大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

三島一八

提供: 大乱闘スマッシュブラザーズWiki
2021年7月9日 (金) 23:25時点における八十三 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎備考)
ナビゲーションに移動 検索に移動
三島一八
三島一八 (鉄拳6).png
『鉄拳6』の一八
シンボル 鉄拳.png
出典鉄拳シリーズ
デビュー鉄拳
(1994年12月/AC)
スマブラ
への出演
スマブラSP
外部サイト
の紹介記事
鉄拳の登場人物 - Wikipedia
三島 一八 - 格ゲー.com 格ゲー用語事典
Kazuya Mishima - Tekken Wiki

三島一八(みしま かずや、Kazuya Mishima)は、バンダイナムコエンターテインメント(旧・ナムコ)の『鉄拳』シリーズに登場するキャラクター。


概要

『鉄拳7』のコート姿の一八

『鉄拳』シリーズの主要人物で、『鉄拳3』を除く全作品に登場。『鉄拳1』と『鉄拳7』にて主人公を務める[1]
シリーズを代表する主役格のキャラクターではあるが、その性格は主人公に多いキャラクター性とはおよそ真逆で、目的のためには手段を選ばず、権力や悪しき力をも取り込む極悪非道の冷血漢という常識破りな設定になっている。

世界的軍需企業として多大な影響を及ぼす三島財閥の頭首・三島平八の息子。出身地は「日本」(『鉄拳1』のみ)→「無し」。本人曰く「日本国籍は捨てた」との事。
さらに母親・三島一美(旧姓:八条)から、自らの姿を悪魔と化し人間離れした力を発揮できる「デビル因子」を継承している。

幼少の頃より三島流喧嘩空手と帝王学を叩き込まれて育てられるが、そのあまりにも苛烈な教育と、心の拠り所にしていた母の死から平八とは反目しあっており、彼を叩き潰して世界を掌握せんとすべく行動を起こす。
胸の傷は5歳の時に谷から落とされたことで出来た物で、これは『鉄拳7』家庭版において最終的に「一美と死別する理由となった悪魔の力を危険視した平八が、一八の正体をその命を以て確かめるためだった」という補完がされている。

『鉄拳1』では平八を亡き者にし世界規模のクーデターを起こす目的で、三島財閥が主催する格闘大会「The King Of Iron Fist Tournament」に参加し、主催者である平八を撃破。かつて自分がされた時と同じように谷底へと落とし、三島財閥の実権を手に入れた。 その後『鉄拳2』において独立国家を築くため北海道の殆どを手中に収め、軍隊編成の人員を集めるため第二回「The King Of Iron Fist Tournament」を開催するが、財閥を奪還するべく山籠りの修行を経て復活した平八に敗北を喫し、今度は火山の火口に放り込まれてしまう。この経緯からか、『鉄拳3』にはあるキャラのエンディングで存在が示唆されるのみで登場しない。

しかし、デビル化によって一命を取り留めており、新興企業G社の元で蘇生していた彼はデビルの力を己が物にするため自身の体を研究素材として提供していた。
その二十年後を描く『鉄拳4』では、デビル因子を求める平八が送り込んだ私設部隊「鉄拳衆」によりG社が襲撃と略奪を受け、同時に第4回トーナメント開催の知らせを耳にした一八は平八の謀略と感づきながらも参加するが、決勝では平八に、その後連れられた三島財閥の本丸で同じデビルの血を受け継いでいた彼の息子の風間仁に敗北。
その後『鉄拳5』ではG社の裏切りに遭うが、幹部を抹殺してG社を乗っ取る。(設定上では第5回トーナメントに参加しておらず、あくまで裏向きの活動)
『鉄拳6』では仁が率いて世界に宣戦布告した三島財閥への対抗勢力として激しい戦争を繰り広げ、第6回トーナメントで自分以外の支配者である仁を倒すべく参加。その途中で仁がある目的で行方をくらましたことで戦況はG社に傾き出す。

しかし『鉄拳7』では三島財閥当主の座に舞い戻った平八が第七回「The King Of Iron Fist Tournament」の開催を宣言。自らを誘う平八の思惑に乗り一八も行動を開始する。
さらにある人物の介入を平八が利用した末に、泥沼の抗争を続ける三島財閥とG社はついに進退窮まる状態になり、長きに渡る因縁もとうとう最後の決着へと突き進んでいく。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

ファイターとして、カズヤ名義で初参戦。2021年6月16日に放送された『Nintendo Direct | E3 2021』の冒頭で公開されたムービー『鉄の拳』で、追加コンテンツ第10弾として参戦することが発表された。その後、6月28日に放送された紹介動画『カズヤのつかいかた』で配信時期が発表され、6月30日に配信が開始された。

デザインは、『鉄拳5』以降の物に準拠している。また色変えで『鉄拳7』のコート姿にすることができる。

声は、『鉄拳4』以降の作品で担当する篠原まさのりが務める。なお、キャラごとに使用言語を設定している『鉄拳』シリーズと同様、海外版でも日本語の同じボイスで喋る。

アートワーク

使用ワザの名称一覧

弱攻撃:連打
(A×10)
10連コンボ
弱攻撃:単発
(A×2、ディレイA)
閃光烈拳
ダッシュ攻撃 空斬脚
コマンド入力ワザ
(→→ + A)
左踵落とし
上強攻撃 ダブルアッパー
前上強攻撃(↗) 螺旋幻魔脚
前強攻撃(→) 鬼蹴り
前下強攻撃(↘) 踵切り
下強攻撃 捻り裏拳
後ろ下強攻撃(↙) 腿砕き
後ろ強攻撃(←) 刃閃風
後ろ上強攻撃(↖) ジャンプサイドキック
しゃがみ前強攻撃(↘) 螺旋岩砕蹴
しゃがみ強攻撃(↓) シットジャブ
しゃがみ後強攻撃(↙) シットスピンキック
しゃがみ解除攻撃
(↓ + ニュートラルA)
魔神拳
横スマッシュ攻撃 魔神閃焦拳
上スマッシュ攻撃 デビルツイスター
下スマッシュ攻撃 獅子斬り包丁
通常空中攻撃 ジャンプナックル
前空中攻撃 烈火脚
後空中攻撃 ジャンピングソバット
上空中攻撃 ライジングトゥーキック
下空中攻撃 破砕蹴
つかみ攻撃 六腑砕き
前投げ 旋蹴り
後投げ 鐘楼落とし
上投げ エアインフェルノ
下投げ 超ぱちき
コマンド入力ワザ
(→↓↘)
風神ステップ
コマンド派生ワザ
(→↓↘ + A)
風神拳
コマンド派生ワザ
(→↓↘ + A同時押し)
最速風神拳
コマンド派生ワザ
(→↓↘ + A長押し)
雷神拳
コマンド派生ワザ
(→↓↘ + B)
奈落旋風
コマンド投げ
(↘↓↘ + 掴み)
地獄門
通常必殺ワザ デビルブラスター
横必殺ワザ デビルフィスト
上必殺ワザ デビルウィング
下必殺ワザ ヘブンズドア
レイジドライブ -
最後の切りふだ ファイナルブラスター
横アピール 魔神烈衝拳

動作などの元ネタ

[icon] この節の加筆が望まれています。

ワザ

  • デビル化
    • 『スマブラ』のように特定のワザなどでデビル化するのは、『鉄拳タッグトーナメント2』と『鉄拳7』において特定コマンド入力でデビル化できる仕様が基になっている。前者は任意で、後者はレイジ状態中に引き換えで使用可能。デビル化の間は専用技が使用可能になる他、一部の技の性能が変化する。
      • デビル化専用技は『スマブラ』では各種必殺ワザと上投げとして割り当てられている。
    • デビル一八は『鉄拳1』から一八とは独立した別キャラとして登場しているが、『鉄拳1』では背景設定が存在しない隠しキャラ、『鉄拳2』ではデビルの意思が実体化したもので一八本人ではなく、デビル自体も一八の運命を見守る意思という曖昧な背景設定だった。デビル因子によって起こる現象として定義されたのは『鉄拳4』からで、『鉄拳7』ではその出自が母親の血筋によるものと示唆された。
  • レイジ
    • 『鉄拳6』で初導入されたシステム。残り体力が一定値を切ると自動発動し、攻撃力が増加する。
      • レイジ状態になると蓄積ダメージの名前表示が赤く発光するのは、原作において体力ゲージ枠が赤く発光するUIに由来する。
    • 『鉄拳7』ではこの状態になると各ラウンドでどちらか一度だけ発動できる「レイジアーツ」と「レイジドライブ」が導入されている。どちらかを発動後はレイジの攻撃力アップもなくなる。
      • 「レイジアーツ」はシリーズで初となる、超必殺技/最後の切りふだに相当する攻撃で、体力が少ない時ほど威力が大きく増加する。
      • 「レイジドライブ」は『鉄拳7』稼働から1年後にバージョンアップされた『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』より追加された。既存の技の強化版が多く、各キャラごとに性能が大きく異なる。またレイジドライブを持たないキャラもいくつか存在する。
  • 10連コンボ(弱攻撃)
    • 『鉄拳1』よりシリーズ通して伝統的に搭載されているキャラごとの連続ワザ。4種の攻撃ボタンを順番にタイミングよく押すことで発動する。
    • 確定で連続ヒットするわけではなく、途中からガードが間に合う場合も多いため実用性は低いが、キャラによっては上中下段が切り替わる場合や、途中に投げワザが含まれる場合もあるため、内容を知らないと防ぐことが困難。
    • 全キャラ共通で用意されているが、『鉄拳7』でのゲストキャラの一人ギース・ハワードのみ存在しない。これは彼の2種類あるレイジアーツに10連コンボの追加入力を持つ超必殺技『デッドリーレイブ』が含まれている兼ね合いと考えられる。
  • 前上強攻撃:螺旋螺旋幻魔脚、コマンド派生ワザ:奈落旋風(→↓↘ + B)
    • 胴体がねじれているが、原作も同様[2]なので、バグではなく仕様であると思われる。
  • 最後の切りふだ:ファイナルブラスター
    • 『鉄拳7』ストーリモードのラスボスとして登場するCPU専用キャラのデビル一八が使用するレイジアーツ。原作では怯んだ相手を打ち上げ上空から叩き付けで追撃し、最後に7本のビームを斉射する大技。『スマブラ』ではその締めの攻撃が基となっている。
    • 原作ではレイジアーツとレイジドライブどちらも各キャラ個別に技名は設定されておらず[3]、デビル一八のレイジアーツに技名が付けられたのは『スマブラ』が初めて。

その他

  • 攻撃ヒットの仕様
    • 専用のヒット音、火花を散らすようなエフェクトや、ヒットストップが無い仕様は、原作シリーズに準拠。『スマブラ』でのエフェクトは『鉄拳7』のデフォルト設定を再現している。
    • ヒット音については『鉄拳7』のものと同時に、スマブラSP側でのヒット音が裏で小さく鳴っている。
  • 勝利演出・:飛び蹴りからの正拳突きを放ち、睨みつける
    勝利演出・:回し蹴りしながら四股を踏み、構えを取る
    • 前者は『鉄拳5 DARK RESURRECTION』から、後者は『鉄拳4』からある勝利演出の一つより。これらは締めのポーズを取る瞬間、デビル化するアレンジが入っている。
  • 勝利演出・:腕を組み、上を見上げる
    • 初代『鉄拳』の勝利演出の一つより。

主な登場作品

  • 鉄拳 (1994/AC)(1995/PS)
  • 鉄拳2 (1995/AC)(1996/PS)
  • 鉄拳タッグトーナメント (1999/AC)(2000/PS2)
  • 鉄拳4 (2001/AC)(2002/PS2)
  • 鉄拳アドバンス (2001/GBA)
  • 鉄拳5 (2004/AC)(2005/PS2)
    • 鉄拳5 DARK RESURRECTION (2005/AC)(2006/PSP[4])
  • 鉄拳6 (2007/AC)(2009/PS3・Xbox 360)
  • 鉄拳タッグトーナメント2 (2011/AC)(2012/PS3・Xbox 360)
    • 鉄拳タッグトーナメント2 Wii U EDITION (2012/Wii U)
  • 鉄拳3D プライムエディション (2012/3DS)
  • 鉄拳7 (2015/AC)(2017/PS4・Xbox One・Steam)

など

備考

  • カズヤはクラウドセフィロスジョーカーと同様、ソニー・PlayStationシリーズのコンソールでデビューした作品から参戦するファイターである。
    • 初期の鉄拳シリーズはアーケード版においてもPlaystationと互換の性能を持つ廉価基板を使用しており、また比較的早期にPlaystationへの移植版が代々発売されてきた。

脚注

  1. 『鉄拳7』では三島平八とのダブル主人公。
  2. 【原作比較】力強さのためにあえて残した鉄拳カズヤの原作モーション - YouTube
  3. すでに技名が設定されている一部キャラは例外。
  4. PSP版の正式タイトルには「5」がついていない。

外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
DX クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ
X ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ
3U むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ
SP インクリング - デイジー - リドリー - シモン - リヒター - クロム - ダークサムス - キングクルール - しずえ - ケン - ガオガエン - パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマン - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ
鉄拳シリーズ
ファイター カズヤ:SP
ステージ 三島道場
その他の出演 三島平八
音楽 鉄拳シリーズの音楽の一覧
スピリット 鉄拳シリーズのスピリットの一覧/対戦データ