Wii U用 ゲームキューブコントローラ接続タップは、任天堂より2014年12月6日に発売された、Wii Uでゲームキューブコントローラを使用できるようにするための周辺機器。E3 2014に開催された公式トーナメントイベント「Super Smash Bros. Invitational」の紹介動画で発表、『スマブラWii U』と同日の2014年12月6日に発売された。価格は2,500円(税別)。
Nintendo Switchの『スマブラSP』でも引き続き正式対応しており、2018年11月16日にニンテンドー ゲームキューブ コントローラ接続タップが発売された。本体部のWii Uの印字が任天堂のロゴに置き換えられていること以外は、『スマブラWii U』期で発売された物と同一仕様になっている。なお、『スマブラSP』の発表以前からSwitch自体が同型の接続タップに対応していた。
接続タップ1台につきUSBポートが2つ必要。タップ2台で最大8人分のゲームキューブコントローラを使うことができる。Wii Uには前面と背面の2箇所に2つずつUSBポートが存在するのでそのまま使える。Switchではドックにポートが3つ(側面に2つ、背面内部に1つ)しかなく、本体のポートはUSB Type-Cのため、USBハブで増設する必要がある。
この機器はWii Uでは『スマブラWii U』専用となっており、それ以外のWii U用・Wii用・バーチャルコンソールのソフトでは一切使用できない。
Switchでは他のソフトでも使用できるが、ボタン数が不足している関係で正常に動作できない場合がある。
Nintendo Switchとの接続
『スマブラSP』の発表より前の2017年10月、Nintendo Switchの本体更新のバージョン4.0.1から接続タップに対応していることがユーザーから報告されていた[1]。
ホーム画面上での認識はNintendo Switch Proコントローラーと同じで、すべてのソフトでゲームキューブコントローラが使用できる。ただし、ZLボタンや-ボタンに相当するボタンなどが存在しないため、実際には実用性にはばらつきがある。『マリオカート8 デラックス』や『ポッ拳DX』のようなZL/ZRボタンを使用しない(操作がL/Rボタンと共用されている)ソフトなら問題ないが、『スプラトゥーン2』のようにタイトル画面から進むことすらできないソフトもある。
なお、ゲームキューブコントローラのZボタンはSwitchではZRボタンとして入力される。