弱攻撃
弱攻撃は、ファイターが地上にいるときに方向入力をしない(ニュートラル状態)で攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。
ほとんどの弱攻撃はファイターが向いている方向に攻撃を繰り出すもので、範囲が小さくて威力が弱い分、最も攻撃の出が早いワザであることが多い。主に、至近距離の相手への咄嗟の攻撃手段として使われる。
多くの弱攻撃には複数の段が用意されていて、そういうものは弱攻撃の動作中に攻撃ボタンを再度押すか押しっぱなしにする(X以降)ことで、2段目、3段目と移行するコンビネーション攻撃ができる。
弱攻撃の最終段の中には、モーションがループして絶え間なく連続攻撃を繰り返す百裂攻撃[1]がある。百裂攻撃は攻撃ボタンの入力がある限り半永久的に継続でき、一定時間入力せずにいることで終了する。『スマブラ3DS/Wii U』からは、全ての百裂攻撃に終了時相手を強めにふっとばす百裂フィニッシュが追加された。
なお、最終段として単発ワザと百裂攻撃の双方を持つファイターもおり(ピットなど)、この場合は2段目の動作中にボタンを2回押した場合のみ百裂攻撃になり、タイミングよく1回だけ入力した場合や押しっぱなしにし続けた場合は単発攻撃になる。
全ての弱攻撃は最後の段以外はふっとばし力が弱く、一度当てれば次の段へ連続してヒットしやすくなっている。ふっとびの弱さを利用して、最終段まで出し切らずに、途中で掴みなどの他の発生の早いワザへ繋げてコンボすることが可能な弱攻撃もある。
『スマブラX』からは、誰かにヒットしているときは攻撃ボタンを押しっぱなしで単発攻撃までコンビネーションを行えるようになった。百裂攻撃もボタンを押しっぱなしでも継続できるようになった。
また、ファイターによっては、誰にも当たっていないときでも攻撃ボタン押しっぱなしでコンビネーションが進む場合や、誰かに当たるまで1段目を高速で繰り返す場合がある。
備考
- 英語圏のコミュニティでは、「Jab」もしくは「Neutral attack」が通称として使われている。公式の英語名は『スマブラ3DS/Wii U』までは「Standard attack」だったが、『スマブラSP』では「Neutral attack」が正式に使われるようになった。
- 『スマブラX』以降はボタン押しっぱなしでも弱攻撃の次の段を繰り出せるが、押しっぱなしよりも連打するほうがわずかに短い間隔で次の段を繰り出すことができる。
- 例外としてヒットするまで1段目を連打するタイプは、次の段の受付時間よりも連打間隔が短い。また、単発攻撃と百裂攻撃で分岐している場合は押しっぱなしにし続けた場合単発攻撃を確実に出せるようになっている。
- 『スマブラSP』では発売前にボタン長押しで連打できることが新テクニックとして説明された[2]が、これは『スマブラX』から搭載されている。逆に紹介映像で登場したこどもリンクの初参戦作の『スマブラDX』の時点ではこの機能は搭載されていなかった。
脚注
- ↑ 『スマブラDX』までは連打攻撃。
- ↑ 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL E3 2018 20分21秒~
関連項目
外部リンク
- Neutral attack - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki
- スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - 弱攻撃派生 - 弱攻撃の詳細な仕様を解説。
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