フィギュア

曖昧さ回避 任天堂が販売する、NFC機能を内蔵しゲームと連動するキャラクターフィギュアについては、「amiibo」をご覧ください。
『スマブラ3DS』のDr.ワイリーのフィギュア。
『スマブラWii U』のオービタルゲート周域のフィギュア。

フィギュア(Trophy)とは、任天堂及び一部のサードパーティ制作のコンピュータゲーム作品に登場したキャラクターやアイテムなどを立体化したものであるフィギュアを、ゲーム内のさまざまな場面で収集する『スマブラDX』『スマブラX』『スマブラfor』におけるゲーム中の収集要素。

収集したフィギュアはコレクション内のゲームモード「フィギュア名鑑」で眺めたり、紹介を読むことができる。紹介では基本的にそのフィギュアの原作での活躍を解説するが、キャラクターにかけた駄洒落やジョーク、言葉遊び、大衆文化などを語るユニークに富んだものもある。

フィギュア名鑑の他にも、今までに入手したフィギュアたちを一望する「フィギュアディスプレイ」や、フィギュアを入手するモード、『スマブラX』と『スマブラWii U』にはフィギュアを並べて撮影するモードが収録されている。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ

この頃はまだフィギュアではなく人形という設定でファイターが登場していたが、キャラクター紹介のモードがフィギュア名鑑の前身だったと言える。

大乱闘スマッシュブラザーズDX

全部で293体[1]収録。フィギュア名鑑の並び順は「通常」(カテゴリ順)、「タイトル」、「あいうえお順」。「通常」は、ファイター敵キャラアイテムモンスターボール、その他で並べられている。

フィギュアを入手できるモードに「フィギュポン」が収録されているほか、「シンプル」のボーナスステージの「フィギュアゲット!」でも入手できる。

大乱闘スマッシュブラザーズX

全部で544体収録され、前作のほぼ倍になった。本作からフィギュア名鑑は一覧が絵柄付きで表示され探しやすくなった。並び順は「シリーズ順」、「種類別」(ファイター、ファイター関連、最後の切りふだアイテムアシストフィギュアモンスターボール亜空の使者ステージ(背景キャラやステージギミックステージそのもの)、その他)に切り替えることができる。

フィギュアを入手できるミニゲームとして「コインシューター」が収録。また、ジオラマモードで好きなシーンを作って撮影することもできる。

亜空の使者における役割

亜空の使者」では世界観に大きな意味を持たせる要素として登場している。作中ではファイターが「戦闘不能」状態になるとフィギュアに戻ってしまう描写が描かれており、イメージの中の出来事であることを表現した物となっている。戦闘不能になったファイターは、他のファイターが台座に触れることで復活できる。

なお、亜空軍にはダークキャノンやタブーの「OFF波動」といった、一撃でファイターを戦闘不能に至らしめる攻撃が存在し、それらは"この世界"にとって反則的な物とされている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

3DS版は携帯機で発売された作品、Wii U版は据え置き機で発売された作品のフィギュアが中心に収録されている。総数は3DS版が685体、Wii U版が716体(追加コンテンツのフィギュアを含めた場合はそれぞれ707体と743体)。
なお、追加コンテンツのフィギュアはクリアゲッター戦いの記録の“すべてのフィギュア”には含まれない。

フィギュア名鑑の並び順は「シリーズ順」、「ゲットした順」、「カテゴリ順」(ファイター、ファイター関連、最後の切りふだ(Wii U版のみ)、アイテムアシストフィギュアモンスターボールステージ(背景キャラやステージギミックステージそのもの)、その他)に切り替えることができる。

前作に続き、フィギュアを入手できるミニゲームが収録。本作では「フィギュアラッシュ」が収録されている。Wii U版には、シリーズやテーマ別にショーケースに並べられたフィギュアを眺める「フィギュアボックス」と好きなシーンを作って撮影する「撮影スタジオ」もある。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

開発の企画段階の時点ですぐに、制作に多くの手間がかかるフィギュアの廃止が決定[2]。本作ではそれに代わる収集要素「スピリッツ」が実装され、その中で本作のアドベンチャーモード「灯火の星」やオリジナルのボスキャラクターはその理由付けとして追加されていった[3]

ゲーム中でも過去作とは違いフィギュアを描写した場面はほとんどなく、「灯火の星」のオープニングムービーでマリオのボディが複製されるシーンでフィギュアの台座があることが確認できるのみ。
本作でファイターがフィギュアであることを明確に表したシーンは、ソラの参戦ムービーが唯一となっている。

なお、amiiboはこれまで同様に『スマブラ』内でのフィギュアを再現した形をとっている。

ギャラリー

備考

  • 『スマブラX』から登場するサードパーティ制作のフィギュアの代表作の対応ハードは一貫して、任天堂以外の物は表記されていない。
  • 『スマブラfor』の両バージョンに収録されているフィギュアの紹介は基本的に同じだが、フィールドスマッシュワールドスマッシュの両方に登場するキャラなど、それぞれで役割が違うフィギュアについては、それに合わせた解説となっている。
  • 『スマブラ3DS』のみ、フィギュアの代表作が表記されていない。
  • 『スマブラ3DS』『スマブラWii U』には、ファイターの参戦がないサードパーティ発売のゲームシリーズのフィギュアが収録された。『スマブラ3DS』には大宮ソフトの『カルドセプト』シリーズのゴリガン、コーエーテクモゲームスの『零』シリーズの眞夜が、『スマブラWii U』には『零』シリーズの天倉澪&天倉繭、ユービーアイソフトの『レイマン』シリーズのレイマン、グロボックス、バーバラ、Gaijin Gamesの『BIT.TRIP』シリーズのコマンダービデオが収録されている。うち『BIT.TRIP』シリーズのみ、任天堂から発売された作品が一作も存在しない。

脚注

  1. うち3体は特別な方法で入手できたフィギュアで、その中の2体は現在は正規の方法で入手できる手段がない限定フィギュア。
  2. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.567
  3. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.569

外部リンク


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