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キングクルール

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キングクルール
キングクルール (ドンキーコング64).png
『ドンキーコング64』のキングクルール
シンボル ドンキーコング.png
出典ドンキーコングシリーズ
デビュースーパードンキーコング(1994年11月26日/SFC)
スマブラ
への出演
スマブラDXスマブラXスマブラforスマブラSP
外部サイト
の紹介記事
キングクルール - Wikipedia
King K. Rool - Donkey Kong Wiki, the Donkey Kong database
King K. Rool - Super Mario Wiki, the Mario encyclopedia

キングクルール(King K. Rool)は、『ドンキーコング』シリーズに登場するキャラクター。


概要

『スーパードンキーコング』から登場する、コングファミリーの宿敵。クレムリン軍団を率いる大ボスのワニ。以降のシリーズ作品でも度々登場する。
王冠と赤いマント、血走った左目が特徴。また、『ドンキーコング64』まではおなかが金属のような光沢のある質感であったが、『ぶらぶらドンキー』以降は普通の生物的な質感になるなど、デザインが変更されている。
ドンキーコングたちコングファミリーを目の敵にしており、『スーパードンキーコング』では彼らの自宅下にあるバナナ倉庫から山のようなバナナを盗んだあげくディディーをタルに閉じ込め、『ドンキーコング64』では新兵器「ブラストマティック」を用い、ドンキーコングアイランドごと破壊を目論んだ。

ただ、この二者間の関係には疑問点があり、ある時はクランキーコングが「またあいつにバナナを隠させるか」などと発言したり、またある時は作品自体がクランキーが指揮を執る映画の撮影であることが示唆されたり(撮影スタジオの脇でドンキーとクルールは仲よく遊んでいた)、後述するキャプテンクルールはクランキーコングの妻、リンクリーコングの教え子であるなど、すべての黒幕がクランキーコング夫妻にあるような演出がいくつか見られる。

ドンキーをはるかに上回る巨体でありながら、猛スピードで突進したり画面から見切れるほどの大ジャンプを繰り広げたりなどアグレッシブ。王冠を投げたり鉄球を降らせたりなど飛び道具も扱える。狡知に長け、ニセのスタッフロールまで用意する凝りっぷりの死んだフリはあまりにも有名。DKクルーをあらかじめ幽閉しておくなどのような先回り戦法もよく使用する。

名前は「King K. Rool」とあるように、「キング・ク・ルール」「キング・ケイ・ルール」と区切って読むのが正しいが、日本国内ではもっぱら「クルール」と省略されている。名前の由来は「冷酷」を意味する「cruel」のもじりである。

『ぶらぶらドンキー』『ドンキーコング たるジェットレース』『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』ではプレイヤブルキャラクターとして登場。特に『スーパーマリオスタジアム』では、衣装が大きく変更されており、民族衣装のような腹巻やアクセサリーを身にまとっている。マリオシリーズの悪役クッパとは相性が悪い、と設定されている。また、同作は『スマブラ』を除く彼の最後の出演作となっている。

キャプテン・クルール、バロン・クルール

『スーパードンキーコング2』と『スーパードンキーコング3』にはそれぞれキャプテン・クルールとバロン・クルールというキャラクターがボスとして登場している。

キャプテン・クルールは一人出かけたドンキーコングを誘拐してディディーコングに身代金としてバナナを要求し、取り返しにクレムリン島へやって来たディディーコング達を、なぜか部下総勢海賊のような出で立ちで迎え撃った。
戦闘ではラッパ型の大砲から砲丸や煙幕を撃ち飛ばしてディディーたちをほんろうしたが、縄から解かれたドンキーコングのアッパーで飛行船の屋根をつき破り海に転落。サメに襲われかけた。

バロン・クルールはいつのまにかクレミス島で隠れ家を築いており、何も知らずやってきたドンキーとディディーを監禁した。科学者のような格好であり、『スーパードンキーコング3』自体工業的な要素が他のシリーズ作より強い。バロンとは男爵のことだが本当に男爵というわけではなくフランケンシュタイン男爵のオマージュとされている(本国では「バロン・ケイ・ルーレンシュタイン」という名前になっている)。

なお、キャプテン・クルールについては『スマブラX』のキングクルールのフィギュア解説で「クルールの兄」と紹介されているが、クルールの制作者であるレア社も任天堂も『スマブラX』以前はキャプテン・バロンと共に同一人物としていることと、その後の言及もないため誤情報である見方が強い。『スマブラDX』ではクレムリン軍団を「クルール軍団」などと誤記されているあたり、開発チームに情報が行き届いていなかったのかもしれない。これについては、キングクルール - Wikipediaが詳しい。

大乱闘スマッシュブラザーズDX

フィギュアが収録されている。

フィギュア

[DXフィギュア名鑑] キングクルール
ドンキーコングの大ボス。クルール軍団のヘッド。巨漢、強欲、大食漢。絵に描いたようなボスタイプなれど、かなり間が抜けていて、なかなかにくめない。"ブラストマティック"でDKアイランド爆破をもくろむなど、過激なところも見せる。
  • スーパードンキーコング (SFC)
  • ドンキーコング64 (N64)

大乱闘スマッシュブラザーズX

フィギュアシールが収録されている。

フィギュア

[Xフィギュア名鑑] キングクルール
クレムリン軍の最高司令官。ドンキーコングの倉庫からバナナを盗み出し、挙句の果てにディディーコングをさらう。特技は、死んだフリ。ドンキーコングとの戦いでは、その最中に死んだフリをし、ニセのスタッフロールが流れる演出がある。『スーパードンキーコング2』に登場するキャプテンクルールは兄。
  • (SFC) スーパードンキーコング
  • (N64) ドンキーコング64

シール

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大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

フィギュアが収録されているほか、Mii 格闘タイプ用のキングクルールの帽子と服が追加コンテンツで販売された。

フィギュア

[3Uフィギュア名鑑] キングクルール
マリオのライバルといえばクッパ大魔王だが、ドンキーコングの宿敵は、このキングクルール。ワニのくせに王冠をかぶり、ふんぞりかえる。もしも敵じゃなくてアニマルフレンドだったら、こんなに頼もしいやつはいないかもしれない。いずれ、キングクルールが心を入れ替えて、ぼくらの味方になる日は……こないと思う。
  • (SFC) スーパードンキーコング (1994/11)
  • (N64) ドンキーコング64 (1999/12)

Miiファイターコスチューム

『スマブラfor』のキングクルールのコスチューム。

Mii 格闘タイプ用のキングクルールの帽子と服が追加コンテンツとして販売された。次作の『スマブラSP』では本編内に収録されている。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

公式絵 SP キングクルール.png

ファイターとして初参戦。2018年8月8日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8』の最後に公開されたムービー『ライバルたち』で参戦が発表された。

デザインは、『スーパードンキーコング』シリーズがベースになっており、『ドンキーコング64』までに見られたお腹が金色の姿となっている。

「重量級だけど重量級っぽくないことをしている」のをコンセプト[1]に、他のクルールも含めて使っていた様々な武器をワザにし、復帰力も高い。大きなお腹は一部のワザでスーパーアーマーを発揮し、攻撃に打ち勝ちやすいが、お腹に攻撃を受け続けるとヒビが入り、完全に壊れると大きな隙を晒してしまう、本物の金属のような特徴的な性質も持っている。

使用ワザの名称一覧

  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
  • つかみのワザ名は全ファイター「つかみ」で統一。
弱攻撃 パームスタンプ → スナッチクロー → ソールキック
ダッシュ攻撃 ボディアタック
横強攻撃 バスタークラップ
上強攻撃 アッパーカット
下強攻撃 バリーレッグ
横スマッシュ攻撃 ダイナマイトパンチ
上スマッシュ攻撃 ヘビーフォール
下スマッシュ攻撃 ギガントプレス
ニュートラル空中攻撃 アイアンバルーン
前空中攻撃 ドロップキック
後空中攻撃 ロックブレイカー
上空中攻撃 ストレッチヘッドバット
下空中攻撃 メテオスタンプ
つかみ攻撃 つかみヘッドバット
前投げ グラウンドスルー
後投げ フリクションスルー
上投げ スーパーバックブリーカー
下投げ パイルハンマー
通常必殺ワザ パイレーツキャノン
横必殺ワザ クラウンスロー
上必殺ワザ フライングバックパック
下必殺ワザ ボディカウンター
最後の切りふだ ブラストマティック

動作などの元ネタ

ワザ

  • 横スマッシュ攻撃:ダイナマイトパンチ
    • 『ドンキーコング64』での最終決戦時、ボクシンググローブの他、服や靴も身に着けたボクサールックになり、ボクシングリングでコングクルーと対決した。
  • ニュートラル空中攻撃:アイアンバルーン / 勝利演出:腹から着地し、得意げに舌を出し腹を叩く
    • モーションはやや異なるが、『スーパードンキーコングGB』で使っていた、ジャンプからのボディプレスに似ている。
  • 通常必殺ワザ:パイレーツキャノン
    • 『スーパードンキーコング2』のキャプテンクルールが使うラッパ銃。なお発射してくるのはトゲつきの鉄球。他にも方向操作を狂わせる煙を発射したり、吸い込みを行う。時間が経ちトゲが引っ込んだ鉄球を吸い込ませるとダメージを与えられ、吸った鉄球を吐き出してくる。この流れを再現したワザ。
  • 横必殺ワザ:クラウンスロー
    • 『スーパードンキーコング』で行う、キングクルールの代名詞的なワザ。投げた王冠はブーメランのように戻ってくる。戻ってくるまでの間キングクルールの頭は無防備になり、踏んづけてダメージを与えられるようになる。
  • 上必殺ワザ:フライングバックパック
    • 『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』のバロンクルールが背負っているプロペラつきの機械。バロンクルールはこのプロペラで常に飛行している。
  • 最後の切りふだ:ブラストマティック
    • 『ドンキーコング64』に登場した新兵器。移動要塞に搭載してドンキーコングアイランドごと破壊を目論むも、移動要塞がドンキーコングアイランドに衝突、その影響で故障した。そこで修理の時間稼ぎとして、ディディーコング達を捕らえたり、ゴールデンバナナを盗み、島のあちこちに隠すなどした。
    • ゲームオーバーになるとブラストマティック砲が発射されてしまう。ただし演出は発射間近のところで終わるため、実際に発射されたのは『スマブラ』が初めて。

その他

  • 登場演出
    • 『スーパードンキーコング』におけるキングクルール戦では、上から一直線に落下して現れる。
  • うつぶせたおれ
    • 『スーパードンキーコング』で行う「死んだふり」を彷彿とさせる。

主な登場作品

など

備考

脚注

  1. ニンテンドードリーム 2019年3月号 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 大・特・集!! ディレクター 桜井政博さんインタビュー

関連項目

外部リンク


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