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誰にでも礼儀正しくて穏やかな性格で、レックスに大胆にアプローチを取る押しの強さや、火を使う料理が得意という家庭的な一面も見られ、仲間のためなら自分を犠牲にすることも厭わない芯の強さを併せ持っている。
 
誰にでも礼儀正しくて穏やかな性格で、レックスに大胆にアプローチを取る押しの強さや、火を使う料理が得意という家庭的な一面も見られ、仲間のためなら自分を犠牲にすることも厭わない芯の強さを併せ持っている。
  
天の聖杯は500年前に起きた聖杯大戦で3つの<ruby><rb>巨神獣</rb><rp>(</rp><rt>アルス</rt><rp>)</rp></ruby>を沈めた歴史があり、その力を手中に収めようする者から狙われている。ホムラ(ヒカリ)はその力で多くの人々を犠牲にしてしまった悲惨な経験から自身の存在を忌避していたが、共に楽園に行くことを望むレックスを見て、自分が生まれた意味に向き合うようになっていく。
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現代に生きる人々にとって天の聖杯は、500年前に英雄アデルが世界を救うために振るった剣として知られている一方、その中で起きた聖杯大戦で3つの<ruby><rb>巨神獣</rb><rp>(</rp><rt>アルス</rt><rp>)</rp></ruby>を沈めた史実があり、その力を手中に収めようする者から狙われている。ホムラ(ヒカリ)はその力で多くの人々を犠牲にしてしまった悲惨な経験から自身の存在を忌避していたが、共に楽園に行くことを望むレックスを見て、自分が生まれた意味に向き合うようになっていく。
  
 
=== ブレイド ===
 
=== ブレイド ===
特殊物質「コアクリスタル」を核とする亜種生命体。ブレイドは適性のある者がコアクリスタルに触れる(同調する)ことで誕生し、併せて生成される武器を用いて戦闘を行う。『ゼノブレイド2』の世界"アルスト"では軍事や政治において重要な役割を果たしており、ブレイドを生みだした者「ドライバー」と一生を共にすると言われている。
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特殊物質「コアクリスタル」を核とする亜種生命体で、適性のある者がコアクリスタルに触れる(同調する)ことで誕生し、併せて生成される武器を用いて戦闘を行う。<br/>『ゼノブレイド2』の世界"アルスト"では軍事や政治において重要な役割を果たしており、ブレイドを生みだした者「ドライバー」と一生を共にすると言われている。
  
ドライバーはブレイドの武器を振るうことでエネルギーを溜め、それをブレイドに渡すことで溜めた力を開放させてより強力な攻撃が出せるほか、常人を遥かに上回る身体能力が得られる。
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ドライバーはブレイドと同等の常人を遥かに上回る身体能力が得られる。さらにブレイドの武器を振るうことでエネルギーを溜め、それによってブレイドによる強力な攻撃を発揮させることが可能。
  
基本的にブレイドは不老不死だが、胸のコアクリスタルを破壊されるか、ドライバーが死ぬと命を失ってしまう。ドライバーの死後はコアクリスタルに戻りしばらくすれば再び同調できるようになるが、その時は以前の記憶は失われ、新たなブレイドとして生を受けることになる。
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基本的にブレイドは胸に配置されるコアクリスタルが破壊されない限りは不老不死ではあるものの、ドライバーが死んで同調が解かれてしまった場合もそれまでの記憶は失われ、後に再び同調した際は新たなブレイドとして生を受けることになる。
  
ホムラ(ヒカリ)のコアクリスタルは命の半分をレックスに分け与えた影響で中心がレックスの胸に移されている。また、その代償として傷を共有してしまうようになっており、まさしく一心同体の関係になっている。
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しかしホムラ(ヒカリ)は例外である。彼女は命の半分をレックスに分け与えた影響で、コアクリスタルの中心部だけがレックスの胸に移植されている。そして、その代償として傷を共有してしまうようになっており、まさしく一心同体にしてもはや不可分の関係になっている。
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ==
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日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E7%B4%AB%E9%87%8E 下地紫野]が務める。
 
日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E7%B4%AB%E9%87%8E 下地紫野]が務める。
  
『スマブラ』でも[[ヒカリ]]と自由に姿を入れ替えることができ、『スマブラDX』『スマブラX』時代の[[ゼルダ]]/[[シーク]]以来となる下必殺ワザでお互いに変身できるファイターとなっている。ホムラとヒカリはそれぞれ性能が大きく異なり、ホムラは動きが遅い代わりに火力が高いパワー型で、横スマッシュ攻撃の「フレアスマッシュ」は格段に高い[[ふっとばし力]]を撃ち出すことができる。
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原作においてホムラ/[[ヒカリ]]は大剣「聖杯の剣」を通して[[レックス]]をサポートする役割が主だったが、『スマブラ』では自らがメインとして戦いヒカリと自由に姿を切り替えることができる、『スマブラDX』『スマブラX』時代の[[ゼルダ]]/[[シーク]]以来となるペアで戦う変身ファイターとしての参戦となっている。
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ホムラとヒカリはモーションの大半を共有する一方で攻撃技の性能が大きく異なるという[[ダッシュファイター]]のような差別化がされている。ホムラは動きが遅い代わりに火力が高いパワー型で、特に横スマッシュ攻撃の「フレアスマッシュ」は格段に高い[[ふっとばし力]]を撃ち出すことができる。ただし、2人は攻撃のリーチ・範囲が総じて広い代わり、復帰に難があるという共通傾向も持っている。
 
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==== アートワーク ====
 
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| ホムラ(ファイター) || ゼノブレイド2<ref>[https://xenoblade.fandom.com/wiki/Pyra?file=Aegis_swords_Pyra_Mythra.png グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア用に描き下ろされたイラスト]が使用されている。</ref>
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| ホムラ(ファイター) || ゼノブレイド<br>ゼノブレイド2<ref>[https://xenoblade.fandom.com/wiki/Pyra?file=Aegis_swords_Pyra_Mythra.png グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア用に描き下ろされたイラスト]が使用されている。</ref>
 
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=== ワザ ===
 
=== ワザ ===
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*弱攻撃
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**百裂攻撃時のポーズはレックスにエネルギー(キズナ)を送るときのものが基になっている。
 
*横スマッシュ攻撃:フレアスマッシュ
 
*横スマッシュ攻撃:フレアスマッシュ
**[[レックス]]が聖杯の剣を使用する時のオートアタック2段目のモーションに似ている。
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**剣の向きは異なるが、剣を振り下ろしたときの姿勢は[https://www.goodsmile.info/ja/product/6966/%E3%83%9B%E3%83%A0%E3%83%A9.html グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア]のポーズとほぼ同じ。
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**また、[[レックス]]が聖杯の剣を使用する時のオートアタック2段目のモーションにも似ている。
 
*通常・横・上必殺ワザ / 最後の切りふだ
 
*通常・横・上必殺ワザ / 最後の切りふだ
 
**すべて原作の必殺技より。『ゼノブレイド2』の必殺技はブレイドがドライバーに代わり強力な攻撃を繰り出すシステムとなっており、ドライバーアーツを使うと溜まるゲージを消費することで発動できる。
 
**すべて原作の必殺技より。『ゼノブレイド2』の必殺技はブレイドがドライバーに代わり強力な攻撃を繰り出すシステムとなっており、ドライバーアーツを使うと溜まるゲージを消費することで発動できる。
 
***必殺技は4段階のレベルに分かれている。レベル4必殺技はアーツの使用ではなく、ドライバーとブレイドが寄り添う(キズナ最高状態で時間経過する)ことで使用可能になり、ドライバーと一体になった連携攻撃を出す大技となっている。
 
***必殺技は4段階のレベルに分かれている。レベル4必殺技はアーツの使用ではなく、ドライバーとブレイドが寄り添う(キズナ最高状態で時間経過する)ことで使用可能になり、ドライバーと一体になった連携攻撃を出す大技となっている。
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****原作のレベル3及びレベル4必殺技に相当するワザを使用する際、原作と同様に身体にコアクリスタルと同色のエーテルラインが浮かび上がる。
 
**ホムラが使う必殺技は、原作では以下のレベルとなっている。
 
**ホムラが使う必殺技は、原作では以下のレベルとなっている。
 
***通常必殺ワザ:フレイムノヴァ - レベル1必殺技
 
***通常必殺ワザ:フレイムノヴァ - レベル1必殺技
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***最後の切りふだ:バーニングソード - レベル4必殺技
 
***最後の切りふだ:バーニングソード - レベル4必殺技
 
****発動時にレックスに送っている光のエネルギーは、ドライバーとブレイドを繋ぐ力を示す「キズナ」。ドライバーのアクションによって自身に与えられる効果が変化するシステムで、キズナが最高の状態になると帯の色が青から金に変化する。
 
****発動時にレックスに送っている光のエネルギーは、ドライバーとブレイドを繋ぐ力を示す「キズナ」。ドライバーのアクションによって自身に与えられる効果が変化するシステムで、キズナが最高の状態になると帯の色が青から金に変化する。
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****ちなみに攻撃モーションは原作とほぼ同じだが時間短縮のためセリフを言うのが早くなってる。具体的には技名を叫ぶシーンは原作ではジャンプの後だが、スマブラではジャンプ開始時には言い始めている。
 
*下必殺ワザ:ヒカリチェンジ(ホムラチェンジ)
 
*下必殺ワザ:ヒカリチェンジ(ホムラチェンジ)
 
**ホムラ/ヒカリは、戦闘中でも自由に切り替えることができ、状況に応じた戦法を取ることができる。2人は通常のブレイドとは異なり、ブレイドスイッチ<ref>連れているブレイドを切り替えて、使用する武器やアーツを変更できるシステム。</ref>後にクールタイムが発生しないという特徴があり、それも再現されている。
 
**ホムラ/ヒカリは、戦闘中でも自由に切り替えることができ、状況に応じた戦法を取ることができる。2人は通常のブレイドとは異なり、ブレイドスイッチ<ref>連れているブレイドを切り替えて、使用する武器やアーツを変更できるシステム。</ref>後にクールタイムが発生しないという特徴があり、それも再現されている。
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*[[横アピール]]:指先に炎を灯し、息を吹きかける
 
*[[横アピール]]:指先に炎を灯し、息を吹きかける
 
**第二話のラストシーンより。レックスに夜空に火花が舞う美しい光景を見せた。
 
**第二話のラストシーンより。レックスに夜空に火花が舞う美しい光景を見せた。
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*[[歩行]]
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**最大速歩行のモーションは原作においてフィールド上を走行するときのモーションが基になっている。
 
*[[泳ぎ]]
 
*[[泳ぎ]]
 
**原作において水面や雲海を移動する時の立ち泳ぎと同じ動き。
 
**原作において水面や雲海を移動する時の立ち泳ぎと同じ動き。
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*[[落下]]
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**原作と同様、両腕を上げるポーズを取る。
 
*[[ねむり]]
 
*[[ねむり]]
 
**座り込むのは、原作で戦闘不能になった時と同じ。
 
**座り込むのは、原作で戦闘不能になった時と同じ。
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*[[登場演出]]
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**投げ方は異なるものの、レックスが投げた剣を受け取るモーションは原作においても必殺技使用時に見られる。
 
*[[勝利演出]]・左の台詞:「ふう、頑張りました!」
 
*[[勝利演出]]・左の台詞:「ふう、頑張りました!」
 
**パーティに入れないブレイドを出稼ぎさせることができる傭兵団で、任務が完了した時の台詞。
 
**パーティに入れないブレイドを出稼ぎさせることができる傭兵団で、任務が完了した時の台詞。
 
**ホムラ/ヒカリは1周目ではパーティから外せないブレイドのひとりで、原作でこれが聞けるのは実はゲームクリア後に開放されるアドバンスドニューゲームモード(いわゆる二周目要素)での話。
 
**ホムラ/ヒカリは1周目ではパーティから外せないブレイドのひとりで、原作でこれが聞けるのは実はゲームクリア後に開放されるアドバンスドニューゲームモード(いわゆる二周目要素)での話。
*[[勝利演出]]・上:レックスと一緒に剣を握り、天高く掲げる
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*[[勝利演出]]・上:正面に掲げた聖杯の剣をレックスが握り、力強く振り上げる。
**劇中で度々一緒に剣を握り技を撃ち出すシーンを意識している。
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**劇中でも度々一緒に剣を握り、技を撃ち出すシーンがある。
 
*[[勝利演出]]・右
 
*[[勝利演出]]・右
 
**締めのポーズは、[[参戦ムービー]]と同じく[https://www.goodsmile.info/ja/product/6966/%E3%83%9B%E3%83%A0%E3%83%A9.html グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア]のポーズを意識している。
 
**締めのポーズは、[[参戦ムービー]]と同じく[https://www.goodsmile.info/ja/product/6966/%E3%83%9B%E3%83%A0%E3%83%A9.html グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア]のポーズを意識している。
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**原作の「バーニングソード」発動後の台詞と同じ。
 
**原作の「バーニングソード」発動後の台詞と同じ。
 
**『黄金の国イーラ』のヒカリも同じ台詞を言っており、原作では仲間と結んだ固い絆を表したものとなっている。
 
**『黄金の国イーラ』のヒカリも同じ台詞を言っており、原作では仲間と結んだ固い絆を表したものとなっている。
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*聖杯の剣の開閉ギミック
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**剣のパーツ毎に決まった順番で開閉するが、この順番は原作と同じ。
  
 
== 備考 ==
 
== 備考 ==

2023年3月7日 (火) 16:54時点における最新版

ホムラ
ホムラ (ゼノブレイド2).png
『ゼノブレイド2』のホムラ
シンボル ゼノブレイド.png
出典ゼノブレイドシリーズ
デビューゼノブレイド2
(2017年12月1日/Switch)
スマブラ
への出演
スマブラSP
外部サイト
の紹介記事
Pyra - Xenoblade Wiki

ホムラ(Pyra)は、『ゼノブレイド2』に登場するキャラクター。


概要

『ゼノブレイド2』のヒロイン。「天の聖杯」と呼ばれる伝説のブレイドであり、レックスのパートナー。500年もの間、雲海の底に沈んでいた古代船で封印されていたが、レックスに発見されて目覚める。自身の覚醒直前に殺されたレックスと記憶の中の楽園で出会ったホムラは、自分の命の半分を分け与える代わりに共に故郷の"楽園"へ向かうことを願い、ドライバーとなったレックスと共に楽園を目指す。

その名と全身の赤い容姿の通り炎を自在に操り、その力は他のブレイドを圧倒する。この炎は天の聖杯の余剰エネルギーによる特殊なもので、水の影響を受けない性質がある。そして彼女の内にはもう1人の人格「ヒカリ」が存在しており、お互いに姿を入れ替えることができる。

誰にでも礼儀正しくて穏やかな性格で、レックスに大胆にアプローチを取る押しの強さや、火を使う料理が得意という家庭的な一面も見られ、仲間のためなら自分を犠牲にすることも厭わない芯の強さを併せ持っている。

現代に生きる人々にとって天の聖杯は、500年前に英雄アデルが世界を救うために振るった剣として知られている一方、その中で起きた聖杯大戦で3つの巨神獣アルスを沈めた史実があり、その力を手中に収めようする者から狙われている。ホムラ(ヒカリ)はその力で多くの人々を犠牲にしてしまった悲惨な経験から自身の存在を忌避していたが、共に楽園に行くことを望むレックスを見て、自分が生まれた意味に向き合うようになっていく。

ブレイド

特殊物質「コアクリスタル」を核とする亜種生命体で、適性のある者がコアクリスタルに触れる(同調する)ことで誕生し、併せて生成される武器を用いて戦闘を行う。
『ゼノブレイド2』の世界"アルスト"では軍事や政治において重要な役割を果たしており、ブレイドを生みだした者「ドライバー」と一生を共にすると言われている。

ドライバーはブレイドと同等の常人を遥かに上回る身体能力が得られる。さらにブレイドの武器を振るうことでエネルギーを溜め、それによってブレイドによる強力な攻撃を発揮させることが可能。

基本的にブレイドは胸に配置されるコアクリスタルが破壊されない限りは不老不死ではあるものの、ドライバーが死んで同調が解かれてしまった場合もそれまでの記憶は失われ、後に再び同調した際は新たなブレイドとして生を受けることになる。

しかしホムラ(ヒカリ)は例外である。彼女は命の半分をレックスに分け与えた影響で、コアクリスタルの中心部だけがレックスの胸に移植されている。そして、その代償として傷を共有してしまうようになっており、まさしく一心同体にしてもはや不可分の関係になっている。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

本編ではスピリットとして登場し、DLCでファイターとして参戦した。

ファイター

公式絵 SP ホムラ.png

ファイターとして初参戦。2021年2月18日に放送された『Nintendo Direct 2021.2.18』の冒頭で公開されたムービー『ある日 ホムラがいなくなった』で、追加コンテンツ第9弾として参戦することが発表された。その後、3月4日に放送された紹介動画『ホムラ/ヒカリのつかいかた』で配信時期が発表され、翌5日に配信が開始された。

デザインは概ね原作と同じだが、『スマブラ』の推奨年齢制限に抵触させないため、太もも周辺がストッキング地になっており露出が抑えられている。

日本版での声は原作同様、下地紫野が務める。

原作においてホムラ/ヒカリは大剣「聖杯の剣」を通してレックスをサポートする役割が主だったが、『スマブラ』では自らがメインとして戦いヒカリと自由に姿を切り替えることができる、『スマブラDX』『スマブラX』時代のゼルダ/シーク以来となるペアで戦う変身ファイターとしての参戦となっている。

ホムラとヒカリはモーションの大半を共有する一方で攻撃技の性能が大きく異なるというダッシュファイターのような差別化がされている。ホムラは動きが遅い代わりに火力が高いパワー型で、特に横スマッシュ攻撃の「フレアスマッシュ」は格段に高いふっとばし力を撃ち出すことができる。ただし、2人は攻撃のリーチ・範囲が総じて広い代わり、復帰に難があるという共通傾向も持っている。

アートワーク

スピリット

本編ではサポータースピリットとして登場している。ヒカリのスピリットはイラストにアレンジが施されたが、ホムラは元のイラストがそのまま使用されている。

サポータースピリット
No. 名前 ランク スキル コスト 出典シリーズ
アートワークの出典
0,967 ホムラ LEGEND kアシスト アシストキラー 1 ゼノブレイド
ゼノブレイド2
ファイタースピリット
No. 名前 出典シリーズ
原作アートワークの出典
1,458 ホムラ(ファイター) ゼノブレイド
ゼノブレイド2[1]

使用ワザの名称一覧

  • 横スマッシュ攻撃の名称は公式サイトや「スマちしき」で判明している物を記載。
弱攻撃 (未公表)
ダッシュ攻撃 (未公表)
横強攻撃 (未公表)
上強攻撃 (未公表)
下強攻撃 (未公表)
横スマッシュ攻撃 フレアスマッシュ
上スマッシュ攻撃 (未公表)
下スマッシュ攻撃 (未公表)
通常空中攻撃 (未公表)
前空中攻撃 (未公表)
後空中攻撃 (未公表)
上空中攻撃 (未公表)
下空中攻撃 (未公表)
つかみ攻撃 (未公表)
前投げ (未公表)
後投げ (未公表)
上投げ (未公表)
下投げ (未公表)
通常必殺ワザ フレイムノヴァ
横必殺ワザ ブレイズエンド
上必殺ワザ プロミネンスリボルト
下必殺ワザ ヒカリチェンジ
最後の切りふだ バーニングソード

動作などの元ネタ

ヒカリ由来の元ネタは、ヒカリ#動作などの元ネタにて。

ワザ

  • 弱攻撃
    • 百裂攻撃時のポーズはレックスにエネルギー(キズナ)を送るときのものが基になっている。
  • 横スマッシュ攻撃:フレアスマッシュ
  • 通常・横・上必殺ワザ / 最後の切りふだ
    • すべて原作の必殺技より。『ゼノブレイド2』の必殺技はブレイドがドライバーに代わり強力な攻撃を繰り出すシステムとなっており、ドライバーアーツを使うと溜まるゲージを消費することで発動できる。
      • 必殺技は4段階のレベルに分かれている。レベル4必殺技はアーツの使用ではなく、ドライバーとブレイドが寄り添う(キズナ最高状態で時間経過する)ことで使用可能になり、ドライバーと一体になった連携攻撃を出す大技となっている。
        • 原作のレベル3及びレベル4必殺技に相当するワザを使用する際、原作と同様に身体にコアクリスタルと同色のエーテルラインが浮かび上がる。
    • ホムラが使う必殺技は、原作では以下のレベルとなっている。
      • 通常必殺ワザ:フレイムノヴァ - レベル1必殺技
      • 横必殺ワザ:ブレイズエンド - レベル3必殺技
        • 原作ではまず直接斬りかかり、それから剣を浮遊させて切り刻む動作だった。
      • 上必殺ワザ:プロミネンスリボルト - レベル2必殺技
      • 最後の切りふだ:バーニングソード - レベル4必殺技
        • 発動時にレックスに送っている光のエネルギーは、ドライバーとブレイドを繋ぐ力を示す「キズナ」。ドライバーのアクションによって自身に与えられる効果が変化するシステムで、キズナが最高の状態になると帯の色が青から金に変化する。
        • ちなみに攻撃モーションは原作とほぼ同じだが時間短縮のためセリフを言うのが早くなってる。具体的には技名を叫ぶシーンは原作ではジャンプの後だが、スマブラではジャンプ開始時には言い始めている。
  • 下必殺ワザ:ヒカリチェンジ(ホムラチェンジ)
    • ホムラ/ヒカリは、戦闘中でも自由に切り替えることができ、状況に応じた戦法を取ることができる。2人は通常のブレイドとは異なり、ブレイドスイッチ[2]後にクールタイムが発生しないという特徴があり、それも再現されている。
    • ちなみにホムラはヒカリのことを「ちゃん」付けで呼ぶが、『スマブラ』でこのワザを使って交代する時は呼び捨てで呼んでいる。
    • チェンジする時のSEは『スマブラ』オリジナルのもの。原作ではもう少し控えめなSE。

その他

  • レックスの応援(上アピール
    • 腕を上げて応援する姿は、ブレイドが必殺技を発動している間に見られる。
  • 横アピール:指先に炎を灯し、息を吹きかける
    • 第二話のラストシーンより。レックスに夜空に火花が舞う美しい光景を見せた。
  • 歩行
    • 最大速歩行のモーションは原作においてフィールド上を走行するときのモーションが基になっている。
  • 泳ぎ
    • 原作において水面や雲海を移動する時の立ち泳ぎと同じ動き。
  • 落下
    • 原作と同様、両腕を上げるポーズを取る。
  • ねむり
    • 座り込むのは、原作で戦闘不能になった時と同じ。
  • 登場演出
    • 投げ方は異なるものの、レックスが投げた剣を受け取るモーションは原作においても必殺技使用時に見られる。
  • 勝利演出・左の台詞:「ふう、頑張りました!」
    • パーティに入れないブレイドを出稼ぎさせることができる傭兵団で、任務が完了した時の台詞。
    • ホムラ/ヒカリは1周目ではパーティから外せないブレイドのひとりで、原作でこれが聞けるのは実はゲームクリア後に開放されるアドバンスドニューゲームモード(いわゆる二周目要素)での話。
  • 勝利演出・上:正面に掲げた聖杯の剣をレックスが握り、力強く振り上げる。
    • 劇中でも度々一緒に剣を握り、技を撃ち出すシーンがある。
  • 勝利演出・右
  • 最後の切りふだ発動後 / 勝利演出・右の台詞:「これが、私たちの力です!」
    • 原作の「バーニングソード」発動後の台詞と同じ。
    • 『黄金の国イーラ』のヒカリも同じ台詞を言っており、原作では仲間と結んだ固い絆を表したものとなっている。
  • 聖杯の剣の開閉ギミック
    • 剣のパーツ毎に決まった順番で開閉するが、この順番は原作と同じ。

備考

  • 『スマブラSP』において、本編内に既に何らかの要素として登場しているキャラクターがDLCでファイターとして参戦した事例は、ミェンミェンに続き2例目。

脚注

  1. グッドスマイルカンパニー発売のフィギュア用に描き下ろされたイラストが使用されている。
  2. 連れているブレイドを切り替えて、使用する武器やアーツを変更できるシステム。

外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
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ゼノブレイドシリーズ
ファイター シュルク:for/SP - ホムラ:SP - ヒカリ:SP
ステージ ガウル平原 - アルストの雲海
アシストフィギュア リキ
その他の出演 ダンバン - リキ - フィオルン - 黒いフェイス - レックス - ニア - セイリュウ
音楽 ゼノブレイドシリーズの音楽の一覧
スピリット ゼノブレイドシリーズのスピリットの一覧/対戦データ