「ルカリオ」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
かくとう/はがねタイプの“はどうポケモン”。全長1.2m、重量54.0kg、全国図鑑No. | かくとう/はがねタイプの“はどうポケモン”。全長1.2m、重量54.0kg、全国図鑑No.448。生き物の発する「波導」をキャッチする能力を持ち、人の言葉も理解できる。鍛えられたルカリオは波導を使い、1キロ先に誰がいるのか、どんな気持ちかさえも分かる。映画やスマブラでは喋っているが、これはテレパシーのようなものであるという<ref>[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden06.html スマブラ拳!! ルカリオ]</ref>。アニメやスマブラでは♂が登場するが、♀も存在する。 | ||
2005年に公開された『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』で、ゲームより先行して登場。ゲーム本編では『ダイヤモンド・パール』で初登場した。また、その前の『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊/赤の救助隊』にも石像として先行登場している。 | |||
他の映画の主役ポケモンがそうであったように、ルカリオもゲームでは伝説のポケモンとして登場すると予想し、いざゲームをプレイしてみると、トバリシティのジムリーダー・スモモが普通に繰り出してきたのに驚いたプレイヤーは多いとか。 | |||
かくとうタイプには珍しく特殊攻撃技も豊富に持ち、はがねタイプのおかげで耐性も多い。素の防御力は弱く、弱点を突かれてしまうと簡単に落ちてしまうのが欠点。ちなみに、能力的には物理攻撃力よりも特殊攻撃力の方が高い。 | |||
『ポケットモンスター | 進化前は“リオル”というポケモン。リオルが十分に懐いた上で昼間にレベルアップするとルカリオに進化する。 | ||
『ポケットモンスター X・Y』においては、イベントによってプレイヤーが初めて「メガシンカ」をさせることになるポケモン。それも、メガルカリオVSメガルカリオというとても印象深いイベントである。 | |||
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | ||
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他のポケモンとは違い、対戦開始時の[[登場演出]]で[[モンスターボール]]から登場しない特有の演出や勝利演出などで映画のルカリオを意識した台詞を喋ることから、スマブラのルカリオは映画に登場する“波導の勇者”のルカリオを思い起こさせるキャラクターとして描かれている。 | 他のポケモンとは違い、対戦開始時の[[登場演出]]で[[モンスターボール]]から登場しない特有の演出や勝利演出などで映画のルカリオを意識した台詞を喋ることから、スマブラのルカリオは映画に登場する“波導の勇者”のルカリオを思い起こさせるキャラクターとして描かれている。 | ||
原作でルカリオが持っていることがある特性「ふくつのこころ」の疑似再現か、ダメージを受けるほど波導を使ったワザの性能が向上するという独自の特性を持つ。なお、『スマブラX』の後に発売された『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』では、あくタイプの攻撃を受けると攻撃力が増す「せいぎのこころ」という、スマブラのルカリオのものにより似た特性を持った個体が現れるようになった。 | |||
体術ではゆるやかな動きの我流拳法を使う<ref>[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden06.html スマブラ拳!! (X):ルカリオ]<br />“ポイント ゆるやかな動きの我流拳法を使うルカリオ。”</ref>。『スマブラfor』では緩やかというよりもキビキビと、そしてダイナミックに動くようになった。 | 体術ではゆるやかな動きの我流拳法を使う<ref>[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden06.html スマブラ拳!! (X):ルカリオ]<br />“ポイント ゆるやかな動きの我流拳法を使うルカリオ。”</ref>。『スマブラfor』では緩やかというよりもキビキビと、そしてダイナミックに動くようになった。 | ||
性能面では、優れた運動性能に加え、波導を纏った体術の優れたリーチや判定が特徴。そして何よりも、最大時には[[ほかほか状態]]の[[クッパ]]や[[ガノンドロフ]] | 性能面では、優れた運動性能に加え、波導を纏った体術の優れたリーチや判定が特徴。そして何よりも、最大時には[[ほかほか状態]]の[[クッパ]]や[[ガノンドロフ]]さえ寄せ付けないほどの凄まじいパワーになる波導の仕様が強力。しかし殆どの撃墜向けのワザの出が遅いため、原作でのルカリオのように、相手の考えを読み取って繰り出していくことが重要になっている。 | ||
=== アートワーク === | === アートワーク === | ||
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=== [[亜空の使者]]における役割 === | === [[亜空の使者]]における役割 === | ||
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氷山の頂上に佇んでいたところにアイスクライマーとメタナイトが現れ、メタナイトと一騎打ちを行う。戦いを通して互いに実力を認め合い握手をした直後、頭上の空にハルバードが飛来。2人で乗り込むことになる。 | |||
ハルバード内部でダンボールに隠れているスネークを、波導を読み取る力で発見。その波導から敵でないと判断し、襲いかかってくる亜空軍相手に、メタナイトと3人で共闘した。ハルバード奪還後は他のファイター達とも合流し、共に亜空間に乗り込む。 | |||
=== ゲーム中の解説 === | === ゲーム中の解説 === | ||
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==== ワザ==== | ==== ワザ==== | ||
*通常必殺ワザ:はどうだん | *通常必殺ワザ:はどうだん | ||
**ルカリオがレベルアップで覚えるわざ。かくとうタイプの特殊わざで、原作では威力90/PP20/必中(『X・Y』では威力80/PP20/ | **ルカリオがレベルアップで覚えるわざ。かくとうタイプの特殊わざで、原作では威力90/PP20/必中(『X・Y』では威力80/PP20/必中)という強力な技である。他にもトゲキッス、[[ミュウツー]]、パルキア、ブロスターなど一部のポケモンが覚えるが、「はどうだん」はルカリオの代名詞になっていると言えよう。 | ||
** | **「きあいだま」という、似たような見た目で同じ格闘タイプの特殊わざが存在する。青い弾を発射するのが「はどうだん」で、黄色い弾を発射するのが「きあいだま」(なお、アニメだとどちらも青い)。原作の「きあいだま」は威力が「はどうだん」より高い分、命中精度はかなり不安定。 | ||
**溜め、発射ともにアニメで「はどうだん」を使う時の動作に近い。 | **溜め、発射ともにアニメで「はどうだん」を使う時の動作に近い。 | ||
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*最後の切りふだ:メガシンカ {{有無|for|1/1}} | *最後の切りふだ:メガシンカ {{有無|for|1/1}} | ||
** | **メガルカリオは、ルカリオナイトを持ったルカリオがメガシンカした姿。 | ||
** | **メガシンカとは、トレーナーが身につけている「キーストーン」とポケモンに持たせた「メガストーン」がポケモンとトレーナーとの強い絆によって共鳴することで発動する、「進化を超えた進化」。戦闘中のみのパワーアップで、バトルが終わると元に戻るのが通常の進化と特に異なる点。 | ||
***『スマブラfor』ではルカリオのトレーナーの姿は見当たらなく、誰がメガシンカさせているのか不明。 | |||
**ゲームにおけるメガルカリオは特性「てきおうりょく」により、元々高い攻撃力がより強烈になる。素早さも底上げされており、上級者の間でも愛用される。 | |||
==== その他 ==== | ==== その他 ==== | ||
*[[勝利演出]]の台詞:「波導は我にあり!」 | *[[勝利演出]]の台詞:「波導は我にあり!」 | ||
**『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』劇中で言う台詞。 | **『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』劇中で言う台詞。 | ||
** | **予告映像でもこの台詞を言い、それを含めるとルカリオが最初に発した台詞である。 | ||
== 主な登場作品 == | == 主な登場作品 == | ||
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== 備考 == | == 備考 == | ||
[[ファイル:Wiicomのネタバレ1.jpg|サムネイル]] | [[ファイル:Wiicomのネタバレ1.jpg|サムネイル]] | ||
*『スマブラX』では隠しキャラとしての参戦で公式サイトでの紹介は発売まで伏せられていたが、発売前の2008年1月21日に『Wii.com JP』に掲載された"『大乱闘スマッシュブラザーズX』紹介ムービー"映像中のゲームモード"シール名鑑" | *『スマブラX』では隠しキャラとしての参戦で公式サイトでの紹介は発売まで伏せられていたが、発売前の2008年1月21日に『Wii.com JP』に掲載された"『大乱闘スマッシュブラザーズX』紹介ムービー"映像中のゲームモード"シール名鑑"の紹介場面で、グラードンのシールにカーソルが合ったときに画面にルカリオのアイコンが表示され、参戦が知られることとなった。この場面では同じ経緯で[[プリン]]と[[ネス]]の参戦も判明している。後に動画のその場面は他のものに差し替えられた。『[[スマブラfor]]』では[[ガノンドロフ]]の参戦が似たような形で判明している。 | ||
* | *「はどう」は『ポケモン』本編では「波動」という表記になっているが、『スマブラ』では『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』に準じて「波導」という表記にすることで合意が取られている<ref>[[ディレクターズルームの投稿の一覧|ディレクターズルームの投稿]] 2014/2/3</ref>。 | ||
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