「MOTHERシリーズ」の版間の差分

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'''{{PAGENAME}}'''は、任天堂から発売されているコンピュータゲームのシリーズ。ここでは、スマブラに出典された{{PAGENAME}}の要素について解説する。
'''{{PAGENAME}}'''は、任天堂から発売されているコンピュータゲームのシリーズ。ここでは、スマブラに出典された{{PAGENAME}}の要素について解説する。


1989年に発売された任天堂初のコマンド選択式RPG『MOTHER』を第1作とする。基本的なJRPGのシステムに則りながら、日本を代表するコピーライター・糸井重里のプロデュースによるユニークな作品性から、現在でもカルト的な人気を得ている。「現代アメリカ」を舞台とした本シリーズ第1作は、コンピューターRPGへヒロイック・ファンタジー以外のモチーフをメインに取り入れた先駆でもある。発売当時のセールスはあまり芳しくなかったものの、後続のゲームクリエイターらには本シリーズの影響を受けた者も少なくなく、後年にバーチャルコンソールとして配信された際にはシリーズ全3作が軒並み高いセールスを記録した。
1989年に発売された任天堂初のコマンド選択式RPG『MOTHER』を第1作とする。基本的なJRPGのシステムに則りながら、日本を代表するコピーライター・糸井重里のプロデュースによるユニークな作品性から、現在でもカルト的な人気を得ている。「現代アメリカ」を舞台とした本シリーズ第1作は、コンピューターRPGへヒロイック・ファンタジー以外のモチーフをメインに取り入れた先駆でもある。発売当時のセールスはあまり芳しくなかったものの、後続のゲームクリエイターらには本シリーズの影響を受けた者も少なくなく、後年にWii Uバーチャルコンソールとして配信された際にはシリーズ全3作が軒並み高いセールスを記録した。


スマブラシリーズには『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公([[ネス]])が『スマブラ64』から参戦しており、段々にMOTHERシリーズを出典とするコンテンツが採用。『スマブラX』からは『MOTHER3』からの要素も加わった。いずれも原作がゲーム中では2Dのドット絵、『MOTHER3』を除き宣伝用ではクレイモデルでも表現されているため、その多くが原作を活かしつつスマブラ独自の解釈を経て3D化されている。
スマブラシリーズには『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公([[ネス]])が『スマブラ64』から参戦している。ステージ・アイテム・BGMの出典は『スマブラDX』より採用。『スマブラX』からは『MOTHER3』を出典とする要素も加わった。『MOTHER3』を除き、キャラクターの多くがプロモーション用クレイモデルという形式で立体表現されていたが、原作本編はいずれも2Dのドット表現のため、その多くが原作を活かしつつスマブラ独自の解釈を経て3D化されている。


シリーズ全3作品のうち、海外展開も行われたのが『MOTHER2』のみだったことが、スマブラシリーズにおける本シリーズの扱いに大きく影響を与えている。また、シリーズは(少なくとも糸井重里の元では)完結が明言されているため、スマブラシリーズが本シリーズの再展開が行われる数少ない機会ともなっている。
シリーズ全3作品のうち、海外展開も行われたのが『MOTHER2』のみだったことが、スマブラシリーズにおける本シリーズの扱いに大きく影響を与えている。また、シリーズは(少なくとも糸井重里の元では)完結が明言されているため、スマブラシリーズが本シリーズの再展開が行われる数少ない機会ともなっている。