「マリオ」の版間の差分
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{{Main2| | {{Main2|[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]のファイターとしてのマリオについては、「[[マリオ (3DS/Wii U)]]」を}} | ||
{{infobox キャラクター | {{infobox キャラクター | ||
|キャラ=マリオ | |キャラ=マリオ | ||
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年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の[[宮本茂]]によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、[[スマブラDX]]のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。 | 年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の[[宮本茂]]によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、[[スマブラDX]]のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。 | ||
職業は配管工ということで広く知られているがこれはハリウッドの劇場版で与えられた設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。その後にさまざまなスピンオフ作品でレーサーやスポーツ選手、果ては医者や芸術家を経験しており、何が彼の本業なのかは判明していない。『3Dワールド』のオープニングでは土管の修理をしていたが、これは彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事としては初めてである。 | 職業は配管工ということで広く知られているがこれはハリウッドの劇場版で与えられた設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。その後にさまざまなスピンオフ作品でレーサーやスポーツ選手、果ては医者や芸術家を経験しており、何が彼の本業なのかは判明していない。『3Dワールド』のオープニングでは土管の修理をしていたが、これは彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事としては初めてである。 | ||
身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br />キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」はそのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるから平均的というだけである。 | 身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br />キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」はそのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるから平均的というだけである。 | ||
アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり被り物をしたりと姿が変わることが多い。 | アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり被り物をしたりと姿が変わることが多い。 | ||
マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定は無く、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短いセリフであることが多い。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。<br /> | マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定は無く、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短いセリフであることが多い。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。<br /> | ||
生みの親の[[宮本茂]]はマリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブあたりからはマリオのとるポーズや表情に気をつけかわいらしく子供らしいイメージを持たれないように気を付けている。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、[[スマブラDX]]以降のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立つ。...が、<br> | 生みの親の[[宮本茂]]はマリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブあたりからはマリオのとるポーズや表情に気をつけかわいらしく子供らしいイメージを持たれないように気を付けている。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、[[スマブラDX]]以降のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立つ。...が、<br> | ||
[[ | [[スマブラfor]]では、攻撃時の表情や立ちモーション中に口を開けたり、吹っ飛んだ際に驚くような顔をしたりするようになった。 | ||
『マリオ64』以降、声は[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]が担当している。彼はマリオの他にも、[[ルイージ]]や[[ワリオ]]など、マリオシリーズに登場する人物の多くの声を担当している。 | 『マリオ64』以降、声は[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]が担当している。彼はマリオの他にも、[[ルイージ]]や[[ワリオ]]など、マリオシリーズに登場する人物の多くの声を担当している。 | ||
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | ||
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[ | シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。<br /> | ||
4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。スマブラはマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。 | 4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。スマブラはマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。 | ||
デザインは『初代スマブラ』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「> <」のようになったりと、DX以降では見られないかわいらしい一面があった。<br /> | |||
『スマブラDX』からは服装などが細部まで描き込まれてあり、デニムの縫い目など元のデザインに無いものが加わっている。 | 『スマブラDX』からは服装などが細部まで描き込まれてあり、デニムの縫い目など元のデザインに無いものが加わっている。 | ||
声は原作同様、[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]が担当。 | 声は原作同様、[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]が担当。 | ||
『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』のスーパーマント、『スーパーマリオサンシャイン』のポンプ、スーパーマリオシリーズお馴染みのファイアボールやブロックを叩くときのアッパーカットなどスーパーマリオシリーズで登場した要素を中心に駆使して戦う。<br />『スーパーマリオ3』など、スーパーマリオシリーズの中でマリオの動作に元となるものが無いものは、他のマリオシリーズから参戦したファイターや、ステージやアイテムなどの要素として登場している場合が多い(『スーパーマリオ3』から“[[アイテム#スーパーこのは|スーパーこのは]]”など)。 | 『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』のスーパーマント、『スーパーマリオサンシャイン』のポンプ、スーパーマリオシリーズお馴染みのファイアボールやブロックを叩くときのアッパーカットなどスーパーマリオシリーズで登場した要素を中心に駆使して戦う。<br />『スーパーマリオ3』など、スーパーマリオシリーズの中でマリオの動作に元となるものが無いものは、他のマリオシリーズから参戦したファイターや、ステージやアイテムなどの要素として登場している場合が多い(『スーパーマリオ3』から“[[アイテム#スーパーこのは|スーパーこのは]]”など)。 | ||
性能面はマリオの名を冠するスポーツゲームなどと同じように平均的な運動性能とワザのパワーを持ち、バランスがいい。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、わかりやすさと手軽さを好む多くの初心者に好かれるような性能ではない。<br /> | 性能面はマリオの名を冠するスポーツゲームなどと同じように平均的な運動性能とワザのパワーを持ち、バランスがいい。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、わかりやすさと手軽さを好む多くの初心者に好かれるような性能ではない。<br /> | ||
しかし、スマブラの重要なテクニック要素を多彩に揃えており、『初代スマブラ』では飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的ながら[[メテオ]]ワザを所持。 | しかし、スマブラの重要なテクニック要素を多彩に揃えており、『初代スマブラ』では飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的ながら[[メテオ]]ワザを所持。 | ||
『スマブラDX』ではそれらに加えてメテオワザらしいメテオワザの前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、「突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力」という部位による威力の違いが視覚的にわかりやすいワザで、初心者プレイヤーに「部位によって威力の異なるワザの存在」を教えてくれる。一部キャラクター限定の新しいアクションの三角飛びをすることも可能。<br /> | |||
さらに『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、チャージ・保持ができる[[ためワザ]]を獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは下空中攻撃に変更)。 | さらに『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、チャージ・保持ができる[[ためワザ]]を獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは下空中攻撃に変更)。 | ||
このように、作品が進むにつれてマリオはスマブラの学習教材的な存在になっており、マリオを知れば他の多くのファイターの性質の理解を早めることに繋がる。[[カービィ]]が操作面で初心者向けであるなら、マリオは学習面で初心者向けであると言える。そのためか、『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人となっている。<br /> | このように、作品が進むにつれてマリオはスマブラの学習教材的な存在になっており、マリオを知れば他の多くのファイターの性質の理解を早めることに繋がる。[[カービィ]]が操作面で初心者向けであるなら、マリオは学習面で初心者向けであると言える。そのためか、『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人となっている。<br /> | ||
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ファイル:公式絵 DX マリオ.jpg|スマブラDX | ファイル:公式絵 DX マリオ.jpg|スマブラDX | ||
ファイル:公式絵 X マリオ.jpg|スマブラX | ファイル:公式絵 X マリオ.jpg|スマブラX | ||
ファイル:公式絵 4 マリオ.png| | ファイル:公式絵 4 マリオ.png|スマブラfor | ||
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=== 動作などの元ネタ === | === 動作などの元ネタ === | ||
*弱攻撃 | *弱攻撃 | ||
* | **『スーパーマリオ64』のパンチ→パンチ→キックの3連続コンビネーション攻撃。 | ||
*ダッシュ攻撃 | *ダッシュ攻撃 | ||
* | **『スーパーマリオ64』のスライディングキック。 | ||
*下スマッシュ攻撃 | |||
* | **『スーパーマリオ64』の足ばらい。 | ||
* | *後投げ(ジャイアントスイング) | ||
**『スーパーマリオ64』で、[[クッパ]]の尻尾を掴んで爆弾めがけて投げ飛ばすときに使用したアクション。 | |||
* | *下空中攻撃(マリオトルネード) | ||
* | **これと同名のアクションは原作には無いが、似たような身体を高速でスピンさせるアクションには『スーパーマリオワールド』のスピンジャンプや、『スーパーマリオ64』でザコ敵「フワフワさん」を踏んだときのものなどがある。また、マリオトルネードの登場よりも後のゲームだが、『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』、『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズにも似たような身体をスピンさせるアクションがある。 | ||
* | *通常必殺ワザ(ファイアボール) | ||
* | **マリオシリーズでおなじみの攻撃手段。原作シリーズでは、基本的に[[アイテム#ファイアフラワー|ファイアフラワー]]を取得して「ファイアマリオ」にならなければ使えない。 | ||
**原作ではスマブラよりも弾速が速いうえに射程も長く、連射も利く。また、倒した相手をコインに変える効果がある。 | |||
* | **火の球なので、当然、雪や氷を融かしたり燭台に火を点けたりすることもできる。 | ||
* | *横必殺ワザ(スーパーマント) | ||
* | **『スーパーマリオワールド』に登場する「マントマリオ」のアクションを元にしている。 | ||
**スマブラでは手に持ってマントを翻すが、原作では背中に羽織った状態で回転して使用する。また、原作では飛び道具は反射するのではなく打ち消すだけであり、すべての飛び道具を打ち消せるわけでもない。当てた相手を反転させる効果は、原作では一部のカメ系の敵をひっくり返せる程度であり、ほぼスマブラオリジナルの性質である。 | |||
* | *上必殺ワザ(スーパージャンプパンチ) | ||
* | **『スーパーマリオブラザーズ』シリーズにおいて、ジャンプでブロックを叩いてコインを出す様を表現したものと思われる。 | ||
*下必殺ワザ(ポンプ) | |||
* | **『スーパーマリオサンシャイン』に登場する、喋るポンプ。汚れを洗い流す、消火をする、植物を成長させるなど、用途は多彩。 | ||
* | **スマブラではカスタマイズしなければ相手やアイテムを押し出すだけのものだが、『マリオサンシャイン』では敵は「ラクガキ」から生まれたものが多いので、攻撃手段としても機能する。 | ||
* | **スマブラにおいては標準の「ノーマルノズル」のみを使用しているが、原作では下方に水を噴射して浮上できる「ホバーノズル」、後方に勢いよく水を噴射してダッシュする「ターボノズル」、高圧の水を放ち勢いで大ジャンプする「ロケットノズル」なども登場する。 | ||
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*上アピール | *上アピール | ||
* | **『スーパーマリオブラザーズ』でキノコを取って巨大化したときのSEとモーション。立ち方も原作のポーズになる。 | ||
*横アピール | |||
**『Newスーパーマリオブラザーズ』でゴールしたときのポーズ。 | |||
*下アピール | *下アピール | ||
* | **ファミコンの『ドンキーコング』で、転がってくるタルなどに当たってミスしたときの動き。 | ||
== 主な登場作品 == | == 主な登場作品 == | ||