「勇者」の版間の差分

1,765 バイト除去 、 2019年8月13日 (火)
→‎概要: 少なくともキャラクターのページでいうべきことじゃない…
(→‎概要: ネタバレしすぎな気がする…過剰記述とスポイラー防止のためにリンクを付ける意味が無くなってしまう)
(→‎概要: 少なくともキャラクターのページでいうべきことじゃない…)
20行目: 20行目:
{{-}}
{{-}}
== 概要 ==
== 概要 ==
{{節スタブ}}
『ドラゴンクエスト』シリーズにおいて、プレイヤーの分身となる存在。『ドラゴンクエスト』の物語はプレイヤー自身が名前を決めるところから始まる。主人公は基本的には男性であり、『DQ3』『DQ4』では性別、『DQ9』と『DQ10』では外見を変えることができる。
『ドラゴンクエスト』シリーズにおいて、プレイヤーの分身となる存在。『ドラゴンクエスト』の物語はプレイヤー自身が名前を決めるところから始まる。主人公は基本的には男性であり、『DQ3』『DQ4』では性別、『DQ9』と『DQ10』では外見を変えることができる。


37行目: 36行目:


精霊の加護を受けた大地アレフガルドはかつて大魔王によって闇に閉ざされていたが、大魔王は"伝説の勇者ロト"によって倒され、凶悪な魔物たちも封印されたたことで平和が訪れた。しかし数百年の時が流れ、新たな邪悪の化身である"りゅうおう"が現れる。封印されたはずの魔物たちも復活し世に混沌が満ちていく中、時の予言者は『勇者ロトの血を引く者が竜王を滅ぼすであろう』と予言した。そのロトの血を引く勇者こそが本作の主人公である。伝説の勇者ロトの子孫である主人公は、アレフガルドを征服せんとするりゅうおうを倒すために立ち上がり、ついに竜王を討ち果たした。その後主人公は海を渡り、旅の途中で助けた姫と異国の地にて結ばれる。こうしてロトの血筋は脈々と受け継がれ、次の舞台である『DQ2』のロトの子孫たちに物語は移っていく。
精霊の加護を受けた大地アレフガルドはかつて大魔王によって闇に閉ざされていたが、大魔王は"伝説の勇者ロト"によって倒され、凶悪な魔物たちも封印されたたことで平和が訪れた。しかし数百年の時が流れ、新たな邪悪の化身である"りゅうおう"が現れる。封印されたはずの魔物たちも復活し世に混沌が満ちていく中、時の予言者は『勇者ロトの血を引く者が竜王を滅ぼすであろう』と予言した。そのロトの血を引く勇者こそが本作の主人公である。伝説の勇者ロトの子孫である主人公は、アレフガルドを征服せんとするりゅうおうを倒すために立ち上がり、ついに竜王を討ち果たした。その後主人公は海を渡り、旅の途中で助けた姫と異国の地にて結ばれる。こうしてロトの血筋は脈々と受け継がれ、次の舞台である『DQ2』のロトの子孫たちに物語は移っていく。
本作は記念すべきシリーズの第一作目だが、当時RPGというジャンルはまだ一般に深く浸透しておらず、発売前は一部雑誌で細々と取り上げられた程度でさほど注目されていたわけではなかった。しかし発売後は同時期に発売された『スーパーマリオブラザーズ2』に次ぐ売上げが出たことが話題を呼び、雑誌記事をはしりとして徐々に知名度が上昇。最終的なソフトの出荷本数は150万本まで伸び、翌年のゲーム雑誌での読者投票による『1986年ベストヒットゲーム大賞』トップに輝いたことで、一躍国民的大人気ゲームの仲間入りを果たすことになった。
{{-}}
{{-}}


68行目: 64行目:


時系列的に後の話になる『DQ1』『DQ2』では「勇者ロトが世界を救った」と語られる物語だが、それ以外に語られる事はほとんどない。『DQ3』ではキャラクターの設定は固定されておらず、主人公を含むパーティキャラを自由に決められるシステムであるため、具体的な活躍やパーティ構成、勇者ロトの性別などはプレイヤー次第となる。ただ、『DQ1』で勇者ロトの仲間だった戦士が装備していた「戦士のゆびわ」の存在、ラーミアを復活させるために商人が必要だったことから、少なくとも仲間は存在しており、商人が勇者のパーティに加わっていたことは確定している。
時系列的に後の話になる『DQ1』『DQ2』では「勇者ロトが世界を救った」と語られる物語だが、それ以外に語られる事はほとんどない。『DQ3』ではキャラクターの設定は固定されておらず、主人公を含むパーティキャラを自由に決められるシステムであるため、具体的な活躍やパーティ構成、勇者ロトの性別などはプレイヤー次第となる。ただ、『DQ1』で勇者ロトの仲間だった戦士が装備していた「戦士のゆびわ」の存在、ラーミアを復活させるために商人が必要だったことから、少なくとも仲間は存在しており、商人が勇者のパーティに加わっていたことは確定している。
余談だが、『DQ3』のオリジナルであるFC版の発売日、平日にもかかわらず前日から販売店の前に徹夜の行列ができたほどの社会現象を起こしたソフトである。FC版のキャッチコピーは「触れたら最後、日本全土がハルマゲドン」であるが、当時のマスコミも大々的に報道だけにとどまらず、後に学習歴史漫画にもこの事が乗った(いい意味でも悪い意味<ref>当時、品切れで買えなかった少年らによる窃盗や恐喝などの犯罪も多発したので決していい方面ばかりではない。むしろゲームソフトだけでこんなことが起こるのは社会の歴史から見ても極めて稀である。</ref>でも)この功績は、社会現象という意味で本当に日本全土にハルマゲドンを引き起こし、まさに『そして伝説が始まった……!』『そして伝説へ…』と言うに相応しい名作である。
{{-}}
{{-}}


49,907

回編集