解説
ファイアーエムブレム『暗黒竜と光の剣(FC)』及び『紋章の謎(SFC)』の主人公。
英雄アンリの流れを汲むアリティア王国の王子で、自軍リーダーとして全章に参加する。心優しい性格で、人望が厚い。
原作では、他のユニットと違ってクラスチェンジが出来ないため、他のキャラほど強くはならない。
だが持ち武器であり、強敵の竜に大ダメージを与えられる神剣・ファルシオンは彼専用。
さらに唯一ラスボスに効果的なダメージを与えられる武器であるため、彼の育成は必須である(一応、他のキャラでも攻略はできる)。
アリティア王国は、マルスの父コーネリアスの治める平和な国であったが、
復活した暗黒地竜メディウスを王とするドルーア帝国連合軍の襲撃と、同盟国の裏切りによりアリティア王国は滅亡。
マルスは姉の助けで辛うじて命を取りとめ、僅かな騎士団と共に辺境のタリス王国に落ち延びていた。
タリスの暮らしは穏やかな物であったが、2年が経ったマルス16歳のある日、
タリス王国の王女シーダがペガサスを駆り、突如としてマルスの元へと急を告げにやって来た。
「城が海賊に占拠され、大勢の人が殺された。どうか父を助けて欲しい・・・」と。
この日よりマルスは立ち上がり、アカネイア大陸全土を巻き込む戦乱の物語にも大きな転換点が訪れることとなる。
ゲームスタート時の年齢は上記の通り16歳だが、ゲームクリアまでに設定上4年が経過する(紋章の謎2部スタート時で19歳となる)
ため、スマブラでの年齢は19~20歳前後であると予想される。
スネークの通信およびマントの紋章)により、スマブラでのマルスは既に大陸に平和をもたらした英雄である設定なので
16歳と言う事はありえない。
なお、スネークの通信にて、メイ・リンが「『マケドニア大陸』(海外版では『アリティア大陸』)を救った」と言うが、
正しくは『アカネイア大陸』。アリティアはマルスの故郷である大陸上の地方で、マケドニアはストーリー上敵対することになる国家の一つ。
又、シンプルで入手できるフィギュアの説明での『ドルーア王国』も誤記。正式には『ドルーア帝国』である。
今でこそ美形キャラクターの代表選手だが、ピットやリンクと同じくFC時代の公式絵はなかなか衝撃的。
(参考:http://www.nintendo.co.jp/fe/few_series.html#01)
ただし、2度目の出演となるSFCの『紋章の謎』の時点で現在スマブラで見られる姿とほぼ同じ外見を確立している。
『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』は、現在はWiiバーチャルコンソールで遊ぶことができる他、
DS版でのリメイク作品がそれぞれ発売されている。
世界各国で発売されているスマブラシリーズにあって、マルスとリュカは登場する原作が海外未発売だったが、
DS版「新・暗黒竜と光の剣」が海外でも発売され、ついに原作での海外デビューを果たした。
なおDS版新・暗黒竜と光の剣は、FC版『暗黒竜と光の剣』SFC版『紋章の謎』の生みの親である加賀昭三プロデューサー抜きの初のリメイク作品でもある。
3DSの最新作『覚醒』において、マルスの名を語る謎の仮面剣士が登場する。なお、マルスのいた時代から2000年が経過していて、マルスは英雄王と呼ばれている。
また、オンライン配信限定のキャラクターとしてより本人のマルスに近い「異界のマルス」が登場する。
代表作