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|シンボル=[[ファイル:シンボル マリオ.png|50px|link=マリオシリーズ]]
 
|シンボル=[[ファイル:シンボル マリオ.png|50px|link=マリオシリーズ]]
 
|出典=[[マリオシリーズ]]
 
|出典=[[マリオシリーズ]]
|デビュー=マリオブラザーズ(1983年3月14日/GW)
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|デビュー=マリオブラザーズ<br>(1983年3月14日/GW)
 
|出演64=1
 
|出演64=1
 
|出演DX=1
 
|出演DX=1
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1983年にゲーム&ウォッチ版『マリオブラザーズ』でマリオの相棒として初登場し、同年のアーケード版『マリオブラザーズ』でマリオが1プレイヤー用キャラ、ルイージが2プレイヤー用キャラという位置付けで、プレイ上の識別のためにマリオの色違いとなり、これが今の“緑のルイージ”としての初登場作品となる。<br />1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』までの初期作品では、マリオと服の色が違うだけで、姿も能力も全く特徴に違いのないキャラクターであった。『スーパーマリオブラザーズ2』にて初めて「マリオよりジャンプ力に優れる代わりにブレーキが利かない」という上級者向けの一癖ある味付けを施され、以後マリオとの差別化が必要な作品ではこの特徴を参考にした性能になることが多い。
 
1983年にゲーム&ウォッチ版『マリオブラザーズ』でマリオの相棒として初登場し、同年のアーケード版『マリオブラザーズ』でマリオが1プレイヤー用キャラ、ルイージが2プレイヤー用キャラという位置付けで、プレイ上の識別のためにマリオの色違いとなり、これが今の“緑のルイージ”としての初登場作品となる。<br />1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』までの初期作品では、マリオと服の色が違うだけで、姿も能力も全く特徴に違いのないキャラクターであった。『スーパーマリオブラザーズ2』にて初めて「マリオよりジャンプ力に優れる代わりにブレーキが利かない」という上級者向けの一癖ある味付けを施され、以後マリオとの差別化が必要な作品ではこの特徴を参考にした性能になることが多い。
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『スーパーマリオブラザーズ2』や『スーパーマリオUSA』では活躍の場が与えられたものの、ほとんどはただのマリオの色違いで、かつ1人でプレイする場合では使用機会がなかった。「マリオの弟」というポジションが逆手に働いてしまい存在感が薄く、後発キャラの[[ヨッシー]]や[[ワリオ]]に、主役デビューを先に越されてしまっていた。「マリオ」の名を冠するゲームで、一瞬たりともルイージの出番がない作品も少なくない。<br />その影の薄さが逆にユーザー間や連載漫画などのネタになり、一部で密かな人気を獲得していたようだ。『スマブラ64』あたりを境に、公式にも「影が薄いことをネタにしたキャラクター」としてスポットが当たり始め、ゲームキューブのロンチソフト『ルイージマンション』では、ついに主役の座を射止めた。<br />その後もRPG系や『スーパーマリオギャラクシー』など頻繁にマリオと並んで活躍し、『ルイージマンション2』では再び主役に復帰。同時に任天堂が公式にルイージ生誕30周年を記念して2013年を「ルイージの年」と称し、ルイージを例年以上に活躍させることを宣言した。『ルイージマンション2』は2013年内に日本国内でミリオンセラーを達成するという、任天堂内で誰もが予想だにしなかった結果を出した<ref>Nintendo Direct 2013.12.18</ref>。
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『スーパーマリオブラザーズ2』や『スーパーマリオUSA』では活躍の場が与えられたものの、ほとんどはただのマリオの色違いで、かつ1人でプレイする場合では使用機会がなかった。「マリオの弟」というポジションが逆手に働いてしまい存在感が薄く、後発キャラの[[ヨッシー]]や[[ワリオ]]に、主役デビューを先に越されてしまっていた。「マリオ」の名を冠するゲームで、一瞬たりともルイージの出番がない作品も少なくない。<br />その影の薄さが逆にユーザー間や連載漫画などのネタになり、一部で密かな人気を獲得していたようだ。『スマブラ64』あたりを境に、公式にも「影が薄いことをネタにしたキャラクター<ref>[https://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref>」としてスポットが当たり始め、ゲームキューブのロンチソフト『ルイージマンション』では、ついに主役の座を射止めた。<br />その後もRPG系や『スーパーマリオギャラクシー』など頻繁にマリオと並んで活躍し、『ルイージマンション2』では再び主役に復帰。同時に任天堂が公式にルイージ生誕30周年を記念して2013年を「ルイージの年」と称し、ルイージを例年以上に活躍させることを宣言した。『ルイージマンション2』は2013年内に日本国内でミリオンセラーを達成するという、任天堂内で誰もが予想だにしなかった結果を出した<ref>Nintendo Direct 2013.12.18</ref>。
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ちなみに、「影が薄い・ネガティブ・引っ込み思案・変わり者」といったような方向付けには、ファミ通に連載されていた4コマ漫画「はまり道」に登場するルイージの影響が大きいといわれている。ゲーム中では「ネガティブ・変わり者」な面ではスマブラから、「臆病」な面では『マリオストーリー』の日記と『ルイージマンション』から見られる。
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ちなみに、「影が薄い・ネガティブ・引っ込み思案・変わり者」といったような方向付けには、ファミ通に連載されていた4コマ漫画『はまり路』に登場するルイージの影響が大きいといわれている。ゲーム中では「ネガティブ・変わり者」な面では『スマブラ』から、「臆病」な面では『マリオストーリー』の日記と『ルイージマンション』から見られる。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』では発売後の2001年11月27日に、『[[スマブラX]]』では発売後の2008年2月15日に公式サイトで紹介された。『[[スマブラfor]]』では「せっかくの"ルイージの年"なので。」ということで、シリーズで初めて発売前の2013年8月7日に<ref>[[ディレクターズルームの投稿の一覧/2013年|ディレクターズルームの投稿]] 2013/8/7</ref>、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラX』までは[[隠しキャラクター]]として、『スマブラfor』では最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
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シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』では発売後の2001年11月27日に、『[[スマブラX]]』では発売後の2008年2月15日に公式サイトで紹介された。『[[スマブラfor]]』では「せっかくの"ルイージの年"なので。」ということで、シリーズで初めて発売前の2013年8月7日に<ref>[[ディレクターズルームの投稿の一覧/2013年|ディレクターズルームの投稿]] 2013/8/7</ref>、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』では最初から選択可能な[[ファイター]]として、それ以外の作品では[[隠しキャラクター]]として登場している。
    
『スマブラDX』と『スマブラX』では、出現条件に数字の「2」が絡んだものが多い。『スマブラDX』には『「[[アドベンチャー]]」のステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴールし、ルイージを1分以内に倒してゲームクリアまでプレイする』という出現条件が、『スマブラX』には対戦を22回こなすという出現条件がある。なお、『スマブラDX』で前述の「アドベンチャーのステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴール」を達成した後に登場するルイージは、ジャンプ中のマリオの頭を[[踏み台ジャンプ]]のように踏んづけて落とし出番を奪うという衝撃的な演出で登場し対戦相手となる。
 
『スマブラDX』と『スマブラX』では、出現条件に数字の「2」が絡んだものが多い。『スマブラDX』には『「[[アドベンチャー]]」のステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴールし、ルイージを1分以内に倒してゲームクリアまでプレイする』という出現条件が、『スマブラX』には対戦を22回こなすという出現条件がある。なお、『スマブラDX』で前述の「アドベンチャーのステージ1-1で、残り時間秒の下1ケタが2秒のときにゴール」を達成した後に登場するルイージは、ジャンプ中のマリオの頭を[[踏み台ジャンプ]]のように踏んづけて落とし出番を奪うという衝撃的な演出で登場し対戦相手となる。
   −
声は原作同様、マリオと同じく[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。『スマブラ64』当時のルイージは作品によってマリオよりも高い声だったり低い声だったりと一定していなかったため、『マリオカート64』を参考に<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn143.html アンケート集計拳!!]</ref>『スーパーマリオ64』で収録されたマリオの声を加工したものを使用している。『スマブラDX』でも同様に<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return523.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>、前作のマリオとルイージの混合で高いボイスになっている。『スマブラX』で新たに収録された声は近年の『マリオ』シリーズに合わせて低めのものになり、『スマブラfor』でも同じボイスが使用されている。
     −
『スマブラ64』の頃の『マリオ』シリーズではルイージの性格面での個性はあまりつけられていなかったが、『スマブラ64』ではマリオとの区別をつけやすくするため<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn013.html アンケート集計拳!!]</ref>、踊ったり、いじけたり、たまに半目になったと、少しお茶目になるよう個性をつけた。この個性は作品が進むにつれ強まり、更に後の『マリオ』シリーズ、『ルイージマンション』シリーズ由来のネガティブ性や臆病性と融合し、イロモノ性が強くなっている。
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声は原作同様、マリオとの兼役で[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。<br>
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『スマブラ64』と『スマブラDX』では、当時のルイージは高い声というイメージを持たれていたため<ref>当時、ルイージの声はチャールズの他にもジュリアン・バーダコフ([https://www.mariowiki.com/Julien_Bardakoff Julien Bardakoff])が担当していたため。ジュリアンは日本版『マリオカート64』などで声を担当し、日本においてチャールズが演じるルイージの声が聴けるのは『スマブラ64』の後に発売された『マリオゴルフ64』が初出だった。ちなみに1980年代後半頃に制作されたアニメ作品で日本の声優が演じたルイージも高い声であることが多かった。</ref>ため、『マリオカート64』を参考に<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn143.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return523.html 速報スマブラ拳!!:アンケート集計拳!!]</ref>『スーパーマリオ64』のマリオの声を流用し、一部をピッチ上げしたものが使われていた。<br>
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『スマブラX』で新たに収録された声は現在のルイージに準じて低めのものになり、『スマブラfor』以降も同じボイスが使用され続けている。
   −
モーションの多くがマリオから流用して作られているが、性質は大きく異なる。たとえば同じ「ファイアボール」でも、マリオのはバウンドしていくものに対し、ルイージのは重力を無視して直進していく。機動力の面でも大きく異なり『スーパーマリオブラザーズ2』などのようにルイージはマリオよりも高いジャンプ力とすべりやすさを持つ。また、マリオよりも走行や空中横移動・落下速度が遅い。そのため、ゆっくり走る上に滑ってなかなか止まれず、ジャンプするとなかなか降りてこなかったりと、キビキビ動くのは苦手。加えてダッシュ攻撃のクセの強さもあって、彼の引っ込み思案な性格を反映してか、なかなか自ら攻め込むのが難しくなっている。しかし、全体的には連携しやすいワザを多く持ち、開始時の一瞬だけ[[キャプテン・ファルコン|ファルコンパンチ]]並みの威力になる上必殺ワザの「スーパージャンプパンチ」でチャンスに強い。
     −
『スマブラDX』では新規追加となる横必殺ワザとして「ルイージロケット」を獲得。基本的には[[ピカチュウ]]の「ロケットずつき」のような溜められる突進ワザだが、1/8(『スマブラfor』では1/10)の確立で暴発し「ファイアジャンプパンチ」並みの威力を持った高速突進ワザになるという博打ワザ。<br />空中下攻撃は多段ヒットものから単発ヒットものになり、これは横によくふっとばす使い勝手の良いワザだが、攻撃判定の一部分に[[メテオスマッシュ]]属性があるというクセモノ。その部分は極めて小さく狙って当てるのは困難だが、普通に使っているときに偶然メテオスマッシュになりハプニングを呼ぶことがある。『スマブラDX』では、このような前作からの変化で、より癖が強くギャンブル性のある性質となった。
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『スマブラ64』の頃の『マリオ』シリーズではルイージの性格面での個性はあまりつけられていなかったが、『スマブラ64』ではマリオとの区別をつけやすくするため<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn013.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>、踊ったり、いじけたり、たまに半目になったと、少しお茶目になるよう個性をつけた。この個性は作品が進むにつれ強まり、更に後の『マリオ』シリーズ、『ルイージマンション』シリーズ由来のネガティブ性や臆病性と融合し、イロモノ性が強くなっている。
また、『スマブラDX』の有名な非公式テクニックである「[[絶]]」をルイージが使うと、立ったまま自身の走行速度を超える速さで滑るなど、開発が用意したものだけでなくユーザーが生み出すものによっても、『スマブラ』におけるルイージのイロモノ色を濃くしている。
     −
『スマブラX』では「スーパージャンプパンチ」を使用後、頭を下に向けて落下するようになったり、「ルイージロケット」で頭が壁に刺さるようになったりなど、お茶目さが増した。前作から空中攻撃のふっとばし力が下がったが代わりに連携がしやすくなったり、「スーパージャンプパンチ」など当てにくいワザの吹っ飛ばし力が増したりなど、前作に増して極端な個性付けになっている。
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モーションの多くがマリオから流用して作られているが、性質は大きく異なる。たとえば同じ「ファイアボール」でも、マリオのはバウンドしていくものに対し、ルイージのは重力を無視して直進していく。機動力の面でも大きく異なり『スーパーマリオブラザーズ2』などのようにルイージはマリオよりも高いジャンプ力とすべりやすさ<ref>すべりやすさは『スマブラfor』まで。</ref>を持つ。また、マリオよりも走行や空中横移動・落下速度が遅い。そのため、ゆっくり走る上に滑ってなかなか止まれず、ジャンプするとなかなか降りてこなかったりと、キビキビ動くのは苦手で立ち回り能力が低い。加えて『スマブラX』までのダッシュ攻撃のクセの強さもあって、彼の引っ込み思案な性格を反映したかのように自ら攻め込むのは困難となっている。しかし、攻撃ワザはマリオよりも扱いやすくコンボとして繋げやすい傾向をキープしており、また開始時の一瞬だけ「[[キャプテン・ファルコン|ファルコンパンチ]]」並みの威力になる上必殺ワザの「スーパージャンプパンチ」によってワンチャンスやコンボから撃墜を狙う能力が高い。
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『スマブラDX』では新規追加となる横必殺ワザとして「ルイージロケット」を獲得。基本的には[[ピカチュウ]]の「ロケットずつき」のような溜められる突進ワザだが、低確立で暴発し「ファイアジャンプパンチ」並みの威力を持った高速突進ワザになるという博打ワザ。<br />下空中攻撃は多段ヒットものから単発ヒットものになり、これは横によくふっとばす使い勝手の良いワザだが、攻撃判定の一部分に[[メテオスマッシュ]]属性があるというクセモノ。その部分は極めて小さく狙って当てるのは困難だが、普通に使っているときに偶然メテオスマッシュになりハプニングを呼ぶことがある。『スマブラDX』では、このような前作からの変化で、より癖が強くギャンブル性のある性質となった。また、『スマブラDX』の有名な非公式テクニックである「[[絶]]」をルイージが使うと、立ったまま自身の走行速度を超える速さで滑るなど、開発が用意したものだけでなくユーザーが生み出すものによっても、『スマブラ』におけるルイージのイロモノ色を濃くしている。
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『スマブラX』では「スーパージャンプパンチ」を使用後、頭を下に向けて落下するようになったり、「ルイージロケット」で頭が壁に刺さるようになったりなど、お茶目さが増した。前作から空中攻撃のふっとばし力が下がったが代わりに連係がしやすくなったり、「スーパージャンプパンチ」など当てにくいワザの吹っ飛ばし力が増したりなど、前作に増して極端な個性付けになっている。
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『スマブラSP』では地上の滑りやすさを失い、つかみがオバキュームを使ったワイヤーつかみに変更され、立ち回りでの小回りが少々効きづらくなった。しかし下投げのコンボ始動能力が非常に高く、そこから各種空中攻撃と「ファイアジャンプパンチ」「ルイージサイクロン」を組み合わせての撃墜コンボが強力な一発型キャラとしての地位を確立。同作において"'''即死コンボ'''"といえる連係がほぼ唯一許容されたファイターとなっている。
    
=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
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[[ワドルディ]]に気を取られている内に、独自にファイターを集めていた[[デデデ]]に襲われてフィギュア化されてしまう。なお、公式アートワークとは別のポーズをとっている。
 
[[ワドルディ]]に気を取られている内に、独自にファイターを集めていた[[デデデ]]に襲われてフィギュア化されてしまう。なお、公式アートワークとは別のポーズをとっている。
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その後デデデによって一定時間経つと動けるようになるブローチを付けられる。そして終盤ブローチが起動して一緒にいたネスとともに復活。2人で復活させたデデデとともにファイター救出とこの世界を救うため、大迷宮へと足を踏み入れる。
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その後デデデによって一定時間経つと自動で復活するブローチを付けられ、終盤にデデデの城が亜空間に飲み込まれた後、一緒にブローチをつけられたネスとともに復活。2人で復活させたデデデと共にファイターとこの世界を救うため、大迷宮へと足を踏み入れる。
    
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
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:*(Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
 
:*(Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
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;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑] ルイージ
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;[{{有無|for}}フィギュア名鑑] ルイージ
 
:生誕30周年の"ルイージの年"を経て、一回り存在感がアップ(?)した、マリオの双子の弟。しかし、控えめで臆病な性格は相も変わらず。『スマブラ』での攻撃手段はマリオと似たものを多く持つ。「スーパージャンプパンチ」は、相手に密着して出だしで決めれば、痛快な音と共に絶大な威力を発揮。コミカルなアピールも必見。
 
:生誕30周年の"ルイージの年"を経て、一回り存在感がアップ(?)した、マリオの双子の弟。しかし、控えめで臆病な性格は相も変わらず。『スマブラ』での攻撃手段はマリオと似たものを多く持つ。「スーパージャンプパンチ」は、相手に密着して出だしで決めれば、痛快な音と共に絶大な威力を発揮。コミカルなアピールも必見。
 
:*(AC) マリオブラザーズ (1983)
 
:*(AC) マリオブラザーズ (1983)
 
:*(3DS) ルイージマンション2 (2013/03)
 
:*(3DS) ルイージマンション2 (2013/03)
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;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑] ルイージ(EX)
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;[{{有無|for}}フィギュア名鑑] ルイージ(EX)
:すねて落ち込むようなルイージの下アピールは、見た目からは想像もつかない性能を持っている。アピールを相手に当てると、攻撃判定があり、少しだけダメージを与えられる。実はその際、下に叩きつける強力なメテオ効果があるのだ。ガケに捕まっている相手等にアピールを出し、上手く当てられれば一撃で撃墜することも可能。
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:すねて落ち込むようなルイージの下アピールは、見た目からは想像もつかない性能を持っている。アピールを相手に当てると、攻撃判定があり、少しだけダメージを与えられる。実はその際、下に叩きつける強力なメテオ効果があるのだ。ガケに捕まっている相手などにアピールを出し、上手く当てられれば一撃で撃墜することも可能。
 
:*(AC) マリオブラザーズ (1983)
 
:*(AC) マリオブラザーズ (1983)
 
:*(3DS) ルイージマンション2 (2013/03)
 
:*(3DS) ルイージマンション2 (2013/03)
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:『ルイージマンション』シリーズに登場する、オバケ学の権威、オヤ・マー博士が発明したオバキューム。臆病なルイージにとってオバケ退治の心強い相棒。『スマブラ』では広範囲の相手を吸い込んでダメージを与える。最後は斜め上方向にふっとばすため、天井のない場所で相手を吸い込むと撃墜しやすいだろう。
 
:『ルイージマンション』シリーズに登場する、オバケ学の権威、オヤ・マー博士が発明したオバキューム。臆病なルイージにとってオバケ退治の心強い相棒。『スマブラ』では広範囲の相手を吸い込んでダメージを与える。最後は斜め上方向にふっとばすため、天井のない場所で相手を吸い込むと撃墜しやすいだろう。
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=== 使用ワザの名称一覧 ===
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== 使用ワザの名称一覧 ==
 
*通常攻撃のワザ名は[[スマブラ拳!!|スマブラ拳!! (64)]]および公式攻略本より引用。
 
*通常攻撃のワザ名は[[スマブラ拳!!|スマブラ拳!! (64)]]および公式攻略本より引用。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
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|colspan="5"| ダブルキック  
 
|colspan="5"| ダブルキック  
 
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| ニュートラル空中攻撃
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| 通常空中攻撃
 
|colspan="5"| ルイージキック
 
|colspan="5"| ルイージキック
 
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=== 動作などの元ネタ ===
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== 動作などの元ネタ ==
==== ワザ ====
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=== ワザ ===
 
{{see also|マリオ}}
 
{{see also|マリオ}}
 
*弱攻撃(3段目):どんけつ {{有無|DX}}以降
 
*弱攻撃(3段目):どんけつ {{有無|DX}}以降
**臀部を活かしている点から、マリオやルイージが多くの『マリオ』シリーズ作品で使用出来るアクション「ヒップドロップ」を応用したワザと解釈出来得る。
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**臀部を活かしている点から、マリオやルイージが多くの『マリオ』シリーズ作品で使用できるアクション「ヒップドロップ」を応用したワザと解釈できる。
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**このワザ自体との関係は不明だが、『スーパーマリオ64』では「どんけつ」という敵キャラが登場する。
 
*横スマッシュ攻撃:地獄突き {{有無|DX}}以降
 
*横スマッシュ攻撃:地獄突き {{有無|DX}}以降
**原作では登場しない『スマブラ』オリジナルのワザ。「地獄突き」は格闘技で使用される技で、人差し指から小指までを使用する貫手。
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**原作では登場しないワザ。「地獄突き」は格闘技で使用される技で、人差し指から小指までを使用する貫手。
 
**元はプロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーの得意技で、「地獄突き」の名称はそこから定着した。
 
**元はプロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーの得意技で、「地獄突き」の名称はそこから定着した。
 
*下スマッシュ攻撃:ダブルキック / 下空中攻撃:ドリルキック / {{有無|for}}まで 後投げ:ジャイアントスイング
 
*下スマッシュ攻撃:ダブルキック / 下空中攻撃:ドリルキック / {{有無|for}}まで 後投げ:ジャイアントスイング
**下スマッシュ攻撃と下空中攻撃のモーションは、初代『スマブラ』では[[マリオ]]と全く同じ。
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**下スマッシュ攻撃と下空中攻撃のモーションは、『スマブラ64』ではマリオと同じ。
 
***下空中攻撃は、『スマブラDX』以降は性質とモーションが差別化され、マリオとは別物になっている。
 
***下空中攻撃は、『スマブラDX』以降は性質とモーションが差別化され、マリオとは別物になっている。
***『スマブラDX』から『SP』まで用いているルイージの下空中攻撃は、『DX』までのマリオと、『DX』と『for』以降にて参戦している[[ドクターマリオ]]のものと同じ。
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***『DX』から『SP』まで用いているルイージの下空中攻撃は、『DX』までのマリオ(+『DX』『for』の[[ドクターマリオ]])のものと同じ。
**マリオの下スマッシュ攻撃は『SP』にて、ダブルキックに似てはいるが、ワザ名とモーションが異なるワザに変更された。
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**マリオの下スマッシュ攻撃は『SP』で固有の動作に変更された。
**ルイージの後投げは、『SP』にてマリオと全く異なるワザに変更された。
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**ルイージの後投げは『SP』において、マリオと全く異なる動作に変更された。
*前投げ:オバキューム投げ / 後ろ投げ : オバキューム反転投げ {{有無|SP}}
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*前投げ:オバキューム投げ / 後投げ : オバキューム反転投げ {{有無|SP}}
 
**『ルイージマンション3』のオバキュームの新機能「スラム」。モーション自体は『スマブラSP』が初出。
 
**『ルイージマンション3』のオバキュームの新機能「スラム」。モーション自体は『スマブラSP』が初出。
**『ルイージマンション3』では叩きつけたオバケで他のオバケを巻き込むことが出来るが、『スマブラSP』では他の相手を巻き込めない。
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**『ルイージマンション3』では叩きつけたオバケで他のオバケを巻き込むことができるが、『スマブラSP』では他の相手を巻き込めない。
*下投げ:ヒップドロップ {{有無|for}}以降
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*下投げ:ヒップドロップ {{有無|for}} / オバキュームドロップ {{有無|SP}}
**マリオが多くの原作作品で使用出来る、代名詞的アクションの1つである「ヒップドロップ」が元ネタ。原作では主に空中で縦に一回転したのち、尻から高速で落下して、敵にダメージを加えたりブロックを破壊したりする。ルイージも『New スーパーマリオブラザーズ』等で使用出来る。
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**マリオシリーズの多くのキャラが多くの原作作品で使用できる、代名詞的アクションの1つである「ヒップドロップ」が元ネタ。原作では主に空中で縦に一回転したのち、尻から高速で落下して、敵にダメージを加えたりブロックを破壊したりする。ルイージも『New スーパーマリオブラザーズ』などで使用できる。
*通常必殺ワザ: ファイアボール / {{有無|for}} 通常必殺ワザ2:バウンドファイアボール
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*通常必殺ワザ: ファイアボール
**『スーパーマリオ』シリーズおなじみの攻撃手段。原作シリーズでは、基本的に[[アイテム#ファイアフラワー|ファイアフラワー]]を取得して「ファイアルイージ」にならなければ使用できない。
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**『スーパーマリオ』シリーズおなじみの攻撃手段。原作シリーズでは、基本的に[[ファイアフラワー]]を取得して「ファイアルイージ」にならなければ使用できない。
**「ファイアボール」の軌道はスマブラでは直線的だが、原作では「バウンドファイアボール」やマリオのものと同様、バウンドしながら進む。また、スマブラでは炎の色が緑になっているが、原作ではマリオと同じ赤色である(『マリオカート ダブルダッシュ!!』ではスマブラのように緑色になっている)。
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**『スマブラ』では直線的に飛ぶ軌道だが、原作では基本マリオのものと変わらない性能で、バウンドしながら進む。炎の色も、原作ではマリオと同じ赤色である(『マリオカート ダブルダッシュ!!』では『スマブラ』のように緑色になっている)。
***『スーパーマリオアドバンス2』ではマリオよりバウンドが高いという特徴が加えられた。
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**『[[マリオブラザーズ]]』では水平に飛ぶ緑の火の玉のやくもの(敵キャラ)の「グリーンボール」が登場するため、こちらになぞらえた性能と思われる。
**『マリオブラザーズ』では水平に飛ぶ緑の火の玉のやくもの(または敵キャラ)の「グリーンボール」が登場する。
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*通常必殺ワザ2:バウンドファイアボール {{有無|for}}
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**バウンドする挙動は、原作における「ファイアボール」と同じ。
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**『スーパーマリオアドバンス2』ではマリオよりバウンドが高いという特徴が加えられた。
 
*通常必殺ワザ3:アイスボール {{有無|for}}
 
*通常必殺ワザ3:アイスボール {{有無|for}}
 
**『マリオ&ルイージRPG2』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『New スーパーマリオブラザーズ U』などに登場。「アイスフラワー」(または「ペンギンスーツ」)を取得することで使えるようになる。
 
**『マリオ&ルイージRPG2』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『New スーパーマリオブラザーズ U』などに登場。「アイスフラワー」(または「ペンギンスーツ」)を取得することで使えるようになる。
**氷の玉で敵を凍らせる事ができ、凍らせた敵は足場として利用したり、持ち上げて投げたりと、さまざまなことに用いることができる。ファイアボールでは倒せない敵に対処する事ができる一方で、ボス敵には全く効かない(『RPG2』は除く)ため、一概にファイアボールより優れているとは言えない。また、ファイアボールとは若干軌道が異なる。
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**氷の玉で敵を凍らせることができ、凍らせた敵は足場として利用したり、持ち上げて投げたりと、さまざまなことに用いることができる。ファイアボールでは倒せない敵に対処することができる一方で、ボス敵には全く効かない(『RPG2』は除く)ため、一概にファイアボールより優れているとは言えない。また、ファイアボールとは若干軌道が異なる。
 
**なお、『スーパーマリオギャラクシー』において同じく「アイスフラワー」で変身する「アイスルイージ」は、「アイスボール」は投げずに触れた水を凍らせる能力となっており、他とは性質を異にする。
 
**なお、『スーパーマリオギャラクシー』において同じく「アイスフラワー」で変身する「アイスルイージ」は、「アイスボール」は投げずに触れた水を凍らせる能力となっており、他とは性質を異にする。
 
*横必殺ワザ: ルイージロケット {{有無|DX}}以降
 
*横必殺ワザ: ルイージロケット {{有無|DX}}以降
 
**元ネタとは言いにくいかもしれないが、『マリオワールド』での斜め向き土管からの発射や、『マリオ64』以降に度々登場するギミックの大砲に入っての発射を彷彿とさせるものがある。
 
**元ネタとは言いにくいかもしれないが、『マリオワールド』での斜め向き土管からの発射や、『マリオ64』以降に度々登場するギミックの大砲に入っての発射を彷彿とさせるものがある。
**『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではルイージのスペシャルアクションに「ルイージロケット」が逆輸入された。
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**『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』に、[https://www.nintendo.co.jp/wii/rolj/character/luigi/index.html ルイージのスペシャルアクションとして、「ルイージロケット」が逆輸入されている]。
**『MARIO SPORTS MIX』のバレーボールでのルイージの飛びつきの動作がルイージロケットに似ている。
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**『MARIO SPORTS MIX』のバレーボールでの、ルイージがボールに飛びつく時の動作が、「ルイージロケット」に似ている。
*[[最後の切りふだ]] {{有無|for}}以降 / つかみ:オバキューム {{有無|SP}}
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*最後の切りふだ:オバキューム {{有無|for}}以降 / つかみ、各種投げ {{有無|SP}}
**『ルイージマンション』『マンション2』等に登場する、オバケを吸い込む掃除機のような機械。メインの機能はオバケの吸引だが、通常の掃除機のように砂ぼこりを吸う事も出来る他、ファンを回したり、物を引き寄せたりする事も可能。
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**『ルイージマンション』シリーズなどに登場する、オバケを吸い込む掃除機のような機械。メインの機能はオバケの吸引だが、通常の掃除機のように砂ぼこりを吸うこともできるほか、ファンを回したり、物を引き寄せたりすることも可能。
***引き寄せた物をノズルの先端に吸着させて持ち運び、逆噴射で遠くに飛ばす事が出来る点が、『SP』の投げワザを連想させる。
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***{{有無|SP}} 引き寄せた物をノズルの先端に吸着させて持ち運び、逆噴射で遠くに飛ばすことができる点が、『スマブラSP』で繰り出す投げワザを連想させる。
**{{有無|SP}} オバキュームのデザインが『ルイージマンション3』と同じものになった。尚このオバキュームは、厳密には『スマブラSP』が初出。詳しくは[[スマブラSPの参戦ムービー・プロット集#シモン&リヒター:ヴァンパイア・キラー]]にて。
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**{{有無|SP}} デザインが『ルイージマンション3』と同じものになった。なお、このオバキュームは原作の発表に先駆けての先行登場だった。詳しくは[[参戦ムービーの一覧 (SP)#シモン/リヒター:ヴァンパイア・キラー]]にて。
**{{有無|SP}} 掴みに用いるノズルの先端を射出する機能は、[[シモン]]・[[リヒター]]の参戦ムービーでも使っており、『ルイージマンション3』で「キューバンショット」という名称が付いた。
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**{{有無|SP}} 掴みに用いるノズルの先端を射出する機能は、同じ『ルイージマンション3』で追加された機能である「キューバンショット」が基になっている。吸盤を発射して家具などにくっつけ、引っ張って壊せるというアクションであり、盾などの防具を持ったオバケにも有効。発射時の効果音も同じ(『スマブラSP』では相手を掴んだ時に鳴る)。
***原作での主な用途は、吸盤を発射して家具などにくっつけ、引っ張って壊せるというもの。盾などの防具を持ったオバケにも有効。発射時の効果音も同じ(『スマブラSP』では相手を掴んだ時に鳴る)。
+
***『マンション3』で新たに備わったダストボックスには、「オヤ・マー博士」の発明品の一つとして、『ルイージマンション(3DS版)』から登場している「グーイージ(ルイージの姿に変形した液体エネルギー)」が入っており、『3』ではダストボックスの下部からグーイージが出てくる。『スマブラSP』のダストボックスにも緑色の液体が入っていることから、「グーイージ」の機能自体は備わっていると解釈できる。
**『マンション3』で新たに備わったダストボックスには、「オヤ・マー博士」の発明品の一つとして、『ルイージマンション(3DS版)』から登場している「グーイージ(ルイージの姿に変形した液体エネルギー)」が入っており、『3』ではダストボックスの下部からグーイージが出てくる。
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***『スマブラSP』のダストボックスにも緑色の液体が入っている事から、「グーイージ」の機能自体は備わっていると解釈出来得る。
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=== その他 ===
*[[アピール]] {{有無|X}}以降
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*[[上アピール]] {{有無|X}}以降
 
**『マリオ&ルイージRPG』で写真撮影の際にポーズを次々と変えることができるのが元ネタ。
 
**『マリオ&ルイージRPG』で写真撮影の際にポーズを次々と変えることができるのが元ネタ。
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**2番目の両手の人差し指で右を差すポーズは、『スマブラ』が先だが、『マリオ&ルイージRPG3!!!』でのレベルアップ時にも行う。
 
**3番目のポーズは『マリオ&ルイージRPG2』のパッケージイラストと同じ。
 
**3番目のポーズは『マリオ&ルイージRPG2』のパッケージイラストと同じ。
 
**最後のポーズは『ルイージマンション』のパッケージイラストと同じ。
 
**最後のポーズは『ルイージマンション』のパッケージイラストと同じ。
*下アピール:拗ねるように蹴り
+
*[[待機モーション]]:鼻をいじり、ピンと弾く {{有無|X}}以降
**[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルイージ_(ゲームキャラクター) Wikipedia]によると、漫画家の吉田戦車や本山一城が、『マリオ』シリーズを扱った漫画作品内において、「二番手」という当時の原作におけるルイージの傾向性を皮肉り、ルイージを卑屈なキャラとして描いた事がきっかけで、そのイメージが徐々にゲーム本編でも反映されるようになったらしい為、『スマブラ』シリーズでのいじけたような動作も、その流れを受けての描写と解釈出来得る。
+
**ピンと弾く際に鼻を手で摘み少し伸ばす動作が、『マリオ64』のオープニングデモ画面のお遊び要素である「マリオの顔いじり」において、マリオの鼻を引っ張って伸ばすことができる小ネタを彷彿とさせる。
**[https://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 原作者の宮本茂曰く、ルイージはちょっとさめてるヤツで、「どーせ主役にはならへん」とナメてかかってる]ような性格である為、いじけてみせるような動作も不自然ではないかも知れない。
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***また『マリオパーティ』において、「クッパひゃくめんそう」というクッパの顔を引っ張り自在に伸ばして歪ませることができるミニゲームがあり、こちらのネタ的要素とも少しだが共通点がある。
 
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==== その他 ====
   
*[[しゃがみ]] / [[ジャンプ#地上ジャンプ|地上後ろジャンプ]] / [[ジャンプ#空中ジャンプ|空中ジャンプ]] / 空中後ろジャンプ / [[空中回避]] / [[アイテム#アイテムの分類|大型キャリアー]]を持ち上げる / [[ねむり]]
 
*[[しゃがみ]] / [[ジャンプ#地上ジャンプ|地上後ろジャンプ]] / [[ジャンプ#空中ジャンプ|空中ジャンプ]] / 空中後ろジャンプ / [[空中回避]] / [[アイテム#アイテムの分類|大型キャリアー]]を持ち上げる / [[ねむり]]
 
**[[マリオ]]と同じ。
 
**[[マリオ]]と同じ。
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*[[走行]] {{有無|SP}}
 
*[[走行]] {{有無|SP}}
 
**背筋を若干反らし気味に立てて走るのは『ルイージマンション』や『マリオ&ルイージRPG』などで見られる走り方。
 
**背筋を若干反らし気味に立てて走るのは『ルイージマンション』や『マリオ&ルイージRPG』などで見られる走り方。
*地上前ジャンプ {{有無|64}}{{有無|DX}}{{有無|X}}
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*地上前ジャンプ {{有無|X}}まで
 
**マリオと同じ。
 
**マリオと同じ。
*地上前ジャンプ {{有無|for}}
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*地上前ジャンプ {{有無|for}}以降
 
**足をばたばたさせるのは『スーパーマリオUSA』が初出。『マリオ64DS』では「ばたばたジャンプ」という名前がつけられた。原作では「ばたばたジャンプ」をしている間は滞空時間が増す。
 
**足をばたばたさせるのは『スーパーマリオUSA』が初出。『マリオ64DS』では「ばたばたジャンプ」という名前がつけられた。原作では「ばたばたジャンプ」をしている間は滞空時間が増す。
*高いジャンプ力と滑る特性
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*高いジャンプ力 / 滑る特性 {{有無|for}}まで
**『スーパーマリオブラザーズ2』のルイージは、ジャンプ力はマリオに勝るがブレーキが効かないという特性を持つ。
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**『スーパーマリオブラザーズ2』のルイージは、ジャンプ力はマリオに勝るが、ブレーキが効かないという特性を持つ。
*[[待機]]モーション:鼻をいじり、ピンと弾く {{有無|X}}以降
+
*オープニングムービーのカットイン {{有無|64}}
**ピンと弾く際に鼻を手で摘み少し伸ばす動作が、『マリオ64』のオープニングデモ画面のお遊び要素である、「マリオの顔いじり」でマリオの鼻を引っ張って伸ばす事が出来る小ネタを彷彿とさせる。
+
**[https://www.mariowiki.com/File:MariojumpsSM64.png 『スーパーマリオ64』のマリオのアートワークの一つ]にジャンプするものがあり、このポーズを基に描かれたものと思われる。
***また『マリオパーティ』にて、「クッパひゃくめんそう」というクッパの顔を引っ張り自在に伸ばして歪ませる事が出来るミニゲームがあり、こちらのネタ的要素とも少しだが共通点がある。
+
**なお、キャラクターセレクト画面のアイコンでは目線が前から上になっており、微妙に異なる。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
*マリオブラザーズ(1983/AC・FC)【バーチャルコンソール [https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000014232 3DS] / [https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000000906 Wii U]】 【[https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000918 Switch アーケードアーカイブス]】
+
*マリオブラザーズ (1983/AC<ref name="ArcadeArchives" />・FC<ref name="VC3+NSO1" />)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tatj/ スーパーマリオブラザーズ2] (1986/FC)
+
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/tatj/ スーパーマリオブラザーズ2] (1986/FCD<ref name="VC3+NSO1" />)
*[http://www.nintendo.co.jp/ngc/sms/history/smu/ スーパーマリオUSA] (1989/FC)
+
*[http://www.nintendo.co.jp/ngc/sms/history/smu/ スーパーマリオUSA] (1989/FC<ref name="VC3+NSO1" />)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/ngc/glmj/ ルイージマンション] (2001/GC) (2018/3DS)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/ngc/glmj/ ルイージマンション] (2001/GC) (2018/3DS)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/3ds/bgnj/pc/index.html?nt_redirect_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F&rd 3DS版公式サイト]
 
**[https://www.nintendo.co.jp/3ds/bgnj/pc/index.html?nt_redirect_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F&rd 3DS版公式サイト]
*[http://www.nintendo.co.jp/n08/a88j/ マリオ&ルイージRPG] (2003/GBA)
+
*[http://www.nintendo.co.jp/n08/a88j/ マリオ&ルイージRPG] (2003/GBA<ref name="VC4+NSO2" />)
 +
**[https://www.nintendo.co.jp/3ds/brmj/index.html マリオ&ルイージRPG1 DX] (2017/Wii U)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wii/sb4j/ スーパーマリオギャラクシー 2] (2010/Wii)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wii/sb4j/ スーパーマリオギャラクシー 2] (2010/Wii)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/aggj/ ルイージマンション2] (2013/3DS)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/aggj/ ルイージマンション2] (2013/3DS)
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/aymj/index.html マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー] (2013/3DS)
+
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/aymj/index.html マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー] (2013/3DS)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/arsj/ New スーパールイージ U] (2013/Wii U)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/arsj/ New スーパールイージ U] (2013/Wii U)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ardj/ スーパーマリオ 3Dワールド] (2013/Wii U)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ardj/ スーパーマリオ 3Dワールド] (2013/Wii U)
 +
*[https://www.nintendo.co.jp/switch/ag3ja/ ルイージマンション3] (2019/Switch)
 +
*[https://www.nintendo.com/jp/switch/aqmxa/index.html スーパーマリオブラザーズ ワンダー] (2023/Switch)
 
他多数
 
他多数
    
== 備考 ==
 
== 備考 ==
*“永遠の二番手”、“緑の人気もの”というルイージの有名な称号(?)はスマブラが発祥である。前者は『スマブラ64』でルイージをアンロックしたときのメッセージ、後者は『スマブラDX』のフィギュア解説文より。
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*“永遠の二番手”、“緑の人気もの”というルイージの有名な称号(?)は『スマブラ』が発祥である。前者は『スマブラ64』でルイージをアンロックしたときの[[おしらせ]]メッセージ、後者は『スマブラDX』のフィギュア解説文より。
 
*『スマブラ64』では隠しキャラクターにも関わらず「1人用ゲーム」に登場している。また、「あそびかた」でも主にマリオの攻撃を受ける2Pキャラクターとして登場している。
 
*『スマブラ64』では隠しキャラクターにも関わらず「1人用ゲーム」に登場している。また、「あそびかた」でも主にマリオの攻撃を受ける2Pキャラクターとして登場している。
*『スマブラDX』以降のルイージが勝利演出やアピールで見せる、直立姿勢のまま倒れて起き上がる動作は、[[桜井政博]]のお気に入りである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return557.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。この動作を思いついたとき、モーションデザイナーに伝えるために彼は実演して見せたという<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return525.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
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*『スマブラDX』以降のルイージが勝利演出やアピールで見せる、直立姿勢のまま倒れて起き上がる動作は、[[桜井政博]]のお気に入りである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return557.html 速報スマブラ拳!!:アンケート集計拳!!]</ref>。この動作を思いついたとき、モーションデザイナーに伝えるために彼は実演して見せたという<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return525.html 速報スマブラ拳!!:アンケート集計拳!!]</ref>。
*『スマブラDX』の発売前に公式サイト「速報スマブラ拳!!」はルイージのフィギュアを紹介し、その下に「彼にもスマブラ参加招待状を送ったのですが、マンションに出張中で留守でした・・・。」と記述。その後に体験会でマリオにルイージカラーが追加されていたことが判明したことなどから、ユーザーの間ではルイージの不参加が噂されていたが、これらは[[桜井政博]]による意図的なミスリードで、その真意は[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1127/index.html ルイージの紹介ページ]で明かされている。
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*『スマブラDX』の発売前に公式サイト「速報スマブラ拳!!」はルイージのフィギュアを紹介し、その下に「彼にもスマブラ参加招待状を送ったのですが、マンションに出張中で留守でした・・・。」と記述。その後に体験会でマリオに前作ではチーム戦限定だったルイージカラーが通常でも使えるようになったことが判明したことなどから、ユーザーの間ではルイージの不参加が噂されていたが、これらは[[桜井政博]]による意図的なミスリードで、その真意は[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1127/index.html ルイージの紹介ページ]で明かされている。
*『スマブラDX』の「[[アドベンチャー]]」における登場演出は、[[桜井政博]]が見た夢の光景を再現したものとのこと<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return506.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
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*『スマブラDX』の「[[アドベンチャー]]」における登場演出は、桜井政博が見た夢の光景を再現したものとのこと<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return506.html 速報スマブラ拳!!:アンケート集計拳!!]</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references>
 
<references>
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<ref name="VC3+NSO1">Wii/3DS/Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref>
 +
<ref name="ArcadeArchives">Switchでアーケードアーカイブスが配信された。</ref>
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<ref name="VC4+NSO2">Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online + 追加パック』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref>
 
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