差分

273 バイト追加 、 2015年2月10日 (火) 20:47
編集の要約なし
18行目: 18行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
クッパ軍団(初期はカメ帝国とも)のを率いる巨大なカメで、性別はオス。年齢は『ヨッシーアイランド』で[[マリオ]]たちと同じく赤ん坊だったことからマリオたちと同程度か、言葉を話すことができたので数歳上であると考えられる。得意技は口から吐く灼熱の炎だが、その他の設定は作品毎に異なっている。
+
クッパ軍団(初期はカメ帝国とも)を率いる巨大なカメ。性別はオスで、一人称は「ワガハイ」。息子に[[クッパJr.]]がいる。年齢は『ヨッシーアイランド』で[[マリオ]]たちと同じく赤ん坊だったことから、マリオたちと同程度か、言葉を話すことができたので数歳上であると考えられる。<br />
 +
得意技は口から吐く灼熱の炎だが、その他の設定は作品毎に異なっている。
    
世界的大ヒットとなった『スーパーマリオブラザーズ』のボスとしてデビューを飾ってから、幾度となく[[ピーチ]]を攫い、キノコ王国の平和を乱し、大勢の部下と共に暴挙を繰り返している。しかし、そのたびにマリオに野望を阻止されており、[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]のフィギュア説明では、クッパは「マリオの永遠のライバル」とされている。
 
世界的大ヒットとなった『スーパーマリオブラザーズ』のボスとしてデビューを飾ってから、幾度となく[[ピーチ]]を攫い、キノコ王国の平和を乱し、大勢の部下と共に暴挙を繰り返している。しかし、そのたびにマリオに野望を阻止されており、[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]のフィギュア説明では、クッパは「マリオの永遠のライバル」とされている。
   −
ラスボスを務めることが多いが全てというわけではなく、ゲームによってはマリオの味方になることもあれば、単なる脇役になることもある。一時期は、RPGシリーズに見られるような憎めない役回りを演じることが多かったが、[[ドンキーコング]]や[[ワリオ]]とキャラが被ってしまうためか、最近では「純粋な悪役」ポジションが多い。といっても、スポーツゲームに登場する時は流石にフェアプレイのようだ。
+
ラスボスを務めることが多いが全てというわけではなく、ゲームによってはマリオの味方になることもあれば、単なる脇役になることもある。一時期は、RPGシリーズに見られるような憎めない役回りを演じることが多かったが、[[ドンキーコング]]や[[ワリオ]]とキャラが被ってしまうためか、最近では「純粋な悪役」ポジションが多い。といっても、スポーツゲームに登場するときは流石にフェアプレイのようだ。 <br />
 +
単独の主役作品はないが、『マリオ&ルイージRPG3!!!』では、第3の主役として大活躍する。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
30行目: 32行目:     
『[[スマブラX]]』までは、走るときには両腕が地面につきそうなほど上体を低くした体勢で固定し、火花を散らしつつ滑走をする、まるで戦車が直進しているような、スマブラオリジナルの走り方をする。足で地面を蹴る動作は無く、どのような原理で前進しているのかは不明。
 
『[[スマブラX]]』までは、走るときには両腕が地面につきそうなほど上体を低くした体勢で固定し、火花を散らしつつ滑走をする、まるで戦車が直進しているような、スマブラオリジナルの走り方をする。足で地面を蹴る動作は無く、どのような原理で前進しているのかは不明。
 +
    
『[[スマブラ4]]』では近年のマリオシリーズのように直立するようになった。その影響かワザには足を使ったものが増え、[[走行]]の際は人間と同じように足で地面を蹴って走るようになっている(もっとも、マリオシリーズではこの走り方しかしたことがない)。空中ジャンプ、空中回避も変更され、前作まではこれらの行動の際には甲羅に身体を引っ込めていたが、『スマブラ4』では身体は引っ込めずに行う。<br />このように、前作と比べて『スマブラ4』ではあらゆるモーションでクッパの身体の高さが増しており、より、大型キャラの印象を受けるようになった。<br />他にも、ジャンプ力が増していたり、一部のワザが変更されていたりと、DX以前のファイターの中では最も前作からの目立つ変更点が多い。
 
『[[スマブラ4]]』では近年のマリオシリーズのように直立するようになった。その影響かワザには足を使ったものが増え、[[走行]]の際は人間と同じように足で地面を蹴って走るようになっている(もっとも、マリオシリーズではこの走り方しかしたことがない)。空中ジャンプ、空中回避も変更され、前作まではこれらの行動の際には甲羅に身体を引っ込めていたが、『スマブラ4』では身体は引っ込めずに行う。<br />このように、前作と比べて『スマブラ4』ではあらゆるモーションでクッパの身体の高さが増しており、より、大型キャラの印象を受けるようになった。<br />他にも、ジャンプ力が増していたり、一部のワザが変更されていたりと、DX以前のファイターの中では最も前作からの目立つ変更点が多い。
 +
    
声にはシリーズ一貫して、独自のサウンドエフェクトを使用している。なお、[[桜井政博]]はスマブラでのキャラクターの声は原作側の決まりがある場合はそれを、無い場合は彼ががどうするかを決めると述べており<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return544.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>、このことから恐らくクッパの声に関して任天堂で決まりがないのだと思われる。実際、マリオシリーズにおけるクッパの声優は何度も変わっている。
 
声にはシリーズ一貫して、独自のサウンドエフェクトを使用している。なお、[[桜井政博]]はスマブラでのキャラクターの声は原作側の決まりがある場合はそれを、無い場合は彼ががどうするかを決めると述べており<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return544.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>、このことから恐らくクッパの声に関して任天堂で決まりがないのだと思われる。実際、マリオシリーズにおけるクッパの声優は何度も変わっている。
 +
    
全てのファイターの中で最も[[重さ|重く]]、さらに大きな攻撃力と[[ふっとばし]]力を兼ね揃えたワザを多く持つ。しかし、機動面は[[走行]]などトップスピードこそ平均的なものがあるが、[[ダッシュ]]の初速やジャンプの踏切りの開始が遅かったりで、動きの機敏さに欠ける。また、攻撃のスキが大きい。そのため、全体的に極めて重たい操作感がある。<br />『[[スマブラDX]]』ではその極端な長所と短所のため、[[桜井政博]]は「初心者相手には最強を誇りますが、なかなか大会などで勝ち抜くことは難しいかもしれません。」と評している<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return572.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
 
全てのファイターの中で最も[[重さ|重く]]、さらに大きな攻撃力と[[ふっとばし]]力を兼ね揃えたワザを多く持つ。しかし、機動面は[[走行]]などトップスピードこそ平均的なものがあるが、[[ダッシュ]]の初速やジャンプの踏切りの開始が遅かったりで、動きの機敏さに欠ける。また、攻撃のスキが大きい。そのため、全体的に極めて重たい操作感がある。<br />『[[スマブラDX]]』ではその極端な長所と短所のため、[[桜井政博]]は「初心者相手には最強を誇りますが、なかなか大会などで勝ち抜くことは難しいかもしれません。」と評している<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return572.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
   −
身体の大きさは『[[スマブラDX]]』で既に最大級のものだったが、『[[スマブラX]]』では更に大きくなった。特に腕の長さがかなり長くなり、これにより『スマブラDX』では意外と控え目だったリーチは『スマブラX』ではトップクラスのものとなり、クッパの大きな長所の一つとなった。しかしその大きな身体がアダとなり、混戦に巻き込まれると四方から攻撃を受けて身動きが取れなくなることが多い。<br />意外なことに、低%の相手を撃墜したり複数人をまとめてふっとばしたりするワザよりも、一対一の状況で真価を発揮するワザやテクニックが豊富である。そのため、重量級パワーファイターでは珍しく、混戦に突っ込んで撃墜点を総取りするようなことよりも、ステージ端で構えて対戦相手と一対一で対峙するほうが得意である。<br />『[[スマブラ4]]』ではパワフルな突進ワザの新しいダッシュ攻撃や横スマッシュを獲得し、混戦に突っ込んで複数人をまとめてふっとばすことが得意なキャラに仕上げられている<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.444</ref>。[[桜井政博]]曰く、「走りや攻撃など多く手を加えており、なかなか手ごわいキャラクターになっている。」<ref>Developer Direct@E3 2013</ref>。
+
身体の大きさは『[[スマブラDX]]』で既に最大級のものだったが、『[[スマブラX]]』ではさらに大きくなった。特に腕の長さがかなり長くなり、これにより『スマブラDX』では意外と控え目だったリーチは『スマブラX』ではトップクラスのものとなり、クッパの大きな長所の一つとなった。しかしその大きな身体がアダとなり、混戦に巻き込まれると四方から攻撃を受けて身動きが取れなくなることが多い。<br />意外なことに、低%の相手を撃墜したり複数人をまとめてふっとばしたりするワザよりも、一対一の状況で真価を発揮するワザやテクニックが豊富である。そのため、重量級パワーファイターでは珍しく、混戦に突っ込んで撃墜点を総取りするようなことよりも、ステージ端で構えて対戦相手と一対一で対峙するほうが得意である。
 +
 
 +
『[[スマブラ4]]』ではパワフルな突進ワザの新しいダッシュ攻撃や横スマッシュを獲得し、混戦に突っ込んで複数人をまとめてふっとばすことが得意なキャラに仕上げられている<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.444</ref>。[[桜井政博]]曰く、「走りや攻撃など多く手を加えており、なかなか手ごわいキャラクターになっている。」<ref>Developer Direct@E3 2013</ref>。
    
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
102行目: 109行目:  
  |上B-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=}} |上B-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=スピニングシェル|colspan=2}} |上B-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |上B-4=?
 
  |上B-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=}} |上B-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=スピニングシェル|colspan=2}} |上B-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |上B-4=?
 
  |下B-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=}} |下B-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=クッパドロップ|colspan=2}} |下B-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |下B-4=?
 
  |下B-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=}} |下B-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=クッパドロップ|colspan=2}} |下B-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |下B-4=?
  |切り札-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=2}} |切り札-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |切り札-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=ギガクッパ変身|colspan=}} |切り札-4=?
+
  |切り札-初代={{歴代ワザリスト2|ワザ名=#|colspan=2}} |切り札-DX={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}} |切り札-X={{歴代ワザリスト2|ワザ名=ギガクッパ変身|colspan=2}} |切り札-4={{歴代ワザリスト2|ワザ名=|colspan=}}
 
}}
 
}}
   136行目: 143行目:  
*[[ピーチ]]
 
*[[ピーチ]]
 
*[[クッパJr.]]
 
*[[クッパJr.]]
 +
*[[ヨッシー]]
    
==脚注==
 
==脚注==
匿名利用者