「ガノンドロフ (SP)/ワザ」の版間の差分
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*[[攻撃判定]]が根本/中間/先端に分かれているが、いずれもダメージは同量。 | *[[攻撃判定]]が根本/中間/先端に分かれているが、いずれもダメージは同量。 | ||
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*単発攻撃なので[[その場回避]]に弱いが、最終段のタイミングを狙い澄まし、[[ | *単発攻撃なので[[その場回避]]に弱いが、最終段のタイミングを狙い澄まし、[[ジャスガ]]で防がれるリスクは比較的低め。 | ||
*ガノンのワザのなかでは発生が早いが、他[[ファイター]]の弱・[[強攻撃]]はこのワザより出が早いことが多いため、相手のワザが届く間合いで闇雲に[[暴れ|暴れる]]と、発生負けしたり[[ガーキャン]]などで[[後隙]]を突かれたりする危険性がある。 | *ガノンのワザのなかでは発生が早いが、他[[ファイター]]の弱・[[強攻撃]]はこのワザより出が早いことが多いため、相手のワザが届く間合いで闇雲に[[暴れ|暴れる]]と、発生負けしたり[[ガーキャン]]などで[[後隙]]を突かれたりする危険性がある。 | ||
**リーチとダメージに優れるため、先端当てを徹底することでリスクを多少軽減できうる。 | **リーチとダメージに優れるため、先端当てを徹底することでリスクを多少軽減できうる。 | ||
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*出始めはダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]]・[[攻撃判定]]に優れる。相手のワザが攻撃判定の弱いものであれば、強引に[[相殺|潰し]]つつワザを出し続けられうる。 | *出始めはダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]]・[[攻撃判定]]に優れる。相手のワザが攻撃判定の弱いものであれば、強引に[[相殺|潰し]]つつワザを出し続けられうる。 | ||
*わりあい素早く前進するため、[[着地狩り]]や[[差し込み]]が可能。 | *わりあい素早く前進するため、[[着地狩り]]や[[差し込み]]が可能。 | ||
**ただし、他[[ファイター]]の[[ダッシュ攻撃]] | **ただし、他[[ファイター]]の[[ダッシュ攻撃]]と比べると、発生が遅く見切られやすい。[[後隙]]も長めなので、常に工夫を施し、当て損じないよう心掛けたい。 | ||
*出始めはヒット後の展開も良く、相手が低%なら[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]および[[連係]]、中〜高%なら追撃や着地狩り、130%以上なら直接撃墜に持ち込めうる。 | *出始めはヒット後の展開も良く、相手が低%なら[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]および[[連係]]、中〜高%なら追撃や着地狩り、130%以上なら直接撃墜に持ち込めうる。 | ||
*持続(カス当たり)部分は、あえて高%の相手に当てることで、浮きを低く抑え、追撃をしやすくできうる。 | *持続(カス当たり)部分は、あえて高%の相手に当てることで、浮きを低く抑え、追撃をしやすくできうる。 | ||
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*ダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]]が高い。発生も撃墜向けのワザとしては早い。 | *ダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]]が高い。発生も撃墜向けのワザとしては早い。 | ||
**ただし、自身の[[#下強攻撃]]と比べると、発生こそ同等だがリーチと[[後隙]]では大きく劣る。特に、リーチは自身の[[#弱攻撃]]を下回るほど短い。 | **ただし、自身の[[#下強攻撃]]と比べると、発生こそ同等だがリーチと[[後隙]]では大きく劣る。特に、リーチは自身の[[#弱攻撃]]を下回るほど短い。 | ||
*ほぼ真横に吹っ飛ばすため、横方向の[[復帰力]] | *ほぼ真横に吹っ飛ばすため、横方向の[[復帰力]]が低い[[ファイター]](ガノンドロフ、{{SP|リトル・マック}}、{{SP|クラウド}}など)に特に有効。 | ||
**地続きのステージで相手を[[画面外]]付近まで追い詰めた際や、[[サッカーボール]]が出現した時にも活躍する。 | **地続きのステージで相手を[[画面外]]付近まで追い詰めた際や、[[サッカーボール]]が出現した時にも活躍する。 | ||
*時には引き[[ステップ]]や[[ステステ]]などを織り交ぜ、振り向きつつ放つのも良し。 | *時には引き[[ステップ]]や[[ステステ]]などを織り交ぜ、振り向きつつ放つのも良し。 | ||
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*リーチが長いわりに発生が早め。相手の攻撃範囲外から攻撃しやすい。 | *リーチが長いわりに発生が早め。相手の攻撃範囲外から攻撃しやすい。 | ||
**先端当ての間合いを保ちつつ、相手のワザの空振りを咎めたり、発生の遅いワザが出始める前に[[差し込み|差し込んだり]]することも可能。 | **先端当ての間合いを保ちつつ、相手のワザの空振りを咎めたり、発生の遅いワザが出始める前に[[差し込み|差し込んだり]]することも可能。 | ||
** | **このワザを咄嗟かつ的確に出すことができれば、特にリーチの短い[[ファイター]]に対し、[[用語集_(対戦関連)#中距離|中距離]]戦で優位に立てうる。 | ||
*上気味に吹っ飛ばすため、相手が低〜中%ならダメージ蓄積や[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]の契機づくり、高%以降なら高く飛ばすことで[[着地狩り]]に転じたり、そのまま直接撃墜できたりするため、なにかと重宝する。 | *上気味に吹っ飛ばすため、相手が低〜中%ならダメージ蓄積や[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]の契機づくり、高%以降なら高く飛ばすことで[[着地狩り]]に転じたり、そのまま直接撃墜できたりするため、なにかと重宝する。 | ||
**多用による[[OP相殺]]の影響を受けやすい点に注意。 | **多用による[[OP相殺]]の影響を受けやすい点に注意。 | ||
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*攻撃動作が{{SP|アイク}}の[[アイク_(SP)/ワザ#横スマッシュ攻撃|横スマッシュ攻撃]]に非常に近い。アイクのものとの主な差異としては、 | *攻撃動作が{{SP|アイク}}の[[アイク_(SP)/ワザ#横スマッシュ攻撃|横スマッシュ攻撃]]に非常に近い。アイクのものとの主な差異としては、 | ||
*:アイクよりダメージが高い、発生が2[[フレーム|F]]早い、全体Fが14F短い、先端とそれ以外とでダメージ・吹っ飛ばし力に差がない、などの点が挙げられる。 | *:アイクよりダメージが高い、発生が2[[フレーム|F]]早い、全体Fが14F短い、先端とそれ以外とでダメージ・吹っ飛ばし力に差がない、などの点が挙げられる。 | ||
*発生が遅いため乱用は禁物だが、乱戦時なら、多少[[用語集_(対戦関連)#ぶっぱ| | *発生が遅いため乱用は禁物だが、乱戦時なら、多少[[用語集_(対戦関連)#ぶっぱ|ぶっぱなす]]のも悪くはないかも。 | ||
*リーチの長さを活かし、相手の間合いの外から、あるいは相手のワザごと叩き斬るのも有効。 | *リーチの長さを活かし、相手の間合いの外から、あるいは相手のワザごと叩き斬るのも有効。 | ||
**引き[[ステップ]]などを組み合わせて、振り向きつつ出すという手も。 | **引き[[ステップ]]などを組み合わせて、振り向きつつ出すという手も。 | ||
354行目: | 354行目: | ||
*ヒット後の状況は良く、当てれば1段目のみでも全段当てでも攻勢に転じられうる。 | *ヒット後の状況は良く、当てれば1段目のみでも全段当てでも攻勢に転じられうる。 | ||
**相手が低%なら、2段目のヒット後にこのワザや[[#ダッシュ攻撃]]、「[[#下必殺ワザ|烈鬼脚]]」などで直ちに追撃できうる。 | **相手が低%なら、2段目のヒット後にこのワザや[[#ダッシュ攻撃]]、「[[#下必殺ワザ|烈鬼脚]]」などで直ちに追撃できうる。 | ||
**ただし、相手の[[掴み]]が届く間合いで[[ガード]]されると、あっさり[[ガーキャン]] | **ただし、相手の[[掴み]]が届く間合いで[[ガード]]されると、あっさり[[ガーキャン]]で掴まれうる。懐に潜り込むような[[ダッシュガード]]には弱い。 | ||
***2段とも[[ | ***2段とも[[ジャスガ]]可能な点、[[多段攻撃]]ゆえにジャスガに弱い点にも注意。 | ||
*[[攻撃判定]] | *[[攻撃判定]]が出続けているわけではないが、2段攻撃なので実質的な持続が長い。 | ||
** | **そのため、位置さえ合えばタイミングが多少アバウトでも当てやすい。空中攻撃を[[置き]]として用いるならこのワザが最適。 | ||
*1段目の当たり方と、相手の蓄積%やベク変などの影響で、相手が2段目の届かない位置に軽く吹っ飛び、全段繋がらないことがある。 | *1段目の当たり方と、相手の蓄積%やベク変などの影響で、相手が2段目の届かない位置に軽く吹っ飛び、全段繋がらないことがある。 | ||
*[[画面外]]付近なら直接撃墜の一択にもなりうる。 | *[[画面外]]付近なら直接撃墜の一択にもなりうる。 | ||
385行目: | 385行目: | ||
**ただし、着地と同時に攻撃判定が消えるため、この部分をコンスタントに当てるのは難しい。 | **ただし、着地と同時に攻撃判定が消えるため、この部分をコンスタントに当てるのは難しい。 | ||
**技術次第で[[崖掴まり]]中の相手にも当てられるが、[[ガケつかまり#崖つかまり中の姿勢について|崖掴まり中の姿勢]]が低ければ低いほど入力の猶予が狭まるため、実戦で活用するのは非常にシビア。 | **技術次第で[[崖掴まり]]中の相手にも当てられるが、[[ガケつかまり#崖つかまり中の姿勢について|崖掴まり中の姿勢]]が低ければ低いほど入力の猶予が狭まるため、実戦で活用するのは非常にシビア。 | ||
*** | ***また、崖掴まり中の姿勢の関係で、最低空でも当たらない[[ファイター]]が若干名いる(ガノンドロフ、{{SP|ソニック}}、{{SP|リドリー}})点にも注意。 | ||
*発生が遅いため、[[ | *発生が遅いため、[[ジャスガ]]されやすい点に注意。 | ||
*ダメージが高いので、[[ガード]]で受けた相手の[[ガード硬直]]が多少大きめになる。先端当てを心掛ければ、幾分反撃されにくくなりうる。 | *ダメージが高いので、[[ガード]]で受けた相手の[[ガード硬直]]が多少大きめになる。先端当てを心掛ければ、幾分反撃されにくくなりうる。 | ||
**むしろ空振りすると少なからぬ隙ができるため、ガードをされそうでも、相手に当たる間合いで出したほうが良いケースも。 | **むしろ空振りすると少なからぬ隙ができるため、ガードをされそうでも、相手に当たる間合いで出したほうが良いケースも。 | ||
446行目: | 446行目: | ||
***真後ろ手前辺りで持続1、真後ろで持続2の[[攻撃判定]]となる。 | ***真後ろ手前辺りで持続1、真後ろで持続2の[[攻撃判定]]となる。 | ||
***足先が後方斜め下辺りを向く頃には、既に攻撃判定が消えている。カス当たりを利用した復帰阻止や[[ダウン連]]などは不可能。 | ***足先が後方斜め下辺りを向く頃には、既に攻撃判定が消えている。カス当たりを利用した復帰阻止や[[ダウン連]]などは不可能。 | ||
*発生自体は早いほうではないが、[[ジャンプ#ジャンプ踏切フレーム一覧|ジャンプ踏切]]が早い( | *発生自体は早いほうではないが、[[ジャンプ#ジャンプ踏切フレーム一覧|ジャンプ踏切]]が早い(全[[ファイター]]共通)ため、[[小ジャンプ|SJ]]から使うぶんにはさほど支障はない。 | ||
*発動時に[[判定#やられ判定|上体]]を水平にするため、通常のSJよりも[[やられ判定]]の最低位置が高くなる。 | *発動時に[[判定#やられ判定|上体]]を水平にするため、通常のSJよりも[[やられ判定]]の最低位置が高くなる。 | ||
**これを利用すれば、SJだけでは避けられない攻撃(主に[[攻撃判定|サイズ]]が大きめの[[飛び道具]])を回避することが可能。詳細は下記参照。 | **これを利用すれば、SJだけでは避けられない攻撃(主に[[攻撃判定|サイズ]]が大きめの[[飛び道具]])を回避することが可能。詳細は下記参照。 | ||
488行目: | 488行目: | ||
*'''撃墜%:''' 125%/25%/?% | {{SP|クッパ}}: 150%/30%/?% [足/足(崖外)/腰] (対地は[[ベク変]]有) | *'''撃墜%:''' 125%/25%/?% | {{SP|クッパ}}: 150%/30%/?% [足/足(崖外)/腰] (対地は[[ベク変]]有) | ||
*足部分は[[メテオスマッシュ]]。腰部分は前方斜め上に吹っ飛ばす。 | *足部分は[[メテオスマッシュ]]。腰部分は前方斜め上に吹っ飛ばす。 | ||
*腰部分は、[[攻撃判定]]の大きさがガノンの[[判定#当たり判定|体]] | *腰部分は、[[攻撃判定]]の大きさがガノンの[[判定#当たり判定|体]]とほぼ同じ。[[ぬるり|ファイター同士は重なりにくい]]ため、[[立ち状態]]の相手にはヒットさせにくい。 | ||
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*メテオワザのなかでも屈指のダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]] | *メテオワザのなかでも屈指のダメージ・[[ふっとばし力|吹っ飛ばし力]]を誇る。相手[[ファイター]]の[[復帰力]]次第では、たとえ0%でも真下が[[画面外]]の位置で喰らえばひとたまりもない。 | ||
*地上の{{SP|マリオ}}に[[小ジャンプ|SJ]]からメテオ部分を当てた場合、マリオが0〜12%だと地上でひるむだけだが、13〜50%だと軽く浮く<ref>[[ワンパターン相殺#DX以降|OPボーナス]]有りなら、11%から浮き始める。</ref>。 | *地上の{{SP|マリオ}}に[[小ジャンプ|SJ]]からメテオ部分を当てた場合、マリオが0〜12%だと地上でひるむだけだが、13〜50%だと軽く浮く<ref>[[ワンパターン相殺#DX以降|OPボーナス]]有りなら、11%から浮き始める。</ref>。 | ||
**[[用語集_(対戦関連)#火力|火力]]が高いわりには低い浮き方になるため、ほかのワザで浮かせた時よりも[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]が狙いやすいというメリットがある。 | **[[用語集_(対戦関連)#火力|火力]]が高いわりには低い浮き方になるため、ほかのワザで浮かせた時よりも[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]が狙いやすいというメリットがある。 | ||
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SP_Ganondorf_Fthrow_04.jpg|[[ほかほか補正]]最大時の予測線。 | SP_Ganondorf_Fthrow_04.jpg|[[ほかほか補正]]最大時の予測線。 | ||
SP_Ganondorf_Fthrow_05.jpg|通常は[[#後投げ]]よりも撃墜%が高いが、 | SP_Ganondorf_Fthrow_05.jpg|通常は[[#後投げ]]よりも撃墜%が高いが、 | ||
SP_Ganondorf_Fthrow_06.jpg| | SP_Ganondorf_Fthrow_06.jpg|ほかほか補正の影響が強いため、最大時は後投げより撃墜しやすくなる。 | ||
SP_Ganondorf_Fthrow_07.jpg|おまけで{{SP|ピチュー}}の場合。 | SP_Ganondorf_Fthrow_07.jpg|おまけで{{SP|ピチュー}}の場合。 | ||
SP_Ganondorf_Fthrow_08.jpg|投げでの撃墜は[[体重]]が軽い相手に試みたほうが良い。 | SP_Ganondorf_Fthrow_08.jpg|投げでの撃墜は[[体重]]が軽い相手に試みたほうが良い。 | ||
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<div style="text-align:center; background:#{{キャラカラー|キャラ=ガノンドロフ(SP)1}}; color:#{{キャラカラー|キャラ=ガノンドロフ(SP)3}}; ">'''地上版の受け身失敗時の確定追撃表'''</div> | <div style="text-align:center; background:#{{キャラカラー|キャラ=ガノンドロフ(SP)1}}; color:#{{キャラカラー|キャラ=ガノンドロフ(SP)3}}; ">'''地上版の受け身失敗時の確定追撃表'''</div> | ||
<div class="mw-collapsible-content"> | <div class="mw-collapsible-content"> | ||
*いずれのワザも、最速で発動することを前提とする。 | |||
*下強のみ、全ファイターに当たる。 | *下強のみ、全ファイターに当たる。 | ||
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