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『DQ1~3』までのロトシリーズとは異なる世界を描く、『DQ6』まで続く天空シリーズ第一作目の勇者。スマブラで使われてるのが男勇者のソロ。
 
『DQ1~3』までのロトシリーズとは異なる世界を描く、『DQ6』まで続く天空シリーズ第一作目の勇者。スマブラで使われてるのが男勇者のソロ。
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名もなき村にて生まれた主人公は平和に暮らしていたが、ある日魔族の長であるピサロ率いる魔物の軍勢が村を襲い、村は壊滅してしまう。ただ一人生き残った勇者は各地を巡り、運命に導かれた7人の仲間たち“導かれし者”と出会っていく。その後、かつて地獄の帝王エスタークを封印したと伝えられる天空の神、マスタードラゴンの存在を知る。天空城に向かいマスタードラゴンの助力を得た勇者は、人間へのさらなる憎悪で覚醒したデスピサロへと仲間と共に立ち向かう。
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名もなき村にて生まれたソロ(ソフィア)は平和に暮らしていたが、ある日魔族の長であるピサロ率いる魔物の軍勢が村を襲い、ソロ(ソフィア)は村の地下倉庫で隠れろと言われて幼馴染のシンシアと共に避難する。徐々に魔の手が迫るが、シンシアがソロ(ソフィア)を生かすため、モシャスでソロ(ソフィア)に化け、囮となる。その結果、ソロ(ソフィア)に化けたシンシアが殺され、上から聞こえる魔物達から「勇者を仕留めた」という声が聞こえ、引き上げていく。地下から出たころには村は壊滅し、シンシアがよくいた花畑は毒沼になっており、そこには彼女が愛用していたはねぼうしが残っていた…。ただ一人生き残った勇者は失意のまま、村を出てエンドールへたどり着き、占い師のミネアに占ってもらった所、自身が世界を救う勇者で、ある事が改めて分かった。こうしてソロ(ソフィア)は仲間になったミネアとマーニャと共に各地を巡り、運命に導かれた7人の仲間たち“導かれし者”と出会っていく。その後、かつて地獄の帝王エスタークを封印したと伝えられる天空の神、マスタードラゴンの存在を知る。天空城に向かいマスタードラゴンの助力を得た勇者は、人間へのさらなる憎悪で覚醒したデスピサロへと仲間と共に立ち向かう。
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全てが終わった後、導かれし者達を故郷に帰し、最後に壊滅した故郷へ戻ったソロ(ソフィア)は、失われたものは戻ってこない虚無感にうなだれていた。しかしその時、花畑だった場所から天から光が灯火、シンシアが現れた。ソロ(ソフィア)は奇跡の再会に抱き合い、そしてふと見ると導かれし者達が勢ぞろいした所でこの物語は終わる。
    
FC版最後の本作は歴代でも独特で、1~4章は導かれし者達を主役とした、本編の前日談となっている。勇者は最終章である5章でようやく操作できるようになる。
 
FC版最後の本作は歴代でも独特で、1~4章は導かれし者達を主役とした、本編の前日談となっている。勇者は最終章である5章でようやく操作できるようになる。
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ストーリーもより濃密でドロドロ、波乱万丈なドラマが繰り広げられ、前作までは勧善懲悪が濃かったが、本作は明らかに人間の愚かさを描いた描写があり、一概に魔王=悪と言えなくなっている。
 
ストーリーもより濃密でドロドロ、波乱万丈なドラマが繰り広げられ、前作までは勧善懲悪が濃かったが、本作は明らかに人間の愚かさを描いた描写があり、一概に魔王=悪と言えなくなっている。
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上記の要素は後の作品にも受け継がれていくことになる。余談だが、ドラクエシリーズで『トルネコの大冒険』という、初のスピンオブ作品がでた作品であり、人によっては本作より、トルネコの大冒険およびトルネコが印象深い事も。
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ストーリーと仲間の絡みは後の作品にも受け継がれていくことになる(次作から次世代ゲーム機になるので、ソフトの容量が大幅に増える事も要因だが)。
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続編である『DQ5』には勇者であるソロ(ソフィア)の血は嫁候補3人に継がれるので、少なくとも結婚して子供は産んでいる事は確定している(ソロの場合はED後のシンシアが幻でなければシンシアと結ばれた可能性がある)。
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そして妖精の城では勇者の肖像画があり、近くにいる女の子が「お兄ちゃんにそっくり」という供述から、『DQ4』の勇者はソロが正史であると推察はできる。
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余談だが、ドラクエシリーズで『トルネコの大冒険』という、初のスピンオブ作品がでた作品であり、人によっては本作より、トルネコの大冒険およびトルネコが印象深い事も。
    
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