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'''ドンキーコング'''(Donkey | '''ドンキーコング'''(Donkey Kong)は、『ドンキーコング』シリーズ、および『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
1981年にアーケード版『ドンキーコング』などに登場していた先代ドンキーコング(『スーパードンキーコング』から「クランキーコング」に改名)の孫息子。スマブラにおける経歴の紹介ではこの先代のものも含んでいる。 | |||
2代目はレア社開発の『スーパードンキーコング』で、3Dプリレンダの美しいグラフィックで華々しくデビュー。以後、『ドンキーコング』シリーズの主人公として幅広く活躍し、「DK」の愛称で親しまれることとなる。先代との縁か、『マリオカート』シリーズなど[[マリオ]]の名を冠するゲームに出演することも多い。 | |||
相棒の[[ディディーコング]]を始め、アニマルフレンドなど多くの仲間がいる。 | |||
先代は悪役としての出番が多かったが、2代目は正義のヒーローとしての活躍が主である。ただ、「ドンキー(Donkey)」には「マヌケ」という意味があり、その名の通りドジで頼りない一面も。 | |||
体格は『スーパードンキーコング』などドンキーが主役のゲームではディディーに近いやや小柄な体格であるが、『マリオ』シリーズやスマブラでは大柄なキャラクターであることが多く、任天堂全体としては一定していない。 | |||
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | ||
シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018] | シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。シリーズ全作で、最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。 | ||
デザインは『スーパードンキーコング』シリーズのものをベースにしており、体格は大型で『マリオカート64』などの『マリオ』シリーズ寄りである。 | デザインは『スーパードンキーコング』シリーズのものをベースにしており、体格は大型で『マリオカート64』などの『マリオ』シリーズ寄りである。 | ||
最大級の重量とパワーとリーチ、身体の大きさを持ち、キック、ビンタ、頭突きと己の肉体のみを駆使して戦う。しかし決してありきたりな鈍重パワーファイターではなく、高い運動性、相手を持ち上げて移動する「リフティング」や相手を地面に埋める「ドンキーヘッドバット」などユニークでトリッキーなワザも兼ね揃えている。大型アイテムを持ち上げたままジャンプできるのはドンキーだけの特権。 | |||
『スマブラ64』では最大の重量・サイズ、そしてとびきりの隙の大きさを持った、いろいろな意味で「いちばん」を持ったファイターであった。<br /> | 『スマブラ64』では最大の重量・サイズ、そしてとびきりの隙の大きさを持った、いろいろな意味で「いちばん」を持ったファイターであった。<br /> | ||
特に、通常必殺ワザの「ジャイアントパンチ」は最大タメで30%台から撃墜を狙えるという、『スマブラ64』最強のふっとばし力を誇るワザだった。 | |||
『スマブラDX』からはカートゥーン風ドタバタ感を狙ったデザインとなり、<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0904/index.html 速報スマブラ拳!! : ドンキーコング]</ref>、諸々の動作や表情が大げさでコミカルなキャラクターになっている。<br /> | 『スマブラDX』からはカートゥーン風ドタバタ感を狙ったデザインとなり、<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0904/index.html 速報スマブラ拳!! : ドンキーコング]</ref>、諸々の動作や表情が大げさでコミカルなキャラクターになっている。<br /> | ||
前作では最重量のファイターであったが、『スマブラDX』ではその座を[[クッパ]] | 前作では最重量のファイターであったが、『スマブラDX』ではその座を[[クッパ]]に明け渡し2番目となった。<br /> | ||
また新規追加となる横必殺ワザに、相手を頭突きで地面にめり込ませる豪快なワザ「ドンキーヘッドバット」を獲得。このワザは空中ではメテオワザとなるため、これにより空中で使えるメテオワザが3種と最も多く持つファイターとなり、攻撃的な性質がより強調された。<br /> | |||
しかし『スマブラDX』からのメテオワザの隙増加方針の影響でメテオワザの空中前攻撃と空中下攻撃の出が遅くなったことと、大きい身体のサイズや復帰力が低いことなどで、攻められると脆い一面もある。 | |||
『スマブラX』では多くのファイターが過去作よりも撃墜力が低下した中、ドンキーコングは前作と同等かそれ以上の撃墜力をキープしており、よりオフェンシブファイターとしての印象が強まった。<br /> | 『スマブラX』では多くのファイターが過去作よりも撃墜力が低下した中、ドンキーコングは前作と同等かそれ以上の撃墜力をキープしており、よりオフェンシブファイターとしての印象が強まった。<br /> | ||
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=== [[亜空の使者]]における役割 === | === [[亜空の使者]]における役割 === | ||
{{節スタブ}} | {{節スタブ}} | ||
クッパによって奪われたバナナを取り戻すためにディディーコングとともに立ち上がる。しばらくしてバナナを見つけるも、これはクッパが仕組んだ罠で、"ダークキャノン"でディディーが狙われる。それを知ったドンキーは、ディディーを庇うが、その代償でフィギュア化され亜空軍にとらわれてしまう。その後エインシャント島に連行されそうになるが、ディディーがフォックス・ファルコの助けなどもあって救出する。さらにキャプテン・ファルコンとキャプテン・オリマーも協力し、亜空間爆弾工場へ突入する。 | |||
=== ゲーム中の解説 === | === ゲーム中の解説 === | ||
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==== ワザ ==== | ==== ワザ ==== | ||
*弱攻撃2段目 | *弱攻撃2段目 | ||
** | **『スーパードンキーコング2 ディディー&ディクシー』でディディーコングとディクシーコングが倒したキャプテンクルールに、ドンキーが放つアッパーに多少似ている。拳が一番高い位置の時のポーズが近い。あまり振りかぶらなかったり、足の左右などは違うが。 | ||
{{SG | {{SG | ||
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_弱2.png]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_弱2.png]] | ||
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**ドンキーのアクションゲームにおけるダッシュ攻撃(ローリングアタック)を元にしている。 | **ドンキーのアクションゲームにおけるダッシュ攻撃(ローリングアタック)を元にしている。 | ||
*前空中攻撃 | *前空中攻撃 | ||
** | **『ドンキーコング64』でのジャンピングアタック。 | ||
**ただし、ジャンピングアタックの初出は『スマブラ64』が先。 | |||
*上必殺ワザ:スピニングコング | *上必殺ワザ:スピニングコング | ||
** | **『スーパードンキーコング2 ディディー&ディクシー』に登場したディクシーコングのポニーテールスピンが元になっている。 | ||
{{SG | {{SG | ||
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_上B.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_上B.jpg]] | ||
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*下必殺ワザ:ハンドスラップ | *下必殺ワザ:ハンドスラップ | ||
**『スーパードンキーコング』や『ドンキーコング | **『スーパードンキーコング』や『ドンキーコング リターンズ』など、ドンキーが出演する多くのアクションゲームに登場するアクション。これで敵を倒すことはもちろん、地中に埋まったアイテムを掘り起こすこともできる。 | ||
{{SG | {{SG | ||
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_下B.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_ドンキーコング_下B.jpg]] | ||
}} | }} | ||
*最後の切りふだ:タルコンガビート {{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | *最後の切りふだ:タルコンガビート {{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | ||
** | **『ドンキーコンガ』とその周辺機器「タルコンガ」。コンガは細部まできちんと再現されている。流れている曲は「JUNGLE LEVEL」。 | ||
**攻撃手段としての元ネタは『ドンキーコング64』の「ボンゴ・ブラスター」だろう。こちらはタイミングよくボタンを押す必要は無い。 | **攻撃手段としての元ネタは『ドンキーコング64』の「ボンゴ・ブラスター」だろう。こちらはタイミングよくボタンを押す必要は無い。 | ||
** | **『ドンキーコンガ』では操作側が分かりやすいように右左逆に叩いてくれるが、スマブラでもタルコンガを前後ろ反対にしている(スタートボタンの位置で判別可能)。 | ||
**『スマブラfor』では、音符とコンボ数が表示されるようになった。 | **『スマブラfor』では、音符とコンボ数が表示されるようになった。 | ||
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*空中ジャンプ後落下 | *空中ジャンプ後落下 | ||
** | **『スーパードンキーコング』でタイヤ(スプリングのような仕掛け)の上でジャンプした時等の落下のポーズ。 | ||
*リフティング | *リフティング | ||
**『スーパードンキーコング』でアイテムのタルを運ぶ動作。 | **『スーパードンキーコング』でアイテムのタルを運ぶ動作。 | ||
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}} | }} | ||
*[[勝利演出]]:頭上で握った両手を振る。 | *[[勝利演出]]:頭上で握った両手を振る。 | ||
** | **『スーパードンキーコング』でボーナスステージやボスをクリアした時にとるポーズの一部。こちらを向いて拍手し、両手の親指を3回立てて、最後にこの動きをする。 | ||
*上アピール {{有無|X}}以降 / [[勝利演出]]:ドラミングする。 | *上アピール {{有無|X}}以降 / [[勝利演出]]:ドラミングする。 | ||
**『スーパードンキーコング』での待機モーション。 | **『スーパードンキーコング』での待機モーション。 |