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23行目: − 『星のカービィ』シリーズは「初心者から上級者まで」というコンセプトがあり、『スマブラ』でも変わらず、初心者に扱いやすく馴染みやすい性能のキャラクターになっている。特に原作から操作感があまり変わらない点、素直な挙動で復帰もしやすい点は、彼の大きな魅力の一つ。{{SP|アドベンチャー}}モードでも最初から使える唯一のファイターとなっているので、初めて『スマブラ』を遊ぶ人にはまずカービィから勧めてあげると良いかもしれない。+ + + − 空中で5回まで出せるジャンプと、相手の通常必殺ワザを使うことができるコピー能力が特徴。通常攻撃は癖がなく扱いやすいものが揃う。空中攻撃は発生こそ遅いものの後隙が少なく、半数は持続も長いので[[連係]]を仕掛けやすい。また、強攻撃も発生・隙ともに優秀。これらを活かした近距離のラッシュこそが最大の持ち味である。<br>+ − 必殺ワザはカービィの代名詞たる「[[カービィ (SP)/ワザ#通常必殺ワザ|すいこみ]]」が最大の魅力。うまく利用して相手のワザをコピーできれば、自身の立ち回りを大幅に強化することが可能である。ほかにも「[[カービィ (SP)/ワザ#横必殺ワザ|ハンマー]]」「[[カービィ (SP)/ワザ#上必殺ワザ|ファイナルカッター]]」「[[カービィ (SP)/ワザ#下必殺ワザ|ストーン]]」といった原作のコピー能力を駆使した個性的なワザが揃う。<br>+ − さらに、特筆すべき点として体の小ささがある。特に[[しゃがみ]]状態の姿勢は低く、要所で利用できれば打点の高い多くのワザをかわしつつ、反撃に転じることも可能である。<br>+ + + − 弱点は、まんまるな見た目通りのふっとばされやすさ。ダメージで優位を取っていてもあっさり逆転されてしまうこともあるので、相手の大ワザを通さないよう丁寧に立ち回っていきたい。また、手足の短さゆえにリーチが短い。特定のコピー能力を手に入れた場合を除き、普段はこれと言った[[飛び道具]]も持たない。機動力に関してもあまり高いとは言えない。攻撃のリーチの短さと相まって自分から攻めるのが難しく、立ち回りは一筋縄ではいかないものがある。<br>+ − 空中攻撃の発生と空中移動速度が遅いゆえに、空中戦もさほど得意ではない。ジャンプ回数が多い半面、その強みを十分に活かしきれていない点は非常に惜しい。さらに、連係向きの隙の少ないワザこそ揃っているが、[[コンボ|“確定”として攻撃が繋がる]]状況は意外と少ない。ダメージや撃墜を取る能力も控えめで爆発力が乏しく、立ち回りの要となる「すいこみ」もそう簡単に狙えるものではない。+ + + + − リスク覚悟で相手のワザを掻い潜ってインファイトを仕掛け、一度触ったら得意の連係や多段ジャンプを生かした復帰阻止で一気に攻め立てる、そういった技術と大胆さが勝利のためには求められてくるだろう。+ +
→ファイター性能
体を膨らませて空を自由に飛べる点と、飲み込んだ相手から特定の能力を得られる点が大きな特徴の[[プププランド]]の若者。
体を膨らませて空を自由に飛べる点と、飲み込んだ相手から特定の能力を得られる点が大きな特徴の[[プププランド]]の若者。
『星のカービィ』シリーズは「初心者から上級者まで」というコンセプトがあり、その操作性を再現しているため『スマブラ』でも変わらず初心者に扱いやすく馴染みやすい性能のキャラクターになっている。<br/>
素直な挙動で復帰操作もかんたんなため、初めて『スマブラ』を遊ぶ人にはまずカービィから勧めてあげると良いかもしれない。<br/>
事実、{{SP|アドベンチャー}}モードでも最初から使える唯一のファイターとなっている。
基本性能としては地上の通常攻撃は癖がなく扱いやすいものが揃い、特に強攻撃は発生・隙ともに優秀な素早さで常用していける。[[しゃがみ]]状態の姿勢が非常に低いため、打点の高い相手のワザを避けながら下強攻撃を当てられる。<br>
空中攻撃は発生こそ遅いものの後隙が少なく、半数は持続も長いので[[連係]]はそこそこ仕掛けやすく、着地しながら地上攻撃につなぐという近距離のラッシュを狙いやすい。また、ジャンプが５回も連続で使えるため、場外に飛び出し空中攻撃での[[復帰阻止]]を試みても自滅しにくい。
必殺ワザはカービィの代名詞たる「{{SPワザ|カービィ|通常必殺ワザ|すいこみ}}」が最大の魅力。うまく利用して相手のワザをコピーできれば、自身の立ち回りを大幅に強化することが可能である。<br/>
ほかにも「{{SPワザ|カービィ|横必殺ワザ|ハンマー]]」「{{SPワザ|カービィ|上必殺ワザ|ファイナルカッター]]」「{{SPワザ|カービィ|下必殺ワザ|ストーン]]」といった原作のコピー能力を駆使した、軽量級の範疇にとどまらない個性的なワザが揃う。<br>
[[通常ワザ]]の扱いやすさとは裏腹に、トリッキーな要素もふんだんに取り込まれた、個性豊かなインファイターと評せるだろう。
[[通常ワザ]]の扱いやすさとは裏腹に、トリッキーな要素もふんだんに取り込まれた、個性豊かなインファイターと評せるだろう。
ただし、操作に慣れて他ファイターと競争をし合うようになった段階で見過ごせない量の弱点が露呈してくる。第一に、体重が軽くふっとばされやすいことで、ダメージで優位を取っていてもあっさり逆転されてしまうことがある。相手の大ワザを通さないよう丁寧に立ち回っていきたい。<br/>
さらに体の小ささ・手足の短さゆえにリーチが短く、基本的には[飛び道具]]も持たない。扱いやすさの代償である移動の遅さとあいまって、自分から攻めても相手のワザに阻まれることがそれなりに多く、「すいこみ」でカバーすることも容易ではなくなる。<br/>
そして空中攻撃の発生や空中移動速度はことごとく遅く、「ジャンプ回数が多い」という強みを十分に活かしきれないのも非常に惜しい。<br/>
更に極めていくと、連係向きの隙の少ないワザこそ揃っているが、[[コンボ|“確定”として攻撃が繋がる]]状況は意外と少ないことがわかる。<br/>
よって、ダメージや撃墜を立ち回りの中で取る能力そのものが見た目の割に伸び悩み、潜在的な爆発力に乏しい。
軽量級の中では「勝ちにいくこと」よりは「負けないこと」を重視している、教習車的な性能を持つファイターだ。<br/>
リスク覚悟で相手のワザを掻い潜ってインファイトを仕掛け、一度触ったら得意の連係や多段ジャンプを生かした復帰阻止で一気に攻め立てる…そういった技術と大胆さが勝利のためには求められてくるだろう。
== 長所と短所 ==
== 長所と短所 ==