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参戦ムービー > 参戦ムービーの一覧 (SP)

発売前に公開された参戦ムービー

Nintendo Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ 初登場映像

スマブラSP 初公開映像.png

2018年3月9日放送の『Ninetndo Direct 2018.3.9』の最後に事前予告なしで初公開された。インクリングが登場したが、この時点では参戦が発表されず、タイトル自体の詳細も伏せられていた。

プロットの書き起こし

白い空間にパシャパシャと塗られるインク。インクの中を泳ぐイカが飛び出てインクリングのガールになった! スプラシューターを撃ちまくるその先には青いインクをまき散らすボーイ。2人は縦横無尽に駆け回りナワバリバトルを繰り広げる!

ガールの「スプラッシュボム」を避けるボーイ、追いかけるガール! しかし、空間は暗くなる……
立ち止まったガールは後ろから光に照らされていることに気づいて振り返り、驚きの顔を見せた。その目に映ったものは……
燃え盛る『スマブラ』のマークだった。そして、その前に立つオーバーオールと帽子の男英傑の服をまとった青年をはじめとする数多のファイターたちの姿に、2人は立ち尽くしていた―――

最後に『大乱闘スマッシュブラザーズ』のロゴが挿入され、2018年発売であることが発表された。

元ネタ・備考

  • 『Ninetndo Direct』内では直前まで『スプラトゥーン2』の新情報を立て続けに公開していたので、また『スプラトゥーン』の情報であると視聴者を誤認させ不意を突くような形になった。
  • ムービー冒頭でインクリングが登場するシーンは、E3 2014の『スプラトゥーン』初公開映像冒頭のオマージュ。
  • ムービー終盤で流れる曲(歌声)は、後に公開される本作のメインテーマと同じフレーズ。この曲は「灯火の星」のオープニングムービーにも使用されている。
  • 燃えるスマブラマークの前にいたシルエットの中で誰がどこに立っていたのかは明らかではないが、サムスクッパドンキーコングのシルエットは特徴的で識別は容易。

参戦ファイター紹介映像

【スマブラSP】参戦ファイター紹介映像.png

2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で初めて公開された、歴代参戦ファイターが全員登場する紹介映像。

続々とファイターが登場する中、『スマブラX』まで参戦していたアイスクライマーを初めとする復活ファイターの登場、初登場映像で登場したインクリングが正式に参戦、そしてシリーズ初のゲスト参戦キャラだったスネークの登場と同時に「全員登場」の字幕が表示され、本作に参戦するファイターが、前作『スマブラfor』で参戦しなかったファイターを含めて全員参戦することが明らかにされた。この後もファイターたちが登場していき、最後に本作のタイトル名が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』であることが発表された。

元ネタ・備考

  • 同じシーン内に同時に登場したファイターは、キャラクターの特徴や同じ原作繋がり以外にも、以下のような関連性がある。
    • メタナイトミュウツーは「逆襲」というキーワードに縁がある。それぞれ、『星のカービィ スーパーデラックス』のゲームモードの一つ「メタナイトの逆襲」、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』が元ネタ。
    • プリンピチューは、初参戦した当時は、意図的に弱く作られたハンデキャラクター。
    • ドクターマリオロボットダックハントは、いずれも原作の制作に横井軍平が関わった作品。
    • 最後に登場したルイージヨッシーは、それぞれ『スマブラDX』と『スマブラfor』では諸事情により、『スマブラ64』参戦ファイターの中で最も参戦発表が遅れた経緯がある。
  • カービィのシーンで登場したボンバーは、『スマブラSP』で最初に登場したアイテムである。
  • 曲が静かに転調するパートでゼルダシークが登場するシーンは、『スマブラDX』のオープニングムービーでの登場シーンと一致している。

リドリー:狩猟の魔爪

【スマブラSP】狩猟の魔爪.png

2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』の最後に公開された。

プロットの書き起こし

暗い研究施設を慎重に歩くサムスマリオロックマン。しかし、何者かに攫われ尾に身体を貫かれ一人、また一人と姿を消してしまう。一人残されたサムスは振り返りアームキャノンを構える。取り残されたマリオの帽子が落ちている床が震える。

床を突き破って現れたのは、サムスにとって因縁深い宿敵"リドリー"だった。リドリーはマリオの帽子を手に狡猾な笑みを浮かべる。

(ゲーム映像)鋭い尾やブレス、さらに敵を地面に引きずる残虐な攻撃を見せつける。メタリドリーの姿も見られる。そしてサムスとの対決。サムスをスターシップに叩き付ける。スターシップは退避しようとするが、リドリーは逃さず熱光線「デストロイビーム」を放ち撃墜する……
(ムービーパート)しかし、リドリーはまだ仕留めていないことに気づく。次の瞬間、パワードスーツを失ってもなお抵抗するサムスの姿が飛び込んだ。サムスの反撃が始まる―――

元ネタ・備考

  • ロックマンリドリーにやられる時のカットでは、原作でロックマンがミスした時の爆散音が鳴っている。
  • リドリーが登場する時の、バイザー越しにサムスの表情とリドリーが写るカットは、『メトロイド ゼロミッション』での邂逅シーンの再現。
  • リドリーがマリオの帽子を指に掛けて回す仕草は、『スーパーマリオ オデッセイ』の初公開映像でマリオが登場した時の仕草と同じ。『スマブラ』のゲーム中では描写が少ない嗜虐的で知能が高いことを表現している。
  • リドリーを攻撃するメトロイド気絶から回復するピカチュウのカットは、『メトロイド サムスリターンズ』終盤のリドリーを攻撃しサムスを助けるベビーメトロイドの構図に似ている。

シモン/リヒター:ヴァンパイア・キラー

【スマブラSP】ヴァンパイア・キラー.png

2018年8月8日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8』の冒頭で公開された。

プロットの書き起こし

雨の降りしきる中、とある城にローブをかぶった人影が入る。城の奥から響く悲鳴。この城に迷い込んだルイージはミイラ男の群れに襲われていた。ライトを当てるが怯まず、必死の抵抗でオバキュームのノズルを飛ばすも一瞬止まるだけ……。ミイラ男の群れから逃れるが、メディウサに睨まれまた逃げる。逃げに逃げた果てで死神と遭遇し、ついにルイージは白目をむき失神。魂を刈り取られてしまった。

ルイージの魂を手にする死神。しかし、そこに鉄球の付いた鎖鞭が飛び死神の頬を砕く。ムチが引き戻された先には先ほどの人影がおり、ローブを脱ぎ捨てる。彼は幾度となくドラキュラを討伐してきたヴァンパイア・キラー"シモン・ベルモンド"である。シモンは十字架の武器「クロス」を投げつけ死神を一撃で討伐する。

(ゲーム映像)カムイの「竜穿」をも超えるリーチを持つ鞭「ヴァンパイア・キラー」やドラキュラ討伐で使ったいくつかの道具が紹介される。フランケンシュタイン&のみ男や狼男も登場。

そして、シモンはドラキュラ城の主であるドラキュラ伯爵と対峙するも苦戦。
(ムービーパート)ドラキュラ伯爵の放つ炎が迫る。が、その炎は紺服の青年が持つもう一つのヴァンパイア・キラーにより振り払われる。炎をかき消しながら青年"リヒター・ベルモンド"は言い放つ。
「滅びよ! ここはお前の住む世界ではない!!」

(ゲーム映像)リヒターのアクションを紹介。さらに彼と縁のある人物アルカードも登場。
ドラキュラ伯爵にシモンの「クロス」とリヒターの「アッパー」が炸裂。シモンとリヒター、同じ宿命を背負った二人の"ヴァンパイア・キラー"がここに邂逅を果たした。

ここで、悪魔城ドラキュラシリーズとのコラボレーションであることが発表された。「×」は武器の「クロス」で表現。

(ムービーパート)最後に、取り残されたルイージは霊体から肉体に戻ろうとするが、カーミラと目が合い……
ドラキュラ城にまた、悲鳴が響き渡る―――

元ネタ・備考

  • ムービー名の「ヴァンパイア・キラー」は原作では、ドラキュラに対抗する一族の称号、彼らが使う鞭の正式名、ゲームシリーズを代表する楽曲の名と、複数の要素で使用されている用語である。
  • このムービーでルイージが背負っているオバキュームは過去作とは異なるデザインとなっている。これは後に公開された『ルイージマンション3』の初公開映像で、最新作準拠のデザインであることが判明した。また、当時はルイージのワザとして登場するかも不明だったため、これが本作でのオバキュームの初出となった。
  • リヒター登場時のセリフは、『悪魔城ドラキュラX 血の輪舞』でドラキュラ伯爵を倒した時の会話からの引用。このシーンがプロローグとなる『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』ではドラキュラ伯爵と対峙した時に言い放つ。
  • "とある星"で雨の中拳を高く上げるアピールをするリヒターのカットは、原作で彼が使う「聖水」のアイテムクラッシュ「ハイドロストーム」の再現。
  • ゲーム映像の殆どのシーンでシモンとリヒターが右を向いているのは、『悪魔城ドラキュラ』、ひいては横スクロールアクションゲームの左から右に進む風潮に沿ったものかもしれない。ドラキュラ伯爵戦の部屋は例外的に左に進むという伝統がある。
  • 欧米圏のSNS上のユーザーの間ではこのムービーについて「ルイージが死んでしまった」と話題になった。このことについて、任天堂の対戦ゲームタイトルの話題を取り扱うNintendo UK VSは「ルイージは大丈夫(Luigi is okay)」と反応した[1]

キングクルール:ライバルたち

【スマブラSP】ライバルたち.png

2018年8月8日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8』の最後に公開された。

プロットの書き起こし

『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』『スターフォックス』『メトロイド』。それぞれの世界のヒーローたちとライバルが対峙するイラストが流れるように映り―――途切れる映像。

テレビを消して大あくびをかくドンキー。家でディディーと退屈そうにだれている。そんな中大きな揺れが。何事かと窓に張り付く二匹。そこには王冠をつけた見覚えのある影。まさか、ヤツが帰ってきたのか!?

……と思ったら、実はデデデが変装した姿だった。
ドンキーとディディー、あぜん。

イタズラ大成功と言わんばかりに笑いはしゃぐデデデ。しかし、そんなデデデを背後から現れた本物のヤツがぶっ飛ばす! そう、"キングクルール"がやってきた!
ドンキーとディディー、ビックリ仰天!!!
鼻息荒く巻き、キングクルールが咆える!!

(ゲーム映像)巨体を活かした豪快な攻撃やキャプテン・クルール、バロン・クルールのアクションなど原作で見せた様々なワザを紹介、そして「ブラストマティック砲」がDKアイランドもろともヒーローを爆砕する!!

(ムービーパート)ライバルは帰ってきた。ジャングルを駆けるドンキーとクルール、太陽を背に拳と拳(とディディーのキック)が激突した!!

(ゲーム映像)倒れているクルール。この勝負はドンキーとディディーの勝ちでTHE END?

元ネタ・備考

  • 冒頭のリンクゼルダガノンドロフが対峙するカットは、メタ的には全員面識がない(本作のリンク・ゼルダ・ガノンドロフはそれぞれ別々の作品からの出典で、リンクとゼルダは作品ごとに別人)。一応対峙する宿命という意味では間違いない。
  • 壁には初代ドンキーコングのドット絵が飾られている。ちなみに原作ではガールフレンドのキャンディーコングのポスターを飾っていることが多い。
  • キングクルールが姿を表した時にドンキーディディーの目玉がガラスを貫いて飛び出す演出は『スーパードンキーコング2』のボス戦の演出の再現。ボスを目にしたディディーとディクシーが同じように目玉が飛び出す。
  • "海賊船"でネスたちに頭を踏まれるのは、『スーパードンキーコング』のラスボス戦の再現。原作では、投げた王冠を避け、ガラ空きの頭を踏みつけることでダメージを与えられる。
  • クルールとドンキーが激突するシーンで、ドンキーはWii版『PUNCH-OUT!!』に登場した際に使用したボクシンググローブを着けている。
  • 最後のカットは、『スーパードンキーコング』で一定のダメージを与えると死んだフリをして偽スタッフロールが流れるシーンのオマージュ。

しずえ:はたらきものの夢

【スマブラSP】はたらきものの夢.png

2018年9月14日に放送された『Nintendo Direct 2018.9.14』の最後に公開された。

プロットの書き起こし

今日も役場でてきぱきと仕事をこなしていく村長(あなた)の秘書しずえさん。一息ついたしずえさんはあなたに「やっと、今日の仕事が終わりそうですね」と声をかけます。

(選択肢が表示される)
▶ちょっとは休んだら?
もっとがんばろう!

あなたは休むことを勧めますが、「いえいえ! お気づかいは うれしいですが、 とっても楽しい お仕事ですから!」と丁寧に断られます。

ただ、ちょっと思うことがあるようで、「だけど、村長は 大乱闘やら キャンプやらに あけくれているようですし・・・」「いっそ このわたしが 村長さんに なってしまうというのは・・・」と甘い夢にふやけます。
「・・・・・・」「いやいや! それはないですよね!!」

そのときドアをノックする音が。ぺりおさんが郵便を届けにきました。
「お手紙でーす!」
「ぺりおさん、いつもおつかれさまです!」

ぺりおさんを見送ったしずえさんは「なんでしょうね・・・」とお手紙を読んでみると・・・・・・
「わたしが 参戦!?」
しずえさん戦!!
大きくおどろいたしずえさん。受け取ったお手紙、それは大乱闘への招待状だったのです!

(ゲーム映像)役場から“とびだした”しずえさんはいろいろな道具を使って戦います。最速ハリネズミのソニックさんも「標識」でストップ!
かっぺいさんのバスに乗り、大乱闘の舞台へ!(後ろにはむらびとが「ハニワくんロケット」で追いかける姿も)

最後は「みなさ~ん! 応援してくださいね!!」に手を振ってみんなにごあいさつ。

元ネタ・備考

  • 『Nintendo Direct』の初公開時では導入部のカットはない。また、このムービーの後にNintendo Switch用『どうぶつの森』最新作が初めて発表された。その『どうぶつの森』のムービーでは、たぬきちしずえの参戦ムービーを見て感銘を受ける一幕がある。
  • ムービーパート内の役所やメッセージウィンドウは、原作『とびだせ どうぶつの森』を再現している。
  • しずえが言っていた「キャンプ」とは、スマートフォン用『どうぶつの森 ポケットキャンプ』のこと。
  • ムービーパートの招待状を受け取って大乱闘に参戦する流れは『スマブラfor』の初公開映像でのむらびとと同じ演出。
  • 「しずえさん戦!!」なのは、彼女の愛称の一つにかけたもの。
  • しずえとモンブランのカットは、しずえの好きな食べ物の一つが栗きんとんで、大の甘党という設定に応えたもの。
  • "プリズムタワー"でしずえを乗せたうんてんしゅのバスが行くカットは、『ポケットモンスター X・Y』で、ミアレシティに点在する多くの施設に直接行けるタクシーがあることにちなんだもの。
  • このムービーが公開された『Nintendo Direct』は当初、9月7日に放送される予定だったが、9月6日に発生した北海道胆振東部地震による震災の状況を考慮して、1週間延期[2]されての放送だった。

ケン/ガオガエン:炎の激突

【スマブラSP】 炎の激突.png

2018年11月1日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1』の冒頭で公開された。

プロットの書き起こし

ギャラリーで盛り上がる特設リング。追い詰めるリトル・マックにフックでカウンターを喰らわせる紅い胴着の男。
「かかってきな!」
不敵に挑発する彼の名は、"ケン・マスターズ"。全米格闘選手権のチャンピオンだ。

(ゲーム映像)大乱闘で相まみえる好敵手。同門のリュウと似ながらも、足技や燃える「強昇竜拳」などは、ケンが自ら編み出した格闘術だ。

(ゲーム映像とムービーパートが織り交ざる)拳と蹴りをぶつける両者、ケンの「波動拳」を寸でかわすマック。入場門の奥には、虎視眈々と睨む何者かの目が光る。

ついに炸裂する「疾風迅雷脚」!! スクリーンに激突するマック、湧き上がる歓声!!
「やったぜ!!」
待っていたとばかりに、リングに飛び込む。燃える炎のベルト、ヒールポケモンの"ガオガエン"が挑戦状を叩き付けた!!

「炎の激突、ってところか?」
そのセリフとともに、次のラウンドが始まる!!

(ゲーム映像)プロレスの如き力強く乱暴なワザを見せつけるガオガエン。ケンを掴み、ゼンリョクのZワザ「ハイパーダーククラッシャー改」が決まった!!

(ムービーパート)ケンを粉砕し、勝ち誇るガオガエン。後ろに目を向けると、控えているたちの姿が。果たして、傍若無人なガオガエンを満足させるファイターは現れるのだろうか?

元ネタ・備考

  • "ニュードンク市庁舎"でゼルダをナンパしようとするケンのカットは、女癖の悪さがある設定に応えたもので、ゼルダはケンの妻であるイライザに見立てたもの。
  • Wii Fit トレーナーの下スマッシュ攻撃にそっぽを向くガオガエンのカットは、気分が乗らないとトレーナーの命令を無視する性格である、ポケモン図鑑の説明に応えたもの。

追加ファイターの参戦ムービー

ジョーカー

【スマブラSP】心の怪盗団、オタカラをいただく.png
  • アニメーション制作:ドメリカ[3](『ペルソナ5』アニメーション制作協力)

2つの参戦ムービーが公開され、前者は参戦決定の告知ムービー、後者はゲーム映像を使用しての本予告となっている。

心の怪盗団、オタカラをいただく

2018年12月7日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された『The Game Awards 2018』で初めて発表された。

プロットの書き起こし

(※冒頭のセリフは、前者がネット公開版、後者がゲームアワード公開版)

Take Your Heart
(あなたの心を頂戴する)

「こちらジョーカー、ミッションを開始する」/ 「こちらジョーカー、潜入に成功した」
突如として現れる一人の男。心の怪盗団のリーダー"ジョーカー"は、会場にあるとある物を盗みに単身乗り込んで来たようだ。

スカル
「おい、ちょっと待てよ! もしかして、1人で行っちまったってのか!?」/「ゲームアワードの会場だって!? 1人で行っちまったってのか!?」
パンサー
「抜け駆けしてまでやりたいことなんて、あるの?」/「そんなに遠くまで行くなんて、何しに行ったの?」
モナ
「心の怪盗団がやることなんて、一つしかないだろ?」
フォックス
「もしや、オタカラか。予告状はもう送ったのか?」
モナ
「今回はこちらから"送る"んじゃない。逆に、一枚の招待状を"頂く"のさ。世界的に求められているそのオタカラは、もちろん…!」

警備を掻い潜り、投げられた予告状。その先で手にした招待状、それは……

パンサー
「えええっ!?」
スカル
「あの『スマブラ』か!? おいマジかよ!?」

立ちふさがるシャドウ達。しかし、変貌し現れたのはこれまで戦ってきた異形の悪魔とは異なる、人々の心に広く認知された歴戦のファイター達。

モナ
「今回の相手はどう考えても史上最強のヤツらだ。我らがリーダーの活躍に、期待するとしようぜ!」

そして、ジョーカーは仮面を取り「ペルソナ」を発現させる。もう一人の自分、反逆の魂たる強大な力はかの大怪盗を思わせる翼を持った姿となり、ジョーカーに問いかける―――

“我は汝…汝は我…強き意志の力で、数多の強者に挑め―――‼”

心の怪盗団に華麗に奪われた招待状。ジョーカーはいま、着々と準備を整えている……!![4]

元ネタ・備考

The Masked Rebel

2019年4月17日に公開された。

プロットの書き起こし

招待状を華麗に奪い取り、参戦を予告した"ジョーカー"。ついにそのヴェールとショーの幕が上がる!

モナ
「さあジョーカー、待ちに待った出番だぜ!」
ナビ
「お馴染みのファイターがいっぱいだなー、アガるー!」
フォックス
「しかし、流石に荷が重いんじゃないか?」
クイーン
「ナイフも銃もあるんだし、ジョーカーなら何とかするでしょ」
スカル
「けど、ヤツらそれ以上にヤバくねぇか?」
モナ
「ペルソナを呼ぶには、心の力が必要だ。耐え抜いた“反逆の意思”を見せつけろ!」

仮面を取り呼び出した者は、ジョーカーの“反逆の意思”の象徴で、かの大怪盗を元にしたペルソナ"アルセーヌ"。

フォックス
「出たな、アルセーヌ」
スカル
「アルセーヌかよ? もっとスゲーペルソナも使えんじゃね?」
パンサー
「カッコイイからいいの!」
モナ
「今回は主力で活躍してもらうさ。アルセーヌがいれば、反逆の心がある限り、いろんな攻撃のパワーを上げられるんだ」
ノワール
「わぁ…! ワイヤーの代わりに翼も使えるんだね!」
モナ
「普段は耐えるしかない攻撃も、アルセーヌがいれば、「テトラカーン」に「マカラカーン」で反撃できるぜ!」
ナビ
「反射を兼ねるカウンターなんて、まさにチートだな!」
クイーン
「ここは…メメントス?」
ノワール
「大衆の心が生んだパレス、だよね…」
モナ
「メメントスには、ちょっとした秘密があるんだ」
フォックス
「なんだ? そもそも秘密だらけの場所だが」
モナ
「ここは音楽によって…ベースカラーが変わるんだ!」

見慣れたメメントスのモノトーンな景色が、「影時間」のブルー、イエローを基調にしたハイカラでカラフルなデザインに様変わり。これには怪盗団も思わず歓声が上がる。

スカル
「マジかよ!? 盛り上がるじゃねぇか!」
パンサー
「ヤバい…ちょっと感動…!」
スカル
「チャンスだ、援護してやろうぜ!」
モナ
「怪盗団の力を見せてやる!」

怪盗団と共にで一気に畳みかける「総攻撃」!!

「「「「「「「行っけぇー!!」」」」」」
ナビ
「ボッコボコにしちゃえ!」

そして…

THE SHOW'S OVER
(ショーは終わりだ)
モナ
「相変わらずすげぇ乱闘だな、ジョーカー!」

また新たな世界へと足を踏み込んだ心の怪盗団。いま、ジョーカーは次なる戦いの舞台へと足を進めて行く……!!

…その日、キングクルールワリオが盗まれたオタカラを追う姿があったという…

元ネタ・備考
  • スカルが言っていた「もっとスゲーペルソナも使えんじゃね?」は、原作『ペルソナ5』でジョーカーが複数のペルソナを使える「ワイルド」能力持ちであることが理由。ゲーム中におけるアルセーヌの扱いにも掛けた物かもしれない。詳しくは、ジョーカー#アルセーヌにて。
  • "トモダチコレクション"の「貧乏スタイル」のインテリアで尻もちをついている学生服のジョーカーのカットは、原作でジョーカーが下宿している純喫茶ルブランの屋根裏の自室を意識したもの。
  • ジョーカーが「総攻撃」を仕掛ける時に相手ファイターがふらふらになっているのは、原作の「総攻撃」の発動条件である、敵を全員ダウンさせることを意識したもの。
  • 最後のオタカラを盗むカットで、キングクルールの王冠がオタカラに選ばれたのは、原作で怪盗団が最初に潜入したカモシダ・パレスのオタカラが王冠の形だったことにちなんだもの。
    • クルール自身をカモシダに見立てたものでもあるかもしれない。奇遇にも『スマブラfor』でのフィギュア解説文には「いずれ、キングクルールが心を入れ替えて、ぼくらの味方になる日は……こないと思う。」とあり、『ペルソナ5』におけるオタカラを盗むことによる悪人の改心という設定と繋がっている。
  • 参戦ムービーでワリオがバイクを盗まれたのは、クラウドの参戦ムービー以来2回目。

勇者:伝説の勇者

【スマブラSP】 伝説の勇者.png

2019年6月12日に放送された『Nintendo Direct | E3 2019』の冒頭で公開された。

プロットの書き起こし

ダーズが支配する闇の世界―――暗黒に覆われた森で鋭い音が鳴り響く―――

リンクは、マルスを模した傀儡と死闘の最中にいた。飛び蹴りで割って入るメタナイトを模した傀儡。リンクはブーメランで応戦するも跳躍で躱され飛翔で一気に迫り来る。

森を駆け抜ける白馬。二人の猛攻に押されるリンク。白馬には人が乗っている。焦燥するリンクの瞳に二人が迫る。何者かは白馬の背から飛び出す。

二人が飛び掛かるその刹那、何者かの剣閃が二人を吹っ飛ばす。窮地を救った者の姿にリンクは目を向ける。
雲間から差し始めた日差しがその姿を明かす。闇に抗う者"勇者"が現れた!

(ゲーム映像)剣技と『ドラゴンクエスト』お馴染みの呪文を繰り出す姿と冒険をシチュエーションとしたカットを織り交ぜて勇者を紹介。
しかし、闇の軍勢に攻められ、魔王ガノンドロフの大剣を受けてしまう。

(ムービーパート)柱に打ち付けられ、倒れる勇者。近くにいたスライムらも驚いて逃げ出す。押し寄せる闇の軍勢。しかし、彼らの前に光が差す。

そこに、竜神族の血を受け継ぐ勇者と天空の勇者が駆け付ける。そして、彼らの上に立つのは伝説の勇者―――
勇者は、一人ではない。勇者とは、最後まで決して諦めない者たちの事。
勇者たちは立ち上がり、共に前へと進む。

(ゲーム映像)立ち向かう勇者達。RPGさながらのコマンド選択で次々と披露される呪文。二人の勇者が魔王に再び挑む。

集う勇者達。さらに現れる勇気ある者達!
仲間達は息を合わせて一心に念じた! 雷が勇者の剣に宿る!
勇者は ギガスラッシュ を放った!!

元ネタ・備考

  • 『Nintendo Direct』初公開時では導入部のカットはない。また、このムービーに続けて『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』のプロモーションムービーが放送された。
  • 攻略本を除き、これまで公式発表上では存在が内密にされていたダーズが初めてその姿を見せたムービー。また舞台になっている森は、「灯火の星」における闇の世界の小マップ"聖地"の一部として存在している。
  • ゴーゴートに乗る勇者のカットは、『DQ11』にあるシステム「モンスター乗り物」を意識したもの。ゴーゴートはデュラハンナイト系のモンスター役。
  • "トモダチコレクション"の部屋の一室にあるタルからフランクリンバッヂを見つける勇者のカットは、人の家の物をかっぱらうという、ある意味で勇者(プレイヤー)の常を再現したもの。タルは『ドラクエ』にもオブジェクトとしてあり、タルを上に投げるのは「持ち上げ」システムを、フランクリンバッヂは収集アイテム"ちいさなメダル"を意識している。
  • 夜の"ガウル平原"で炎の近くにたたずむ勇者達のカットは、『DQ11』でシステムとして利用できるキャンプを意識したもの。ゼロスーツサムスゼルダは、同作のパーティキャラのマルティナセーニャ役。
  • ゲーム映像のパートで勇者を一度撃墜したガノンドロフは、『DQ11』に登場する魔王ウルノーガを意識したものかもしれない。
  • 勇者とリオレウスが対峙するカットは、初代『ドラゴンクエスト』の、勇者とドラゴンが対峙するアートワークの構図を意識したもの。
  • 毒の床を歩いてビームソードを取る勇者のカットは、『ドラクエ』シリーズでマップ上のギミックとしてある毒の沼地を意識したもの。沼地の先に宝箱などがある作品もあり、毒の床の先にビームソードがあるのはそれを意識している。
  • 勇者の最後の切りふだを受ける相手がリドリーなのは、初代『ドラクエ』のラスボス"りゅうおう"を意識したもの。
  • このムービーでは、東京都交響楽団の演奏による『DQ3』版「ロトのテーマ」と「冒険の旅」が音楽に使用された。権利関係の都合上のためかゲーム中には収録されていない。「ロトのテーマ」は勇者参戦のCMでも使用されている。どちらにも『スマブラSP』のクレジットとは別に権利表記がされている。

バンジョー&カズーイ:仲間たち

【スマブラSP】 仲間たち.png

2019年6月12日に放送された『Nintendo Direct | E3 2019』の終盤で公開された。

プロットの書き起こし

『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』『スターフォックス』『メトロイド』、そして『ドンキーコング』。それぞれの世界のヒーローたちとライバルが対峙するイラストが流れるように映り―――途切れる映像。

テレビを消して大あくびをかくドンキー、退屈そうにだれているディディーに、鼻ちょうちんを出しながら寝ているクルールあの対決の後、クルールも家に住まうようになったようだ。そんな中カランコロンと転がるジグソーピースが。気づいたドンキーは起きだし、ディディーはクルールの鼻ちょうちんを両手で割って起こす。

窓に張り付く二匹と一匹。力が掛かりすぎて枠ごと壊してしまった。目を凝らすとそこにはクマとその肩に乗ったトリの影。どこかで見たことがあるような……?

……と思ったら、実はダックハントが変装した姿だった。
ドンキーたち、あぜん。

イタズラ大成功と言わんばかりにダックハントがたくさんいるかのように笑いはしゃぐ。もはやおなじみの笑い顔を出しまくる姿は、ウザ……もとい、愛嬌というもの。

しかし、そんなダックハントを今度は空から落ちてきた本物のアイツラが押しのける! バンジョーを鳴らすクマと笛を持ったトリ。そう、"バンジョー&カズーイ"がついに帰ってきた!
なつかしい仲間たちの登場に、ドンキーたちは大歓喜!!

(ゲーム映像)一心同体のコンビネーションからこれでいいのか!?と言いたくなるような文字どおりカズーイの体を使った珍妙なワザが特色のバンジョーとカズーイ。クルクルやまには悪~い魔女グランチルダやその砦もひさびさの登場。ジンジョネーターも復活し、ジンジョーと一緒にクルールめがけ猛スピードで突進を繰り返す!

(ムービーパート)ガケから真っ逆さまに落ちるクルール。ボカンとつっこんでキレイな大穴ができた! んでもってでっかい岩も降ってきてふさがれた!!
着地でふらつきながらもピースサインを決めるバンジョー&カズーイ! 二匹の活躍にファイターたちは大盛り上がり!!(ダックハントは一匹一羽コンビの立場がピンチかも?)

(ゲーム映像)バンジョーの好物のはちみつがかかったホットケーキフシギソウ寝ている隙にパクリ。起きたフシギソウに気づかれた! 逃げろ逃げろ!

元ネタ・備考

  • 『Nintendo Direct』の初公開時では導入部のカットはない。
  • このムービーのストーリーは、キングクルールの参戦ムービー『ライバルたち』の構成をデジャブにした続きものとなっている。
  • このムービーのメインキャラクターのドンキーコングディディーコング、キングクルールとは、スーパードンキーコングシリーズバンジョーとカズーイの大冒険シリーズの開発元が同じレア社という繋がりがある。
  • 冒頭でドンキーの家を転がったジグソーピースは、バンジョーとカズーイの大冒険シリーズで次のステージの入口を開けるために必要なアイテム。『スマブラ』ではシンボルにもなっている。
  • ディディーと協力して白カラードンキーを攻撃するカットは、ディディーとは『ディディーコングレーシング』以来の共演であることに応えたもの。白カラードンキーは『バンジョーとカズーイの大冒険1』の敵キャラ"サー・スラッシュ"を意識しているのかもしれない。
    • また、白カラードンキーはフルーツターゲットのオレンジを持っていることから、『バンジョーとカズーイの大冒険1』に登場するボス"コンガ"を意識している可能性もある。その場合、ディディーはコンガにオレンジの木を占領されていた子猿"チンピー"の役回りを演じているのかもしれない。
  • 以下のカットではバンジョーの好物がはちみつであることに応えたものとなっている。
    • ハチのすのハチに追いかけられるバンジョー&カズーイのカットは、アイテムのみつばちの巣箱とそれを守るみつばちを意識したもの。
    • 最後のカットではちみつホットケーキの近くで寝ているフシギソウは、『バンジョーとカズーイの大冒険2』の、ジグソーピースを守る普段は寝ている敵キャラ"スランバー"を意識したもの。『バンジョーとカズーイの大冒険1』の、アイテムを取ろうとすると攻撃してくる食虫植物の敵キャラ"スネアーベア"も意識しているかもしれない。
  • ジンジョネーターらの攻撃を受け崖から落ちて地面に穴を開けるクルールとそこを塞ぐ大岩が降ってくるシーンは、『バンジョーとカズーイの大冒険1』のラスボス戦でのグランチルダのやられ方と同じ。

テリー:100メガショック!

【スマブラSP】速報 挑戦者 現る!.png

2019年9月5日に放送された『Nintendo Direct 2019.9.5』の中で『速報 挑戦者 現る!』の題で公開された。この時はムービー制作に時間がかかるためゲーム映像のパートは無く[6]、後の11月6日に放送された紹介動画『【スマブラSP】テリーのつかいかた』の最後に完全版ムービーとして『100メガショック!』が公開された。

プロットの書き起こし

1977年のカラーテレビゲーム15から2017年のNintendo Switchまで、40年にも続く任天堂のゲーム機の年表。時は遡り1990年。それはスーパーファミコンの誕生と共に、SNKがネオジオを世に送り出した年でもあった―――

ネオジオが起動し、映される招待状。招待状にはこう書き記されていた。

“2019年。
大乱闘スマッシュブラザーズを開催する。
以上・・・・・。 【S】”

その招待状を一人の男が握り燃や……せず。

ひらりひらりと飛んでいく招待状。ある者極限流空手の奥義で掴み取ろうとし、ある者戦友と二人で取ろうとするも失敗。ある巨大企業の総帥は我こそはと飛び掛かるが居城である巨大ビルから落下、ある巫女愛鳥である鷹に取らせようとするも叶わず。数多の強者達が無念、無残にも散っていった。

ついには紫炎を操る八神流古武術の使い手すらも招待状を取り損なう。憤りを通り越してしまったのか、はたまた招待状が行き着く先を悟ったのか、笑い声だけが響く―――

飛ばされ続けた招待状はようやく地に着く。それを拾い上げたのは赤い帽子と大きく描かれた星の革ジャンを着た男。

「Hey, Come On!」

『スマブラ』に出場するのは、伝説の狼"テリー・ボガード"だ!!

(ゲーム映像)数奇な運命に幾度も導かれ、新たなる戦いの舞台に立ったテリー。我流のマーシャルアーツをファイティングスタイルに、流れるように技を繰り出すその姿は、伝説の狼に違わぬ実力だ。

ストリートファイター達(リュウケンガイル)と久々の対面、さらにテリーのカッコよさに憧れる子供たち(リュカカービィ)の姿も。

世界中のファイターが参戦する最強武闘会『キング・オブ・ファイターズ』が『スマブラ』を舞台に開催。この夢の祭典でただ一つの最強を求め、戦友も宿敵も集う。

『KOF』を勝ち進むテリー。拳を突き出して突進する「バーンナックル」で対戦相手をリングアウト! スタジアムのボルテージが高まる!!
そしてここ一番の正念場と、トリプルゲイザー・パワーダンク・バスターウルフ、三つの必殺技を繋ぐ究極の超必殺技「トリプルウルフ」を打ち込んだ!!

勝利を飾り歓声を受けるテリー。しかし、戦いはまだまだ終わらない。さあNEO CHALLENGERよ、次なる戦いに飛び込む準備はできたか?

「OK!!」

元ネタ・備考

  • 完全版ムービーのタイトル『100メガショック!』は、記録容量100メガビット以上のソフトに付けられた、ネオジオを象徴するキャッチコピーから取られている。ネオジオは1990年代前半に発売されたゲーム機の中では群を抜いてハイスペックなゲーム機であった。ちなみに、100メガショック第1弾ソフトは1992年発売の『龍虎の拳』、第2弾は『餓狼伝説2』。
  • 海外における完全版ムービーのタイトルは、テリーのキャッチコピーの一つ「伝説の狼」から取られた、『The Legendary Wolf』となっている。
  • ムービーパートの映像は、『速報 挑戦者 現る!』と『100メガショック!』とでは一部異なる。
    • 冒頭の任天堂のゲーム機年表(とネオジオ)のシーンは、『100メガショック!』ではカットされている。
    • テリーの参戦カットの背景が青から赤に変わっている。
  • ムービー中に登場したSNKのキャラクター達は、ネオジオ時代に発売されたゲームのスプライト素材が使用・アレンジされている。
  • "オネット"の家屋のひさしの下で口を開けるワリオの前でハンバーガーとコーラを食べるテリーのカットは、オネットをパオパオカフェに似せたもの。ワリオはオーナーのリチャード・マイヤ役かもしれない。
  • リュウケンガイルと対面するカットは『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』以来となる共演に応えたもの。
  • 「Stand Up」のアピールを取るテリーとリュカのカットは、幼少期のロック・ハワードと共に「Stand Up」のポーズを決める、『KOF 2001』『KOF 2002』におけるテリーの勝利ポーズを意識している。
  • 最後の『スマブラSP』と『餓狼伝説』のコラボレーション表記で使用された銅鑼の音は、初代『餓狼伝説』『餓狼伝説2』『餓狼伝説スペシャル』のイントロダクションムービーの最後に表示されるタイトルロゴと共に流れる効果音を意識している。

その他の参戦発表

デイジークロムダークサムスパックンフラワーは、ゲーム映像を使用してのショートムービー形式で参戦が発表された。

海外での参戦カットシーンのキャッチフレーズ

クロムダークサムスの文言はどちらも「Joins the Battle」で意味はシンプルに「参戦!」。

ファイター キャッチフレーズ 和訳(意訳) 備考
リドリー Hits the Big Time! チャンスを掴んだ! 「Hit the big time」は当たりを引き当てる、有名になるのような意味で初代スマブラから登場し続けついにファイターとなったことを表現しているのかもしれない。またHit単体で襲うという意味もある。「Big」には、『スマブラfor』まで「大きすぎる」ということが不参戦の理由として述べられていたこともかかっている。特にリドリーの参戦が多く望まれた海外では「Too Big」がリドリーの扱いを表すひとつのスラングとなっていた。
シモン Lashes Out! 鞭を激しく打ち付けた! 「Lash Out」は激しく攻撃するという意味。Lash自体は元々はムチを意味する言葉。
リヒター Crosses Over! 越えてきた! 「Cross over」は何かを越えるという意味で、ゲームなどのコラボにはクロスオーバーという表現が使われやすい。また、ムービー終盤のコラボレーションの表現で使われた必殺ワザの「クロス」にも掛かっている。
キングクルール Comes Aboard! 乗り込んで来た! 「Comes Aboard」は主に乗り物に乗り込む意味で、ムービー内でのニュアンスは日本語で言う「殴り込み」に近い表現。クルールが海賊船を所有していることを意識したもの。
しずえ Turns Over A New Leaf! 気持ちを一新した! 「Turns Over A New Leaf」は心を入れ替える、生活を一新するなどの意味があり、戦わないゲームの秘書役であったしずえがいきなりまったく真逆のジャンルに参戦するという意外性を表したもの。また『とびだせ どうぶつの森』の英題『Animal Crossing: New Leaf』もかかっている。
ケン Turns Up the Heat! 熱くさせる! 『ストリートファイターV』においてケンの決め台詞である「来いよ!熱くさせてやるぜ!」の英語版「Come on! Let's turn up the heat!」より。
ガオガエン Enters the Ring! リングに上がった!
パックンフラワー Pipes Up! 急に喋りだした!(急に動き出した!) 「Pipe」で土管に掛けた駄洒落。
ジョーカー Steals the Show! 人気をかっさらった! ジョーカーが怪盗であることを表現しており、参戦発表時の『The Game Awards 2018』においても、会場のモニターをジャックする形で登場し、注目を集めた。
勇者 The Hero Draws Near! 勇者が あらわれた! ドラゴンクエストシリーズの戦闘開始時に表示されるメッセージ「○○が あらわれた!」の英語版「A ○○ Draws Near!」より。
バンジョー&カズーイ (Banjo-kazooie are)Raring to Go! 待ちきれずに飛び出した! 「Raring」と、彼らの開発元レア社(Rare Ltd.)を掛けている。ちなみに、彼らの表記がハイフンによる接続詞による「banjo-kazooie」なのは、海外でのシリーズ名表記にも掛けているため。
テリー Faces the Fury! 強敵に立ち向かった! 餓狼伝説シリーズの英題『Fatal Fury』に掛けた表現。

ギャラリー

参戦カット集

脚注