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'''{{PAGENAME}}'''は、『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|DX]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|X]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|3DS/Wii U]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|SP]]』に存在する[[テクニック]]で、攻撃を受けた側は[[ふっとび]]始めるときに方向入力をしていると、その方向にふっとぶ角度を少し傾かせることができるというもの。
 
'''{{PAGENAME}}'''は、『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|DX]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|X]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|3DS/Wii U]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|SP]]』に存在する[[テクニック]]で、攻撃を受けた側は[[ふっとび]]始めるときに方向入力をしていると、その方向にふっとぶ角度を少し傾かせることができるというもの。
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「ふっとびずらし」は『SP』で明らかになった公式名称で<ref>『SP』の「ヘルプ」の「テクニック」。</ref>、ユーザーの間では『DX』の頃にユーザーによって考案されたと思われる名称の「'''ベクトル変更'''」の方がよく使われている。いつどこでその名が生まれたのかはわかっていないが、古くは『DX』の発売前からその名が使われていることが確認されている<ref>[https://web.archive.org/web/20181106084310/http://www.geocities.co.jp/Playtown/3946/news_log0821-0831.htm NEWS LOG(7月1日~7月10日)(インターネットアーカイブ])</ref>。
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「ふっとびずらし」は『SP』でつけられた公式名称で<ref>『SP』の「ヘルプ」の「テクニック」。</ref>、ユーザーの間では『DX』の頃にユーザーによって考案されたと思われる名称の「'''ベクトル変更'''」の方がよく使われている。いつどこでその名が生まれたのかはわかっていないが、古くは『DX』の発売前からその名が使われていることが確認されている<ref>[https://web.archive.org/web/20181106084310/http://www.geocities.co.jp/Playtown/3946/news_log0821-0831.htm NEWS LOG(7月1日~7月10日)(インターネットアーカイブ])</ref>。
    
相手の追撃が届かないところへふっとぶようにしたり、[[画面外]]までの距離が遠くなる角度でふっとぶことで強いふっとびに耐えたり、高い角度で吹っ飛ぶようにすることで復帰しやすくしたりと、上手く利用すれば対戦を有利に進めることができる重要なテクニックである。
 
相手の追撃が届かないところへふっとぶようにしたり、[[画面外]]までの距離が遠くなる角度でふっとぶことで強いふっとびに耐えたり、高い角度で吹っ飛ぶようにすることで復帰しやすくしたりと、上手く利用すれば対戦を有利に進めることができる重要なテクニックである。
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最大限に効果を発揮させるには、ふっとぶ方向に対して垂直の角度になるように方向入力する。(例:真横のふっとばしなら真上か真下、真上のふっとばしなら左か右)
    
方向入力するだけでできるという仕様上、意図しないふっとびずらしも多発しやすく、それによって不利益をこうむることも多い。しゃがみ中などに攻撃を受けて下にふっとびずらしがされ、復帰がしにくい低めの角度でふっとんでしまうというのはよくあるケースである。
 
方向入力するだけでできるという仕様上、意図しないふっとびずらしも多発しやすく、それによって不利益をこうむることも多い。しゃがみ中などに攻撃を受けて下にふっとびずらしがされ、復帰がしにくい低めの角度でふっとんでしまうというのはよくあるケースである。
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== DX ==
 
== DX ==
[[立ちふっとび]]でも[[倒れふっとび]]でもベクトル変更ができる。
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ずらせる角度が『for』以降と比べて約2倍と広いこと、技のやられ硬直が長いことなどから、DXにおいてのふっとびずらしは防御面において極めて重要なテクニックである。
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特にコンボが行われている最中には、コンボを行う側が攻撃側、受ける側が防御側に明確に分かれ、下記のようなふっとびずらしを軸とした独特の駆け引きを形成している。
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防御側は一般的にコンボをされている間、コンボを抜けるためのずらしか、ストックを失わないためのずらしのどちらかを迫られる。前者のずらしは多くの場合相手から距離を取り崖や場外へ避難するためにステージの外側へずらすのに対し、後者のずらしはステージから落とされたりバーストされないようにステージの内側へずらす。
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ここで攻撃側との択の読みあいが発生する。攻撃側はステージ外へずらすのを読んで強いふっとばしの攻撃を当てれば、ワザによっては低%でもストックを奪えるチャンスとある。一方でステージ内にずらすのを読んでふっとばしの弱い攻撃を当てれば、コンボを継続でき状況次第ではバーストワザまで繋げられる。防御側はいずれも読みを外せられれば、受け身などの回避行動を取ってコンボは終了となる。
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なおDXのみ[[投げ]]を含めてどれだけ弱いふっとびでもずらしができる。
    
== X ==
 
== X ==
[[倒れふっとび]]でのみベクトル変更ができる。
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本作では空中緊急回避による[[ふっとび緩和]]が非常に強力であり、これによってずらしてコンボを抜ける必要性がほとんどなくなったため、前作とは一転して重要度は低くなった。
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本作から[[倒れふっとび]]でのみベクトル変更ができるようになり、[[立ちふっとび]]でのベクトル変更は廃止された。しかしこれが結果として[[デデデ]]や[[ファルコ]]に代表されるような脱出不能の[[投げ連]]を生み出すことになってしまった。
    
== 3DS/Wii U ==
 
== 3DS/Wii U ==
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