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'''こどもリンク'''(Young Link)は、『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクターで、青年の[[リンク]]と区別するために『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』でつけられた名称。ここでは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』及び『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリンクのことを指す。
 
'''こどもリンク'''(Young Link)は、『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクターで、青年の[[リンク]]と区別するために『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』でつけられた名称。ここでは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』及び『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリンクのことを指す。
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
{{節スタブ|『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』での概要}}
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{{see also|リンク#時のオカリナのリンク}}
{{see also|リンク}}
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『ゼルダの伝説』シリーズにおいて少年のリンクと青年のリンクで名称の区別は無いが、『スマブラ』シリーズでは先に[[リンク|青年リンク]]が参戦したため、それと区別するために“こどもリンク”という名称がつけられた。第1作『ゼルダの伝説』や『神々のトライフォース』では、リンクは「少年剣士」と設定されているように、そもそもリンクは子どもであることが正道であり、青年リンクのほうがどちらかというと外伝であるとされている<ref name="sokuhou">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0122/index.html 速報スマブラ拳!! : こどもリンク]</ref>。
『ゼルダの伝説』シリーズにおいて少年のリンクと青年のリンクで名称の区別は無いが、『スマブラ』シリーズでは先に[[リンク|青年リンク]]が参戦したため、それと区別するために"こどもリンク"という名称がつけられた。第1作『ゼルダの伝説』や『神々のトライフォース』では、リンクは「少年剣士」と設定されているように、そもそもリンクは子どもであることが正道であり、青年リンクのほうがどちらかというと外伝であるとされている<ref name="sokuhou">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0122/index.html 速報スマブラ拳!! : こどもリンク]</ref>。
 
  
『風のタクト』以降は少年のリンクは[[トゥーンリンク|トゥーンレンダリングデザインのもの]]が採用されることが増えたため、いわゆる「こどもリンク(リアル系絵柄の少年リンク)」が登場する機会は減っており、『神々のトライフォース2』が該当するくらいである。<br>
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『時のオカリナ』のリンクは、コキリの森でコキリ族として育った少年で、コキリ族なら誰もが連れているはずの妖精を連れていなかった。毎日のように見る悪夢にうなされるある日の朝、森の守り神、デクの樹サマの使者として現れた妖精ナビィに導かれ、デクの樹サマにハイラルを救う運命にあることを聞かされ旅立つ。
  
"こどもリンク"としては『時のオカリナ』で初登場。本作では7年の時を超えて、こども時代とおとな時代を行き来するシステムであり、こどもリンク、おとなリンクとして区別される。<br>
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ハイラルを救い元の時代に戻ったリンクの冒険を描いた後日談『ムジュラの仮面』では、旅の終わりで別れた妖精ナビィを探すために旅をしていたが、その途中、不気味な仮面をつけた[[スタルキッド]]に愛馬エポナと時のオカリナを奪われ、追いかけるうち異世界タルミナへと迷い込む。三日で滅ぶこの世界を救うため、時を操り三日間を何度も繰り返し奔走することとなる。
コキリの森でコキリ族として育った少年で、コキリ族なら誰もが連れているはずの妖精を連れていなかった。毎日のように見る悪夢にうなされるある日の朝、森の守り神、デクの樹サマの使者として現れた妖精ナビィに導かれ、デクの樹サマにハイラルを救う運命にあることを聞かされ旅立つ。<br>
 
原作中での運動能力などはおとなリンクと変わりないが、背が低いぶん高いところには届かず、こどもリンクでは登れない場所があるなどの差はあり、こどもリンク特有の、狭い隙間に潜り込んでハイハイのように移動するアクションもある。その他、使えるアイテムもおとなリンクとは一部異なり、おとなリンクでなければ使えないアイテムも多いが、こどもリンク専用のものもいくつかある。<br>
 
 
 
『ムジュラの仮面』は『時のオカリナ』でハイラルを救った後、こども時代に戻ったリンクの冒険を描いた後日談である。<br>
 
旅の終わりで別れた妖精ナビィを探すために旅をしていたが、その途中、不気味な仮面をつけたスタルキッドに愛馬エポナと時のオカリナを奪われ、追いかけるうち異世界タルミナへと迷い込む。三日で滅ぶこの世界を救うため、時を操り三日間を何度も繰り返し奔走することとなる。
 
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ2作目の『[[スマブラDX]]』に[[隠しキャラクター]]として初登場。発売後の2002年1月22日に公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラX]]』と『[[スマブラfor]]』には参戦していないが、[[トゥーンリンク]]に性能のコンセプトが継承されており、『スマブラfor』では[[カスタマイズ]]必殺ワザで「炎の弓矢」が使えた。本人は『スマブラX』で[[シール]]として出演した。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。
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シリーズ2作目の『[[スマブラDX]]』に[[隠しキャラクター]]として初登場。発売後の2002年1月22日に公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラX]]』と『[[スマブラfor]]』には参戦していないが、[[トゥーンリンク]]に性能のコンセプトが継承されており、『スマブラfor』では[[カスタマイズ必殺ワザ]]で「炎の弓矢」が使えた。本人は『スマブラX』で[[シール]]として出演した。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。
  
他のリンクとは違い、装備しているのは『時のオカリナ』序盤で入手できるコキリの剣とデクの盾である。
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他のリンクとは違い、装備しているのは『時のオカリナ』序盤で入手できるコキリの剣(『ムジュラの仮面』にも登場するが、デザインが異なる)とデクの盾である。
  
声は、『時のオカリナ』で少年期のリンクを担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%A7%E6%9C%AC%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%AD%90 瀧本富士子]による原作で収録された音声を使用している。
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声は、『時のオカリナ』で少年期のリンクを担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%A7%E6%9C%AC%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%AD%90 瀧本富士子]による原作で収録された音声が使用されている。
  
 
青年の方の[[リンク]]のモデル替えキャラクター。パワーとリーチに優れるが運動性能に難がある青年リンクとは逆のリンクを作るというのが調整コンセプトであり<ref name="sokuhou" />、パワーとリーチに欠けるが、優れた運動能力を持つ。
 
青年の方の[[リンク]]のモデル替えキャラクター。パワーとリーチに優れるが運動性能に難がある青年リンクとは逆のリンクを作るというのが調整コンセプトであり<ref name="sokuhou" />、パワーとリーチに欠けるが、優れた運動能力を持つ。
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=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
 
;[{{有無|DX}}フィギュア名鑑] こどもリンク
 
;[{{有無|DX}}フィギュア名鑑] こどもリンク
:リンクのこどもの時の姿。リンクが青年の姿で出る作品はあまり多くなく、むしろこどもの姿のほうが本当のリンクと言える。『時のオカリナ』では、マスターソードを使うには無理がある身の丈だったが、時の神殿の力により7年の時を超え、立派な青年になって正当な所持者となる。
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:リンクのこどもの時の姿。リンクが青年の姿で出る作品はあまり多くなく、むしろこどもの姿のほうが本当のリンクと言える。「時のオカリナ」では、マスターソードを使うには無理がある身の丈だったが、時の神殿の力により7年の時を超え、立派な青年になって正当な所持者となる。
 
:*ゼルダの伝説 時のオカリナ (N64)
 
:*ゼルダの伝説 時のオカリナ (N64)
 
:*ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 (N64)
 
:*ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 (N64)
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:*下+B:爆弾
 
:*下+B:爆弾
  
=== 使用ワザの名称一覧 ===
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== 使用ワザの名称一覧 ==
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*通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
 
*通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
 
*『スマブラDX』のつかみのワザ名は「フックショット」で、『スマブラX』からは全ファイター「つかみ」で統一。
 
*『スマブラDX』のつかみのワザ名は「フックショット」で、『スマブラX』からは全ファイター「つかみ」で統一。
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!  !! スマブラDX !! スマブラSP
 
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| 弱攻撃 || なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き || なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き → 幻影フィニッシュ
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| 弱攻撃 || なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き || なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き<ref>『スマブラSP』で攻撃方法が変わったが、公式攻略本では『スマブラDX』と同じ表記。恐らく「幻影斬り」の誤植と思われる。</ref> → 幻影フィニッシュ
 
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| ダッシュ攻撃  
 
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=== 動作などの元ネタ ===
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== 動作などの元ネタ ==
 
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==== ワザ ====
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=== ワザ ===
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*つかみ / 空中ワイヤー:フックショット
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**『ムジュラの仮面』に登場するアイテム。
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**『スマブラ』では『時のオカリナ』のデザインだが、原作では青年リンクでしか使うことができない。
 
*通常必殺ワザ:炎の弓矢
 
*通常必殺ワザ:炎の弓矢
 
**『ムジュラの仮面』に登場するアイテム。「炎の矢」を「勇者の弓」で撃つ。
 
**『ムジュラの仮面』に登場するアイテム。「炎の矢」を「勇者の弓」で撃つ。
 
**氷を溶かしたり、燭台に火をつけることができる。 使用には魔力が必要。
 
**氷を溶かしたり、燭台に火をつけることができる。 使用には魔力が必要。
**『時のオカリナ』にも登場するが、青年リンクでしか使うことができない。
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**弓は『スマブラ』では『時のオカリナ』に登場する「妖精の弓」のデザインだが、原作では青年リンクでしか使うことができない。
*横必殺ワザ: ブーメラン
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*横必殺ワザ:ブーメラン
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。当たった敵の動きを止める。弱い敵なら倒す事も可能。敵の落としたアイテムも取れる。
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**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。当たった敵の動きを止める。弱い敵なら倒すことも可能。敵の落としたアイテムも取れる。
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**こちらも『スマブラ』では『時のオカリナ』のデザイン。ちなみに同作においては青年リンクでは装備できないアイテムとなっている。
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*[[最後の切りふだ]]:トライフォースラッシュ {{有無|SP}}
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**ラッシュは『時のオカリナ』にて、魔王ガノン戦の終盤に見せる、青年リンクの畳み掛けるような連続斬撃を彷彿とさせる。
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***或いは外伝的作品ではあるが、『ゼルダ無双』における子供リンクの、剣によるアクションも彷彿とさせる。
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**リンクの全長より大きいトライフォースは、『神々のトライフォース』のエンディングや、『風のタクト』のガノンドロフ戦前のムービーなどで確認できる。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
*アピール:ロンロン牛乳を一気飲み
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*[[下アピール]]:ロンロン牛乳を飲む
**ロンロン牛乳は回復アイテムで、ロンロン牧場などにいる牛の前でエポナの歌を聞かせると手に入れることができる。
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**ロンロン牛乳は、ロンロン牧場などにいる牛の前でエポナの歌を聴かせると手に入れることができる回復アイテム。
**『スマブラDX』でアピールが終わるまで(飲み干すまで)にあらゆるアピールの中で最大級の時間がかかるのは、原作ではロンロン牛乳は1回の使用では全体の1/2までしか消費することができないボリュームのある飲料だからか。
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**『スマブラDX』でアピールが終わるまで(飲み干すまで)に、中で最も時間を要するのは、原作ではロンロン牛乳は1回の使用では全体の1/2までしか消費することができない、ボリュームのある飲料だからか。ちなみに、『スマブラDX』ではこれが最も動作が長いアピール。
*待機モーション:足を地に叩いて靴を整える / 周りを見渡す / 勝利演出:ベルトを整える
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*[[横アピール]]:妖精を放つ {{有無|SP}}
**『ゼルダの伝説 時のオカリナ』及び『ムジュラの仮面』の待機モーションと同じ。『時のオカリナ』の青年リンクの時でも同じ仕草を取る。
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**出てくる妖精は『スマブラX』『for』のリンクの横アピールと同様、体から青白い光を放っているためナビィだと思われる。
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**手の甲を上にして妖精を放つポーズは、『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』両作にある妖精と共に描かれたアートワークでも同じポーズを取っている<ref>[https://zelda.gamepedia.com/File:Young_Link_Navi.png 『時のオカリナ』のリンクとナビィ] , [https://zelda.gamepedia.com/File:MM_Link_Tatl_Artwork.png 『ムジュラの仮面』のリンクとチャット]</ref>。
 +
*[[待機モーション]]:足を地に叩いて靴を整える / 周りを見渡す / [[勝利演出]]:ベルトを整える
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**『時のオカリナ』及び『ムジュラの仮面』の待機モーションと同じ。ちなみに『時のオカリナ』の青年リンクの時でも同じ仕草を取る。
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*コキリの剣
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**「コキリの剣」は、『時のオカリナ』におけるコキリの森の宝物であり、こどもリンクが装備できる唯一の剣。見た目通りリーチが短く、攻撃力も青年リンクが装備できるマスターソードの半分しかない。
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*デクの盾
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**「デクの盾」は、『時のオカリナ』では炎を受けると燃えてなくなってしまう。『スマブラ』で燃えることはない。
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==

2021年2月23日 (火) 11:36時点における版

こどもリンク
こどもリンク (ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D).png
『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』のこどもリンク
シンボル ゼルダの伝説.png
デビューゼルダの伝説 時のオカリナ(1998年11月21日/N64)
スマブラ
への出演
スマブラDXスマブラXスマブラSP

こどもリンク(Young Link)は、『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクターで、青年のリンクと区別するために『大乱闘スマッシュブラザーズDX』でつけられた名称。ここでは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』及び『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリンクのことを指す。


概要

『ゼルダの伝説』シリーズにおいて少年のリンクと青年のリンクで名称の区別は無いが、『スマブラ』シリーズでは先に青年リンクが参戦したため、それと区別するために“こどもリンク”という名称がつけられた。第1作『ゼルダの伝説』や『神々のトライフォース』では、リンクは「少年剣士」と設定されているように、そもそもリンクは子どもであることが正道であり、青年リンクのほうがどちらかというと外伝であるとされている[1]

『時のオカリナ』のリンクは、コキリの森でコキリ族として育った少年で、コキリ族なら誰もが連れているはずの妖精を連れていなかった。毎日のように見る悪夢にうなされるある日の朝、森の守り神、デクの樹サマの使者として現れた妖精ナビィに導かれ、デクの樹サマにハイラルを救う運命にあることを聞かされ旅立つ。

ハイラルを救い元の時代に戻ったリンクの冒険を描いた後日談『ムジュラの仮面』では、旅の終わりで別れた妖精ナビィを探すために旅をしていたが、その途中、不気味な仮面をつけたスタルキッドに愛馬エポナと時のオカリナを奪われ、追いかけるうち異世界タルミナへと迷い込む。三日で滅ぶこの世界を救うため、時を操り三日間を何度も繰り返し奔走することとなる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ2作目の『スマブラDX』に隠しキャラクターとして初登場。発売後の2002年1月22日に公式サイトで参戦が発表された。『スマブラX』と『スマブラfor』には参戦していないが、トゥーンリンクに性能のコンセプトが継承されており、『スマブラfor』ではカスタマイズ必殺ワザで「炎の弓矢」が使えた。本人は『スマブラX』でシールとして出演した。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。

他のリンクとは違い、装備しているのは『時のオカリナ』序盤で入手できるコキリの剣(『ムジュラの仮面』にも登場するが、デザインが異なる)とデクの盾である。

声は、『時のオカリナ』で少年期のリンクを担当した瀧本富士子による原作で収録された音声が使用されている。

青年の方のリンクのモデル替えキャラクター。パワーとリーチに優れるが運動性能に難がある青年リンクとは逆のリンクを作るというのが調整コンセプトであり[1]、パワーとリーチに欠けるが、優れた運動能力を持つ。

アートワーク

ゲーム中の解説

[DXフィギュア名鑑] こどもリンク
リンクのこどもの時の姿。リンクが青年の姿で出る作品はあまり多くなく、むしろこどもの姿のほうが本当のリンクと言える。「時のオカリナ」では、マスターソードを使うには無理がある身の丈だったが、時の神殿の力により7年の時を超え、立派な青年になって正当な所持者となる。
  • ゼルダの伝説 時のオカリナ (N64)
  • ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 (N64)
[DXフィギュア名鑑] こどもリンク(SMASH)
リンクよりもふっとびやすく、コキリの剣使用時の攻撃力はやはり低め。しかし装備の軽さにより、リンク最大の弱点であるフットワークが軽やかになっている。小ささとあいまって、リンクと異なる個性がある。やや上級者向け。”ブーメラン”は、リンクよりも誘導性が高まっている。
  • B:炎の弓矢
  • 横+B:ブーメラン
[DXフィギュア名鑑] こどもリンク(SMASH)
身軽なため、三角飛びも使える。三角飛びは、空中でカベにぶつかった時に反対方向にスティックをはじくと使える。”ターゲットをこわせ!!”で思うぞんぶん練習できる。”回転斬り”は、地上でも連続ヒットするようになった。”爆弾”も、目立たないが連続ヒットしている。
  • 上B:回転斬り
  • 下+B:爆弾

使用ワザの名称一覧

  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
  • 『スマブラDX』のつかみのワザ名は「フックショット」で、『スマブラX』からは全ファイター「つかみ」で統一。
スマブラDX スマブラSP
弱攻撃 なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き なぎ払い → 返し → 突き or 幻影突き[2] → 幻影フィニッシュ
ダッシュ攻撃 たたき割り
横強攻撃 からたけ割り
上強攻撃 半月斬り
下強攻撃 草なぎ
横スマッシュ攻撃 スマッシュ斬り → 二段スマッシュ斬り
上スマッシュ攻撃 三段斬り
下スマッシュ攻撃 前後足もと斬り
通常空中攻撃 リンクキック
前空中攻撃 回転なぎ払い
後空中攻撃 二段蹴り
上空中攻撃 上突き
下空中攻撃 下突き
つかみ攻撃 つかみ柄殴り つかみ柄なぐり[3]
前投げ 蹴り飛ばし
後投げ 後方蹴り飛ばし
上投げ 投げ捨て斬り
下投げ ヒジ打ち
通常必殺ワザ 炎の弓矢
横必殺ワザ ブーメラン
上必殺ワザ 回転斬り
下必殺ワザ 爆弾
最後の切りふだ トライフォースラッシュ

動作などの元ネタ

ワザ

  • つかみ / 空中ワイヤー:フックショット
    • 『ムジュラの仮面』に登場するアイテム。
    • 『スマブラ』では『時のオカリナ』のデザインだが、原作では青年リンクでしか使うことができない。
  • 通常必殺ワザ:炎の弓矢
    • 『ムジュラの仮面』に登場するアイテム。「炎の矢」を「勇者の弓」で撃つ。
    • 氷を溶かしたり、燭台に火をつけることができる。 使用には魔力が必要。
    • 弓は『スマブラ』では『時のオカリナ』に登場する「妖精の弓」のデザインだが、原作では青年リンクでしか使うことができない。
  • 横必殺ワザ:ブーメラン
    • 初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。当たった敵の動きを止める。弱い敵なら倒すことも可能。敵の落としたアイテムも取れる。
    • こちらも『スマブラ』では『時のオカリナ』のデザイン。ちなみに同作においては青年リンクでは装備できないアイテムとなっている。
  • 最後の切りふだ:トライフォースラッシュ SP
    • ラッシュは『時のオカリナ』にて、魔王ガノン戦の終盤に見せる、青年リンクの畳み掛けるような連続斬撃を彷彿とさせる。
      • 或いは外伝的作品ではあるが、『ゼルダ無双』における子供リンクの、剣によるアクションも彷彿とさせる。
    • リンクの全長より大きいトライフォースは、『神々のトライフォース』のエンディングや、『風のタクト』のガノンドロフ戦前のムービーなどで確認できる。

その他

  • 下アピール:ロンロン牛乳を飲む
    • ロンロン牛乳は、ロンロン牧場などにいる牛の前でエポナの歌を聴かせると手に入れることができる回復アイテム。
    • 『スマブラDX』でアピールが終わるまで(飲み干すまで)に、中で最も時間を要するのは、原作ではロンロン牛乳は1回の使用では全体の1/2までしか消費することができない、ボリュームのある飲料だからか。ちなみに、『スマブラDX』ではこれが最も動作が長いアピール。
  • 横アピール:妖精を放つ SP
    • 出てくる妖精は『スマブラX』『for』のリンクの横アピールと同様、体から青白い光を放っているためナビィだと思われる。
    • 手の甲を上にして妖精を放つポーズは、『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』両作にある妖精と共に描かれたアートワークでも同じポーズを取っている[4]
  • 待機モーション:足を地に叩いて靴を整える / 周りを見渡す / 勝利演出:ベルトを整える
    • 『時のオカリナ』及び『ムジュラの仮面』の待機モーションと同じ。ちなみに『時のオカリナ』の青年リンクの時でも同じ仕草を取る。
  • コキリの剣
    • 「コキリの剣」は、『時のオカリナ』におけるコキリの森の宝物であり、こどもリンクが装備できる唯一の剣。見た目通りリーチが短く、攻撃力も青年リンクが装備できるマスターソードの半分しかない。
  • デクの盾
    • 「デクの盾」は、『時のオカリナ』では炎を受けると燃えてなくなってしまう。『スマブラ』で燃えることはない。

主な登場作品

脚注

  1. 1.0 1.1 速報スマブラ拳!! : こどもリンク
  2. 『スマブラSP』で攻撃方法が変わったが、公式攻略本では『スマブラDX』と同じ表記。恐らく「幻影斬り」の誤植と思われる。
  3. ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。
  4. 『時のオカリナ』のリンクとナビィ , 『ムジュラの仮面』のリンクとチャット

外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
DX クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ
X ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ
3U むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ
SP インクリング - デイジー - リドリー - シモン - リヒター - クロム - ダークサムス - キングクルール - しずえ - ケン - ガオガエン - パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマン - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ
ゼルダの伝説シリーズ
ファイター リンク:64/DX/X/for/SP - ゼルダ:DX/X/for/SP - シーク:DX/X/for/SP - ガノンドロフ:DX/X/for/SP - こどもリンク:DX/SP - トゥーンリンク:X/for/SP
ステージ ハイラル城 - グレートベイ - 神殿 - オルディン大橋 - 海賊船 - ゲルドの谷 - 汽車 - スカイロフト - 始まりの塔
ステージ出演 キングブルブリン
アイテム ウサギずきん - コッコ - デクの実 - ハートのうつわ - ビートル - ボムチュウ - まほうのツボ - 妖精のビン
アシストフィギュア ギラヒム - スタルキッド - チンクル - - ミドナ
ボスキャラ 魔王ガノン:SP
敵キャラ オクタロック - コッコ - スタルフォス - タートナック - バブル - ピーハット - ライクライク - リーデッド
その他の出演 コタケ&コウメ - ダークリンク - ムジュラの仮面 - イーガ団
音楽 ゼルダの伝説シリーズの音楽の一覧
スピリット ゼルダの伝説シリーズのスピリットの一覧/対戦データ