「ベヨネッタ (SP)」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
39行目: 39行目:
まず、コンボでダメージを稼ぐことを前提にしているがゆえに一発ごとのワザの威力は乏しい。強みであるコンボも操作が複雑で、“相手の吹っ飛び(ベクトルずらし)を読んで次に出すワザを決める”判断力が他ファイターよりも重要。空中での動きが多彩な分、地上では通常ワザの発生の遅さや隙の大きさ、判定の弱さが目立つ。コンボによるダメージ蓄積性能は高いが、立ち周りで撃墜の決め手となるようなワザが少なく、撃墜難に陥りやすい。一見優秀に見える機動力も空中必殺ワザを用いない素の運動性能に関してはいずれも平均以下。立ち回りで小回りが効かないため、必殺ワザに頼った単調な動きに陥りやすい。
まず、コンボでダメージを稼ぐことを前提にしているがゆえに一発ごとのワザの威力は乏しい。強みであるコンボも操作が複雑で、“相手の吹っ飛び(ベクトルずらし)を読んで次に出すワザを決める”判断力が他ファイターよりも重要。空中での動きが多彩な分、地上では通常ワザの発生の遅さや隙の大きさ、判定の弱さが目立つ。コンボによるダメージ蓄積性能は高いが、立ち周りで撃墜の決め手となるようなワザが少なく、撃墜難に陥りやすい。一見優秀に見える機動力も空中必殺ワザを用いない素の運動性能に関してはいずれも平均以下。立ち回りで小回りが効かないため、必殺ワザに頼った単調な動きに陥りやすい。


防御面にも難があり、等身が高いため相手の攻撃に引っかかりやすく、暴れ向きの空中ワザを持たず落下速度も速いため、コンボ耐性が乏しい。軽い体重、やや遅い空中横移動速度、緊急回避の性能の低さと言った要素もあり、一度相手に優位状況を取られると厳しい展開が続きやすい。当然ながらコンボを主体とする軽量級ファイターという性能ゆえ、乱戦状態も大の苦手。1on1はともかく、4人以上の乱闘においてはどうしても影の薄い存在となってしまいうる。
防御面にも難があり、等身が高いため相手の攻撃に引っかかりやすく、暴れ向きの空中ワザを持たず落下速度も速いため、バットウィズインの発動が見込めない状況では著しくコンボ耐性が乏しくなる。軽い体重、やや遅い空中横移動速度、緊急回避の性能の低さと言った要素もあり、一度相手に優位状況を取られると厳しい展開が続きやすい。当然ながらコンボを主体とする軽量級ファイターという性能ゆえ、乱戦状態も大の苦手。1on1はともかく、4人以上の乱闘においてはどうしても影の薄い存在となってしまいうる。


また、必殺ワザを使った移動能力自体は高いものの、上復帰の操作順が他ファイターと真逆になっており癖がある。さらに、複数のワザを組み合わせて復帰するため時間がかかり、{{SP|サムス}}のチャージショットなどの強力な溜めワザを溜めるチャンスを与えてしまう場合もある。そうでなくても、'''横/上必殺ワザは空中で連続使用すると[[着地ペナルティ]]が大幅に増してしまう'''という問題も抱えており、コンボに失敗した場合のリスクは安くない。
また、必殺ワザを使った移動能力自体は高いものの、上復帰の操作順が他ファイターと真逆になっており癖がある。さらに、複数のワザを組み合わせて復帰するため時間がかかり、{{SP|サムス}}のチャージショットなどの強力な溜めワザを溜めるチャンスを与えてしまう場合もある。そうでなくても、'''横/上必殺ワザは空中で連続使用すると[[着地ペナルティ]]が大幅に増してしまう'''という問題も抱えており、コンボに失敗した場合のリスクは安くない。
49行目: 49行目:
**「バレットアーツ」によるダメージ蓄積や相手の撃墜点の横取りができる(空中攻撃はそれによる攻撃の持続が長い)。
**「バレットアーツ」によるダメージ蓄積や相手の撃墜点の横取りができる(空中攻撃はそれによる攻撃の持続が長い)。
**横必殺ワザ「ヒールスライド / アフターバーナーキック」と上必殺ワザ「ウィッチツイスト」を組み合わせた空中での機動力が高く、うまく使えれば相当な復帰距離になる。
**横必殺ワザ「ヒールスライド / アフターバーナーキック」と上必殺ワザ「ウィッチツイスト」を組み合わせた空中での機動力が高く、うまく使えれば相当な復帰距離になる。
**動作の全体Fが短く、相手をスローにする[[カウンターワザ]](下必殺ワザ「ウィッチタイム」)を持っている。
**相手をスローにする[[カウンターワザ]](下必殺ワザ「ウィッチタイム」)を持っている。
***カウンターが成立した時点ではリターンは出ないが、他にはない独特の面白さと強力さがある。うまく使えれば他のカウンターワザ以上の効果を発揮するだろう。
***カウンターが成立した時点ではリターンは出ないが、他にはない独特の面白さと強力さがある。うまく使えれば他のカウンターワザ以上の効果を発揮するだろう。
**復帰妨害に有効なワザをいくつか持ち、崖際で優位に立ちやすい。
**復帰妨害に有効なワザをいくつか持ち、崖際で優位に立ちやすい。
**スマッシュ攻撃の威力と攻撃範囲に優れる。
**スマッシュ攻撃の威力と攻撃範囲に優れる。
**緊急回避や下必殺ワザは少し発動が遅れても、ダメージが半減され、ふっとばされずに済む“バットウィズイン”になる。
**緊急回避や下必殺ワザは少し発動が遅れても、ダメージが半減され、ふっとばされずに済む“バットウィズイン”になる。
***特に空中回避は1F目から無敵発生までの間バットウィズインが発生するため、相手からのコンボに少しでも隙間があれば割り込める。
**相手の場所を問わず[[即撃墜]]させる効果を付与する最後の切りふだ「大魔獣召喚」による強制追撃が強い。即撃墜付与を抜きにしても、スローで相手を隙だらけにできるので、かなり有利になる。
**相手の場所を問わず[[即撃墜]]させる効果を付与する最後の切りふだ「大魔獣召喚」による強制追撃が強い。即撃墜付与を抜きにしても、スローで相手を隙だらけにできるので、かなり有利になる。
<br />
<br />
67行目: 68行目:
**横/上必殺ワザの機動力は高いものの、純粋なファイターの移動速度に関しては空中・地上とも低い部類。
**横/上必殺ワザの機動力は高いものの、純粋なファイターの移動速度に関しては空中・地上とも低い部類。
**体重の軽さ、背の高さ、落下速度の速さがあり、当たりやすくて撃墜されやすい要素が揃ってしまっている。よって、守備に回ると状況が苦しくなる。
**体重の軽さ、背の高さ、落下速度の速さがあり、当たりやすくて撃墜されやすい要素が揃ってしまっている。よって、守備に回ると状況が苦しくなる。
**緊急回避の隙が大きく、回避狩りされるリスクが高い。
**緊急回避の後隙が大きく、回避狩りされるリスクが高い。
**飛び道具こそあるが、「バレットアーツ」は[[ノーリアクション]]で、「バレットクライマックス」は斜めに飛ぶために使いどころが限られ、牽制として使うことは難しい。
**飛び道具こそあるが、「バレットアーツ」は[[ノーリアクション]]で、「バレットクライマックス」は斜めに飛ぶために使いどころが限られ、牽制として使うことは難しい。