差分

120行目: 120行目:  
*'''ルール'''
 
*'''ルール'''
 
**対戦形式: [[ストック制]]
 
**対戦形式: [[ストック制]]
**行動パターン: 通常
+
**行動パターン: 必殺ワザを一切使用しない
 
**アイテム: 通常
 
**アイテム: 通常
 
**相手の状態: 通常(身体攻撃強化)
 
**相手の状態: 通常(身体攻撃強化)
126行目: 126行目:  
*'''音楽:''' Cavern
 
*'''音楽:''' Cavern
 
----
 
----
『メタルギアソリッド1』『2』『4』に登場するスネークの宿敵で、『恐るべき子供達計画』によって誕生したもう一人のビッグ・ボス<ref name="Big boss" />のクローン。<br>
+
『メタルギアソリッド1』『2』『4』に登場するスネークの宿敵で、『恐るべき子供達計画』によって誕生したもう一人のビッグ・ボス<ref name="Big boss" />のクローン。自身をビッグ・ボスのクローン兵士として生み出した運命を呪い、父であるビッグ・ボスや、ビッグ・ボスを殺し復讐の機会を奪った双子の兄弟スネークを激しく憎悪しており、かつてビッグ・ボスが目指した兵士にとっての理想郷「アウター・ヘブン」を実現することで、ビッグ・ボスを超える存在になろうと目論む。<br>
自身をビッグ・ボスのクローン兵士として生み出した運命を呪い、父であるビッグ・ボスや、ビッグ・ボスを殺し復讐の機会を奪った双子の兄弟スネークを激しく憎悪しており、かつてビッグ・ボスが目指した兵士にとっての理想郷「アウター・ヘブン」を実現することで、ビッグ・ボスを超える存在になろうと目論む。<br>
   
過去の時代にあたる『MGSV ファントムペイン』では本名の「イーライ」という少年兵として登場。この頃から兵士としての素質や少年兵をまとめ上げる統率力は卓越した物であり、彼がビッグ・ボスを憎むまでの物語が描かれている。
 
過去の時代にあたる『MGSV ファントムペイン』では本名の「イーライ」という少年兵として登場。この頃から兵士としての素質や少年兵をまとめ上げる統率力は卓越した物であり、彼がビッグ・ボスを憎むまでの物語が描かれている。
   371行目: 370行目:  
*'''音楽:''' Snake Eater
 
*'''音楽:''' Snake Eater
 
----
 
----
『メタルギアソリッド3』『ポータブル・オプス』『4』『V ファントムペイン』に登場。特殊部隊FOXの創始者で、スネークの作戦指揮を担当する。友人だった[[#ザ・ボス|ザ・ボス]]の死後は、世界平和という彼女の遺志を引き継ぐため、FOXのメンバーと関係者をまとめ諜報機関「愛国者達」を創設。しかし、その遺志の解釈のすれ違いなどによりスネークと対立。ザ・ボスの最後の弟子となったスネークを組織の永遠の象徴とすべく、彼のクローンを秘密裏に生み出そうとしたことを最後に袂を分かたれる。これ以降ゼロは人間不信に陥り、あらゆる力や情報を統制し完全なる世界の秩序を実現させようと企てる「愛国者達」は、やがて全ての黒幕と言うべき陰謀の中核へと変貌していく。
+
『メタルギアソリッド3』『ポータブル・オプス』『4』『V ファントムペイン』に登場。特殊部隊FOXの創始者で、スネークの作戦指揮を担当する。友人だった[[#ザ・ボス|ザ・ボス]]の死後は、世界平和という彼女の遺志を引き継ぐため、FOXのメンバーと関係者をまとめ諜報機関「愛国者達」(サイファー<ref name="Cipher" />)を創設するが、その遺志の解釈のすれ違いなどによりスネークと対立。ザ・ボスの最後の弟子となったスネークを組織の永遠の象徴とすべく、彼のクローンを秘密裏に生み出そうとしたことを最後に袂を分かたれる。これ以降ゼロは人間不信に陥り、あらゆる力や情報を統制し完全なる世界の秩序を実現させようと企てる「愛国者達」は、やがて全ての黒幕と言うべき陰謀の中核へと変貌していく。
    
キャプテン・ファルコンとスネークが登場。ファルコンは、FOXのキャプテン(指揮官)であることや『F-ZERO』と「ゼロ」を掛けた言葉遊びからの選出。移動速度ダウンは、『MGS4』のエピローグで植物状態で生き長らえていた事実が明かされたことに由来する。
 
キャプテン・ファルコンとスネークが登場。ファルコンは、FOXのキャプテン(指揮官)であることや『F-ZERO』と「ゼロ」を掛けた言葉遊びからの選出。移動速度ダウンは、『MGS4』のエピローグで植物状態で生き長らえていた事実が明かされたことに由来する。
458行目: 457行目:  
*'''音楽:''' Cavern
 
*'''音楽:''' Cavern
 
----
 
----
『メタルギアソリッド1』『4』に登場する、核兵器搭載二足歩行戦車「メタルギア」の一種。軍事産業の需要縮小により経営不振に陥っていた兵器開発企業・アームズ・テック社が、アメリカの国防高等研究計画局(DARPA)と癒着。社運を賭けた極秘プロジェクトとして開発されていた。メタルギア最大の武器である核攻撃能力は、右肩のレールガンから発射することでレーダーに検知されず、核発射に対する迎撃・報復が可能なことで成り立つ核抑止を無効化できる驚異的存在である。
+
『メタルギアソリッド1』『4』に登場する核兵器搭載二足歩行戦車「メタルギア」の一種。軍事産業の需要縮小により経営不振に陥っていたアメリカの兵器開発企業アームズ・テック社が、国防高等研究計画局(DARPA)と癒着。国防総省による資金提供を受け、社運を賭けた極秘プロジェクトとして開発されていた。ガトリング砲・レーザー砲・対戦車ミサイルといった武装に加え、メタルギア最大の特徴であるあらゆる地形からの核発射能力は、右肩のレールガンを用いてステルス核弾頭を射出することでレーダーに検知されない核攻撃が実現可能。これにより、核保有国同士が報復を恐れ、核兵器使用を思い留まらせることで成り立つ「核抑止」を無効化できるという恐るべき性能を有している。
   −
『MGS1』では[[#リキッド・スネーク|リキッド]]らに奪取され、要求が飲めない時の脅迫手段として利用される。物語終盤でスネークが開発チーフである[[#ハル・エメリッヒ|オタコン]]の助力を得て破壊したが、『MGS4』では再びシャドーモセス島に潜入したスネークが再起動・操縦し、旧型であるにも関わらずメタルギアRAYを撃破する活躍を見せた。スピリットの絵は、その時の半壊した状態のものが使用されている。
+
『MGS1』では[[#リキッド・スネーク|リキッド]]らが奪取し、米政府が要求を飲めない場合の脅迫手段として利用されようとしたが、物語終盤で開発チーフである[[#ハル・エメリッヒ|オタコン]]の助力を得たスネークによって破壊された。『MGS4』では再びシャドーモセス島に潜入したスネークが脱出の際に当時のまま放置されていたREXを操縦し、[[#月光|月光]]軍団や[[#メタルギアRAY|メタルギアRAY]]を撃破する活躍を見せた。スピリットの絵は、その時の半壊した状態のものが使用されている。
    
原作では複数機存在しないが、ロボットが2体登場。恐らく「2体」で「二足歩行戦車」を表したものと思われる。他のメタルギアとの差別化や難易度調整の意図も含まれているかもしれない。スティールダイバーはステルス核弾頭を表現している。
 
原作では複数機存在しないが、ロボットが2体登場。恐らく「2体」で「二足歩行戦車」を表したものと思われる。他のメタルギアとの差別化や難易度調整の意図も含まれているかもしれない。スティールダイバーはステルス核弾頭を表現している。
494行目: 493行目:  
*'''音楽:''' MGS4 ~愛のテーマ~
 
*'''音楽:''' MGS4 ~愛のテーマ~
 
----
 
----
『メタルギアソリッド4』とスピンオフ作品『ライジング』に登場する無人二足歩行兵器。「月光」という呼び名は一つの通称であり、正式な名称は「IRVING(アーヴィング)」。戦争経済が拡大した2010年代に量産され、多くの民間軍事請負企業(PMC)に採用、既に戦車以上の数が配備されている。小回りが利き市街戦闘に大量投入可能、歩兵に随伴・協働することが可能な、これまでの「核を搭載した巨大戦車」という概念から進化した新たなメタルギアと言える兵器である。
+
『メタルギアソリッド4』とスピンオフ作品『ライジング』に登場する無人二足歩行兵器。「月光」という呼び名は一つの通称であり、正式名称は「IRVING(アーヴィング)」。戦争経済が普及した2010年代に量産され、多くの民間軍事請負企業(PMC)に採用。作中では既に戦車以上の数が配備されている。小回りが利き市街戦闘に大量投入可能、歩兵に随伴・協働することが可能な、これまでの「核を搭載した巨大兵器」という概念から進化した新たなメタルギアと言える兵器である。なお、核兵器搭載は可能だが、歩兵支援が主用途となっているため前提ではないとされている。
   −
下半身の脚部には人工筋肉が使用されており、これにより生物的な動きを実現している。上半身の装甲は堅牢であるが、頭上の制御装置が弱点である他、脚部を攻撃することで一時的に足止めすることができる。
+
下半身の脚部には人工筋肉が使用されており、これにより柔軟な動きを実現している。上半身の装甲は堅牢であるが、頭上の制御装置が弱点である他、脚部を攻撃することで一時的に足止めすることができる。
    
有機的な装甲でデザインコンセプトが似たダークサムスが2体登場。原作のムービーや脱出シーンなどではその巨体で飛び跳ねる姿が印象的だったが、このバトルでは逆にあまりジャンプしない。これはゲーム中における潜入シーンの状況を再現していると思われる。
 
有機的な装甲でデザインコンセプトが似たダークサムスが2体登場。原作のムービーや脱出シーンなどではその巨体で飛び跳ねる姿が印象的だったが、このバトルでは逆にあまりジャンプしない。これはゲーム中における潜入シーンの状況を再現していると思われる。
513行目: 512行目:  
*'''音楽:''' Encounter
 
*'''音楽:''' Encounter
 
----
 
----
『メタルギアソリッド ピースウォーカー』に登場。ヒューイと[[#Dr.ストレンジラブ|ストレンジラブ]]の共同開発で造られたメタルギアであり、これによりMSFは核を保有する組織となった。外見や装備は、後に2人の息子である[[#ハル・エメリッヒ|オタコン]]が開発する[[#メタルギアREX|メタルギアREX]]と酷似している。本来はAI兵器であるが、サイファー<ref name="Cipher" />のスパイである[[#パス・オルテガ・アンドラーデ|パス]]が有人型に改造し、要求を断ったスネークに戦いを挑んだ。
+
『メタルギアソリッド ピースウォーカー』に登場。ピースウォーカー事件収束後、ヒューイと[[#Dr.ストレンジラブ|ストレンジラブ]]の共同開発で造られたAI搭載メタルギア。外見は後に2人の息子である[[#ハル・エメリッヒ|オタコン]]が開発する[[#メタルギアREX|メタルギアREX]]に似ている。パーツ・武装はピースウォーカー計画によって作られたAI兵器群の残骸が流用されており、ピースウォーカーから回収した核弾頭を搭載することも可能。これによりMSFは事実上の核保有国化、核抑止力を有することとなった。<br>
 +
本来はAI兵器であるが、サイファー<ref name="Cipher" />のスパイである[[#パス・オルテガ・アンドラーデ|パス]]が有人型に改造し、スネークに戦いを挑んだ。
 +
 
 +
シリーズで唯一プレイヤー側が保有することになるメタルギアであり、部隊を派遣してミッションをこなす「OUTER OPS」モードで実戦投入することも可能(ただし、設定の都合上ストーリーとは関係ない要素として扱われる)。
    
スーパースコープ持ち込みで武装の一つであるレールガンを再現。ステージはZEKEとの戦闘の舞台となったMSFマザーベースの甲板を意識したもの。
 
スーパースコープ持ち込みで武装の一つであるレールガンを再現。ステージはZEKEとの戦闘の舞台となったMSFマザーベースの甲板を意識したもの。