「崖奪い」の版間の差分
(加筆) |
(脚注追加、本文修正) |
||
2行目: | 2行目: | ||
複数のキャラクターが1つのガケに同時に[[ガケつかまり]]をし続けることはできない。先客がいるガケに他のキャラクターが後からガケつかまりをした場合、先客は弾き出され、さらに一時的に操作ができない硬直状態になる。この、後からガケを掴んだキャラクターが先客からガケを奪うことができるシステム・テクニックを、'''ガケ奪い'''という。 | 複数のキャラクターが1つのガケに同時に[[ガケつかまり]]をし続けることはできない。先客がいるガケに他のキャラクターが後からガケつかまりをした場合、先客は弾き出され、さらに一時的に操作ができない硬直状態になる。この、後からガケを掴んだキャラクターが先客からガケを奪うことができるシステム・テクニックを、'''ガケ奪い'''という。 | ||
過去作ではガケ奪いは無かったため、復帰のためにガケつかまりせざるを得ない状況のキャラクターがいた場合、対戦相手は先にガケを掴むことでガケつかまりをできない状態にすることが復帰阻止の主な手段の一つだった。今作では、このガケ奪いの登場によって復帰阻止の形が大きく変化した。 | 過去作ではガケ奪いは無かったため、復帰のためにガケつかまりせざるを得ない状況のキャラクターがいた場合、対戦相手は先にガケを掴むことでガケつかまりをできない状態にすることが復帰阻止の主な手段の一つだった。今作では、このガケ奪いの登場によって復帰阻止の形が大きく変化した。<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlh09kRGg きょうの一枚]</ref> | ||
{{-}} | {{-}} | ||
13行目: | 13行目: | ||
ガケに2体目が掴まった時にまだ先客の強制ガケつかまり時間が過ぎていない場合、その時間が過ぎるまでは一時的に1つのガケに2体が同時に掴まっている状態になり、それが過ぎた後に先客はガケ奪いによって弾き出される。 | ガケに2体目が掴まった時にまだ先客の強制ガケつかまり時間が過ぎていない場合、その時間が過ぎるまでは一時的に1つのガケに2体が同時に掴まっている状態になり、それが過ぎた後に先客はガケ奪いによって弾き出される。 | ||
なお、ガケつかまりをしてから少し時間が経ったキャラクターからは即座にガケを奪えるが、大抵は追撃できない。<br /> | |||
なぜなら、ガケを奪った側にも“強制ガケつかまり時間”が生じ、硬直が終わり追撃しようとしたときには、ガケを奪われた側も既に硬直が解け動けるようになっているためである。 | なぜなら、ガケを奪った側にも“強制ガケつかまり時間”が生じ、硬直が終わり追撃しようとしたときには、ガケを奪われた側も既に硬直が解け動けるようになっているためである。 | ||
23行目: | 23行目: | ||
ガケ奪いをされる側・する側のガケつかまりをした時間が近いほど追撃がしやすい。<br /> | ガケ奪いをされる側・する側のガケつかまりをした時間が近いほど追撃がしやすい。<br /> | ||
[[ロックマン (3DS/Wii U)|ロックマン]] | [[ロックマン (3DS/Wii U)|ロックマン]]など、発生と範囲に優れる後空中攻撃を持っているファイターに有用なテクニック。ほとんどのファイターは後空中攻撃でないと追撃できないが、下空中攻撃でも追撃できる[[マルス (3DS/Wii U)|マルス]]のようなファイターもいる。 | ||
ガケ奪いから確定追撃を決めることだけが重要ではない。ガケ奪いは攻撃ではないため、ガケ奪いをされたキャラクターがそのまま再度ガケを掴んだ場合は無敵はつかない。よって、ガケを奪った側はすぐさまガケ登りをすれば、大変復帰を阻止しやすくなる。 | ガケ奪いから確定追撃を決めることだけが重要ではない。ガケ奪いは攻撃ではないため、ガケ奪いをされたキャラクターがそのまま再度ガケを掴んだ場合は無敵はつかない。よって、ガケを奪った側はすぐさまガケ登りをすれば、大変復帰を阻止しやすくなる。 | ||
29行目: | 29行目: | ||
==ガケ奪いの拒否== | ==ガケ奪いの拒否== | ||
先客は、前述の“強制ガケつかまり時間”中に“その場ガケのぼり”以外のガケのぼり行動(=先行入力できるガケつかまりからの行動)を入力しておくと、強制ガケつかまり時間の終了後、ガケから弾き出されずにガケを登ることができる。<br /> | 先客は、前述の“強制ガケつかまり時間”中に“その場ガケのぼり”以外のガケのぼり行動(=先行入力できるガケつかまりからの行動)を入力しておくと、強制ガケつかまり時間の終了後、ガケから弾き出されずにガケを登ることができる。<br /> | ||
よって、ガケ奪いから追撃するには先客がガケを掴んですぐにガケつかまりをする必要があるが、その分先客はガケ奪いの拒否を判断できる時間が伸びることになる。<br /> | |||
ガケつかまりからの読み合いはどちらにも様々な選択肢があると言える。 | ガケつかまりからの読み合いはどちらにも様々な選択肢があると言える。 | ||
42行目: | 42行目: | ||
*台端でシールド→スティックをガケ側に倒し、そのままシールド解除 | *台端でシールド→スティックをガケ側に倒し、そのままシールド解除 | ||
*:シールド解除分少し時間がかかるが、操作は極めて簡単。<br />台端には緊急回避で移動すれば台から飛び出してしまうことも無ければその後の操作に繋がるので良い。<br />シールドを挟むのはシールド中にあらかじめスティックを倒しておくことでダッシュが暴発するのを防ぐためであり、必ず必要な操作では無い。 | *:シールド解除分少し時間がかかるが、操作は極めて簡単。<br />台端には緊急回避で移動すれば台から飛び出してしまうことも無ければその後の操作に繋がるので良い。<br />シールドを挟むのはシールド中にあらかじめスティックを倒しておくことでダッシュが暴発するのを防ぐためであり、必ず必要な操作では無い。 | ||
*空中攻撃で崖際に着地→スティックをガケ側に倒し、そのまま崖掴まり | |||
*:空中攻撃で牽制し直後に崖奪いも狙っていく。ファイターによってはスティックを崖側に倒したままでも自動的に崖に掴まってくれる | |||
== 備考 == | == 備考 == | ||
*ガケ奪いによって得点権は移動しない。 | *ガケ奪いによって得点権は移動しない。 | ||
==脚注== | |||
<references/> | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |