通常必殺ワザ2 ==== | ==== 通常必殺ワザ2 ==== | ||
351行目: | 357行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 通常必殺ワザ3 ==== | ==== 通常必殺ワザ3 ==== | ||
357行目: | 364行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[必殺ワザ#横必殺ワザ|横必殺ワザ]] === | === [[必殺ワザ#横必殺ワザ|横必殺ワザ]] === | ||
376行目: | 384行目: | ||
***下 計12% (2%*4+4%) | ***下 計12% (2%*4+4%) | ||
*剣を振るモーションが終わった直後に必殺ワザボタンを追加入力することで、最大4回まで連続攻撃をすることができるコンビネーションワザ。<br>2段目は方向をニュートラルまたは上に、3、4段目は上、横、下に入力しながらボタンを押すことで剣を振る方向が変わり、それぞれ違った特性の攻撃を繰り出すことができる。 | *剣を振るモーションが終わった直後に必殺ワザボタンを追加入力することで、最大4回まで連続攻撃をすることができるコンビネーションワザ。<br>2段目は方向をニュートラルまたは上に、3、4段目は上、横、下に入力しながらボタンを押すことで剣を振る方向が変わり、それぞれ違った特性の攻撃を繰り出すことができる。 | ||
*追加入力の仕様は、多くの弱攻撃のコンビネーションとは別物で、かなり勝手が異なる。<br>剣を振るモーションが終わる前にボタンを押すと、次の入力を受け付けなくなるため、その後適切なタイミングでボタンを押したとしても次の段は出ない。<br> | *追加入力の仕様は、多くの弱攻撃のコンビネーションとは別物で、かなり勝手が異なる。<br>剣を振るモーションが終わる前にボタンを押すと、次の入力を受け付けなくなるため、その後適切なタイミングでボタンを押したとしても次の段は出ない。<br>よって、滅茶苦茶にボタンを連打するとコンビネーションは失敗する。 | ||
*発動時に少しだけ上向きの浮力が発生する。 | *発動時に少しだけ上向きの浮力が発生する。 | ||
===== 解説 ===== | ===== 解説 ===== | ||
*追加入力によってこのワザだけで最大18通りもの連続攻撃を繰り出すことができる。ダメージ優先なら下、場外に出すなら横、つなげるなら上と、使い分けが重要。<br> | *追加入力によってこのワザだけで最大18通りもの連続攻撃を繰り出すことができる。ダメージ優先なら下、場外に出すなら横、つなげるなら上と、使い分けが重要。<br>ちなみに、このワザにも先端判定と根元判定がある。先端は当てにくいが、ふっとばし力はかなり強い。 | ||
*4段目・下は合計ダメージは大きいがヒットストップずらしで脱出されやすく、全段ヒットはしにくい。また、0%付近の[[クッパ (3DS/Wii U)|クッパ]]はヒットさせても怯まない。<br>ヒットストップずらしをしない相手には有効だが、そうでない相手には上が安定。 | *4段目・下は合計ダメージは大きいがヒットストップずらしで脱出されやすく、全段ヒットはしにくい。また、0%付近の[[クッパ (3DS/Wii U)|クッパ]]はヒットさせても怯まない。<br>ヒットストップずらしをしない相手には有効だが、そうでない相手には上が安定。 | ||
*低%のうちは全段ヒットしやすくダメージ源として使いやすいが、どの段もふっとばし力が相手の蓄積ダメージの影響を受ける。<br>高%の相手、特に落下速度が遅い相手は浮きすぎて全段繋がることはまれ。しかし4段目のふっとばし力は高いので、うまく当てれば撃墜も可能。 | *低%のうちは全段ヒットしやすくダメージ源として使いやすいが、どの段もふっとばし力が相手の蓄積ダメージの影響を受ける。<br>高%の相手、特に落下速度が遅い相手は浮きすぎて全段繋がることはまれ。しかし4段目のふっとばし力は高いので、うまく当てれば撃墜も可能。 | ||
**大体100% | **大体100%越えの落下速度の遅い相手に対しては、1段目の根元を当てるようにすれば横ふっとばしになるため、次の段に繋がりやすい。<br>1段目(根元) → 2段目・横 → 3段目・横 → 4段目・上 ……は、高%でも繋がりやすくかつ撃墜も狙える。 | ||
*発生が早く、横必殺ワザは走りながらでも出せるので攻めの手段になる。<br>マルスはダッシュ攻撃の性能があまり良くないため、ダッシュ攻撃の代用として使っていくのも悪くない。<br> | *発生が早く、横必殺ワザは走りながらでも出せるので攻めの手段になる。<br>マルスはダッシュ攻撃の性能があまり良くないため、ダッシュ攻撃の代用として使っていくのも悪くない。<br>また、退きステップや歩行から振り返ってのすかし反撃も、攻防一体の返し技として有効。 | ||
* | *発生が早いため、シールド解除反撃の選択肢になる。<br>シールド解除横スマッシュが狙えるほどの隙ではないが、シールド解除弱や[[ガードキャンセル]]投げによる反撃では不満がある場合に。<br>ガード後、つかみが届かないケースにおいても有力な選択肢となる。 | ||
*攻撃判定が出続けているわけではないものの、比較的攻撃間隔が短く任意で4回まで攻撃を出せるため、相手のその場回避を狩りやすい。<br>持続に優れたワザに乏しいマルスにとっては貴重なワザ。 | *攻撃判定が出続けているわけではないものの、比較的攻撃間隔が短く任意で4回まで攻撃を出せるため、相手のその場回避を狩りやすい。<br>持続に優れたワザに乏しいマルスにとっては貴重なワザ。 | ||
*発動時に少しだけ上向きの浮力が発生する。<br>降下中に発動しても降下時の勢いに負けて浮き上がらないが、上昇中やジャンプの頂点で出せば少し浮き上がるので、上方向の復帰距離を伸ばすことができる。<br>滞空時間を稼ぐことができるので、復帰のタイミングをずらして対復帰阻止としたり、こちらから復帰阻止に出向く際にも便利。 | *発動時に少しだけ上向きの浮力が発生する。<br>降下中に発動しても降下時の勢いに負けて浮き上がらないが、上昇中やジャンプの頂点で出せば少し浮き上がるので、上方向の復帰距離を伸ばすことができる。<br>滞空時間を稼ぐことができるので、復帰のタイミングをずらして対復帰阻止としたり、こちらから復帰阻止に出向く際にも便利。 | ||
393行目: | 401行目: | ||
</gallery> | </gallery> | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 横必殺ワザ2 ==== | ==== 横必殺ワザ2 ==== | ||
398行目: | 407行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 横必殺ワザ3 ==== | ==== 横必殺ワザ3 ==== | ||
403行目: | 413行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[必殺ワザ#上必殺ワザ|上必殺ワザ]] === | === [[必殺ワザ#上必殺ワザ|上必殺ワザ]] === | ||
412行目: | 423行目: | ||
*'''ダメージ''' | *'''ダメージ''' | ||
**出始め: 11% / それ以降: 7% | **出始め: 11% / それ以降: 7% | ||
* | *技の威力は当てた場所に関係なく、発動直後が最も威力が高い。 | ||
* | *発動から少しの間、マルスが無敵になる。 | ||
*使用後はしりもち落下になる。 | *使用後はしりもち落下になる。 | ||
===== 解説 ===== | ===== 解説 ===== | ||
* | *上昇量は平凡だが、横にはわずかにしか動けない。復帰技としては少々物足りない復帰距離だが、速い上昇速度と無敵のおかげで復帰阻止はされにくい。 | ||
*発生が早く、無敵があるため、相手の攻撃をシールドで防いだ後、[[ガードキャンセル]] | *発生が早く、無敵があるため、相手の攻撃をシールドで防いだ後、[[ガードキャンセル]]からこの攻撃を出せば、ほとんどの攻撃に対して反撃できる。<br>多段攻撃をガードしている最中に割り込むことすら可能。<br>反撃手段として使いやすい反面、失敗すれば大きな隙を晒すため、成功する確信があるとき以外の使用は避けた方が良い。<br>単発ワザなのでまとまったダメージは与えられないうえ、攻撃後にしりもち落下になるため、当ててからの追撃も望めない。<br>相手が低パーセントのときは反撃してもあまりうまみが無いといえる。……むしろ、こちらのしりもち落下の隙を相手に狙われる危険性のほうが大きい。<br>ある程度相手のダメージが溜まるまでは、実用的な反撃手段にならないため注意。とはいえ優秀な割り込みで、リトル・マックの弱連にすら差し込めるので、使いどころを間違わなければとても優秀。また、崖攻防では比類なき崖メテオ性能があり、メテオをしにきた相手を復帰しつつ崖メテオしたりできる。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
426行目: | 437行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 上必殺ワザ3 ==== | ==== 上必殺ワザ3 ==== | ||
431行目: | 443行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[必殺ワザ#下必殺ワザ|下必殺ワザ]] === | === [[必殺ワザ#下必殺ワザ|下必殺ワザ]] === | ||
455行目: | 468行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
==== 下必殺ワザ3 ==== | ==== 下必殺ワザ3 ==== | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="?"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="?"}} | ||
460行目: | 474行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[最後の切りふだ]] === | === [[最後の切りふだ]] === | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="必殺の一撃"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="必殺の一撃"}} | ||
469行目: | 484行目: | ||
==== 解説 ==== | ==== 解説 ==== | ||
*名前の通り「必殺」のふっとばし力。ふっ飛んだ相手は地形に当たりでもしなければKOは必至。そのかわり斬りつけの範囲は小さいため、複数人を同時に攻撃することは難しい。 | *名前の通り「必殺」のふっとばし力。ふっ飛んだ相手は地形に当たりでもしなければKOは必至。そのかわり斬りつけの範囲は小さいため、複数人を同時に攻撃することは難しい。 | ||
* | *移動距離は極めて長く、空中や地続きのステージで使って外すと、位置によってはそのまま画面外まで突っ込んでしまう。誰にも当たらないと判断したらブレーキを。 | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[おきあがり攻撃|あおむけおきあがり攻撃]] === | === [[おきあがり攻撃|あおむけおきあがり攻撃]] === | ||
{{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="?"}} | {{ワザ名帯|キャラ=マルス|ワザ名="?"}} | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[おきあがり攻撃|うつぶせおきあがり攻撃]] === | === [[おきあがり攻撃|うつぶせおきあがり攻撃]] === | ||
481行目: | 498行目: | ||
{{-}} | {{-}} | ||
=== [[おきあがり攻撃|転倒おきあがり攻撃]] === | === [[おきあがり攻撃|転倒おきあがり攻撃]] === | ||
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=== [[ガケのぼり攻撃]] === | === [[ガケのぼり攻撃]] === | ||
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=== [[アピール]] === | === [[アピール]] === | ||
*上アピール | *上アピール |