解説
「ピクミン」の主人公「キャプテン・オリマー」と、彼に付き従う小さな生命体「ピクミン」。
ホコタテ星にあるホコタテ運送という会社の社員であるオリマー。妻と子供が男女一人ずついる。恐妻家らしい。
オリマーの由来はマリオを逆さ読みしたもの。
それにならって『ピクミン2』に登場するもう一人の操作キャラ、ルーイはルイージをもじったものと考えられる。
●『ピクミン』
休暇で宇宙旅行中に隕石に衝突して墜落し、未知の惑星に不時着したオリマー。
宇宙船"ドルフィン号"はバラバラ、惑星の大気は猛毒、原生生物は獰猛、さらに背中の生命維持装置は持って30日…という、半ば絶望的な状況でピクミン達と出会う。
どういうわけかオリマーに従ってくれる彼らと協力して、惑星中に散らばったドルフィン号のパーツを回収し、惑星からの脱出を図るのだった。
●『ピクミン2』
なんとか故郷のホコタテ星に帰ってくることができたオリマーだったが、彼の勤めるホコタテ運送は倒産寸前の危機に陥っていた。
新米社員ルーイのミスで、莫大な借金を抱えてしまったのだ。
借金返済のために何もかもを売りに出したが売れたのはドルフィン号のみ。
会社の存続が絶望的になった中、彼が息子へのお土産にと持ち帰ってきた物が高額で売れることが判明し、最後に残ったオンボロ宇宙船"ドルフィン初号機"で再び未知の惑星へ向かう。
目的は、惑星に散らばる"お宝"を回収し、借金を返済するためである。
●『ピクミン3』
ストーリー中では彼が残したと思われるレポートが出てくる。チャレンジモードでは彼を使うことができる。
植物とも動物ともつかない不思議な生物、ピクミン。
現在では7種類(ヤドリピクミンを含めると8種類)登場している。
その行動は、オリマーのために自らの儚い命を犠牲にしているように見える。
しかし、ピクミン達にとって優秀なリーダーを得ることは、爆発的にその数を増やすことにつながっているのである。これが彼らの繁殖手段らしい。
本来の設定ではオリマーの身長は3cm、ピクミンは2cm。
スマブラ出場キャラの中では、カービィの20cmよりさらに小さい、最小キャラである。
だが、フィギュアという設定なので他キャラ同等の大きさとなっている。
名前の由来は諸説あるが、ゲーム内ではピクピク人参という人参に似ていることからオリマーが名付けたという設定である。
原作では一度に100匹まで出すことが可能。
今作では連れられるピクミンの数は3匹に減ったが、引き抜ける順番が決まっている。
なお、海外での名称は「オリマー」のみ。
主な登場作品
更にWiiで遊ぶセレクション『ピクミン』『ピクミン2』が発売されている。