「リアクション値」の版間の差分
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2016年3月24日 (木) 13:20時点における版
リアクション値は攻撃判定が持つパラメータの一つで、攻撃のダメージと並んでふっとばす力を決める大きな要素である。リアクション影響値・リアクション付加値・リアクション固定値の3種があり、殆どの攻撃に設定されている。
リアクション影響値
略称はR.E.。英語圏では主にKnockback growth (KBG)と呼ばれており、近年は日本のユーザーも海外のデータベースを閲覧する機会が増えているため、この呼び方の方が普及しつつある。この値が大きいほど、攻撃を受ける側の蓄積ダメージが増えたときのふっとびの増加度が高い。そのため、この値が大きいワザは蓄積ダメージが高い相手にトドメをさすのに適している。スマッシュ攻撃にはこれが高く設定されているものが多い。
ネスの後投げはこの値が高く設定されていて、0%の相手には投げの中では最低級のふっとばし力だが、100%以上の相手には投げの中では最大級のふっとばし力のものに変化することで有名である。
値が1変わるだけでふっとばし力に強い影響が出るダメージと異なり、リアクション影響値は少々の変化ではふっとばし力があまり変わらない。バランス調整では攻撃のダメージの増加と引き換えにリアクション影響値がその10倍近く減少されることが多々あるが、それでも撃墜に必要な%は低下していることが多い。
リアクション付加値
略称はR.A.。英語圏では主にBase knockback (BKB)と呼ばれている。この値は、攻撃のダメージやリアクション影響値、重量、蓄積ダメージに関係なく、ふっとばし力に最終的に加算される値である。例えばこの値が10であれば、攻撃を受ける側の蓄積ダメージが0であろうが、0ダメージのワザであろうが、最低でも10のふっとばし力は得る。
リアクション影響値の説明で例に出したネスの後投げが0%の相手を殆どふっとばさないのは、この値が低く設定されているためである。
リアクション影響値の高い攻撃のふっとばし力は攻撃を受ける側の蓄積ダメージの影響が強く表れるのに対し、リアクション付加値が高い攻撃は攻撃側のほかほか補正の影響が強く表れる。
リアクション固定値
略称はR.F.。英語圏では主にFixed knockback (FKB)と呼ばれている。この値が設定されてある攻撃は、ふっとばし力が相手の蓄積ダメージの影響を受けない。
例えばクッパの下必殺ワザ"クッパドロップ"の地上版の1ヒット目はこの値が設定されているため、0%の相手も999%の相手も同じだけふっとばし、安定して2ヒット目に繋げることができる。
ノーリアクション
「ふっとび#ノーリアクション」も参照
フォックスの通常必殺ワザ"ブラスター"など、リアクション値が全て0の攻撃は当たっても相手が全く怯まない。