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102 バイト除去 、 2019年8月23日 (金) 17:20
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== 原作 ==
 
== 原作 ==
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『ドラゴンクエスト』シリーズに決まって再序盤に登場する最弱モンスター。攻撃力、防御力、HPともに少なく、序盤の経験値稼ぎに重宝する。
 
『ドラゴンクエスト』シリーズに決まって再序盤に登場する最弱モンスター。攻撃力、防御力、HPともに少なく、序盤の経験値稼ぎに重宝する。
    
『ドラクエ』以前のロールプレイングゲームでは、ドロドロとした不定形で半透明のモンスターとして、溶解液や窒息による攻撃や、物理攻撃が効かないなど、強敵として扱われることも少なくなかった。しかし、本シリーズのシナリオライター・堀井雄二がハマり、『ドラクエ』のネタ元になったとされるコンピュータRPG『ウィザードリィ』や、『ドラクエ』以前の国産RPG『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ドルアーガの塔|ドルアーガの塔]]』ではすでにスライムが最弱モンスターという立ち位置で登場していたため、ゲーム業界においてはすでにスライム=最弱モンスターという結び付けがなされていたと思われる。
 
『ドラクエ』以前のロールプレイングゲームでは、ドロドロとした不定形で半透明のモンスターとして、溶解液や窒息による攻撃や、物理攻撃が効かないなど、強敵として扱われることも少なくなかった。しかし、本シリーズのシナリオライター・堀井雄二がハマり、『ドラクエ』のネタ元になったとされるコンピュータRPG『ウィザードリィ』や、『ドラクエ』以前の国産RPG『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ドルアーガの塔|ドルアーガの塔]]』ではすでにスライムが最弱モンスターという立ち位置で登場していたため、ゲーム業界においてはすでにスライム=最弱モンスターという結び付けがなされていたと思われる。
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堀井雄二が作成したラフイラストでは、従来のスライムのイメージ通りドロドロした不定形で「顔面に張り付き窒息死させる」といった物騒な内容が書かれていたが、『DRAGON BALL』などで有名な漫画家・鳥山明による愛嬌のあるデザインにより、"ドラゴン"や"竜王"以上に『ドラゴンクエスト』シリーズひいてはコンピュータRPGを代表するモンスターとしての地位を確立させ、「スライム=かわいい」という印象を欲しいがままにした。
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堀井雄二が作成したラフイラストでは、従来のスライムのイメージ通りドロドロした不定形で「顔面に張り付き窒息死させる」といった物騒な内容が書かれていたが、『ドラゴンボール』などで有名な漫画家・鳥山明による愛嬌のあるデザインにより、"ドラゴン"や"竜王"以上に『ドラゴンクエスト』シリーズひいてはコンピュータRPGを代表するモンスターとしての地位を確立させ、「スライム=かわいい」という印象を欲しいがままにした。
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初代『ドラゴンクエスト』では、同デザインの使いまわしで"スライム"、"スライムベス"、"メタルスライム"の3種類が登場し、『ドラクエII』では新たに、ドロドロした形状の"バブルスライム"と"はぐれメタル"、クラゲのような触手を生やした"ホイミスライム"、同デザインだがスライムではない"しびれくらげ"が登場。以降のシリーズでも「〇〇スライム」とよばれるモンスターが増え続け、『ドラクエV』で初登場したモンスターを仲間にするシステムを主軸に置いた『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでは「スライム系」というモンスターの区分が設立され、以降のシリーズでも独立した分類として種類と出番を増やしていった。<br>
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『DQ1』では、同デザインの使いまわしで"スライム"、"スライムベス"、"メタルスライム"の3種類が登場し、『DQ2』では新たに、ドロドロした形状の"バブルスライム"と"はぐれメタル"、クラゲのような触手を生やした"ホイミスライム"、同デザインだがスライムではない"しびれくらげ"が登場。以降のシリーズでも「○○スライム」とよばれるモンスターが増え続け、『DQ5』で初登場したモンスターを仲間にするシステムを主軸に置いた『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでは「スライム系」というモンスターの区分が設立され、以降のシリーズでも独立した分類として種類と出番を増やしていった。<br>
貝などの殻を被った主に海辺に登場する"スライムつむり"シリーズ、天使のような姿をして味方を癒す"エンゼルスライム"シリーズ、ツノと羽と尻尾を生やし炎をはく"ドラゴスライム"シリーズ、暗黒呪文「ドルマ」系をあやつる"ダークスライム"シリーズ、逃げやすく攻撃も効きにくく、豊富な経験値を抱えた"メタルスライム"シリーズ、かたい殻に覆われ中から他のモンスターが出現することもある"たまごスライム"シリーズ、外伝作品においては、どう見てもスライムを模したコスチュームを身につけた人間にしか見えない"スライダー"シリーズや"スラ忍"シリーズ、スライムを模した機械"スラ・ブラスター"、"メタルスター"、スライムたちが乗り込み様々な素材を弾として発射する"勇車スラリンガル"、スライムの形をした携帯型ゲーム『ドラゴンクエスト あるくんです』の本体を体に見立てて画面全体に顔が表示される"あるくんですスライム"など、スライムの範疇を超えた幾多のモンスターが登場する。『ドラゴンクエストVIII』の重要人物"トロデ"が、なぜかスライム系に分類された作品も存在した。
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貝などの殻を被った主に海辺に登場する"スライムつむり"シリーズ、天使のような姿をして味方を癒す"エンゼルスライム"シリーズ、ツノと羽と尻尾を生やし炎をはく"ドラゴスライム"シリーズ、暗黒呪文「ドルマ」系をあやつる"ダークスライム"シリーズ、逃げやすく攻撃も効きにくく、豊富な経験値を抱えた"メタルスライム"シリーズ、かたい殻に覆われ中から他のモンスターが出現することもある"たまごスライム"シリーズ、外伝作品においては、どう見てもスライムを模したコスチュームを身につけた人間にしか見えない"スライダー"シリーズや"スラ忍"シリーズ、スライムを模した機械"スラ・ブラスター"、"メタルスター"、スライムたちが乗り込み様々な素材を弾として発射する"勇車スラリンガル"、スライムの形をした携帯型ゲーム『ドラゴンクエスト あるくんです』の本体を体に見立てて画面全体に顔が表示される"あるくんですスライム"など、スライムの範疇を超えた幾多のモンスターが登場する。『DQ8』の重要人物"トロデ"が、なぜかスライム系に分類された作品も存在した。
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青く最も弱いこの"スライム"は、『ドラクエVI』など一部を除き再序盤の最弱モンスターとして登場。攻撃手段も当初の「顔面に張り付き窒息死させる」といった攻撃は行わずプヨンプヨンと飛び跳ねて近寄りシンプルな体当たりを仕掛けてくるのみであったが、『ドラクエIV』以降では仲間を呼び集め、8匹そろうと合体して"キングスライム"へと姿を変えるものも登場するようになった。同作以降は「プルプル、ぼくわるいスライムじゃないよ!」と会話ができるスライムも登場。最初のイベントとして必ず戦わなくてはならないスライムが登場する作品も増えている。
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青く最も弱いこの"スライム"は、『DQ6』など一部を除き再序盤の最弱モンスターとして登場。攻撃手段も当初の「顔面に張り付き窒息死させる」といった攻撃は行わずプヨンプヨンと飛び跳ねて近寄りシンプルな体当たりを仕掛けてくるのみであったが、『DQ4』以降では仲間を呼び集め、8匹そろうと合体して"キングスライム"へと姿を変えるものも登場するようになった。同作以降は「プルプル、ぼくわるいスライムじゃないよ!」と会話ができるスライムも登場。最初のイベントとして必ず戦わなくてはならないスライムが登場する作品も増えている。
    
人気が故に、『ドラゴンクエスト あるくんです』や『スライムもりもりドラゴンクエスト』といったスライムが主役の外伝作品シリーズもいくつか展開。後者では「スラ・ストライク」という体を伸ばして体当たりする特技が登場したり、戦車や船に乗り込んでの戦闘を行ったりもする。
 
人気が故に、『ドラゴンクエスト あるくんです』や『スライムもりもりドラゴンクエスト』といったスライムが主役の外伝作品シリーズもいくつか展開。後者では「スラ・ストライク」という体を伸ばして体当たりする特技が登場したり、戦車や船に乗り込んでの戦闘を行ったりもする。

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