「カービィシリーズのスピリットの一覧/対戦データ」の版間の差分
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**追加ギミック: 強風(開始から1秒経過で発生、右に流される) | **追加ギミック: 強風(開始から1秒経過で発生、右に流される) | ||
*'''音楽:''' ボスのテーマメドレー(星のカービィシリーズ) | *'''音楽:''' ボスのテーマメドレー(星のカービィシリーズ) | ||
『星のカービィ』シリーズ常連のボス。上からリンゴを落とす攻撃と、空気弾を吐き出す攻撃は毎回使用しており、このバトルでも再現されている。カービィがリンゴ役で、強風ギミックが空気弾の再現。ただし原作ではカービィを押し出すような風ではなく、ダメージを与える風。 | |||
=== エリーヌ === | === エリーヌ === | ||
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**相手の状態: [[毒キノコ|ミニ化]] | **相手の状態: [[毒キノコ|ミニ化]] | ||
*'''音楽:''' バタービルティング[X] | *'''音楽:''' バタービルティング[X] | ||
『タッチ! カービィ スーパーレインボー』に登場。パートナーだったクレイシアに襲われて粘土の世界「セブントピア」からプププランドに逃げてきた妖精。虹のラインを描く能力でカービィを導いていく。『タッチ! カービィ』シリーズではカービィは転がることでしか移動できず、これがボール系アイテム固定の由来である。 | |||
=== カイン === | === カイン === | ||
54行目: | 54行目: | ||
**追加ギミック: おぼれやすさアップ(味方:開始から1秒経過で発生) | **追加ギミック: おぼれやすさアップ(味方:開始から1秒経過で発生) | ||
*'''音楽:''' FLOAT ISLANDS | *'''音楽:''' FLOAT ISLANDS | ||
『星のカービィ2』から登場したカービィの仲間のマンボウ。カービィを口に咥えた状態で行動する。水中能力に長けており、水流の影響を受けず、水中でも吸い込みができる。フリーザー持ち込みの由来はアイス能力。周りに寒波を発生させるが、長く使い過ぎると自身が凍ってしまうデメリットがある。『2』のアイス攻撃はかなりの広範囲に攻撃を加える事ができ、同作の能力でトップクラスの性能を誇る代物。のちに『スターアライズ』でも使用されるなど、カインを代表する能力として一際存在感を放っている。カービィが3Pカラーなのは『2』をスーパーゲームボーイでプレイ時、カインが初めて仲間になる「リップルフィールド」のカラーが水色となる事から。 | |||
=== クラッコ === | === クラッコ === | ||
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**クリア条件備考: {{頭アイコン|c=デデデ|cl=06|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜する | **クリア条件備考: {{頭アイコン|c=デデデ|cl=06|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜する | ||
*'''音楽:''' ボスのテーマメドレー(星のカービィシリーズ) | *'''音楽:''' ボスのテーマメドレー(星のカービィシリーズ) | ||
『星のカービィ』シリーズでおなじみのボス。ウィスピーウッズに次いで登場回数が多い。大抵はゲーム中盤にて、雲の上のステージに待ち構えている。ポップスター以外の惑星にも生息しており、雲のあるところならどこでも現れるという。雷を操る攻撃が得意。たまにザコキャラを召喚してくる。 | |||
=== クー === | === クー === | ||
90行目: | 90行目: | ||
**追加ギミック: 強風(開始から3秒経過で発生、10秒経過で解除、解除から3秒経過で再発生の繰り返し、右に流される) | **追加ギミック: 強風(開始から3秒経過で発生、10秒経過で解除、解除から3秒経過で再発生の繰り返し、右に流される) | ||
*'''音楽:''' 森・自然エリア | *'''音楽:''' 森・自然エリア | ||
『星のカービィ2』から登場したカービィの仲間のフクロウ。カービィを鷲掴みした状態で行動する。空中能力に長けており、強風の影響を受けず、落下速度もゆっくりになる。カービィが5Pカラーなのは『2』をスーパーゲームボーイでプレイ時、クーが初めて仲間になる「ビッグフォレスト」のカラーが緑色となる事から。 | |||
=== グリル === | === グリル === | ||
104行目: | 104行目: | ||
**相手の状態: 通常 | **相手の状態: 通常 | ||
*'''音楽:''' グリーングリーンズ[DX] | *'''音楽:''' グリーングリーンズ[DX] | ||
『カービィのきらきらきっず』(SFC版)の隠しボス。一人モードを好成績でクリアすると出現し、プレイヤーの実力を試そうと対戦を申し込んでくる。『カービィのきらきらきっず』はカービィシリーズ唯一の落ちものパズル。☆マークのブロックが次々と落ちてくるので、一緒に落ちてくるカービィの仲間たち(リック・カイン・クー)のブロックを使って消していく。ブロックは、同じ仲間のブロックで間に挟むと消えるようになっている。ステージにはたまに「きらきらぼし」が落ちてくることがあり、これで仲間ブロックの間の☆が一直線に並ぶと、挟んだ扱いになってブロックを消す事ができる。本バトルは、ワープスターをきらきらぼしに見立てている。 | |||
=== グーイ === | === グーイ === | ||
118行目: | 118行目: | ||
**相手の状態: 通常 | **相手の状態: 通常 | ||
*'''音楽:''' 激突! グルメレース[64] | *'''音楽:''' 激突! グルメレース[64] | ||
『星のカービィ2』から登場。『星のカービィ2』ではリック、クー、カインの代わりに特定の条件下で登場するハズレキャラ。『星のカービィ3』では任意で呼び出すことができ、2Pキャラとして操作することもできる。舌で相手を捕まえてカービィと同じく相手の能力をコピーすることができる。 | |||
=== コックカワサキ === | === コックカワサキ === | ||
134行目: | 134行目: | ||
**追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[コックカワサキ]]:開始から1秒経過で登場) | **追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[コックカワサキ]]:開始から1秒経過で登場) | ||
*'''音楽:''' 激突!グルメレース | *'''音楽:''' 激突!グルメレース | ||
『スーパーデラックス』で初登場。中ボスの一人で、皿やおたまやフライパンで攻撃を仕掛けてくる。『スターアライズ』では、回復アイテムを調達できる高性能なフレンズヘルパーとして重宝された。ちなみに敵対ボディのパックマンは食いしん坊キャラである。カワサキの方は特に食いしん坊設定は無く、敵対ボディのキャラクター性が前面に出たバトルになっている。 | |||
=== ゴルドー === | === ゴルドー === | ||
149行目: | 149行目: | ||
**相手の状態: [[透明化]](横必殺ワザ強化) | **相手の状態: [[透明化]](横必殺ワザ強化) | ||
*'''音楽:''' CASTLE LOLOLO | *'''音楽:''' CASTLE LOLOLO | ||
カービィシリーズでお馴染みのお邪魔キャラ。吸い込めないどころか、いかなる攻撃でもダメージを与えられない。その場に停止しているタイプ、空中で規則的に移動するタイプがいる。このバトルではどこからともなくゴルドーばかりが出没し、まるでゴルドーと戦っているかのように見えるシチュエーションとなっている。 | |||
=== 三魔官シスターズ === | === 三魔官シスターズ === | ||
167行目: | 167行目: | ||
***お供2の状態: 通常(全必殺ワザ強化) | ***お供2の状態: 通常(全必殺ワザ強化) | ||
*'''音楽:''' 友ときずなの戦い2 | *'''音楽:''' 友ときずなの戦い2 | ||
『スターアライズ』に登場するボス。雷を操るリーダー格の「ザン・パルルティザーヌ」、炎を操る直情型の「フラン・ルージュ」、氷を操り冷静沈着な性格の「フラン・キッス」で構成される。黒幕・魔神官ハイネスの三人の部下であり、幼い日に死にかけていたところをハイネスに救われ、忠誠を誓う。ストーリー本編中では彼女ら全員と同時に戦う機会はなかったが、発売後のアップデートで追加されたモード「アナザーディメンションヒーローズ」では、ハイネスを倒したカービィに敵意を向け、三人一斉に攻撃を仕掛けてくる(ちなみに、このアップデート配信は『スマブラSP』発売の僅か一週間前であった)。スキルがアイテムヒッターなのは、ハイネス第二形態で三魔官全員がエネルギーを吸い取られ、ハイネスはデクになった三魔官を鈍器の様に扱って攻撃することに由来すると思われる。<br />『星のカービィ』の公式ツイッターでは、『スターアライズ』関連情報の案内役を担当する。 | |||
=== スカーフィ === | === スカーフィ === | ||
183行目: | 183行目: | ||
***お供1の状態: 通常({{頭アイコン|c=カービィ|cl=02|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜すると出現) | ***お供1の状態: 通常({{頭アイコン|c=カービィ|cl=02|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜すると出現) | ||
*'''音楽:''' グリーングリーンズ[DX] | *'''音楽:''' グリーングリーンズ[DX] | ||
初代『星のカービィ』をはじめ、多くの作品に登場しているザコ敵。普段はふわふわ浮いていて大人しいが、カービィが吸い込もうとすると怒って襲いかかる。作品によってはダメージを与えたり、背を向けたりした場合でも襲いかかってくる。最初の黄色カービィを撃墜すると出現する赤カービィは、怒ったスカーフィの再現である(このバトルは、ダメージを与えると襲ってくるパターンを意識している)。 | |||
=== スターロッド === | === スターロッド === | ||
198行目: | 198行目: | ||
**相手の状態: 通常([[スターロッド]]持ち込み) | **相手の状態: 通常([[スターロッド]]持ち込み) | ||
*'''音楽:''' 激突! グルメレース[DX] | *'''音楽:''' 激突! グルメレース[DX] | ||
プププランドの夢の泉に置かれた秘宝。詳しくは記事を参照。BGMは『スマブラDX』で"夢の泉"ステージに使われた物であり、後にリメイク作『夢の泉デラックス』でステージ・BGMが同時に逆輸入されていた。 | |||
=== スージー === | === スージー === | ||
214行目: | 214行目: | ||
***お供1の状態: [[メタル化]](チャージ切りふだON) | ***お供1の状態: [[メタル化]](チャージ切りふだON) | ||
*'''音楽:''' 桃球発進!ロボボアーマー | *'''音楽:''' 桃球発進!ロボボアーマー | ||
『ロボボプラネット』に登場するボス。ポップスターをキカイ化した悪の企業「ハルトマンワークスカンパニー」の社長秘書。カービィの行く手を幾度も阻み、あの手この手で戦いを仕掛けてくる。毅然とした態度でカービィに接するが、自分の好物であるアイスクリームの工場を勝手に建設するお茶目な一面も。ゲーム内で見られる裏設定を紐解いていくと、彼女の悲しい過去が少しずつ明らかになる。しずえは『とびだせ どうぶつの森』の村長秘書を勤めていて、スージーとは秘書繋がり。メタナイトは『ロボボプラネット』のオープニングから登場し、ハルバードを用いてハルトマン社に立ち向かうも、あっさり撃墜されてしまう。捕らえられたメタナイトはサイボーグに改造され、エリア4やエリア6のボスとしてスージーが差し向けてくる。チャージ切りふだがついているのは、原作で体力が少なくなると第二形態に変形し、大技を繰り出してくることの再現か。ハルバードは『ロボボプラネット』のストーリーにおける重要なファクターで、ゲーム終盤では重要な役目を果たす事になる。 | |||
=== タック === | === タック === | ||
229行目: | 229行目: | ||
**相手の状態: 通常(超速タックル、移動速度強化) | **相手の状態: 通常(超速タックル、移動速度強化) | ||
*'''音楽:''' 洞窟大作戦 | *'''音楽:''' 洞窟大作戦 | ||
『スーパーデラックス』に登場した泥棒姿のネコ。普段はステージ内を高速で走り回っているが、カービィを見つけると腕を伸ばし、コピー能力を奪い取って走り去ってしまう。急いで捕まえないと、奪われたコピー能力は二度と戻って来ない。原作の「洞窟大作戦」でも至る所に登場し、プレイヤーを苦しめた。このバトルは、むらびとの通常必殺ワザを泥棒に見立てている思われる。原作でアイテムを奪う場面は無いが、『カービィのエアライド』では沢山のアイテムを持って街をうろついていた。 | |||
=== ダークマインド === | === ダークマインド === | ||
244行目: | 244行目: | ||
**追加ギミック: [[激辛カレーライス|カレー化]](開始から15秒経過で発生) | **追加ギミック: [[激辛カレーライス|カレー化]](開始から15秒経過で発生) | ||
*'''音楽:''' ゼロツー戦 | *'''音楽:''' ゼロツー戦 | ||
『星のカービィ 鏡の大迷宮』のラスボスで、鏡の世界に潜む「悪意」の化身。異変を解決しに鏡の世界に入ったメタナイトを鏡の中に閉じ込め、「ダークメタナイト」を生み出した。ダークメタナイトを倒した後、鏡の世界の最深部で対決することになる。ナイトメアのように星を連射する攻撃(カレー状態はその再現か)のほか、鏡に映した分身で攻撃を無効化するワザを使用する。 | |||
=== ダークマター === | === ダークマター === | ||
261行目: | 261行目: | ||
**追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[ナイトメア]]:20秒経過ごとに登場) | **追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[ナイトメア]]:20秒経過ごとに登場) | ||
*'''音楽:''' ゼロツー戦 | *'''音楽:''' ゼロツー戦 | ||
『星のカービィ2』のラスボス。他の生物に憑依して操ることができ、この能力でデデデに取り憑いて表向きの黒幕としていた。カービィはデデデに憑依していたダークマターの存在を暴き、暗雲立ち込める空の上で最後の戦いに挑んだ。アシストフィギュアとして登場するナイトメアは『2』の一つ手前の本編『夢の泉の物語』のラスボス。BGMの元ネタであるゼロツーは『星のカービィ64』のラスボス。『星のカービィ3』にはダークマターの親玉「ゼロ」が登場したが、ゼロツーはゼロが天使になったような姿をしており、ダークマター族との関連がうかがえる。 | |||
=== チュチュ === | === チュチュ === | ||
276行目: | 276行目: | ||
**追加ギミック: 粘着床(下の足場のみ) | **追加ギミック: 粘着床(下の足場のみ) | ||
*'''音楽:''' ポップスター | *'''音楽:''' ポップスター | ||
『星のカービィ3』に登場するカービィの仲間の一人。紅一点。スライム状の不思議な生き物で、カービィやグーイの頭に乗って行動を共にする。魔女っ子のように箒に乗ったり、パラソルでくるくる回って移動したりと一見可愛らしいが、レベル3「サンドキャニオン」開始時の寸劇では怒ると怖い一面も。とあるステージではお友達が待っている。天井に張り付く能力を持っており、このバトルでは粘着床という形で再現されている。 | |||
=== ドラグーン === | === ドラグーン === | ||
291行目: | 291行目: | ||
**相手の状態: 通常(アイテム引き寄せ、移動速度アップ) | **相手の状態: 通常(アイテム引き寄せ、移動速度アップ) | ||
*'''音楽:''' 伝説のエアライドマシン | *'''音楽:''' 伝説のエアライドマシン | ||
『カービィのエアライド』に登場した伝説のエアライドマシン。「シティトライアル」でのみ登場する圧倒的な性能を持つ機体だが、使用するためには3つのパーツを揃える必要がある。特にその飛行性能は他の追随を許さない高さで、あまりにも飛行速度が速すぎて制御がほとんどできないほど。このスピリット戦は原作さながらのパーツの奪い合いという特殊なシチュエーションなので、とにかく先にパーツを集めてドラグーンを相手に命中させることが勝利への道。スキルは「ジャイアントキラー」。『スマブラX』の「亜空の使者」終盤で敵軍の決戦兵器に対抗する切り札として登場し、決死の特攻で巨大な兵器を一撃で破壊したことが由来。 | |||
=== ナイトメアパワーオーブ === | === ナイトメアパワーオーブ === | ||
307行目: | 307行目: | ||
**追加ギミック: [[アシストフィギュア]]([[ナイトメア]])出現 (開始から20秒経過で発生) | **追加ギミック: [[アシストフィギュア]]([[ナイトメア]])出現 (開始から20秒経過で発生) | ||
*'''音楽:''' vs. マルク | *'''音楽:''' vs. マルク | ||
『夢の泉の物語』のラスボス。夢の泉を利用してプププランドの住人に悪夢を見せようとしていた悪夢の塊。その存在に気づいたデデデがスターロッドを7つにわけて隠すことで封印していた。それを知らないカービィがデデデの制止を振り切って夢の泉にスターロッドを戻したことで封印が解かれて姿を現した。カービィはスターロッドを手に空へ飛び去ったナイトメアパワーオーブを追いかけ、月でナイトメアウィザードに姿を変えたナイトメアをスターロッドの力で完全に滅ぼした。 | |||
=== ナゴ === | === ナゴ === | ||
321行目: | 321行目: | ||
**相手の状態: 通常(空中ジャンプ追加) | **相手の状態: 通常(空中ジャンプ追加) | ||
*'''音楽:''' 森・自然エリア | *'''音楽:''' 森・自然エリア | ||
『星のカービィ3』に登場するカービィの仲間の一人。体型はリックに似ているが、こちらはネコ。リックよりも二回多くジャンプでき、カービィをボールのように転がしながらステージを進んでいく。コピー能力は、カービィを武器のように扱う物が多い。例えば『ナゴクリーン』はカービィで雑巾掛けをしながら突進する大胆な技である。 | |||
=== ナックルジョー === | === ナックルジョー === | ||
337行目: | 337行目: | ||
**追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[ナックルジョー]]) | **追加ギミック: [[アシストフィギュア]]出現([[ナックルジョー]]) | ||
*'''音楽:''' バタービルティング[X] | *'''音楽:''' バタービルティング[X] | ||
『スーパーデラックス』で初登場した敵キャラ。『スーパーデラックス』は当時流行っていた格闘ゲームの流れに乗った作品で、各コピー能力に応じたコマンドと個性的な技が実装されているのが特徴である。その中でも、ナックルジョーからコピーできる「ファイター」能力は特に格闘ゲームを意識したもの。多彩な技を備え、肉弾戦をメインに戦う事ができる。「ボタンを押す長さで攻撃の強弱を決められる」「飛びながら敵を撃つアッパーカット」という性質はいずれも[[ストリートファイターシリーズ]]からのオマージュであり、前者はシリーズ一作目の操作方法、後者は「昇龍拳」が元ネタである。『Wii』以降のファイター能力は「波動拳」のパロディ技も追加された上、波動コマンドと昇龍コマンドまで実装された。対戦ステージは、アニメ『星のカービィ』の19話「ナックルジョーがやって来た!」のシチュエーションを意識した物と思われる。 | |||
=== バグジー === | === バグジー === | ||
351行目: | 351行目: | ||
**相手の状態: 通常(横必殺ワザ強化、攻撃力アップ【大】) | **相手の状態: 通常(横必殺ワザ強化、攻撃力アップ【大】) | ||
*'''音楽:''' 森・自然エリア | *'''音楽:''' 森・自然エリア | ||
『夢の泉の物語』で初登場した中ボス。モチーフはクワガタムシ。突進攻撃からカービィに掴みかかり、プロレスの投げ技を決めてくる。倒して吸い込む事で「バックドロップ」(『夢の泉の物語』及び『夢の泉デラックス』のみ)、「スープレックス」(それ以外の作品)をコピーできる。 | |||
=== ピッチ === | === ピッチ === | ||
365行目: | 365行目: | ||
**相手の状態: 通常([[モンスターボール]]([[ヤヤコマ]])持ち込み) | **相手の状態: 通常([[モンスターボール]]([[ヤヤコマ]])持ち込み) | ||
*'''音楽:''' 森ステージ | *'''音楽:''' 森ステージ | ||
『星のカービィ3』に登場する仲間の一人。カービィよりも一回り体が小さい。ナゴの能力とは対照的に、ピッチのコピー能力の殆どはピッチ自身が武器になる。ある時はラジコンにされ、ある時は水の入ったバケツにされ、ある時はかき氷器にされ、そして時には傘でゴルフボールのように打たれ……そのうえ移動時は自分より大きいカービィを背負って移動したりと、ひたすら健気である。あるステージでは母親が待ってくれている。このバトルでは、見た目の似ている[[ヤヤコマ]]が登場する。また、鳥系のスピリッツでは珍しく[[ファルコ]]が登場しない。小鳥の雰囲気に合わない為か。 | |||
=== フラッフ === | === フラッフ === | ||
379行目: | 379行目: | ||
**相手の状態: 通常(投げ強化) | **相手の状態: 通常(投げ強化) | ||
*'''音楽:''' グリーングリーンズ[for] | *'''音楽:''' グリーングリーンズ[for] | ||
『毛糸のカービィ』から登場。バラバラになった毛糸の世界を元に戻すために旅に出た毛糸の国の王子。カービィとよく似た体形をしており、2Pキャラとして操作できる。『毛糸のカービィ』では毛糸を敵やブロックに引っかけることで対象物を投げたりバラバラにほどいたりできる。原作は手芸モチーフの世界観なので、このバトルの対戦ステージも手芸モチーフの『ヨッシーストーリー』出典のステージが選ばれている。 | |||
=== ブロントバート === | === ブロントバート === | ||
394行目: | 394行目: | ||
**相手の状態: 通常 | **相手の状態: 通常 | ||
*'''音楽:''' GREEN GREENS | *'''音楽:''' GREEN GREENS | ||
初代『星のカービィ』から登場する、空を飛ぶ敵。対戦ステージであるプププランドの背景にも登場する。主な飛び方に上下に波うちながらこちらに向かってくるもの、カービィを追尾するもの、一度飛び上がったのちカービィがいる高さにまっすぐ向かってくるものがあり、このスピリット戦は3つ目の飛び方の再現。 | |||
=== プラズマウィスプ === | === プラズマウィスプ === | ||
410行目: | 410行目: | ||
**追加ギミック: 電撃床(下の足場のみ) | **追加ギミック: 電撃床(下の足場のみ) | ||
*'''音楽:''' シティトライアル | *'''音楽:''' シティトライアル | ||
『スーパーデラックス』から登場。炎に目と手がついたような電気を帯びたキャラ。電気を溜めることで攻撃が5段階に変化し、ワザの名称と威力や射程距離が変わる。かなり電気を溜めると敵を貫通するようにもなる。ルフレのサンダーも溜めた量によってワザの名称と威力や射程距離が変わる。パサランは炎に目がついたようなキャラで、プラズマウィスプと特徴が似ている。 | |||
=== ヘビーロブスター === | === ヘビーロブスター === | ||
424行目: | 424行目: | ||
**相手の状態: 通常([[ファイアフラワー]]持ち込み) | **相手の状態: 通常([[ファイアフラワー]]持ち込み) | ||
*'''音楽:''' メタナイトの逆襲 | *'''音楽:''' メタナイトの逆襲 | ||
『スーパーデラックス』から登場。『メタナイトの逆襲』のChapter1とChapter5、『銀河にねがいを』の「機械の星メックアイ」のボス。戦艦ハルバードに搭載されているロボットで、火炎放射やペイントスライムで攻撃を行う。『メタナイトの逆襲』ではバル艦長の無慈悲な指令により、Chapter1ではハルバード離陸時に大破し、Chapter5ではハルバード内部を破壊しながらカービィを追跡した。ペイントスライムを吸い込むことで「ペイント」をコピーすることができ、ペイントを使用すると目を潰すことができる。目を潰されると右も左もわからなくなって暴走する。 | |||
=== ボンカース === | === ボンカース === | ||
439行目: | 439行目: | ||
**相手の状態: 通常([[ハンマー]]持ち込み、ハンマー時間延長) | **相手の状態: 通常([[ハンマー]]持ち込み、ハンマー時間延長) | ||
*'''音楽:''' 森ステージ | *'''音楽:''' 森ステージ | ||
『夢の泉の物語』で初登場した中ボス。ハンマー持ち込みは、ボンカースがハンマーを使って戦う事が由来。 | |||
=== ボンバー === | === ボンバー === | ||
454行目: | 454行目: | ||
**相手の状態: 通常([[ボンバー]]持ち込み) | **相手の状態: 通常([[ボンバー]]持ち込み) | ||
*'''音楽:''' バタービルディング [X] | *'''音楽:''' バタービルディング [X] | ||
『夢の泉の物語』から登場。普段はゆっくり歩いているが、崖から落ちると着地の際に大爆発する。カービィが吸い込むと「クラッシュ」をコピーすることができ、画面全体に大爆発を起こして大ダメージを与える。1回しか使えないが中ボスでも即死するほどの破壊力があり、導火線を点火することもできる。 | |||
=== ポピーブラザーズJr. === | === ポピーブラザーズJr. === | ||
470行目: | 470行目: | ||
***お供1の状態: 通常(下必殺ワザ強化) | ***お供1の状態: 通常(下必殺ワザ強化) | ||
*'''音楽:''' グリーングリーンズ[for] | *'''音楽:''' グリーングリーンズ[for] | ||
初代『星のカービィ』から多くの作品に登場している雑魚キャラ。中ボス「ポピーブラザーズSr.」の弟分のような存在。初期の作品では玉乗りをしたり歩き回っていたりするだけのスカキャラだったが、『スーパーデラックス』からはSr.の特技でもある爆弾を使いこなすようになる。これ以降、カービィがポピーを吸い込むと基本的に「ボム」能力をコピーできるようになった。 | |||
=== マホロア === | === マホロア === | ||
485行目: | 485行目: | ||
**追加ギミック: 画面逆転 | **追加ギミック: 画面逆転 | ||
*'''音楽:''' CROWNED | *'''音楽:''' CROWNED | ||
『星のカービィWii』の登場キャラクター。異世界「ハルカンドラ」に住む魔法使い。「天かける船ローア」に乗っていた所をランディアに襲撃され、プププランドに不時着した所でカービィ達と遭遇する。船のパーツがバラバラに飛び散った事を知ったカービィ達は、船を直すための冒険に出かける事となった。ゲーム終盤、カービィ達がランディアを倒すと本性を表し、秘宝「マスタークラウン」をランディアから強奪する事が目的だった事を明かす。クラウンの力を手に入れたマホロアはポップスター征服を宣言し、カービィ達はそれを阻止すべく最後の戦いに臨んだ。番外作品『みんなで!カービィハンターズZ』では商人を務め、武器や課金アイテムの販売を担当している。<br>本バトルの対戦ステージは空を飛ぶ船繋がり。画面反転は、隠しモードに登場する「マホロアソウル」が使用する技の再現。ルフレとマホロアの共通点は、ローブを纏った魔法使いという特徴の他、ゲームの最初で仲間になる人物でありながら実質的なラスボスでもある点が挙げられる。 | |||
=== Mr.フロスティ === | === Mr.フロスティ === | ||
500行目: | 500行目: | ||
**追加ギミック: 氷結床(下の足場のみ) | **追加ギミック: 氷結床(下の足場のみ) | ||
*'''音楽:''' アイスクリームアイランド | *'''音楽:''' アイスクリームアイランド | ||
『夢の泉の物語』で初登場した中ボス。おしりがチャームポイント。氷や冷気を使って攻撃する。カービィが吸い込むと「アイス」(『夢の泉の物語』『夢の泉デラックス』のみ「フリーズ」)能力を取得し、敵を凍らせて弾のように扱うことができる。なお、『夢の泉デラックス』におけるフリーズカービィの姿は『スマブラDX』でアイスクライマーをコピーしたカービィの逆輸入。 | |||
=== メタナイツ === | === メタナイツ === | ||
520行目: | 520行目: | ||
***お供3の状態: (HP50、[[巨塔]]持ち込み) | ***お供3の状態: (HP50、[[巨塔]]持ち込み) | ||
*'''音楽:''' メタナイトの逆襲 | *'''音楽:''' メタナイトの逆襲 | ||
『夢の泉の物語』で初登場した敵集団。斧を振り回すアックスナイト、空を舞い槍を投げるジャベリンナイト、三又鉾を投擲するトライデントナイト、鉄球を振り回すメイスナイトで構成される。特定のマップに入るとBGMが変わり、メタナイトが彼らを召喚して一斉に襲いかかってくる。通常の雑魚敵よりも体力が高く、倒すのには一苦労。『スーパーデラックス』では、吸い込みへの耐性を引っさげて再登場した。モードの一つ「メタナイトの逆襲」では、プププランド征服を目論むメタナイトの部下として登場。時に熱く、時にコミカルな会話を繰り広げる。戦艦ハルバードに侵入したカービィを阻止しようと戦いを挑むが、敢え無く突破され、最終的にハルバードは墜落を始める。部下の安全を最優先に考えたメタナイトは脱出を促すものの、メタナイツはそれを断り、最後まで職務を全うする道を選んだ。 | |||
=== モーリィ === | === モーリィ === | ||
534行目: | 534行目: | ||
**相手の状態: [[巨大化]] | **相手の状態: [[巨大化]] | ||
*'''音楽:''' ドロッチェ団のテーマ | *'''音楽:''' ドロッチェ団のテーマ | ||
『鏡の大迷宮』のエリア3、キャベッジキャバーンの大ボス。洞窟の奥に住んでいる巨大なモグラで、カービィを見つけると色々な物を投げて攻撃してくる。『ドロッチェ団』ではそっくりなボス、ミセスモーリィが登場する。 | |||
=== ランディア === | === ランディア === | ||
556行目: | 556行目: | ||
***お供4の状態: 通常(HP40、炎 & 爆発攻撃強化、メインファイター{{頭アイコン|c=リザードン|cl=02|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜すると出現) | ***お供4の状態: 通常(HP40、炎 & 爆発攻撃強化、メインファイター{{頭アイコン|c=リザードン|cl=02|g=SP|s=32px|l=}}を撃墜すると出現) | ||
*'''音楽:''' デンジャラスディナー | *'''音楽:''' デンジャラスディナー | ||
『星のカービィWii』の表向きのラスボス。プププランドとは異なる世界「ハルカンドラ」に住むドラゴンで、強大な力を秘めた王冠「マスタークラウン」を所持している。ハルカンドラ住民のマホロア曰く「最近目を覚ました暴れん坊」「自分にいきなり攻撃してきた」との事であり、彼の頼みでカービィ一行は討伐に向かう。第一形態では4体連結した状態で攻撃を仕掛けてくるが、体力が減ると第二形態に移行し、4体に分裂して連携攻撃を仕掛けてくる。BGMは、ランディアが潜むステージ「デンジャラスディナー」のマップ音楽。 | |||
=== リック === | === リック === | ||
573行目: | 573行目: | ||
**追加ギミック: 氷結床(ブロック以外の足場全て) | **追加ギミック: 氷結床(ブロック以外の足場全て) | ||
*'''音楽:''' ポップスター | *'''音楽:''' ポップスター | ||
『星のカービィ2』から登場したカービィの仲間のハムスター。カービィを背中に乗せた状態で行動する。陸上能力に長けており、凍った地面でも滑ることなく移動できる。リックのコピー能力のうち、口から火を吐く「リックバーニング」は彼を象徴する技の一つである。『スマブラDX』のフィギュア解説文で紹介された他、『トリプルデラックス』『スターアライズ 』でも使用された。カービィが2Pカラーなのは『2』をスーパーゲームボーイでプレイ時、リックが初めて仲間になる「グラスランド」のカラーが黄色となる事から。 | |||
=== ロッキー === | === ロッキー === | ||
587行目: | 587行目: | ||
**相手の状態: [[メタル化]](HP120) | **相手の状態: [[メタル化]](HP120) | ||
*'''音楽:''' 洞窟大作戦 | *'''音楽:''' 洞窟大作戦 | ||
『夢の泉の物語』から登場。以降はストーンの能力を持つキャラとして定着。崖から落ちたり、ジャンプした後は急降下で押しつぶしてくる。ハチマキを巻いたのは『スーパーデラックス』からで、ストーン使用時に様々な姿に変身できるようになったのも『スーパーデラックス』が初めて。カービィがストーンをコピーしている間にヘルパーを召喚すると味方として呼び出すこともできる。ヘルパーの中では打たれ強く、変身中はあらゆる攻撃から身を守るという強みもある。変身して押しつぶす以外の攻撃方法を基本的に持たないのが弱点で、基本的に空中で使わないとダメージを与えられないという欠点もあるため、この戦闘で相手となるカービィもジャンプで頭上に移動してから[[カービィ (SP)#下必殺ワザ|ストーン]]を行う。{{SP|Mii 格闘タイプ}}のカウンター投げで完封が狙える。 | |||
=== ロボボアーマー === | === ロボボアーマー === | ||
601行目: | 601行目: | ||
**相手の状態: [[緑ブロック|メタル化]]、[[スーパーキノコ|巨大化]](HP40) | **相手の状態: [[緑ブロック|メタル化]]、[[スーパーキノコ|巨大化]](HP40) | ||
*'''音楽:''' 桃球発進!ロボボアーマー | *'''音楽:''' 桃球発進!ロボボアーマー | ||
『ロボボプラネット』に登場。搭乗者不在のインベードアーマーにカービィが搭乗することでロボボアーマーになる。搭乗者によって性能が変化し、カービィの場合はコピー能力の特性を得て「せいのうスキャン」ができる。スキャンした相手の能力によって形態変化し、星の夢との決戦では戦艦ハルバードをスキャンしたことで最終決戦艦ハルバードモードに変化。星の夢の攻撃でハルバードは撃墜されるが、腕を巨大なドリルに変形させたファイナルスクリューモードで星の夢にトドメを刺した。 | |||
=== ワドルディ === | === ワドルディ === | ||
616行目: | 616行目: | ||
**相手の状態: 通常 | **相手の状態: 通常 | ||
*'''音楽:''' GREEN GREENS | *'''音楽:''' GREEN GREENS | ||
シリーズ皆勤賞のザコ敵。[[マリオシリーズ]]で言うところの[[クリボー]]に当たる。基本的に歩き回るだけで大した攻撃は行わず、人畜無害。パラソルを持つもの、槍を掲げるもの、トロッコに乗るものやステージギミックを動かすものなど、さまざまな個体がいる。『星のカービィ64』のワドルディはカービィ達と一緒に大冒険に出かけ、妖精リボンの故郷「リップルスター」を救った。近年では青いバンダナを付けた「バンダナワドルディ」が目覚ましい活躍をしており、カービィシリーズにおけるレギュラーキャラとしての地位を確立している。このように、ワドルディはカービィシリーズの顔とも言える存在で、キャラグッズも多い。このバトルではカービィが敵対ボディを務めるが、アニメ版『星のカービィ』ではカービィがワドルディに変装する回があった。アタッカーとしては性能は高くないがサポーターの枠が3つあり、原作さながらのバリエーション豊かな戦いができる。レベル99で「バンダナワドルディ」に超化することができ、槍やパラソルといった武器を使いこなすイメージで、打撃アイテムがパワーアップする「アイテムヒッター」のスキルが追加される。 | |||
=== ワドルドゥ === | === ワドルドゥ === | ||
632行目: | 632行目: | ||
**追加ギミック: 電撃床(下の足場のみ) | **追加ギミック: 電撃床(下の足場のみ) | ||
*'''音楽:''' バタービルティング[for] | *'''音楽:''' バタービルティング[for] | ||
シリーズ作品の多くに登場するザコ敵。体はワドルディにそっくりだが、顔の代わりに大きな目玉が付いており、鞭のようにしなるビーム弾を出して攻撃する。カービィが吸い込むと「ビーム」能力をコピーできるが、まだコピー能力の無かった一作目から登場している。『夢の泉の物語』で一番最初に出会う能力持ちの敵であり、『スターアライズ』では「歴史的に最も最初にゲットできるコピー能力」の使い手として冒険に出かけた。『スーパーデラックス』以降は攻撃ボタンを押し続けてから放つ溜め技「はどうビーム」を使えるようになった。攻撃に当たると痺れるのが特徴で、『スターアライズ』のビーム能力は電気属性を持っている。 | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |